18歳の姫ちゃん
鎌倉にある中目黒と同じ家。
中目黒の方の家は売家となっており、可久士に何かあったのではないかと思わせぶりな描写。果たして可久士は7年後に生きてるのかどうか…。
5巻では「悲惨なプライベート」を世間に隠していたと明かされたことが漫画家廃業の理由として描かれてました。姫ちゃんが中学生で「描く仕事」を辞めた様子。ということは18歳になる前までは他の仕事して育てたのか…?
弟だと…!?
で、6巻では「はじめまして姉さん」と同年代の弟(?)が登場。
「お父さんの隠し子」ではないそうです。どういうことだってばよ!
うーむ…。
普通に解釈すれば姫ちゃんの母親の子となりそうですが。
つまり可久士と離婚した後に再婚した子であると。
とはいえ、本編で母は死んだように描かれています。
母は死んでるようにしか…?
守護霊が見守ってる話から動物園での母親視点。
どう読んでもお母さんは他界しているとしか考えられません。
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姫ちゃんの箱も16歳まで用意してて(17歳以降は可久士)、3巻オマケでは「母が存在した時間を感じられ」とも言ってる。病弱で娘のために残したって感じです。離婚したはちょっと無さそう。
可久士の矛盾
まだ幼かった姫ちゃん育てていくには稼がないといけないし
5巻&6巻のオマケで可久士は事情があって姫ちゃんを育てるために週刊連載漫画家をしなくてはならなかったと語れます。稼ぐためで漫画描くしかできない。鎌倉では目立つので中目黒で埋没したかった。思い出深い家だったのでまったく同じ間取りの家を建てたと。
少なくとも幼少期の姫ちゃん(7年前まで)は鎌倉の家に住んでいた。
なんか引っかかる。
漫画家をするには「田舎じゃ目立つ仕事だから中目黒へ引っ越した」「姫ちゃんを育てるためだった」…って、7年前まで姫ちゃんと一緒に鎌倉に住んでいたならばイコールこの頃は漫画家してなかったってことにならなきゃおかしいよね。
1話
しかし、可久士は娘が生まれた時は既に「きんたましまし」を連載していました。
そもそも画業15年目ですからね。姫ちゃんが生まれる前から漫画家です。
それなのに、田舎じゃ目立つので漫画描けないってどういうこっちゃ…?デビュー時は町田のボロアパートだった(「君は別途」)らしいし。可久士はずっと東京に住んでなきゃおかしいよねぇ。謎である。
鎌倉の家族3人の痕跡
2巻「バッド・モーニングコール」
現在は倉庫として使ってる鎌倉の家。
そこには「パパ、ママ、ひめ」の家族3人が暮らした痕跡である当番表が残っていました。
以前にも述べたが、姫ちゃんは可久士を「お父さん」と呼び、可久士は「パパ」と呼んで欲しいし自分でパパと名乗る。姫ちゃんの中で「お父さん」と「パパ」は別なのでしょうか…。
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しかし、鎌倉では漫画家できないのに鎌倉で家族3人が暮らしてたのは間違いない。
鎌倉の「パパ」は可久士じゃない可能性が高そう?でも、娘が生まれた出産に立ち会ってたし、姫ちゃんが赤ちゃんの時に3人で動物園に行った写真が残っています。平凡な未来予想図(仮)の絵で父親は可久士が描かれてたし。うーむ…。
姫ちゃんのお母さん
姫ちゃんの母
4巻「母子を継ぐ者」では、姫ちゃんそっくりの日本絵画に描かれたのは姫ちゃんのお母さんであると。可久士は頑なに「姫の母親」としか言わず、自分の妻と言わなかったのが引っかかる。
ちなみに描いたのは姫ちゃんの母の父。
ランドセル送ったりした日本絵画の巨匠が姫ちゃんの祖父。
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気になるのは、母の幼い頃の絵だとか犬が4代目だとか、姫ちゃんのお母さんの幼少期事情に詳しいことでしょう。
まるで自分も一緒に育ったかのような言い方じゃん。ひょっとして姫ちゃんは姉か妹の子?姪なのか?大芸術家先生は可久士の実父でもある?でも敬語で話してるしなぁ。
また、姫ちゃんの祖父に対しては「根にもってる」「クソみたいな人間」と何かありそうです。
姫ちゃんに対する謎
5巻「全とっかえ役人共」
犬の名前を姫ちゃん自身でなく役所の人につけてもらった(勘違い)時、「(名前は)誰がつけたかなんて関係ないよ」に感動して泣いていました。
これでは可久士は姫ちゃんの名前をつけていないかのようである。
誰がつけた名前かなんて関係無い…。
姫ちゃんを「育てさせてもらってるんだ」「人生の救世主か」とか意味深な言い方も実の父娘ではないのかと思っちゃうよね。
弟は姫ちゃんの実父の子?
弟を名乗る少年は現状考えられるのは姫ちゃんの実父の子ってとこかなぁ…。
あくまでも、可久士と姫ちゃんが実の父娘関係でなく、母親が他界してるという前提だったとしたらですけどね。
・可久士は画業15年目
・鎌倉では漫画家できない
・鎌倉の家では家族3人が暮らした痕跡が有る
・7年前に鎌倉と同じ間取りの家を中目黒に建てる
やっぱ謎だらけですわ。「悲惨なプライベート」「あんな状態で下ネタ描いてたんだから不謹慎」というのが闇が深そうなので、続きの未来エピソードが非常に楽しみです。まる。
<こちらもそうぞ!7巻の感想>
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コメント
・7年後の物語について
これ、ホントに7年後の話なのでしょうか?
姫ちゃんと、姫ちゃんの母親の外見ががそっくりだということを考えると
未来の物語ではなく、過去の物語
実は姫ちゃんの母親の物語だという可能性もあるのではないでしょうか?
クラスメイトやアシ出てるからそれはないんじゃない?
可久士と姫の母親が日本画の巨匠の実子で
それぞれ結婚して娘Aと姫が生まれる
可久士に息子が生まれたところで二人は離婚、親権は母親に
その後姫の両親が事故死して、実家とすったもんだのあげく可久士が姫を引き取ることに
というのはどうでしょう
あの男の子は中学生です、胸に中学の校章が付いています。
そして姫と同じ中学出身です。
3巻で中学の制服を着ている姫の校章と一致しています
初回文書ネタ、絶望先生のときは最終盤に扱ったネタだけど、かくしごとはどうなるだろうね。
まだ作中で1年も経ってないけど…
初回文書が使い物にならない事は分かりましたよ。でも、初回文書を使う事にこだわりすぎて流れや読者から目を背け、結局失敗する人もいるんですね。
ニセコイ…とか?