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『金剛寺さんは面倒臭い』2巻、金剛寺さんと樺山くん…2人はピュアキュア!

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金剛寺さんは面倒臭い(2) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

本当にステキなラブコメなんだよ…。

『金剛寺さんは面倒臭い』(とよ田みのる)2巻読了。

やっぱりステキだという感想が第一に来ます。世界はこんなにもふつくしい。

恋人つなぎで初デートで地獄編!?!

超純情系カップル、金剛寺さんと樺山くんの初デート!
結論から言うと「楽しかった」んだけどやっぱり超面倒臭いことに…!

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『金剛寺さんは面倒臭い』2巻

1巻で付き合うことになった樺山くんと金剛寺さん。2人のゆっくりであるがしかし着実に確実に少しずつ距離が近づいていく恋愛であります。それをドラマチックにスケールが大きく、本編とは大きく関わりのなり物語を交えて描いていきます。

1巻ですでに出オチかなーって思いきや、さらにパワーアップしています。あまりにも壮大な物語すぎるのです。2巻も最初からアクセス全快で、まったく減速することなく一気にラストまで駆け抜けていきます。

心に響きまくる

2

6話「極楽奈落」

なんてステキなんだろうか。

論理や正しさの鎧を身にまとう金剛寺さん。それゆえに世間との摩擦が生じるのですが、樺山くんはそれを肯定してくれる。ゆえに金剛寺さんの心も動いていく。清々しすぎるよ。眩しすぎるよ。ステキすぎるよ。

とよ田みのる先生は2巻「表紙カバー折り返し」で、『ラブロマ』は自分の意思で切り開く物語で、『金剛寺さんは面倒臭い』は運命や偶然を大切にして描いてる違いがあるというようなことを述べられておりました。なるほどなぁ…と納得しつつ、変わらないものもあるよね。

それが読んでて「ストレートに心に響くこと」なり。読んでて心に「ドッカーン!」と来るんだよなぁ。震えるぞハートですよ!

素朴で純粋なんだけど、とんでもない力強さのあるラブコメなのです。全力の真っ直ぐしかないから読者にもダイレクトに響く。このストレート1本の剛速球こそとよ田ラブコメの真骨頂なり。不変。

金剛寺さんの心を解凍する

4

9話「〇〇にはそれだけの力がある」

ラブコメって、くっ付いたらそこで試合終了じゃん。だからあの手この手で想いを伝えるまでの紆余曲折があるけど、ストレート剛速球がウリの『金剛寺さんは面倒臭い』は1話で好きだと気付いて秒速で想いを伝えましたからね。

じゃあ、そこでドラマは終了かといえばそんなわけない。むしろ付き合ってからの2人の壮大で雄大なアレコレを頬を緩めてニヤニヤと楽しめます。で、2巻は金剛寺さんが素直になっていく過程が主に描かれます。これがいいんだ。

心の中で生まれる物体を閉じ込めてしまうのが金剛寺さんクオリティ。心の保管庫の話は1巻4話でも描写されてました。2巻はそれを具体的に説明してくれた。

「怒り」はトゲトゲで自分を傷つけ、「哀しみ」はスライムのようにまとわりつき、「不安」は煙の様だったり。

心の中で発生する物体をガラスケースにしまうのが金剛寺さん。ここで刮目すべきは「怒り」「哀しみ」「不安」の具現化されたものと比べて、樺山くんとの触れ合いで具現化されたものは明らかに違ってることでしょう。

怒り 哀しみ 不安
5 6 7

母の死がきっかけで生まれたそれら負の感情。

対して樺山くんと付き合ってから心からパッと具現化したものはまったく違うからね。

A B C
8 9 10

「A」は樺山くんに「君と結婚し、生涯共に過ごすよ」と逆プロポーズしたことを思い出して身悶えしてしまった時に飛び出てた物体。2巻でも樺山くんと過ごしてて「かわいい」と口走った時に出てました。この金剛寺さんから生まれた物体の名前はまだ無い(小っ恥ずかしいと具現化する?)。

