映画『かぐや様は告らせたい ファイナル』見てきました。前回同様現実逃避のayumieさんを誘おうと思ったけど、時世が時世なのでひとりで行って来ました。
前回の続編にして、ファイナルと銘打ってるだけあって原作の文化祭までを踏襲しつつもオリジナルエピソードが展開されていきます。これはこれでかぐや様ワールドの最終回という印象です。全体的にとても良かったです。
さて、本編『かぐや様は告らせたい』はミコちゃんがかぐや様の無理難題をクリアして日常回に戻ってきました。シリアスの展開の後に読む日常(ギャグ)はやっぱり絶品ですね。
『かぐや様は告らせたい』第225話感想・考察
225話「藤原千花は付き合いたい」
シリアスなエピソードが終わった後の藤原さん率は異常。
それだけ藤原さんはギャグ漫画のキャラとして秀逸なのでしょう。実際、藤原さんがメインで何かすればドッカンドッカン笑いを取れますますからね。もう存在だけで笑えるぐらいです。
今回の藤原さんは冒頭から「私彼氏を作ろうと思うんです」と恋愛波動に充てられての宣言である。確かに生徒会メンバーは色恋沙汰に溢れている。かぐや様も白銀も石上もミコちゃんも恋愛してる(してた)。これじゃ取り残されてるみたいって、間違いなく蚊帳の外ではある。
そもそも藤原さんはこの漫画の正ヒロインですからね。
正ヒロインの藤原さん
まぁ皆のヒロインである私が誰かのものになるのは確かに耐え難いと思いますが…
藤原さんは「皆のヒロイン」と自分で言う。まあ、いつものうざいギャグではある。あるものの、この言葉は正鵠を得てる(ような気がする)。
生徒会メンバーは単行本のおまけの解説で「主人公」「ヒロイン」に分類されてます。
- 四宮かぐや(主人公)
- 白銀御行(主人公)
- 藤原千花(ヒロイン)
- 石上優(裏主人公)
- 伊井野ミコ(裏ヒロイン)
かぐや様はヒロインでなく主人公というのがミソよね。藤原さんが唯一無二の正ヒロインなのです。最初はかぐや様と白銀のダブル主人公のヒロインって意味に捉えてましたけど、「皆のヒロイン」って発言は膝を打つ。
藤原さんは皆のヒロイン!だからこの漫画のヒロイン。それは主要キャラだけのヒロインにあらず、僕ら読者にとってもヒロインです。
今さら、藤原さんが誰かに恋したとしても「藤原さんはやれない!」って思う読者は多いと思うんですよ。まあ、早坂さんにならいいけど(←過激ふじはや派)。
ほら。可愛い娘わんさかラブコメで負けヒロインの余りものが取って付けたように主人公以外とくっ付くと「はぁ?」ってなるじゃん。女子しか存在しないキャキャウフフの世界で男子が登場すると「えぇ?」ってなるじゃん。あれと一緒。
藤原さんはみんなのヒロイン!「誰かのものになるのは確かに耐え難いと思いますが…」ってメタ発言にもなってる(ような気がする)。もっとぶっちゃけると皆のマスコットなんだけどな!
