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『古見さんは、コミュ症です。』ピュアピュア黒ギャルの万場木留美子さんをすこれ!

『古見さんは、コミュ症です。』コミュ299:2年のバレンタインです。

 

時はバレンタイン!恋する乙女達が胸の内に秘めていた想いをチョコに託して好きな男子に告白する「天下分け目」の決戦といえる。普段は告白する勇気が出せないピュア黒ギャルだってバレンタインの日なら勇気が出せる!正直になれる!

 

前回の「あーしさ、」の止めと古見さんのモノローグで明かされる「バレンタインに告白する」の構成も上手い。万場木留美子さんの天下分け目の関ヶ原!最高のヒロインだったよ(過去形かよ!)。

 

というわけで万場木さんをすこれ!

 

※『古見さんは、コミュ症です。』はサンデーうぇぶりで基本無料で読めます。

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『古見さんは、コミュ症です。』の万場木さん可愛すぎ問題

初登場から恋に落ちるまで

万場木さんの初登場は131話。2年生に進級して同じクラスになった女子です。最初は90年代のヤマンバギャルのメイクをして凄まじいインパクトを残していました。

 

そんな個性的な女子キャラでしたが出てきて早くも山が動いたのです。

 

お、男の人にかわいいとか…言われたことねーよ…!(134話)

 

クラス中がヤマンバギャルのメイクにドン引きして友達が出来なかった万場木さんに只野からメイク無い方がいいとアドバイスを受けます。「メイクない方がかわいい」である。そしてメイクを落としての赤面顔に読者のハートも鷲掴みです。

 

もちろん、まだまだ3分デレぐらいなものですけど、只野と古見さんと仲良くなるに従ってどっちも好きになっていくのです。特に只野に対する好感度の上がりっぷりが丁寧に描かれる様は最高にラブがコメってました。古見さんとの女同士の友情の深め合いも素晴らしい。

 

ゲロからはじまった友情と恋である。

どんどん只野に惹かれる

157話

 

 

はい!可愛い!

 

傘が壊れた日、只野が2本あるからと傘を貸してくれたのに、実は1本しか持ってなかったこと目撃してしまった図である。いわゆる雨の日に捨て猫を拾ってる不良を目撃した真面目なクラス委員長が「きゅん」となる効果ですね。

 

ギャップ萌えといいますか。万場木さんの場合、ギャルだったのにピュアピュアのウブウブ乙女って最初からギャップが半端なかったけどね。只野の男気にどんどん惚れていきます。

 

万場木さんがどんどん只野を好きになってく乙女メーターが手にとるように分かるのがいいよね。古見さんよりも丁寧に詳細に描くんですもん。ラブコメヒロインとしての火力は万場木さんの方が上回ってる(当社比)。

 

少しずつ「ラブセンシス」に目覚めていく。これに目覚めると恋宇宙を最大限に増幅することが可能で圧倒的な可愛さを発揮できます。ただし、どう見ても惚れてるのに自分で認めようとしなかったのもではあった。

夏だ!祭りだ!花火だ!

これは以前も述べたんですけど、名作と呼ばれるラブコメは名シーンが打ち上げ花火なんですよ。良いラブコメには乙女の巨大感情を打ち上げる花火シーンがある説である。

 

 

『古見さんは、コミュ症です。』も打ち上げ花火で乙女の巨大感情が打ち上げられたのです。それがあまりにも名シーンすぎて悶絶してそこら辺をゴロゴロ転げ回ってしまう程の破壊力でした。

 

やっぱりわたし、只野のこと好きだな。(194話)

 

夏祭りで読者にはバレバレだった万場木さんがついに気持ちを認めてしまった。その様子を古見さんが目撃してるというのもいいっす。まさに「花火シーン=ラブコメ名シーン」の法則が再び証明されたわけです。

 

花火と一緒に乙女の恋心を打ち上げた伝説的な夏祭りでした。恋心を認めてからの万場木さんはその後もファインプレーを連発させていきます。ひとりでベッドでゴロゴロ転げ回ってる姿は自然と頬が緩んでニヤリング連発ですよ。

 

面白いのはしばらく万場木さんは古見さんの恋心に気づいてなかった点でしょう。恋話なんかもしちゃってすっかり親友になってたのにね。しかし、山は動いてしまうのである。伝説2の文化祭です。

文化祭

223話

 

 

万場木さん…(´・ω・`)

 

劇中で古見さんが只野に好きって言うシーンを見て、その有り余る恋する乙女オーラからこれは演技じゃないと察してしまった万場木さんであった。「…あ、…そっかぁ」と涙を流した姿はグッとくるものがあります。

 

ラブコメにおける報われない子の美しい涙がそこにはあった。こうして察した万場木さんは自分の恋心にケジメをつけて身を引く…ことがなかった!