「B」は母親との暖かな記憶で具現化したもの。母を思い出す背景でも使われる。樺山くんとのイベントでは「付き合ってくれ」→「え?付き合ってなかったんですか僕等?」→「勿論、喜んで!」や樺山くんを見つめる時にも使われました。本編と関係ないキャラの良い話で背景で使用される(優しさや温かさの具現化?)。

「C」は樺山くんと一緒にお風呂へ行くことになった時に現れ、友人と喧嘩して過去を思い出し消え、正しさを肯定されればまた現れるどころかより一層輝いていました(嬉しさの具現化?)。

そんなこんなで、「A」「B」「C」の具現化されるものの真名は分らんけど、どう見ても負の感情で生まれたものではないことは明らかである。恥ずかしいとか嬉しとか優しいといった良い意味合いの感情でしょう。

説明された「怒り」「哀しみ」「不安」で出てくる物体と、樺山くんと過ごしてて出る物体はまったくの別物。そして心の保管庫が混沌としてガラスケースから飛び出たものは特筆すべきものがある。

11

もうガラスケースに留めるのは不可能である

混沌してるが、心の保管庫から抑えることのできない飛び出して暴走する物体は「A」「B」「C」勢揃いの良い感情だよねー。植物の幹みたな物体は存在を大きく主張してるけど、本編ではピックアップされてないので、これが乙女心の核と見た(知らねーけど)。

もうガラスケースなんかに抑えておくことが出来ないんですよ!

そりゃガバーっていくよ!頬が緩むよ!素晴らしい!

地獄の鬼を翻訳してみた

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※本編とは関係ありません

1巻ラストにも大物風に出てた地獄の大鬼。何言ってるか分らんが鬼の言語の解説もあったので解読してみました。

本編と関係ないものの、自分で解読する楽しみをお持ちの方は記事の上に目次あるので「地獄の鬼を翻訳してみた」を飛ばすことを推奨。(※ページはキンドル基準なので他と同じページ数目じゃないかも)

「ごめんね」「ぼくはみんなとなかよくしたいんだけど」「そうじゃないやつもいるんだ」(67頁)

「だいじょうぶ」「たすけた」「だけだよ」(68頁)

「きみたちふたりの」「ゆくすえに」「せかいのへいわが」「かかってるんだ」(69頁)

「むすこを」「よろしくね」(76頁)

ファー!?

この鬼はお父さんだったのか!めちゃんこ重要キャラじゃん!しかも2人には世界の平和がかかってるそうな。どんだけスケール大きい物語なんだ!もちろん「本編とは大きく関わりのない物語」です。って、こんな重要案件も関係ないのかよ!

金剛寺さん可愛い

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可愛い

はい!可愛い!

まとめると2巻も金剛寺さんが可愛かったということです。内面を具体的に描いたことといい、より一層、恋する乙女としての味わいが増してます。赤面っぷりも増してます。ハグにはすごい力がある。だって読者も幸せになるんだから!

気持ち良いぐらいストレートな2人ですわ。シンプルイズベストだよ。勘違いとかすれ違いとか不純物一切無い。「好きです」「付き合ってください」「デートしたいです」「手を繋ぎたいです」「手を絡めたいです」「抱きしめたいです」…と単純明快。

ただそれだけのラブコメといえばその通り。しかし、「それだけ」がどれだけ美しく尊いかを教えてくれます。「それだけ」の物語が本編外で壮大に描かれようとね。ただそれだけの物語が眩しすぎるんだってばよ!まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    flipflapの人か
    絵柄独特だけどとてもよい

  2. 匿名 より:

    翻訳ありがとうございます。とりあえす読み飛ばしてしまったものの、翻訳前の雰囲気と全然ちがう内容が…。
    メインの2人はもちろん、まわりの登場人物もみんな幸せにしてくれそうな作品ですね。

  3. 匿名 より:

    この作品は諸星大二郎の「感情のある風景」を知ってた方が、より色々面白い。