『よふかしのうた』おい！見てるかサヤちゃん！お前を超える逸材がここに居るんだ…！

 

『よふかしのうた』はじまったな！（挨拶）

 

長かった北海道編も終わって日常回に戻るかなぁと思ってたら、ナズナちゃんがはじまってた。そうきたか。ニヤリング指数が赤丸急上昇なのと同時に物語の転換期でもある（ような気がする）。

 

※サンデーうぇぶりなら『よふかしのうた』が基本無料で読めます。

 

ナズナちゃんの乙女覚醒

ぅあ…（169話）

 

ナズナちゃん乙女覚醒！！

 

なんかハルカとの約束の義務デートを楽しむ様子を見て「ちょっとなぁ…」と、ラブコメではヒロインは他の男と仲良くして欲しくないあのもやっとした感情が出た…と思ったら兄妹という結論に落ち着いたのはなるほど。

 

ナズナちゃんはハルの娘で、ハルカはハルの子眷属なのでキョーダイ。この落としどころは見事。

 

で、ナズナちゃんは北海道から帰って来てコウとまだ一度も会ってなかった。会うのを躊躇ってるんですよ。親友のマヒルが亡くなったのを気にかけてるのかなぁ…と思ったらそうではなかった。複雑怪奇な乙女心だった！ひゃっほー！

ナズナちゃん可愛すぎる件

…あー…これヤバいかもなぁ…（170話）

 

確かに恋心を自覚して乙女覚醒したナズナちゃんの可愛さはヤバイ。

 

多くの読者がナズナちゃんが惚れることを待ちわびていたのでガッツポーズしてしまう。本当にニヨニヨが止まらん。

 

思わず頭をクシャッとして、心の中の安西先生が「それだ！！」とカタルシスを満載にしてましたね。

 

お、以外に素直…！

 

おい…見てるかサヤ師…お前を超える逸材ここにいるのだ！

 

恋する乙女となったナズナちゃんのファインプレーが止まらない。ハツカ（男の娘）が変化にき気付いていました。ここからどんなドラマが生まれるのか。

 

 

2つのドラマが想像できる。

美少女わんさかドラマ

ナズナちゃんは平常心を装うとしてます。ハツカにバレてたけどそれだけでは収まらない。はじまるんだよ！誰も見たことが無い新しい時代が！

 

それは恋愛頂上戦争です。

 

なんやかんやでコウはここまでハーレムランドの基盤を築いている。ナズナちゃんだけじゃないんだよ。フラグを立ててきたのは！

第2ヒロイン・朝井アキラ

君は夜守くんのことが好きなのかい？（108話）

 

コウの幼なじみのアキラは第2ヒロインなのは間違いない。おっぱい大きい。探偵さんのコウが好きなのかと聞かれたらめちゃくちゃ取り乱しながら否定してました。慌てすぎである。

 

第3ヒロイン・ススキ

120話

 

ススキぴっぴ最強を目指して誰にも負けない自信があった。しかし、半吸血鬼のコウに負けたことで「（敗北の）初めてを奪った責任を取ってもらう」とゾッコンラブラブアタックをかますようになるのです。

 

『らんま1/2』のシャンプーみたいなヒロインである。好意を前面に押し出して好き好き大好き！の言動は負けヒロインのそれだと歴史が証明してます（檜山ひかる、シャンプー、磯崎泉、北大路さつき、橘万里花、中野一花）。

 

ススキぴっぴの勝ち目はゼロだろう。でも頑張って欲しい（暖かい目）。

第4ヒロイン・浅倉さくら

34話

 

コウが告白されたフッてしまったことで登校拒否の原因になったさくらちゃん。ある意味では最初にコウを好きになった第一ヒロインと言えなくもない。修学旅行でよい感じで友達になってたけど、ヒロインレースとなると外せない裏本命です。

 

どうでもいいけど、サンデー作家はヒロインの苗字「あさくら」、名前「めぐみ」って付けるの多すぎ。あの作家のあの作品に惹かれてサンデー来ました感を出してるのでしょうか（←本当にどうもでいいな）。

 

もっと言えばジャンプ作家はひらがなの「っ」でなくカタカナの「ッ」出す作家大杉。アラフォー～アラフィフなら分かるけど。『ワ○ピ』『ナ○ト』の影響か（決めつけ）。10代～20代の作家でひらがなでなくカタカナの「ッ」多用は原典知ってんの（←本当にどうもでいいな）。

 

第5～6ヒロイン・みっちゃん＆さっちゃん

みっちゃん（138話）

 

さっちゃん（141話）

 

男！夜守コウ！脇役とバッチリフラグを立てまくるの図！

 

実質、コウを東京拒否に陥れたみっちゃんさんとさっちゃんさんともサンデー読者の約8割なら理解できるフラグの立ちっぷりと満了期っぷりよ。

 

