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『UQホルダー』、だけどいつか気付くでしょう!その背中には遥か未来めざすため羽根があること!

UQ HOLDER!(14) (週刊少年マガジンコミックス)

『UQホルダー』14巻読了。

マツケンさんは週マガ戻ってくればええのに。ジャンプじゃボルトは月1連載だし、ワートリも不定期だし、ハンターなんて気が向いた時に帰ってくる連載形態なので、別に『UQホルダー』が週マガで月1連載でもええと思うんですけどね。

さて、最初は硬派系少年漫画でしたが、気付けば萌え豚ご用達のあざとさ満載になった『UQホルダー』(褒めてます)。14巻も満足度高いブヒりっぷりでした。てかさ、もうこれ完全にやったね!キリヱちゃん大勝利!ですよ。

フェイトの術の効果が切れ、再び戦闘状態となった“ネギ=ヨルダ”と刀太達。ネギ、ラカン、カトラス……。最強・無敵メンバー達を前に、全敗必至の「UQホルダー」。窮地を脱出するため、神楽坂明日菜が告げた“37秒”を刀太達は持ちこたえることができるのか……!?

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14巻は前半部分が前主人公ネギ陣営との対決、後半がキリヱをペロペロするのみの話で、「燃え」と「萌え」の融合。これぞ『ネギま!2』と謳われるだけあります。何よりもキリヱですよ!完全に正ヒロインじゃん!

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キリヱが正ヒロインすぎる件

6

…そうよ…好き…悪い?

その告白は、今までよりも高く、美しい表情を描いた。

静かにしろい!この可愛さが俺を蘇らせる!何度でもよ…

い、言ったー!奇跡の逆転サヨナラ告白です。やったね!キリヱちゃん大勝利!あまりの可愛さにドキドキドキドキンコと鼓動がビートを刻んじゃうぜ。まさか、この緊迫した状況下で、こんなドッキンコ発言が飛び出すとはね…。

だって、前作の主要人物含むネギ(ヨルダ)一同と対峙して大ピンチのUQパーティーでしたから。圧倒的な力の前でほとんど全滅しかけてた中で、愛の告白とかスイーツ全開な展開をぶっ込んでくるとは恐れ入った。さすがマツケンだ。

シリアス一辺倒の中でこそ甘い甘いスイーツ展開は光り輝くと分かっている。まるで暗黒大陸に一筋の光が差し込んだようなそんなありがたみを感じるから不思議だ。その持って行き方も、刀太のピンチを身を挺して救うとか、ヒロインとして成長著しいね。

そして、括目すべきはマツケンさんは自分のケツを自分でふく事である。

自分のケツふく気や…

ネギとアスナ

前作『ネギま!』は色んなことを膨らませて膨らませて最後に全てブン投げるという、普通の読者なら「ふざけんな!」と思うような終わり方をしたわけであります。そのブン投げてしまったアレコレを赤松健先生は『UQホルダー』で拾ってきちっと明らかにする気の様子。

まさに自分のケツを自分でふくわけですが、それがスゴイなって。よくオタク界隈(特にインターネット)では「エヴァンゲリオンの前と後」という言葉があります。いわく「エヴァ後のセカイ系の物語はうんたらかんたら」とかそういうの。大袈裟すぎるけどねん。

あくまで個人の意見ですが、「エヴァ後」のアレコレを定義するとすれば「自分のオタク部分を出す」「なんか凄そうに見せる」ことの2点である。赤松健先生は、いわゆる「エヴァ後」の申し子と言えます。漫画界のエヴァですよ(個人の意見です)。

自分のオタク部分を出す

『ラブひな』より

かつて太宰治氏が自分の「恥ずかしい部分」を晒すことによって人々の共感を得たように、庵野秀明氏も自分の中の「恥ずかしい部分」を晒してオタクから支持されたのがエヴァである。ガンダムみたいな巨大ロボに搭乗し、こんなクソみたいな世界滅んじゃえ的な。年上のお姉さんと、同級生の無表情系やつっけんどんの美少女と…というオタクの妄想と願望の全部乗せ

そんな時代の後に大ヒット飛ばしたのが『ラブひな』です。まだ『BOYS BE…』『サラダデイズ』が、なんか美少女と両想いだったという非モテの願望を叶えてくれるのが主流の中でさらに一歩踏み込んで、冴えない男がただひたすらラッキースケベを傍受し、モテてモテまくったのである。

その根源は、今は滅んだ美少女ゲームの設定や展開をそのまま持ってくるというもので、完全に二番煎じとオマージュの集大成であるが、そもそもエヴァ自身だって二番煎じとオマージュで、当時はジャンプより売れてた週マガってメジャー誌でオタクの願望全部乗せし大ヒットを飛ばしたのである。

