『るろうに剣心 北海道編』3巻 かつて若者だった読者に刺さりまくるんだな

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るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』(和月伸宏)3巻読了。

うひょー!懐かしき面子が出るだけでブルブル震えちゃうぜ。新キャラもグッド!

猛き戦闘者を求める劍客兵器は函館山占領に続き、樺戸集治監を襲撃! 北の大地を戦地とする劍客兵器の実検戦闘を阻止するため、闘うことを決意した剣心は京都御庭番衆・翁に連絡を取る。一方、斎藤は劍客兵器の求める“猛者”を選別し、招集をかけていた。慰霊碑・碧血碑の前に集いし者達とは!?

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『るろうに剣心 北海道編』3巻

私は電子版で購読してるんですけど、「北海道編」1~2巻では旧コミックにあった「宇水のモデルは桃白白」といった登場人物制作秘話が一切収録されてませんでした。しかし、3巻からは収録されるようになっています

ちなみに3巻収録の登場人物制作秘話は「其ノ六十二」となっています。元祖コミックは「其ノ六十二」緋村剣路などだったのでおそらく紙版には間に7人分収録されてると思われる。う~む…正直読みたいぞい。

剣心も薫も覚悟が出来てる

も(しもの時は)剣路は私がちゃんと育てるから

薫の父親探しのために北海道までやって来たはずが、再び闘うことになってしまった剣心に「心配しないで」「も」と言葉を飲み込み「剣路は私がちゃんと育てるから」って続けた薫の真意を見抜く左之助であった。

間にある言葉は「も(しもの時は)」息子は自分ひとりで育てるからというもの。剣心はこの闘いで死ぬかもしれんが覚悟は夫婦で出来てる。そこで左之助が思い出したのが元祖246幕「答」の剣心の境地でした。

前妻巴は笑ってくれて現妻薫は…

元祖246話の「答」をここで挟むか

「剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!」

それが拙者が見出した答でござる!!

この剣心の「答」は縁戦だけでくなく、「より一人でも多くの笑顔と、より一つでも多くの幸せをこの世に灯すため」人生を賭して闘って完遂するって導いたものです。

劍客兵器は新たな敵で剣心の過去とまったく関係ないが「この闘い」の続編なんだなぁって思うね。この誓いは笑顔と幸せのために「不殺」の闘いを続けるだけでなく、その果てが自身の「死」かそれとも「別の形」かのアンサーが北海道編で出るのだろうか。「別の形」を見たいな。

良い意味で元祖のエピソード拾って深みを出してくるのう。

それでいて「剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!」は含みが満載でした。

なぜなら、ずっと剣心の中で無表情だった前妻・巴がこの「答」を出して笑ったからなり。

元祖235話

「ずっと剣を振るい続けてきたよ」→「知っています(無表情)」

(剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!)

「これからも多分剣を振るい続けていくよ」→「はい(笑顔)」

拙者がこの答にたどり着き目覚めようとした時、巴はやっと笑ってくれた…。縁、お前に見える巴は今も笑ってくれているのか…?

一生誰かの笑顔と幸せのために不殺で闘い続けけいてくって決めたて笑った前妻を思い出すかのようにグッとくる薫の笑顔だったんだな。

薫の笑顔に胸が熱くなったんだ

同じような状況下で笑って見せる現妻・薫。

元祖246話の「答」はようするに「死ぬまで闘う」「闘いの中で死ぬ」の裏返しなんだ。それを踏まえて前妻のように笑ってる薫にグッとくる。元祖の巴の笑顔にも深みを出す。あれ?この前妻と現妻の笑顔って「良い意味」なのかと。

それでいいのか?

それでいいってニュアンスでもある。でもやっぱり、この剣心の「答」の果てには「別の形」があると思う。ハッピーエンドをご所望致すでござる。

兵どもが夢の…続き

11話

瀬田宗次郎キター!

安慈キター!

〇〇〇キター!

なんてオールスター感なのでしょうか。るろ剣の良いところはあんまりインフレし続けないことが上げられる。つまり、かつての強敵もいつの間にか雑魚となるって現象がない。「十本刀」が最前線に来ても問題なし。

震えるほどに熱いメンバーが終結してるぞい。ついでに張と鎌足と蝙也まで!まあ、この3人が戦力になってもそれはドラゴンボール超の亀仙人見てる心境になるかもしれん。強さや設定作者が忘れてはいけない。果たして活躍して読者が「うおおお!」となるかと言えば答えは沈黙なり…。

こんな奴ら出すなら弥彦連れて来いと思ったり思わなかったり。

こいつら活躍してもそれはそれで劍客兵器とは…となったりしないだろうか。

だ・け・ど!

元祖のもうひとりの主人公の参戦フラグ

いずれ呼ぶコトになろうが今は暫し…

おろ?

リストラされたかと思ってたら弥彦の参戦フラグ立ってますね。

こいつは楽しみだ。なんかすごそうに登場した「十本刀」の一人なんて雑魚だった頃の弥彦にやられてるしな。やはりるろ剣の続編ならどう考えても弥彦を参戦させなきゃ詐欺だよ。

斎藤一ではない(?)

