『UQホルダー』16巻が発売されました。
ここ最近の『UQホルダー』めがっさ面白いですね。やるじゃん赤松健先生(謎の上から目線)!
「俺達なりのハッピーエンドを今から見せてやるぜ」。ネギと雪姫達の物語を目撃し、決意も新たな刀太。その時、戦力が手薄になっていたUQホルダーのアジトに刀太の“妹”・カトラスが忍び寄る! 迎え撃つのは甚兵衛と源五郎。しかし、時を操るカトラスの能力を前に、次第に圧倒されていく……。
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別マガへ移籍してからは連載で追ってなくコミック派になったんですけど冬眠中に出た15巻が表紙の通り『ネギま!』好きにクリティカルヒットするかな。ようやくネギまの完結かな。で、16巻は再スタートとして俄然盛り上がってきましたね。
とりあえず今更ながら15巻の感想を書いておく。
『UQホルダー』15巻は『ネギま!』39巻
告白しなさい!ちょうど卒業式だし!
『ネギま!』最終回といえばかの浦沢直樹大作家もビックリの全てを放り出してぶん投げて終わらせるというアレな終わり方をしました。アマゾンの38巻レビューなんか顕著ですね。ボロクソにぶっ叩かれてます。
やれ「途中何冊か買い忘れてしまったか?」「すっ飛ばされた話しが多い」「不完全燃焼」「これは酷い…」とニセコイ最終巻並みに酷評されています。まあ仕方ないでしょう。風呂敷広げてダイジェストに終わらせたんだもん。
そんなファンに大きな傷跡を残した『ネギま!』ですが、『UQホルダー』15巻で見事にネギを終わらせてくれました。私は以前『UQホルダー』は彷徨うネギまファンを成仏させてくれるのではないかと書いたが、本当に成仏させてくれた。
『UQホルダー』は前2作をオーバーラップさせているので、彷徨える赤松チルドレンを成仏させてくれるのではないか…。特に『ネギま!』のせいで燻って彷徨ってる赤松チルドレンが行き場を失った今こそきちんと卒業する。そんな淡い期待がある。
『ネギま!』でぶん投げられた「ネギは誰が好きだったのか?」「ラスボスとの決着」をUQホルダー15巻で見事に回収!これは『ネギま!』39巻と言っても過言ではありませんでした。
ネギまの顛末を描いたー!
15巻を読んで猛烈に感動しましたね。好きな人に告って、ラスボス倒して奇跡が起こってハッピーエンド。ついに『ネギま!』完である。まあ、自分のケツを自分で拭いただけではあるが…。
それにしてもネギくんの好きな人はビックリですね。以外すぎる。ニセコイで例えるとつぐみぐらいのポジションじゃん!『ネギま!』ファンだった人はUQホルダー15巻読んでからこっから先どうぞ。
オーケー?
やったね!長谷川千雨ちゃん大勝利!
千雨と結婚!?
ええぇぇぇぇぇぇ!?
ネギが好きだった人が千雨もビックリでしたが、旧『ネギま!』でダイジェストで飛ばされた本屋ちゃんと夕映きちを卒業式に振るイベントまで描き、最後に少年ネギくんは千雨にカミカゼ特攻をかますのでした。そして撃沈!からの結婚!
ちょっとビックリ展開の連続ですね。てかさ、千雨なんてネギま最終回のダイジェストで「大学卒業後ガチ引きこもりのネット廃人に」とか書かれてましたからね。それが紆余曲折あってネギくんと結婚したんだってさ。さらにエヴァちゃんもハッピーエンドを見せてくれた。
なぜ最初から、『ネギま!』39巻としてこれを描かなった!それでも長い間彷徨っていたファンは成仏することができた。ぶん投げられた顛末をきちんと描いたのである。これを読んでネギまの最終巻を読むと、ブチ切れ最終回があら不思議。とっても感動的なものになりますね。
すごく良かったです…。
『ネギま!』ラストのせいでファン達は今なお成仏できずに未練たらしく彷徨っていたから。「さまようよろい」ならぬ「さまようネギまファン」ですね。はい。ドラクエのテキスト風に書けばこうです。
さまよう『ネギま!』ファンがあらわれた!
…なんと自分だった!
UQホルダー Stage.140
赤松健はハッピーエンドをとなえた!
ネギま!ファンは まんぞくそうにじょうぶつした!
ついに「ぼくたち」「わたしたちは」「「本日ネギまの呪縛から卒業します!」」。
『ネギま!』が終わってから5年以上経過して、ついにようやく最終回を描いたのである。光る風を追い越したら何が待っているのかな?カラフル☆ハッピー☆エンドに会えたでござるの巻きですよ。
じゃあ、『UQホルダー』でなく最初から『ネギま!』でやれよって意見もあるでしょう。おっしゃる通りです。その気持ちは分かる。だがしかーし!この結末を『UQホルダー』で描いた意味は確かにある。
そして伝説がはじまった!
『UQホルダー』は並行世界
ネギま最終巻の謎ポエム
今一度
これもまた
ひとつの可能性の物語
それはおそらく
もっとも幸福な世界―
『ネギま!』38巻で353時間目「進め未来へ」の後に収録されてたポエムです。
当時これを読んで、なにをふざけたラストを意味不明なポエムで誤魔化してんだよ!これがひとつの可能性の物語?もっとも幸福な世界?寝言は寝て言え。こういうオシャレなポエムが許されるのはブリーチだけなんだよ!と思ったものですが…。
現在の『UQホルダー』を読むと、このポエムが意味があるものだったと気づく。元祖『ネギま!』の世界軸はガチのマジで「それはおそらくもっとも幸福な世界―」だったからである。なぜならUQホルダーとは違う並行世界の話だったから!