マツケン先生は、太宰治や庵野秀明がやった、自分の中の「恥ずかしい部分」(美少女ゲーム大好き)を全面に晒して大ヒットしたといって過言でない。

なんか凄そうに見せる

『ネギま!』より

いわゆる「エヴァ後」で最も顕著な事象は、「よく分からないけど凄そうに見せること」でしょう。別に作品名は出さんが、なんか深く切り込むと意味不明な抽象的ごまかしが頻繁に増えたのである。凄そうに見せ、奥行きがありそうで、高尚そうにに見せる系作品である。『ネギま!』はエヴァ的な高尚そうに見せるを取り入れた代表格でもあります。

あのな、「永遠はあるよ」で永遠が有るか無いかとか、「あっちの世界」がどうとか、そんな議論しててアホじゃないのかと。別にセカイ系とはなんて言う気はないけど、エヴァ後はアレすぎる。聖書がどうたら、世界がうんちゃら、宗教がなんちゃら、哲学はこうたら…と、衒学的にもったいつけて知識をひけらかすオタクを大量に生んだのです。

突き詰めれば「なんか凄そうな作品群」であり、『ネギま!』は設定や世界観などで奥行きが深そうな過ごそうにうに見せる事に成功したのである。まさに漫画界のエヴァ!本当は美少女のえっちぃシーンが大好きな萌え豚ご用達なのに、「バトル展開が…」「深い設定が…」「世界観が…」「シナリオが…」と免罪符を与えたのです。

悲しいことにヲタは、設定や世界観が深そうに見える作品に弱いのである。作り手が絶対にそこまで考えてないのに、凄そうに見せかけられると、勝手に持ち上がる生物。それがオタク!マツケンはそこを絶妙に突くことに長けてた。

そして、全てをブン投げてしまった。エヴァだって最後は逃げてしまったので正当な漫画界のエヴァと言っていい。漫画界でもっともエヴァ的な手法を使っていたのが赤松健先生なのです。

なのにマツケン先生は、自分で全てをブン投げて逃げてしまった『ネギま!』のあれこれを説明する気や!素直にすげーなって。もちろん『ネギま!』でやれよという意見もあるでしょうが、自分のケツを自分で拭くのはスゴイことだよ。

『ネギま!』の「2」というだけあって、きちんとブン投げてしまったことを明らかにするのは尊敬するね。マツケンは逃げずにやり遂げる気や…。もし、やり遂げればマツケンのエヴァ超えと言ってもいいでしょう。

もう我々はエヴァの前とか後とか有りもしない幻想から抜け出すべきである。ありもしない空虚で議論してどうすんだと。何か凄そうに見せブン投げて逃げることの終焉を迎えるべきだし、『UQホルダー』はいわゆる「エヴァの後」を終わらせる作品なのかとすら思ってます。

キリヱ派は大満足

キリヱ可愛いよ

私はご存じのように(?)、キリヱ派なので14巻の展開は大満足です。どう見てもキリヱが正ヒロインですからね。ただね、一筋の寂しさを感じてしまうのも事実です。というのも、自分が好きだったキリヱって報われる可能性が低かったこそなんですよね。

つまり、「キリヱ → 刀太 → エヴァちゃん」って相関図だったのが一番美味しかったんですよ。これが「キリヱ →← 刀太」になるのは望むところではあるものの、それをエヴァちゃんと夏凛先輩まで後押しするのはどうなんと思ったり思わなかったり…。

なんで応援してんねん!

大体さ、夏凛先輩はついこないだまで刀太に惹かれてたじゃん?そんなにアッサリと応援に回るのはどうなんだと。戦場に立てと。キリヱと対決してこそではないかと。あと、エヴァちゃんも大人の余裕キャラなんでしょうけど、ネギよりも孫の刀太にも…「キュン!」的になるべきじゃないでしょうか!

このままじゃキリヱのコールゴ勝ちじゃないか!勝手に応援してんじゃない。確かに私はキリヱ派だが、こんなとってつけたような勝利は望んでいない。求めてたのはエヴァちゃん一筋の刀太を横恋慕してたキリヱで、その上で勝利することですよ!

夏凛パイセンも、最近まで刀太に惹かれてたんだから、勝手に応援する立場にならず、真正面から戦えよ。キリヱ派が望んでるのは、みぞれや忍だけでなく、夏凛先輩も倒し、最後にエヴァちゃんも倒してのハッピーエンドなんですよ!

求めるのはこのまま自動的勝利ではない!

