『かぐや様は告らせたい』第154話:藤原千花は愛したい
「皆さんの私に対する態度が本当に酷い」って今更である。死んだ魚の目して…。今更気づいたのかよ!誰も擁護してくれないどころかミコちんにまで「まだ尊敬してます」と言われる始末です。そこで今日のゲームが始まるのでした…。って、ゲームの前振りかYO!
サブタイは「伊井野ミコは愛せない」シリーズの「対」になってるものかと思ったけど、まったくそんな事はありませんでした。藤原さんによる「愛してるゲーム」であった。
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154話:藤原千花は愛したい
愛してるゲーム!
私と皆さんで『愛してるゲーム』をしましょう!
「愛してるゲーム」ってこの前『ぼく勉』でもやってましたね。一昔前のラブコメでやるゲームといえば王様ゲームかツイスターゲームって相場が決まっていましたけど、今は「愛してるゲーム」が主流なのかな。隔世の感がありますね。
ゲーム内容は至ってシンプルで、面と向かって「愛してる」と言って照れたら負けというもの。ラブコメでは圧倒的可愛い赤面を合法的に叩き出せるって寸法よ。何が合法なのんだって話ですが…。
やはりね、この手の作品ではいかに赤面を叩き出すかが重要ですから。「愛してるゲーム」を制するものが赤面を制すると言われています。言ってるのは私だけですが、バスケットにおけるリバウンドぐらい重要でしょう。
とりあえずミコちゃんで実演です。
ミコちゃんの「愛してるゲーム」
ミコちゃん…愛してる
!!
ミコちんざっこーい!
だがそれがいいー!
とりあえずの例題でこれだけの赤面値を叩き出すミコちん。「ザコちゃん」という名に恥じないザコっぷりです。ミコちんは幼い頃から親の愛を知らないタオルケット症候群だもんね。乾いたスポンジのように「愛」を吸収する。あるいは「愛」に飢えてると言える。
だからちょっと優しくされたり、甘く囁かれてしまいばコロっといってしまいます。卵から孵ったヒヨコが初めて見た者を親と思い込むみたいなものです。
可愛い赤面への期待値跳ね上がり
ミコちゃんの照れ顔への期待値も上がる。
あくまで例でこの破壊力ですから。
かぐや様も、まさかの藤原さんの照れたお可愛い赤面も堪能できるってことか。なるほど、今回の「愛してるゲーム」は生徒会メンバーヒロインズのメス顔を味わって下さいってご褒美回みたいなものですよ。どこまで可愛い赤面を叩き出すというのか!
期待に胸を膨らませて読み進めます。
カァァァァ
いや、お前がメス顔すんのかよ!
なんてこった!てっきりかぐや様や藤原さんやミコちんのメス顔を堪能する「愛してるゲーム」になるかと思ったら、メス顔するの男の方だった!藤原さんが「愛してる」って言って照れさせる話じゃん。
『かぐや様は告らせたい』はラブコメとして面白いのは当然として、ギャグ漫画としても面白いからね。今回は「ラブ2対ギャグ8」ぐらいの塩梅でした。ゲラゲラ笑える。
藤原さんは顔芸
はいどーん!クゾザコ極まり~!!
なんて汎用性の高いコマなんだろう。また、冒頭の死んだ魚の目といい、石上に「好きだよ」と乙女っぽい表情といい、これぞ藤原さんって感じの「どーん」といい…。素晴らしい味わいだ。
キンマン48の必殺技に並び評される藤原さんの48リアクション芸である。藤原さんはラブコメのヒロインとしてはアレですが、マスコットヒロインとしては最強だからね。特に「自業自得で酷い目に合わされるオチ担当芸」と「空気読まない芸」が素晴らしい。
今回のリアクション芸は「量」「質」共に、これまでで、もっとも充実した藤原さん回でした。藤原さんのリアクション芸を楽しみつつ、我々はミコちんが冒頭の藤原さんと同じ様に死んだ魚の目になってた事を忘れない!
ミコちんさぁ…
ミコちん…(´・ω・`)
石上と藤原さんが「愛してるゲーム」をすることになった時の、面白く無さそうな表情。2度も引っかかって照れた石上で、死んだ魚の目をしてたミコちんの意味深な含みよ。
どういう心境だって言えば、白銀が藤原さんの「愛してるゲーム」を受けることになった時のかぐや様の表情でスケスケスルーってものでしょう。付き合ってる彼氏が藤原さんから「愛してる」って言われる乙女の心境とまったく同じ面してんだもん!
