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『やんちゃギャルの安城さん』5巻感想 太ももの安城さんと鎖骨の豊田さん

やんちゃギャルの安城さん(5) (ヤングキングコミックス)

 

『やんちゃギャルの安城さん』(加藤雄一)5巻読了。

 

あー、もう最高なのじゃ。

疲れた現代人に一番効くクスリは可愛い女の子!ラブコメ!

それを体現するのが安城さんです。

 

真面目でクラスの中でも目立たない瀬戸くんには、なぜかいつもイケてるギャルの安城さんがいちいちエロく絡んでくる。いつもギリギリでドキドキする思春期ぴちぴちラブコメ!今回は瀬戸くんと安城さんにクリスマス到来!?

 

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『やんちゃギャルの安城さん』5巻

キャッチボール安城さん

やんちゃ55「安城さんはキャッチボールしたい」

 

キレイな投球フォームだな!

安城さんとキャッチボールすることになります。

 

もうね。最高の描写の数々でした。

何度も言うけど安城さんのキモはもも肉よ。

 

あまりの肉の良さが光ってなかなか次のページに進めませんでした。

マジマジと見つめてしまいましたわ。

 

野球という球技は、もも肉の旨味を引き立てるシチュエーションだったんだなと改めて教えてくれました。振りかぶって足をあげるシーンといい、投げた時の後ろ姿といい、ボール拾った時いい、絶妙で絶景なモモに饒舌うちます。

 

そういえば、プロ野球でも太ももがでかいと恵体とか言われていましたね。

これは安城さんにも当てはまる。

 

制服姿で投球するってだけで生唾ゴクリなのに、安城さんという至高のもも肉の持ち主がやればそれだけで最高のビジュアルとなるのだ。

絶品!モモ肉娘!

やんちゃ56「安城さんは寒くない」

 

今巻も加藤雄一シェフが人智のかぎりを尽くして、こだわりにこだわり抜いた料理が提供されている。

 

キャッチボール時のアクションといい、足を組んだり、よつん這いになったり、あぐらをかいたり、抱え膝座りだったり…。

 

モモ肉そのものの素材の良さを味わえる職人魂にほとほと頭が下がる。ごく自然と安城さんの足だけのコマも挟んでおり、たくさんペロペロできる親切設計なり。

 

で、どのポーズの安城さんが一番かと聞かれたら、オーソドックスにしゃがんでる姿なんだなぁ。普通すぎるけどさ。別名「うんこ座り」と呼ばれてるしゃがみ安城さんがやっぱり一番美味しそうです。

 

あれですね。色々と旅行した旅人がやっぱり我が家が一番と言い出すみたいな心境というか。高級料理を堪能しつくした美食家がごはんと味噌汁に行き着くとうか。基本でありますが、安城さんを最も美味しく頂けるのはしゃがんです姿だと思います!

 

もちろん、加藤雄一シェフは基本ポーズも絶妙だ。ただ安城さんがしゃがむだけでもあらゆる角度から描いてくれるので飽きさせない工夫もされている。正面から、横から、斜めから…。う~む!絶品なり!

ラブコメも盛り上がってきました

やんちゃ61「安城さんは敬語が苦手」

 

これからは一生、私が切ってあげるからさー

 

安城さんまじ天使!

 

瀬戸くんが美容院は苦手って打ち明ければサラリと自然と「これらは一生、私が切ってあげる」ときたもんだ。事実上の逆プロポーズじゃないですか。安城さん好意を素直にストレートに出しすぎて自然と頬が緩んじゃうぜ。

 

毎話毎話、安城さんはスーパープレイを連発しすぎですよ。

手袋はんぶんこの手つなぎといい、あーんといい、際どい告白といい、逆プロポーズ(個人の意見です)といい…。

 

特に長編だったクリスマスは良かった。なんのかんので運命的な出会いってのは最高のカタルシスが味わえます。また魅せ方が太もも描写と同じくらい美味い…じゃなくて上手いんだ。この漫画は1ページ(もしくは見開き)の決めシーンに全てが収束している

 

安城さんのやんちゃなアレコレも全てはバン!と見せる1ページへ続く導火線であり、布石であり、決めシーンで大爆発させる仕様なり。ゆえに、安城さんのここぞの決めシーンで悶絶必至です。最高かよ。

豊田さん

ショーロコミック「コンペ準備」

 

安城さんが下半身なら、豊田さんは上半身だな。敵は本能寺にあり!豊田さんの魅力は上半身にあり!具体的には「鎖骨」と「うなじ」です。

 

ヒロインの魅力の差異

・安城さん…下半身(太もも)に視線が釘付け

・豊田さん…上半身(鎖骨)に視線が釘付け

 

具体的にいえば、安城さんは全会一致で「太もも」が至高であるという結論になるじゃないですか。そうすると、どうしても、強力な重力場でも発生しているかのように視線が太ももに引っ張られれてしまいます。

 

さながら、地球に近づき引力によって操縦が効かなくなったカクリコン中尉のような状況です。視線の操縦が効かない!安城さんの太ももに視線が引っ張られる!うわあぁぁ!ア、アメリアー!じゃなくて、安城さんの太もも美味すぎぃー!である。

 

そうするとヤムチャの足元のごとく、安城さんの上半身はお留守になりがちなんですよ。安城さんも立派な鎖骨を魅せてはいるんですけどね。そこいくと、豊田さんは安城さんレベルのもも肉でないので視線が上半身へ…鎖骨へ行く仕様なのです。

 

豊田さんがここぞで見せる鎖骨(とうなじ)もまた遥か怪物!

スクールカーストを意識してしまう

特別じゃないフツーの毎日が楽しんじゃんー?

 

クリスマスなんて普通の日だって瀬戸くんに色々と教えてくれる安城さんである。優しすぎるよ。安城さんのような娘に色々絡まれて、なんのかんので好かれる高校生活を送りたかった…。っていうのがラブコメの基本で核ですね。

 

『やんちゃギャルの安城さん』はそんな軸を抑えつつ、「スクールカースト制度」が印象的です。これは安城&瀬戸だけでなく、豊田&犬山にも言える。

 

それこそギャル系ヒロインなんて「ときメモ」の朝日奈夕子のように古代からジャンルとして確立されてます。ただそこに「スクールカースト制度」をぶっ込むとまた違った味わいになるよなあ。カースト最上位のギャルと最下層の男子。

 

瀬戸くんなんてクラス内のカースト最下層でもあるからね。昔から、「こんな可愛い子が自分なんか好きになるわけない!」→「やっほーい!」ってのは普遍的であるものの、そこにスクールカーストを強烈に意識させると、より強烈に手に入らない女神像が神格化するかも。

 

いやまあ、今のラブコメ『五等分の花嫁』『イジらないで長瀞さん』などはスクールカーストを意識する作品多くなってきてるけどさ。ラブコメ主人公のデフレ化とでもいおうか。普通の男子からスクールカースト最下層の男子になってるよね。

 

もちろん、あったかもしれない青春を情景するおっさんも、リアルタイムの思春期世代も、ラブコメ好きは瀬戸くんみたいなポジションが断然多いのでより刺さるのかもしれんな。知らんけど。

 

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