『葬送のフリーレン』125話:家族
ラダール強ぇぇぇ!!(挨拶)
これタイマンだったら首刎ねられてたで…。フリーレン様は37話で「魔法使いに11回負けた(魔族4人、エルフ1人、人間6人)」と言ってましたけど、魔法使いでなければ普通に負けることもあるのかもね。
作中じゃ最強格で大魔族かゼーリエぐらいしか負けることないと勝手に思ってましたが、魔法使いでない相手だと人間の戦士にも遅れを取ることもあると。良い話だった…。
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帝国の影なる戦士
魔力の隠匿に特化した戦士で構成される、対魔法使い専門の特務機関があるという噂は統一帝国の頃からあったけど、実物に出会うのは始めてだ。(125話)
帝国の「影なる戦士」はかなり歴史ある戦士でした。対魔法使い専門の特務機関でそれこそ統一帝国の事からあったそうな。
構成員は孤児院出身で幼少期から戦う事を教え込まれた様子です。名前は無く番号で呼んでる。ラダールの年上の仕事仲間は「11番(イレブン)」と呼ばれてました。
- 魔力の隠匿に特化
- 対魔法使い専門の特務機関
- 統一帝国の時代からある
- 孤児院出身で戦う事を教え込まれた
- 名前無く番号で呼んでる
年老いたラダールでこの強さなので、「影なる戦士」は対魔法使いの戦士として超有能ですね。今も存在してるか分かりませんが…。
全盛期の帝国戦力
帝国といえば「魔道特務隊」というのも触れられていました。
国境を警備する魔道特務隊を空いてしながら、帝国の国防結界を解除するのは、俺とソリテールが組んだとしても流石に骨が折れる(96話)
黄金郷マハトを持ってして大魔族ソリテールと組んでもヤバイ相手と語っていたのが「魔道特務隊」です。マハトは約50年前に封印されてて常識も50年前のものなので、「魔道特務隊」が現在もあるかは分かりません。
またフランメが鍛えた宮廷魔法使いも当時のフリーレン様より強いのがゴロゴロいました。宮廷魔法使いの強さが受け継がれてたら、一大戦力でしょう。
・100年前人類圏から孤立しても攻勢に転じる
・フランメが鍛えた初代の宮廷魔法使い系譜
・マハトも懸念する「魔道特務隊」
・対魔法使い専門「影なる戦士」
とはいえ、それは昔のこと。少なくとも50年前までは超戦力があっただろうが、今は見る影もありません。フリーレン様の認識では帝国内の治安は良かったのに、強い魔物が闊歩してて疲弊してる節が伺えます。
命令は約60年以上前
「(街道できるので)近いうちに任務終了の通達が来るだろう。」
「俺達の任務が忘れ去られて無けりゃな。もう30年以上も音沙汰なしで…」(125話)
ラダールの正確な年齢は分かりませんが、フリーレン様暗殺任務が下ったのは約60年前ですね。
30年ぐらい前に帝都へ通じる街道作られ峠道は意味をなさなくなりました。ラダールたちが潜伏任務して「もう30年以上音沙汰なし」と語る時期に街道が出来る。合わせてざっくり60年前かな。
60年以上前のフリーレン様は何してたかと言えば…?
50年間中央諸国を旅する(1話)
中央諸国を巡ってました。
帝国領には一歩も足を踏み入れてない。
アイゼンが抹殺リストに無いことから世界を救った元勇者パーティーだから危険視されたった理由ではないはず。なんでフリーレン様が暗殺対象になってるのだろうかマジで謎です。
(フリーレン様の命を狙う理由)知るか。そんなの俺が知りたいくらいだよ。(125話)
「影なる戦士」は自分達がなんの目的で存在してるのか誰の手足なのかも分からない。結局、フリーレン様抹殺命令の理由も明かされませんでした。
フワッとしたものでは断じてない
一級魔法使いたちが集い、新たな任務に就く新編開幕!帝都に潜む影と相対する魔法使いたちの“後日譚(アフター)”ファンタジー!