さくらちゃんのフレンズの嫌な女子から一変して、修学旅行でフラグを立てまくって、コウに思うところがある様子が描かれてる。これで惚れてなきゃ詐欺です。もうコウの良さ味を分かってドキドキ乙女になるのは確定的明らか（マジで）。

 

この2人のヒロインレースに参戦する資格は十分です。ススキぴっぴ以上に勝ち目ゼロですがね…。

 

すごく美少女わんさかラブコメの基盤をこれまでで築いてきてる。そこに本命のナズナちゃん参戦は「うおおおおお！」としか言いようがない。

 

可愛い女の子たくさんのハーレム系ラブコメとして、ド本命ヒロインのナズナちゃん参戦はラブコメ頂上戦争と言うに相応しい。オラ、こんなやない時だってのにニヤニヤ（ドキドキもしてる）してきたぞ！

物語的に終幕近し

…と、ラブコメ的な展開でしばらく引っ張って欲しい願望ありつつ、ナズナちゃんがコウに恋したことで物語はどう転んでも終幕に近くなってる。悲しいけどコレ吸血鬼漫画なのよね！

 

164話

 

否が応でも答え合わせしなくちゃいけない！

 

マヒルと菊さんは日出と共に消えた美しいENDの答え合わせにも直結してる。キクさんは本当に人間になれたか？キクさん＆マヒルは何故死んだのか？と。

 

当ブログの見解は既に記事として出してる。

 

 

2人とも消滅した、あの綺麗な読者に解釈委ねたENDの答え合わせが来る予感しかしない。ナズナちゃんが鬼の可愛さを発揮してる初恋乙女モードである。吸血鬼が人間に恋をする…それはハッピーかアンハッピーか？

吸血鬼は恋した相手の血を吸うと…？

吸血鬼が人間に恋をしてしまうと？ノアンサーは作中で明言されてません。説は2つ並行しており、シュレティンガーの吸血鬼の恋状態となってます。

 

・あれ？知らなんですか？〝吸血鬼から惚れた人間の血は吸ってはいけない〟っていうルールがあるんですけど…。

（吸血鬼なら感覚的に分かるそのルールを破ると）その人間を殺してしまう！

 

私ね人間になりたいの。人として死にたい。ずっとず～っと夢見てきた。その方法は吸血鬼が人間に恋をして血を吸わなきゃいけない。私は君を好きになりたい。恋をしたいの。（158話）

 

ススキぴっぴが美味らしいコウの血を吸わないのはこれが理由。「惚れた人間の血を吸ったらその人間を殺す」という吸血鬼が持つ本能があるから。しかし、相反するキクさんの仮説「惚れた人間の血を吸えば人間に戻れる」がある。

 

マヒルとキクさんが消滅したのは、キクさんは人間に戻って、マヒルは幼少期に出会ったかけがえのない女性がキクさんだったと最後に気づいてしまい消滅（吸血鬼の弱点は人間だった頃の大切なもの）と考えたものです。

 

ニコさんの「吸血鬼として生きた時間を一気に経過させる」で、中世から生きてきた吸血鬼のキクさんは最後に人間に戻って数百年経過で灰になって消滅した説である。

 

しかし、これは作中で明確なアンサーを描写せず、読者の解釈に委ねてた。ゆえに、吸血鬼が人に恋したら、その人間を殺してしまうも並立する。キクさんは単純に寿命で消滅したという。

 

 

勘しいけどコレ未だにシュレティンガーの箱のように並行してるのよね。前者なら美しいラスト。後者ならただに悲劇。コトヤマ先生だと後者も十あり得るのよねぇ…。

今のナズナちゃんがコウの血を吸うとヤバイ

コウに恋してるって自覚してるナズナちゃんが血を吸うととてもマズイことになる。

 

 

寿命が尽きる寸前だったキクさんの死にっぷりは相反して無く並行せてるシュレティンガーのキクさんの死となってる。

 

コウに惚れたナズナちゃんが血を吸うと「人間に戻る」のか？「その人間を殺してしまう」のか？

 

まあ、ナズナちゃんは生まれ流れの吸血鬼で人間に戻る加算だとアラフォーになるけど当てはまるか分からんし、惚れた人間を殺してしまうもどうなんじゃろ。コウは吸血鬼で、普通に消滅しそうも無いし返り討ちにすらできるポテンシャルを持ってる。

 

儚くも美しく2人で消えたマヒル＆キクさんの消滅ENDの駒かい答えが出るかも。見たいような見たくないような。それは1話冒頭にも繋がる（ような気がする）。

 

 

まとめると、ナズナちゃんが美味しいコウの血を吸うのとってもまずい。並行するアンサーを導くことになるし、1話冒頭に繋がるなら悲劇ENDの可能性が非常に高くなるから。

 

今のナズナちゃんがコウの血を吸った瞬間に「人間になる（アラフォー）」か「コウを殺してしまう」ということになる。美味しくても我慢の時だぞ！

 

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