ほーいいじゃないか!
こういう角度でもいいんだよ!こういうのでも!
「戦車帝国」プレイしたのでレビュー記事です。
システム自体はオーソドックスな王道RPGです。がしかし、中世ファンタジーでもなければ人が魔法や剣で戦うわけでもない。絵面が違えばまったく違う味わいになるんですね。キャラは戦車です!
戦車で戦うRPGです。戦車でドンパチするとか男の子のロマンが詰まってますねぇ。
テンプレなのに新感覚
冷静に俯瞰して操作性やシステムを見ると、既存のスマホRPGのテンプレともいえる仕様です。
「スタミナ制」「ステージ制」「レベルや装備を強化する」「さくさくプレイできる戦闘」「キャラクターごとの強弱特性」「必殺技のカッチョイイ演出」…スマホRPGあるあるじゃないでしょうか。
だ・け・ど!
まったく既視感やテンプレという印象を抱かない要素があります。
なぜなら、キャラクターが人ではなく戦車だからです。
やべー!くそかっけー!
まったく新しいRPGに感じちゃうじゃないですか。
これは斬新だ!
フィールド上にあるステージに入って敵倒していって条件全部クリアすれば「星3」GETで、一部条件満たさなきゃ「星1」か「星2」になるという。
冷静に紐解いて分析して感想・レビューにシステム面を振り返ると既存の「あるあるRPG」そのまんまではある。
あるんだがプレイ中にそんなところ気にならない。
素で「うおー!なんて斬新で新しいゲームなんだー!」と感動してましたからね。システム面が同じゲームが溢れてるのにプレイした感動じゃまったく違いました。
新しい!これは新しいですぞー!
根本こそ同じだけど、味付けがまったく違うと全然別のゲームに感じる不思議。
このへんはあえて外す世界観に尽きる。「中世ヨーロッパ」「剣と魔法のファンタジー」…を「戦車」「大砲」にするだけで、180度違うゲームプレイ感覚になる。面白かったです。
絵面と世界観が違えば根本のシステムが同じだろうと新感覚を味わえるという典型ですね。
ガッツリRPGしてる
ホーム画面も馴染めるね。強化コマンドや各種イベントです。
「戦没」でストーリーモード進めます。
キャラを戦車にした王道RPGであるが、別にそこだけがウリってわけでもありません。
というのもRPGとして普通に面白いからなり。
キャラ…じゃなくて戦車の強化がめっちゃ楽しいです。
レベル上げるのには金貨、装備付けられ、装備品も強化できる…ってのは、仮に人間だったらオーソドックスRPGなんでしょう。
でも、この作業とええ感じの成長バランスと戦車によっての元の強さなんかはプレイしてて「頭脳・戦略・戦術」要素が満載で、素で楽しめます。
もしもこれが近代戦争や戦車がテーマでなく、中世ヨーロッパの人間キャラだったとしても楽しめたと自信をもっていえるぐらいロールプレイングとして完成度高いです。
王道システムで全てが高クオリティで作られてます。
架空の戦場
シナリオは架空の戦場です。
最初はニュージーランドやオーストラリア方面を「イギリス軍」と戦って陣地をぶんどるので、WW2をテーマにした枢軸国側なのかなって思っていましが、出てくる兵器も敵味方でアメリカ軍やソ連の戦車が入り混じってます。
自軍も当然ゴチャ混ぜだし、第二次世界大戦に使われた戦車がメインになって架空の戦争・戦場を戦っていくゲームです。とりあえず敵はブリカスっす!ボコボコにしてやるぜー!って感じ。
今回の包囲戦で反抗軍連盟は甚大な被害を被った。それによって連盟内部を三派に分裂。ある者は平和を取り戻す唯一の希望は正義と自由であると考えた。またある者は鉄と血の力を信じた。そしてある者は栄誉と道徳こそが世界を再建する術だと考えた。では、あなたの選択は?
とりあえず自軍は「反抗連盟」所属で3派にわかれたそうな…?。
シナリオ読んでもよく分からん大雑把なのも逆にええぐらいある。
ずばり、雰囲気だけです(褒めてます)。
なんかカッコイイ「っぽく」イギリス軍と戦ってるってふわふわした印象。漬物程度のストーリーという認識で大丈夫です。雰囲気大事!
RPGとして戦車ゲームとして最高やで!
むしろ、シナリオや世界観がふわふわしてるからこそ戦車RPGとしての面白さが混じりっけ無しで堪能できるといえるのだ。
既存のようあるRPGシステムなのにキャラや世界観を戦車バトルにするだけで斬新なのに、「強化、やり込み、バトル面」の完成度は極めて高いです。面白い。
ド迫力で大砲ぶっ放し合う戦車がキャラになったRPGです。
演出も装備や強化もグッドです。やりこみ要素もある。
俯瞰するとオーソドックスなRPGではある。しかし、世界観やキャラが第二次世界大戦の戦車というゲームです。その上、「強化・戦闘・迫力」といったものがレベル高い!それたが戦車で描かれるんだから熱いっしょ!クオリティ高いRPGです。