青騎士5号A、B読了。
頂きました。またまた「A」「B」の2冊になった。4号で1冊にまとまってコンパクト(と言っても分厚いが)になったなぁ…と思ったんですよ。そしたら5号でまた2冊セットになったでござるの巻です。
『青騎士』5号感想
つらねこ(熊倉隆敏)【A】
本日12月20日発売「青騎士」5A号にて新連載始めさせて戴きました。
重い話とかではないので気楽に楽しんで戴けたら幸いです~。宜しくどうぞ!「青騎士」第5A巻作品紹介「つらねこ」(熊倉隆敏)https://t.co/d1QmAQPkpZ pic.twitter.com/HlmIQnTWv6
— 熊倉隆敏 (@kmakra) December 20, 2021
ハルタ臭半端なかった青騎士がアフタ臭してきたぞ(良い意味で)。それもそのはず『もっけ』『ネクロぐ』の熊倉隆敏先生の新連載がはじまりました。
JCの知里ちゃんは町の御神木から2kmより先に行くことが出来ない生まれつきの「障害」の持ち主。そんな彼女の大冒険となる作品かなぁ…。範囲内しか移動できないのに大冒険とは異世界的なものへ行くのです。
やっぱ、熊倉隆敏先生の「田舎自然+妖怪+少女」の組み合わせ最強やね。グッとくる1話完結型の良いお話であった。バニーガール姿の知里ちゃんはグッときました。
歩み(カニムツヤ)【A】
「青騎士」第5A号作品紹介の第7回目は、カニムツヤ先生の読み切り作品『歩み』のご紹介です。#歩み #カニムツヤ #青騎士 #青騎士05紹介 #漫画 #マンガ #note https://t.co/E5t8GJ6RnC
— 青騎士 (@aokishimanga) December 14, 2021
3号でも読み切り掲載してた新人(?)カニムツヤ先生の読み切り。まだ読み切り2作しか読んでないけど、「キャラの表情」が半端ないって印象。
今作『歩み』は、中世っぽい世界観で靴屋の褐色美女が一つの靴を完成させるエピソード。台詞がラストの近所の人に対する「こんにちは!」のみである。
あとはひたすら靴を作る過程と彼女の生活を言葉が一切無く描かれる。靴を完成させる工程が淡々と…しかしながら職人のように描かれる。完成した靴の「起承転結」がキャラの動作と表情だけで完成されてる。
ピッコリーナ(大槻一翔)【A】
「青騎士」第5A号作品紹介の第4回目は、大槻一翔先生の新連載作品『ピッコリーナ』第1・2話のご紹介です。#ピッコリーナ #大槻一翔 #青騎士 #青騎士05紹介 #漫画 #マンガ #note https://t.co/O4oFt7R3Yi
— 青騎士 (@aokishimanga) December 14, 2021
どんなお話かといえば、例えれば「森薫拾遺集(AA)」のバニーガールの話をさらにグツグツ煮込んで濃厚にした感じの意味不明なのに最高にグッとくる話です(褒め言葉)。
集団のバニーガール軍団が屋台の焼き鳥屋にやってくる。カウンターそ下越しに見えるバニーちゃんのおみ足の描写、その一瞬を切り取った歴史的なワンシーンっぽい演出。
お胸の谷間や尻肉。バニーガールは芸術であると言わんばかりである(感涙)。そして始まりそうなロマンス。良すぎる。
ダブルロード(ゆーき)【B】
正式に今日から新連載!!
よろしくです~!!
「青騎士」第5B号作品紹介「ダブルロード」(ゆーき)|https://t.co/8N0V7Z3L5V— ゆーき:連載開始(Manga artist) (@yuuki999) December 20, 2021
クロエがメイドとして働く屋敷では盗難事件が頻繁に起こる。それは「ダブル」と呼ばれる半世紀前の禁術・古代兵器が目的と噂される中で、盗人のアレコレが明かされていく。
いいね。この二転三転する感じ!ニヒルにタバコが似合うクロエの「あっそ」「知らねーよ」の裏にある優しさ。そこに便乗するまさかの人物だったアイツ。出だしそう来たか!の面白さとワクワク感よ。期待大です。
あと表情がすっごい。顔が100の言葉よりも語ってる。台詞読まなくて、キャラの表情だけで全てが分かるってぐらいの素晴らしい表情です。
乙嫁語り(森薫)【B】
「青騎士」第5B号作品紹介の第5回目は、森薫先生の連載作品『乙嫁語り』第4話のご紹介です。#乙嫁語り #森薫 #青騎士 #青騎士05紹介 #漫画 #マンガ #note https://t.co/oLgcw4Z5DQ
— 青騎士 (@aokishimanga) December 17, 2021
アミルの兄・アゼルがお嫁さんGETするために馬比べ。競馬のようなレースと思いきや、「なんでもあり」なバーリトゥードへ突入していくのであった。
これまで『乙嫁語り』のお嫁さんは良い意味でチョロイのが特徴だったじゃないですか。一歩下がるというか夫を立ててるというか。攻略難易度低いというか。惚れてるというか。武闘派のアルミでもね。うわっ…!嫁たちの攻略難易度低すぎっ!?みたいな。
しかし、アゼルの嫁候補はおそらく作中でナンバーワンの攻略難易度の高さを誇ってる。ときメモで言えば藤崎詩織みたいな全て上回ったら恋人になってあげてもいいわよ?ぐらいの難易度の高さです。
逆に言えば、デレた時の破壊力は過去最高を叩き出すのは間違いないな(ニヤリ)。
この時代のアジアのお嫁さんたちの淑やかさがフィーチャーされてた(と思う)だけに、完全な真逆は新鮮でもあり思わず「ふつくしい…」と呟いてしまう。強い女を体現してる。
コメント