 

『古見さんは、コミュ症です。』の凄いところはここからもう一つギアを上げた事でしょう。親友が同じ人を好きと知って逃走して、そっから何もしてないのに神の力で勝利した某桐崎千棘さんで見たかった女同士の友情が描かれるのです。

 

尊い2人

228話

 

身を引こうとした万場木さんと腹を割って話した古見さん。身を引くのもダメ。恋敵がいるのは嫌だし嫉妬もする。絶対に譲らない宣言までしてるけどあまりにも尊い友情が描かれて感動的でした。

 

こうして恋敵兼親友ということになった2人。只野を交えての3人の青春があまりにも良い。友情と恋恋心と恋敵って絶妙のバランスでかけがえのないものを育んでいくのです。

 

万場木さんと古見さんが親友になって呼び方や接し方が変わるイベント。只野ですら万場木さんに敬語を使わなくなってタメ語で話すようなるイベント。なんつーか積み上げてるものが凄いんだよね。

着実に進んでる

あとね。多分、只野はもう気づいてる(と思う)。もうニブチン主人公は平成に置いて来たである。令和主人公は察しが良いのです。

 

まあ、寝言で「好き」を聞いちゃってるし、修学旅行はほぼ告白みたいなものでしたからね(スカしちゃったわけでもあるが)。

 

294話

 

『古見さんは、コミュ症です。』の凄いところは恋愛模様でリセットや停滞しないことです。告白したら聞こえなかったとか次に会ったら進展したフラグが消えてたという事がありません。

 

修学旅行辺では告白するって宣言したのに出来なかった万場木さんはラブコメ特有の告白未遂ではある。あるけど、ちゃんと前に進んでるんですよね。恋愛状況が少しずつ着実に進展しているのです。

 

ラブコメって結局のところ同じところグルグル回って千日戦争(ワンサウザンドウォーズ)状況になって最後に一気に決着ってのが定番じゃないですか。この漫画は友情にしても恋にしてもちゃんと進展していくのが印象的。

 

万場木さんもステップを踏んでる。

 

「只野が気になるアイツ」→「ドキドキ乙女モード」→「好きなんだ」→「不器用にアプローチ」→「古見さんも只野を!?」→「恋敵兼親友」→「古見さんとも只野とも仲良し」→「呼び方や敬語もなく仲を深める」→「ほぼ告る」→「最後の天下分け目」

 

積み重ねたものがあるからこそのバレンタインなのです。

最後の審判

まあ、万場木さんのバレンタインを「天下分け目」と言ったけど天下を二分する関ヶ原なんかじゃないよね。正確には大阪・夏の陣の豊臣軍です。勝ち目ゼロだから。

 

タイトルから分かるように彼女に勝機ははなっから無い。だからこれは武士の死に場所に近い。勝機を完全に失った真田幸村が最後に家康本陣に特攻したようなものである。

 

意地があるんだよ!武士にも恋する乙女にも!後世に語り継がれるような悲しくも胸を打つファイナルアタックなのです。見届けるのみです。万場木さんが頑張った証を!恋をした証を!まる。

 

 

『古見さんは、コミュ症です。』が無料で読める

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・湯神くんには友達がいない

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・タッチ

・神のみぞ知るセカイ

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コメント

  1. 匿名 より:

    万場木さんは恋愛イベントの多さでは古見さんよりも
    恵まれてるんですよね。
    只野×古見が鉄板過ぎてそこらのサブヒロイン以上に
    勝ち目が無いですが…
    というか旅館で一緒にお泊りする等のチャンスを与えられても
    ずっと古見さん一筋な只野君が相手とか無理ゲー過ぎる。

  2. 匿名 より:

    万場木さんカワイイ

  3. 匿名 より:

    キャラクターがいいだけに単なる当て馬で終わっちゃ可哀想だし、落としどころを難しくした印象が強まるばかり

  4.   より:

    米谷君とフラグが立っているんだけど…

  5. 匿名 より:

    先に告白すれば、流される只野は…ワンチャンある
    とか言いつつ、書きたいこと↑に書かれてた

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