哀・戦士

拙者や敵の前ではいついかなる時でもまとっていた、今にも牙を突き立てんばかりの静かな殺気。その殺気が―…

久々に再開した斎藤と剣心。

実は、この続編で再開は無いと思ってたんですよね。

というのも元祖で緋村抜刀斎でなくなった剣心なんて興味ねぇわ!決闘すっぽかすわ!って斎藤は言っており、剣心のナレーションでも以下のように名言されていました。

元・新撰組三番隊組長斎藤一

牙を持つ最後の狼はこうして拙者の前から永遠に姿を消し去った…

二度と共有することのなかった一つの正義…

悪・即・斬の正義と共—…

二度と「牙を持った狼」「斎藤一」は剣心の前に姿を現さなかったと。

だから3巻で再開したのは「は?」と思ったものです。

おいおい!?

和月先生は自分で描いたこと忘れたのかよって。

しかし、どこか哀愁を漂わせ、牙が無いって比喩した斎藤の後ろ姿になんともいえん納得する部分もあるんですよね。ああ…これはもう牙を持った狼ではないと。二度と剣心と再会することがなかった「斎藤一」ではないんだなと。

だから元祖『るろ剣』と矛盾してるわけではない。剣心の前で「斎藤一」はもう一生会うことなかった。こいつは「斎藤一」でなく「藤田五郎」なんだなって。それがイコールで弱体化するかといえば、おそらく違うはず。

「人斬り抜刀斎」が「緋村剣心」になって弱体化って?答えはノーでしょう。きっと二度と剣心の前に姿を現すことがない「斎藤一」が「藤田五郎」になってしまったとしても…って思うね。新たな斎藤…いや、藤田にご期待下さいって前振りと見た。

※追記

斎藤一が剣心の事を
『抜刀斎』ではなく
『緋村』と呼んだ。

これは、誤植なのか意図的なものなのか。

最早、斎藤一の中で『人斬り抜刀斎』は
死んだ。
元祖の方で決闘をすっぽかした時も、
張に対してそんな事を言ってたし。

つまり刀があろうが無かろうが、
もう斎藤は剣心に向けて『静かな殺意』を
抱く事も無い

そういう意味で、牙を持つ狼は剣心の
前から姿を消したのでは、と。

コメントより

おっさんたちのキャキャウフフ

おっさんたちさぁ…

なんかきららジャンプしてもおかしくない青春と仲良しがあるんだよなぁ。かつてはガチのマジで命の取り合いしてたええ年したおっさん共のキャキャウフフがすっげー胸に響く。あの剣心と斎藤がピクニック(?)してるんですよ。

おっさんになってしまった自分にはとんでもなく突き刺さるワンシーンである。久々に再開すれば命を取り合ったりしたのに、もう今ではみんなおっさん。若かった頃と一味違うアレコレがあった上でのキャキャウフフです。

もう、人斬り抜刀斎でなく緋村剣心。もう斎藤一でなく藤田五郎(多分)。もう〇〇でなく死にぞこないが一人。立場も違っている「古い友」…熱すぎるんだってばよ!もう若くないおっさんにの読者に刺さりまくるんだな。

また、弥彦だけでなく懐かしいメンバーの再登場まで含みを持たせている。まだガチの一戦すらしていない序章なのでめちゃくちゃ盛り上がってきております。続きが楽しみです。まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    斎藤一が剣心の事を
    『抜刀斎』ではなく
    『緋村』と呼んだ。

    これは、誤植なのか意図的なものなのか。

    最早、斎藤一の中で『人斬り抜刀斎』は
    死んだ。
    元祖の方で決闘をすっぽかした時も、
    張に対してそんな事を言ってたし。

    つまり刀があろうが無かろうが、
    もう斎藤は剣心に向けて『静かな殺意』を
    抱く事も無い

    そういう意味で、牙を持つ狼は剣心の
    前から姿を消したのでは、と。

  2. 匿名 より:

    そろそろバトルの一つぐらいしてほしい

  3. 匿名 より:

    へんやも鎌足も、ついでに才槌も活躍不足だから、ぜひ名誉挽回してほしい

  4. 匿名 より:

    〇〇○さんの池田屋押しが大好き
    ただこの人はゴールデンカムイのキャラのほうが圧倒的すぎでなぁ・・・
    まあさすがに敵サイドのボスまで「かぶる」とは思わんけど
    (ゴールデンカムイがなければ可能性はあったよね)

  5. 匿名 より:

    本当は幼女を描きたいんだろうなあw

  6. 匿名 より:

    前記事でるろ剣コメント書いた物です
    失礼、今月でしたですね
    本当に意外なメンツまで出てきてうれしい次第
    ガキンチョ弥彦に完敗したメンツが出てきたことには驚きましたが笑

    斉藤一再会は同感ですが、佐の助も大陸に渡って馬賊になり、西部劇漫画登場予定だったはずなので、再会してなかったような
    パラレルワールドでの話ですが、アニメでの死別でも回想で出てきただけだった記憶

  7. 匿名 より:

    「今の斎藤は牙を持つ狼ではない」というのは面白い解釈だとは思う。
    ただ、前に「炎を統べる」の中で「由美も見たことがない」はずのカグヅチを「由美の目の前で」使って、「設定は覚えてたけど読者が見たいのも自分が描きたいのもこれだった」と開き直ってた作者なので、今回も「覚えてる上でこっちの方が盛り上がるから」と敢えて設定を無視したんじゃないかな。
    意地でも「剣心と斎藤は再会しない」設定を引きずって不自然に出会わない展開になるよりは確実にこの方が面白いので、もしそうだったとしても英断として評価するけど。

  8. 匿名 より:

    斎藤と剣心が再開することはあっても、「壬生の狼」と「人斬り抜刀斎」が再開することはないんやなってね