完全に一致!
つまり、恋人が「愛してるゲーム」するのは面白く無いって乙女的な心境だったことは確定的明らかでしょう。ミコちんはあまり乙女モノローグを出さない、読者が心の声を想像する系ヒロインなんですが、モノローグが無くても分かるのがいいね!
そんなミコちんが石上から「愛してるゲーム」の受けをすることになるからさあ大変!ミコちんはザコですので、ちょっと甘い言葉言われたり優しくされただけでメス顔しちゃうもんね。
で、石上からの「愛してるゲーム」でザコちゃんはどうなったかといえば…?
(続くんだってばよ!)
コメント
>どういう心境だって言えば、白銀が藤原さんの「愛してるゲーム」を受けることになった時のかぐや様の表情でスケスケスルーってものでしょう。付き合ってる彼氏が藤原さんから「愛してる」って言われる乙女の心境とまったく同じ面してんだもん!
このシーンのかぐや様は前のページを見るに
机の下でこっそり手をつないでイチャイチャしてたら
邪魔者が近づいてきたせいで手を離さざるを得なくなり
イラッとしたってのも大きいのでは?
私も、そっちだと思います。
後、かぐや様がゲームに参加したのは、最初は前回と同じように、ゲームにかこつけて、公然とイチャコラしたいのかと思ったけど、会長のトラウマを知ってるかぐや様だから、愛してると言われて泣いた姿を見て、今の会長には自分がいることを伝えようとしたのかなと思った。
ミコちんのあれはルーティンじゃなくて
ポケットに入れてたスマホの録音機能をオンにした説も好きですね
すごくありそう。
ミコちゃんの新たなヒーリングミュージックになる訳ですね。
圭ちゃんは白銀母の連れ込んだ男にイタズラされて逃げてきたんだよ
>>つーか、白銀母の目が四宮(四条)の系譜に見える(気がする)。
同感です。
会長の母親の旧姓に四の字が入ってると思う
千花ちゃん、実は目の前の男女4人のうち2人は、付き合っていて、他の2人のうち女の子の方はわりと相手を意識してる状態なんですよ
そうっ!生徒会室の中で恋愛に全くこれっぽっちも絡んで無いのは、千花ちゃん、あなたただ一人なんです
ミコちゃんがジャージから制服になっている
実は既に治っているのにまだ骨折している振りをしている説
骨折がそんなに早く治るわけないだろ
クリスマス・イブに骨折して、新学期が始まってすぐの生徒会だから1月中旬くらいじゃないかな、骨折して2週間くらいで完治はないと思う
恋愛愛情と書かれると恋愛感情と読んでしまうよね
同じく誤読してたわ
これな。自分も指摘されるまで誤読してた。
「恋愛感情」と「恋愛・愛情」じゃ意味が全然変わるよね。
「愛情」は永遠じゃない
とか、また親からの愛情が必要な小学生男子が実母に言われたらそりゃ歪むわー
四大財閥の内のどれかだと思う。
付き合う時、かぐやの親へ圧力をかける展開だと思う
かぐや様が冷たい目をしてるのは、会長が愛してるゲーム誘われたからじゃなくて、こっそり手をつないでた(前ページ参照)のを邪魔されたからかな
ヤマカムさんが予想する通り白銀母は四宮家に何かしら関わりがありそう。かぐや様の義姉さん経由の新しい世話役として出すのが一番出しやすいかな。それにしても会長ははっきり母にお前にはもう愛情がないんだと言われてるとはこんなのトラウマになるわ。
なんかお母さん早坂さんそっくりに見えた。
勿論早坂さんも四宮の親戚筋でしょうけれど
早坂は四宮に吸収された企業の娘とかじゃなかったっけ
もしかして新しく四宮別邸に来るメイドさんって…
白銀母が今後どう出るのかは楽しみだけど「やむを得ない事情があって出ていきましたー」的な展開は勘弁かな
ここまで白銀に深いトラウマを与えている以上
白銀母「事情があってオヨヨヨヨ(涙)」
白銀「許した!」
的な展開は興醒めだ。(いじめっ子に事情があろうと虐めを行った罪が消えないのと同じ)
むしろ徹底的に嫌な奴に描いてそれを乗り越える話の方が良い
きもい
横からだが荻野みたいな完全な敵役でさえ、あそこまで外道だと場違い感が凄かったから
主人公の実母とか肉親ど真ん中なキャラはさすがに悪人キャラはやめてほしい
そういう外道キャラは四宮親父だけであってほしい
欲を言うならかぐやと会長の対四宮家の強力な味方になってほしい
ベタだと言われてもそっちの方が絶対読後感は良いんで
ひねった展開狙い過ぎて読者から叩かれるのはこの漫画では見たくない
それには同意なんだけど、元々アカ先生ってそういう暗い話を描くのが好きだからな
前作のインスタントバレットなんかがまさにそれで、本当はまだ描きたかったけど人気がなくて打ち切りになったって話を聞いた
だから今度は描きたい事を描けるように作風を変えて人気が出てから描こうとしてるとか
それがこのかぐや様は告らせたいだと
でも親父がなんかいまだに未練ある時点で実は事情があっていいママだったのパターン結構ありそうじゃね?