かぐや様とミコちゃんの嫉妬
おっと。藤原さんは皆のヒロイン兼アイドル兼マスコットなだけでなく、この漫画の「お可愛い」を引き出す重大な役割がありました。それがかぐや様とミコちゃんのヤキモチ焼かせ要員です。
正月とラブコメは餅を焼いてなんぼですからね。ヤキモチを焼くというのはヒロインの見せる最高の可愛い仕草であり破壊力抜群です。
といっても、かぐや様のヤキモチは別にお可愛くはない。むしろ重い。怖い。だからこそ笑える。かぐや様のやきもちは可愛く餅を焼くなんてちゃちなもんじゃなくて呪いですから。藤原さんを呪うかぐや様は声出して笑うレベル。
対してミコちゃんの餅は絶品に焼けてます。可愛く藤原さんを邪魔する仕草にズッキューンとハートを打ち抜かれてしまう。
- かぐや様のヤキモチ…爆笑の呪い
- ミコちゃんのヤキモチ…最高に可愛い
「笑い」「萌え」が濃縮してる2人のヤキモチ。そんな餅を焼かせるオーブントースターとして藤原さんは大変素晴らしい仕事をする。
四条帝は信用できない
藤原さんに合う人…という流れで四条帝が上がれば即座に信用できないと切って捨てるかぐや様である。姉のマキちゃんに対する扱いと随分違う印象ですね。
コミックス216話で「姫様はなんとかします。別に手伝いは要りません」と意味深な電話をしてただけで、かぐや様に対して何か企みのようなものが動いてそうでした(本人の意思かはともかく)。
かぐや様はこの辺を察知してるのでしょうか。四宮家の事情も、四宮と四条の抗争もあるので、四条帝がどのように動くかは気になるところ。
藤原×早坂は有りじゃろ
それはそうと早坂さんとのセッティングは有りではなかろうか?
なんだかんだで皆のヒロインである藤原さんが誰かに取られちゃうと耐え難い読者は大勢いても、相手が早坂さんなら別です(?)。藤原さんが恋して色恋沙汰になる時は来るのでしょうか。
藤原さんは┬─誰ともくっ付かないよ(皆のヒロイン派)
├─早坂さんとくっ付くよ(ファーストキス派)
├─マキちゃんとくっ付くよ(接点あったっけ?派)
├─まだ見ぬ蓬莱さんとくっ付くよ(無理難題派)
コメント
2人ともなんだかんだ藤原に思うことあるんだろうけど、『この娘(先輩)が本気になったら取られる』とは思ってるんでしょうね。
冗談抜きで本来なら相性いいはずですし。会長とも石上とも
>>四条帝は信用できません
たぶん、かぐや様、もう既に何かをされたのではないかという雰囲気ですね。
白銀の四条帝に対する雰囲気から察して、四条帝本人ではなく、四条家若しくは四ノ宮家本家関係から何かあって嫌な思いをしたので超警戒モードに入っているようにも見えました。
それはそうと、藤原さんが出てくるだけで、和み、何かを言う度にあははと笑ってしまうキャラクタの吸引力は凄いですね。
そして、藤原さんが何かを言う度に、私の彼の事だ、私の石上の事だと躍起になってる二人も面白っかたです。
藤原さんには、四条帝くんがお似合いだと思います。
早坂さん、最近見かけていないのでもしかして、かぐや様が超警戒モードになってしまう何かの後始末をしてるのかもと思ってしまいました。
かぐや様と白銀…、もうお互いの身体を知ってる仲なんだよなぁ、くっ!
あと、生徒会役員の中でミコちゃんが誰を好きなのか知らないのは石上だけなんだよなぁ、石上は今、ゲームの方が癒やしっぽいですけどね
えっ?藤原書記にはベスという恋人我意でしょう!?
そういえば居たなw
対象Fを押し倒して顔をベロベロしたり、対象Fの前で前張りも何も着けず丸出しでチンチンしたり、外に出るときは首輪装着で首輪からの紐を対象Fにもたせて外に出たり、外では対象Fの前で排泄して排泄物を対象Fに持ち帰らせたりするのが
ラーメン劇場はシリアス回だと思いまするよ
藤原書記はギャグ要員として有能過ぎるので、逆にシリアス回だと出番少なくなるのよね。
御行×千花の展開を期待しています
かぐやの呪いが人類を破滅に向かわせそうだからダメーー4
すべての女性は丁寧にレディ扱いすべき
でも図太いチカはぞんざいに扱ってもいい
いわば樹齢300年くらいの大木が藤原千花
みんなで蹴ってもびくともしない
劇場版見に行きました〜
面白かったんだけどさ、やっぱり思ってたのと違うっての結構あったなぁ。
体育祭のミコちゃんの手のひら返しとか、文化祭デートないのにFが静かだったとかいらないし…
最後の海外マルっといらないからもうちょっと辻褄合うように制作してほしい。
あ、ここは劇場版の愚痴言うところじゃない?