『UQホルダー』、アスナチートが無く刀太が生まれた世界
『ネギま!』、アスナチートで奇跡も起こり刀太が生まれない世界
と別れてるわけですね。
まあ細かいことは抜きに、『UQホルダー』はネギまの並行世界で違った未来のお話だったわけです。だからこそあの意味があったポエム、ネギまのENDの「それはおそらくもっとも幸福な世界―」が面白いね。効いてくるね。
だってそのハッピーエンドは「おそらく」ですからね。
故に、ひょっとしたらもっとハッピーエンドがあるかもしれない!
刀太のいない世界(おそらくもっとも幸福な世界)
こっちは裏技なしで見せてやろうじゃねぇか
俺たちなりのハッピーエンドをよ
(それは「おそらくもっとも幸福」以上の世界?)
『UQホルダー』でネギまを完結させて最高のハッピーエンドを描いてしまった。「それはおそらくもっとも幸福な世界―」ってポエムがその通りだった。しかし!しかしである!ネギまENDはあくまで「おそらく」最も幸福ENDですしおすし。
刀太なら、さらなる幸福ENDを見せてくれるのではないか?
そんな期待がある。盛り上げてくれる。
旧主人公である祖父(ネギくん)の見せたハッピーエンド!『UQホルダー』を描くならね。そりゃ孫の、現・主人公が超えなきゃいかんだろ。徳川家康の伊賀越え、関羽の関所越え…そしてまた歴史に新たな伝説が刻まれるのだ。刀太のネギくん超えである!
『UQホルダー』のハッピーエンド
お前の考えるハッピーエンドとは何だい?
そんなの決まってんだろーが!
ネギくんが見せてくれた最高のハッピーエンドを超える超最高のハッピーエンドだよ!
全て救う。モブの人たちも。主要人物も。問題はエヴァちゃんだけどな。刀太がキリヱだとエヴァちゃんはどうなるんだろ。
もう完全にキリヱが正ヒロインとなってしまったので、エヴァちゃんにネギくんを上げたいっが…。ネギくんは本屋ちゃんと夕映きちしかないからなぁ。『ネギま!』を超えるハッピーエンドなら仕方ないね。故にエヴァちゃんが余る。もうナギひい爺さん死んでるんだよね?
よし!キリヱとエヴァちゃん2人とも刀太が面倒みよう。両成敗でなく両正妻でいいじゃない(ゲスの極み)。なんなら花梨先輩も責任を持って貰おう。キリヱもエヴァちゃんも花梨先輩も幸せにする。「ザクシャ・イン・ラブ」を超える「ヒロイン・みんな・ラブ」である。
これなら千雨を幸せにしたネギくんを超えられるな!
最高のハッピーエンドが見えたぜ。いけるやん!おっとその前に目先だな。
お兄ちゃん力が試されてる
妹・カトラスちゃん
妹のカトラスちゃんは相当病んでしまってるのう。遥か先のハッピーエンドを紡ぐ前に、目先のこの子を救ってあげなきゃね。つまるところ、刀太のお兄ちゃん力(ぢから)が試されているのです。
どうもカトラスは世界を救うとかそういうのでない様子。虐げられた半生を歩んできたのか「勝者の側にいる奴らにツケを払ってもらいたい」と動機が歪みまくってます。まずは彼女を救って、病んでる妹からの脱皮でペロペロできる妹にしよう。
ネギくんの見せたハッピーエンドを超える第一歩目は妹をデレさせるだな。うん。
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- はじめの一歩
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- 魔法先生ネギま!
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コメント
オサレポエムで師匠越えする逸材はそうそう現れませんから!w
思い出すと悲しくなるのでもうニセコイの話題出さないでください
ネギが好きなのが千雨は意外でしたか?
ネギとの心の繋がり方というか、ある種の全人格的な相互理解は千雨が圧倒的に抜けていたと思ってました。他の娘たちが恋に恋したり、もうちょっと進んで本当に恋したりという中、ひとりだけその先に進んじゃってる感じ。
全編通して要所要所でネギの一番深いところは全部千雨が攫っていったという印象で、パートナーというなら彼女以外は考えられないと当時からの感想でしたね。
確かに納得の展開ではありましたがまだまだ多くの伏線や未公開エピソードが放置されたままなのと3-A生徒約半数の掘り下げ、母アリカ姫の安否等の多くの問題が残ったままなので正直終わったという感じはしません。(桜子なんか赤松先生自身がこれから原作にもパクティオーカードが登場すると明言したにも関わらず未登場)
実際にネギの不死化と明日菜100年(延長して130年)の眠りによってBAD END後の世界であるUQが誕生しており、歴史改変を行わなければラスボスと戦う前からどん詰まり状態だったのが伺えます。
ネギちうペアは言われてみれば確かに!って感じ納得でした
魔法世界に付いて行った行かなかったは出番的にメッチャデカイ要素でしたが
最初にネギくんと合流できた事も結果としてヒロイン的にめっちゃでかかったんだろなーと
個人的に神にーさまとちひろペアぐらいしっくり来ました
千雨は納得だったなぁ、能力も何もないのに精神的に超支えになってたからね。
それはそうとカストラではなくカトラスですよ、妹。
連載中編集から、編集が売り込んできたセンターヒロインエンドにしろと言われていたんで、結末をぼかして終了させたんじゃないかな。
今は別作品の脇役の話なので、特に文句も言われないと。
ヤマカムさんが、ネギの思い人が千雨ってのは意外、というのが意外
ネギが唯一、”精神的に”頼って尊敬してた女の子じゃなかった?
まあ、そんなこと言っても詮無いが
カトラスが眼帯中国人と結婚して鈴音が生まれるのかと思ってた
すごく感動したよ・・・すごく!