14巻を読んだ印象は、キリヱちゃん大勝利にしか見えんのです。しかし!しかしである!これでは『ニセコイ』における千棘と変わらんのだ。神(作者)の依怙贔屓による判決である。

あえて言いたい!そんなん望んでない!私自身はキリヱ派であるが、きちんとみぞれと忍と夏凛先輩に勝利し、最後にエヴァちゃんに勝ってこそではないだろうか?それこそがキリヱ派の望むことであり、作者の寵愛はいらん!正々堂々と他のヒロインを倒してこそである

エヴァを超えようという、マツケンがまさかニセコイにならんだろうか?私はそのことを懸念している。

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みぞれ、忍、夏凛先輩、そしてエヴァちゃんに勝利してこそのキリヱENDをやらんとニセコイの二の舞にならんだろうか。ただただ人気取れそうなので夏凛先輩は応援ポジションになったようにしか見えんのだ。それではいかんのだ。求めるのはキリヱちゃん完全勝利である。タナボタ勝利ではない!

「エヴァの後」としても、ラブコメの集大成としても、マツケン先生には依怙贔屓抜きでやり遂げて欲しい所存です。オス!

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コメント

  1. 匿名 より:

    UQ HOLDERはな……序盤の格闘路線が受けなかったから、前作の続編に回帰したのがミエミエなのがな……
    とある有名な、パソコン通信時代からの赤松作品のファンでさえ愛想を尽かしてしまった

    ところで、関西出身として疑問なのですが、「大袈裟すぎるけどねん」ってどの地域での言い回しでしょうか?
    (「大袈裟すぎるねんけど」ならわかりますが)

  2. 匿名 より:

    ブヒブヒ

  3. 匿名 より:

    >その背中には遥か未来めざすため羽根があること!
    全てを倒す真の力を秘めた最大の伏兵を
    お忘れなのかあるいはあえて書かなかったか?
    この14巻後に募集された公式応募券人気投票で
    2位キリヱにダブルスコア超え1位を取ったのはなんと九郎丸でした

    >とある有名な、パソコン通信時代からの赤松作品のファンでさえ愛想を尽かしてしまった
    赤松総研さんが感想を書くのを辞めてしまうのは相当…

  4. せい より:

    私的には、ギャルゲーでいうサブヒロインを全員攻略した後に、真ヒロインのルートが解放されるまでの、最初の一人だと思っております。(エヴァ派)

  5. 匿名 より:

    あんまり好きじゃないんだよなぁ
    展開があっちへフラフラ、こっちへフラフラ、今なにやってんだっけ感がすごい
    ネギまの続編でなければ読んでないと思う

  6. より:

    そういえばこんな漫画あったな

  7. 匿名 より:

    ネギまのバトル路線が好きだった身としては結構好きなんだけどね、UQ
    下手するとネギま本編より良いかもしれないと思うが、この意見は少数派だろうな
    現状の展開だと不評を買うのは仕方がないと思う

  8. 匿名 より:

    ラカンVSネギみたいな熱い試合が見られるならバトル漫画路線も全然いいんだけどね
    結局ラカンみたいな筋肉がないとバトルは映えないわ

  9. アルキュオネ より:

    「ハンターなんて気が向いたときに帰ってくる」………。
    それが! それこそが! その無責任で身勝手な態度が!
    いや、ジャンプ編集部がその態度を容認する事こそが、
    ジャンプ凋落の諸悪の根源の一つだと何故気づかぬ!
    目先の利益に目を曇らし、今の作品の将来性に賭けるよりも、
    過去の栄光のネームバリューに恋々としている!
    「ジョジョ」も「バスタード」も週刊連載から離れて、
    「ウルトラジャンプ」へ籍を移したのに、なぜに「ハンター」は
    たまにしか連載できないにも関わらず「週ジャン」に籍を
    置くことを許されている!? そんな今すぐの金になるもの
    ばかりが優遇されているから、新人達は自分たちの責任と
    期待を軽いものと考えてやる気をなくす!
    そしてそんな編集部の意識が伝わるから読者も新作に
    期待しなくなる。悪循環が続いていく!
    それを断ち切るには若者の将来性に賭け、育てる責任を
    大人たちが自らに課していくしかないのだ!
    ………..愚かなるハーレム系保守派達よ…..いい加減に気づけ。
    古き良きハーレム作品の影にしがみ付いている限り、
    ラブコメの世界は次に進めず枯死してまうという事を。

  10. 匿名 より:

    ラブコメ描写も面白いと思ってるけど、
    自分もこのマンガで最も好きな要素って
    王道的なバトル少年マンガの路線なんだよなw

    というか単純に刀太が主人公としてすごい好きなキャラ。
    だから最近ずっと続いてたネギ編最終章的な回想録は、
    シナリオは悪くなかったけど個人的に物足りなかったw

  11. 匿名 より:

    ジョジョは作者側から週間きついから月間移籍したいという話がでたからの移籍じゃなかったっけ

  12. 匿名 より:

    UQの場合みんな不死人だから恋愛観とか常人とは違いそう

    っていう免罪符があるからハーレムでもええんやで?