サンデーの次回予告である。
次回から新編に突入らしく、「一級魔法使いたちが集い」「帝都に潜む影」と煽られております。これって裏を返せば帝都には潜む影が存在するってことでしょう。60年以上前にフリーレン様暗殺命令があったというフワッとしたものでは絶対なに含みがあります。
- 60年以上前にフリーレン様暗殺命令があった
- 最強盤石だった帝都の国力が弱まってる
- 予告から「帝都に潜む影」がある
これらが全部繋がってる(ような気がする)。
やっぱ、前編のタイムリープであった奇跡のグラオザームが絡んでそうな気がするんよねぇ。
君の姿形が本当なのかすら誰にも分からない。顔を変え姿を変え人類の目を掻い潜りながら、いつの時代も生き残れるでしょうね。君は一度だって私達に素顔を見せてくれたことは無かった。それも長生きの秘訣なんでしょ?(117話)
グラオザームは顔を変え姿を変え人類の目を掻い潜りいつの時代も生き残るって意味深な指摘。1000年後の魔族って未来予知した全知のシュラハトの意志を受け継いでるっぽいんですよね。
グラオザームは生き残ってて帝国を衰退させてる元凶説!
亡きソリテールのアンサー?
本当は君を殺すつもりでこの地を訪れたの。でも私は君との戦いを恐れてしまった。私は自分の命を懸けてまで種を存続させようとするほど変わり者ではないの。(103話)
ソリテールたんの意味深すぎる伏線発言である。
ざっくり言えば、友達(魔王様)と同じ人間との共存思想のマハトはヤベー奴なんで殺そうと思って来たけど、七崩賢最強マハトともしも戦ったら…と想定したら勝てるか分からんのでビビっちゃったから組むと。
それは魔族の本質であると。その魔族(魔王もシュラハトも持ってたらしい)も内包してると。それだけ知ってくれればいいって含みの独白してました。
真意不明ながら「自分の命を懸けてまで種を存続させようとするほど変わり者」の対象は全知のシュラハトを指してるでしょう。
これは魔族の存亡を懸けた戦いであり、敗戦処理であり、千年後の魔族のための戦いだ。(89話)
シュラハトは何度も未来予知した末にこれが最善…千年後の魔族のためになると南の勇者との相討ちするの知っててこの未来を選択しました。ソリテールの言う「自分の命を懸けてまで種を存続させようとするほど変わり者」でしょう。
そんな変わり者シュラハトの意志理解してなくても「受け継がれる意志」であえて踊ってるのがグラオザームやからね。約80年前にヒンメルたち勇者一行が倒したって言われてるが、生き残ってて、帝国衰退&フリーレン様討ての元凶の可能性が微レ存。
今日も天気が良かった
(ポストを確認したラザールと妻)
「いい天気。」
「ああ。いつも通りのいい天気だ。」(124話)
(ポストを確認しなかったラザールと妻)
「いい天気。」
「そうだな。いつも通りのいい天気だ。」(125話)
前回を踏襲した同じやり取りでありながら明確に違ってるのはフリーレン様に生きた意味を自分で考えろって指摘されたからだろう。ポストの中身は確認しなかった。形骸化された命令なんてもう意味無いって事。
さらに日本の漫画はアメコミの真逆で「右から左に読む」ものです。つまり右は過去で左は未来です。サンデー作品でいえば『BE BLUES』の表現が顕著で、攻めるは左へ向かい、守るは右から攻められるって漫画文法。
「右は過去、左は未来」へ向かってると言える。ラザールがポストを見ずに、いつものお決まり文句のように「いつも通りのいい天気だ」と述べるのは、確実に未来に先に…、向かってる漫画的表現である。
ポスト(過去)を見ず、未来を見据えてる。それが同じやり取りでも方向が180度変わってる意味。ラザールは日本漫画の先(左)を向いて夫婦間でお馴染みのやり「取りいつも通りのいい天気だ」と言ったのです。未来を向いてたのです。
いつも通りの変わらないやり取り。でも全然違う。
ラザールは左向きになった…それは先へ…未来へ向いた描写そのものです。
いつもと同じようにいい天気だった。だがその向きは…向く方向は…心意気は…?ラザールが夫婦間でやり取りした「いつも通りのいい天気だ」と言うだけの紆余曲折がり、それは向くのが180度違った。そんなエピソードです。
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コメント
自分より魔力の劣る相手に11回負けた、なので同格以上の相手にはもっと負けているのかもしれない。