ダメ人間だけどメタ的に人を見る目の能力が親父は最上位っぽいし
子供にトラウマ与えてる時点でクソな気がするけどただ断罪される悪者では終わらないと思う
ママのビジュアルも冷たそうだけど実はいい奴みたいな雰囲気にしてあるし
元々かぐやとかも結構クズで性格悪いけど良い所も多いっていうタイプだから良い所が欠片もない完全悪人じゃない限り白銀が許す展開になると思う
石上って燕先輩に惚れたのも体育祭で女子に初めてちゃんと優しくされたのが大きいみたいだし(大友はトラウマになってしまい、かぐや先輩とかの優しさは分かりにくい)
ずっと女の子に嫌われ続けてたのもあって女の子のデレに意外と弱いというかチョロいんですかね?
ゲームと分かっててなおあの照れ3連弾は少し意外でした
これまで陰キャでモテなかったから機会がなかったけど女子に素直に押されたら結構落とされやすい子だったり…?
ミコちゃんも同じだと思う
グチグチ文句を言いながらも、押されたらコロッといって、クルッと手のひらが回転しそう
石上も会長みたいに悲しい記憶を反芻すれば耐えられたかもしれない
………やっぱり石上は普通に照れててほしい
やはり会長は良い主人公だなとしみじみ…
母はもちろんだが親父だってそれほど良い
親には正直見えない、帰ってきた圭ちゃんにごはん作って家事して働いて…会長凄いよ
兄妹の頑張りは本当に良くやったな、と…
四天王のましましママは誰の関係者なんだろ、とあれこれ考えていたんだが。今回、外見がでたことで御幸ママは候補から消えた。
藤原×石上ありだな…
ミコちゃん入れて三角関係はこっちで見てみたかったな
素でじゃれる石上と藤原に嫉妬するミコちゃん見たい
どっちに嫉妬してるのかも分かんなさそうなミコちゃん可愛いと思う
>>それだけに、嫌いになってないけど出てく白銀母の「永遠」の否定は興味深い。
フェニルエチルアミンが分泌されなくなったというだけの話じゃ?
愛と一言でいっても意味はまあ色々で、たとえばギリシャ人なんかは4つに分ける。「ストルゲー(家族愛)」「エロス(性愛)」「フィーリア(隣人愛)」「アガペー(神の愛)」みたいに。前3つは条件付きの愛なので、「真実」でも「永遠」でもない。無条件の愛は、アガペーだけ。人間にはまず無理。占い師のいうとおり、「それは月に手を伸ばすような事」。
白銀母の言動を全て真に受けるのはちょっと考えものかな。
だってあの白銀兄妹の母親だよ?
圭ちゃんが白銀家に居るのも家族を想ってはいるが、そこに自分がいるのがまだ恥ずかしいから・・・とか
というか、秀知院受験にこだわってたのは白銀母じゃなくて父だったような気がするんですが
会長がかぐや様に惚れるきっかけの過去回で、父親が勝手に願書出したとか言ってたような……
・母親は幼稚園・小学校受験させた
・妹だけが受験に成功した
・今圭ちゃんは秀知院にいる
これらを考えると、会長と圭ちゃんが受けた幼稚園は秀知院である、という推測は
変でもないと思う
それって、確定情報じゃないじゃん
でも、明らかにそれが当たり前のように書かれてるから変じゃないかなって思ったんだよ
あー、でも受験成功した圭ちゃんが秀知院生で、そこに親父が会長の願書を勝手に出したって展開はアリなのか
母の拘っていた秀知院に親父も拘りが出来たとか
かぐや樣おかわわわ!
防御力ゼロは翻ると攻撃力無限大ってことですね
ミコちん気づいたかな?