スポンサードリンク

『徒然チルドレン』最終巻!少年も少女も大志を抱いてた…!

シェアする

徒然チルドレン(12) (週刊少年マガジンコミックス)

『徒然チルドレン』(若林稔弥)12巻が発売されました。

これが最終巻です。

今なら言える。君が好き。WEB発大人気恋愛オムニバス、堂々の完結!! 連載期間6年! それぞれのカップルが、それぞれの物語を今、終える。今回も加筆タップリ! 見逃せない最終巻!!

<関連記事>

徒然チルドレン >☆次号、いよいよ最終回 『徒然チルドレン』がついに終わる…。 (どうでもいいけど、単行本...
徒然チルドレン その間、わずか一読。 たった一読で私の心の琴線を鷲掴みにしてしまった。 今週のマガ...

『徒然チルドレン』12巻

色んなカップルのオムニバスもの。僕の世代だとマガジンのラブコメっていえば『BOYS BE…』を読んで育ったので、どこか懐かしさすら感じられました。ある意味では、この作品は『BOYS BE…』をテン年代にブラッシュアップしたとも言える。1話の2人をラストにするのも『BOYS BE…』的だった。

さらに『スクールランブル』的な要素もあった。多数の生徒の青春群像劇としても面白おかしく、尚且つ手に汗にぎる熱いラブコメ漫画としてのうま味もあった。色々とスクランを彷彿させる要素がありました。『BOYS BE…』『スクールランブル』を読んできたおっさんにとってたまらない作品でした。

個人的に『徒然チルドレン』に魅力は、登場する女の子がものすごく魅力的だったことに尽きます。みんなみんな可愛かった。青春だった。

東城&荻上

1

東城さん

やっぱ「東城」って苗字のヒロインなら「黒髪&メガネ&おさげ」だよね(いちご100%的な意味で)。この2人のエピソードは丁度マガジン本誌に移籍してきてからスタートしてので思い出も格別。

自分の感情を表情に出すことが苦手で怒っているように見えてしまう東城さん。そんな彼女の面白可愛い顔芸が好きでしたが、ここぞで見せる素の感情をストレートに出す表情の破壊力。とても可愛かった。荻上じゃないけど「ダメだニヤける」とシンクロ率が400%超えました

なんのかんのでそれぞれにテーマもあったよね。東城&荻上のテーマは心も表情も鋼鉄(?)の扉だった彼女をちょっとだけ開かせた。良い。

天文部シリーズ

2

1巻のスピカ / 12巻のスピカ

天文部で繰り広げられた「スピカ」シリーズがこの漫画では一番壮大な青春でした(しみじみと)。湯川が笹原に教えたスピカ。笹原が加賀に教え、加賀は七瀬に教える。ロマンだねぇ。

はじめは湯川&笹原のニヤニヤラブコメだったのに、湯川が卒業し笹原が部長になり、加賀&七瀬の幼なじみ2人が入部。加賀は笹原に恋し、そんな加賀が好きな七瀬。一方通行をひたすら続けた天文部。

・笹原 → 湯川

・七瀬 → 加賀 → 笹原

とはいえみんなピッチャーだったかといえばちゃんとキャッチャーも居た。ここぞでキャッチするのが最高だったよ。昔の笹原と七瀬がデジャブする演出も見事だ。好きな気持ちを茶化してしまうとこが似てたし、失恋したと溢れ出る自分の感情を押さえつけようとする乙女心よ。

「泣くな泣くな泣くな泣くな」とエンドレスした2年時の笹原と、七瀬の「笑え笑え笑え笑え」は同じものよね。「心配かけたくない気まずくしたくない」(5話)ですよ。泣き顔もそっくりだった。

4

笹原 / 七瀬

また、マガジン掲載時では4コマだったものがコミックでは「ここぞの見開き」となっていますので、より一層グッとくる。「スピカ」シリーズは学年またいだ青春物語でした。スピカではじまりスピカで終わる。いや終わらない!

笹原は卒業だし『徒然チルドレン』は完結したが、きっと加賀か七瀬に片思いする後輩が新たに入部することでしょう。そしてスピカを教えてあげることでしょう。おまけの天パの子もこの輪廻に入るはず。『キャプテン』『げんしけん』同様に天文部は永久に不滅です。

アリス

5

10話 / 199話

種版は1巻を中心にそれぞれの青春がはじまった時と同じサブタイトルなのも熱いよね。東城さんと荻上くんは「噂」のサブタイではじまり「噂」で終わる。「スピカ」「お兄ちゃんの彼女」「サイレン」「ドライ」「仮面」…etc。

起承転結の「起」のサブタイトルを「結」でも使ってるのが特徴的です。『徒然チルドレン』は高瀬くん&神田さんの「告白」が1話でラストの212話も「告白」で終わります。この漫画は全員が主役ですが、あえて中心を上げるなら高瀬&神田でしょう。

で、そんなメインの高瀬くんに横恋慕してたのが姫宮アリス。香取先輩と同じように、オモシロ枠の頭おかしいヤンデレ少女だったはずなのに!振り返れば最高の恋物語として着地したからすごい。

「マイブラッディバレンタイン」ってネタ以外の何物でも無かったサブタイでスタートしてきれいにゴールするのです。一方の香取先輩は何だったのだろう…(哲学)。

10話で神田さんから高瀬くんに上げたチョコレートを盗んだアリスが、最後に自分のチョコを持って来なかった神田さんのポケットに忍ばせたてたのぐう良い。同じ女子トイレのシチュもグッドだ。最初も結局渡せなかったけど、渡せたのでしょうか…。

盗んだチョコを返した物語だったと言えます。彼女自身にも救いがあり、とても清々しエピソードでした。ネタからはじまった純度高いラブコメ。良すぎる。

「恋はカッコ悪い」

6

このサブタイは…!?

ラブがコメる話だけでなく、先輩後輩や友情の話など含めて、2人の馴れ初めのサブタイトルを顛末でも付けて「起」と「結」を繋げていたのが特徴的でしたが、「山根&栗原」「本山&榎本」は一味違ってました。

だって、本山と榎本の2人は「イントロ」から始まったんだから。ならば結として「イントロ」のサブタイになりそうなところを、あえて変化球で「恋はカッコ悪い」ですよ。これは山根&栗原の馴れ初めのサブタイである。

山根と本山の友情の話は「俺達に彼女はいらない」で帰結してるが、あえて本山の恋の顛末に山根の恋の馴れ初めのサブタイトルを付けるのがええね。「いつだって本山くんは僕の背中を押してくれた」のカウンターのようである。

菅原くんと高野さんの「雨」

最高すぎるわけでして…。

マガジン掲載時で散々語ったのですがやっぱこの2人が一番寿司だ。かつて高野さんが妄想して「ちょっと強引な方がいい」「ドラマとかでよくあるでしょ?抱きしめて想い伝えるやつ」が現実になった神ってる結末。

なお、マガジン掲載時と違いコミックでは破壊力が100倍になってるので本誌やマガポケで読んだ方も至高の悶絶を味わえます。見開きドン!描き直し!高野さんの赤面率アップ!という奇跡である。ありがとう若林先生!

この2人の尊さがあってこその『徒然チルドレン』ですよ。「雨」ではじまり「雨」で終わるのは雨降って地固まるです。かつて妄想した高野さんの抱きしめられるが実現する様とあの時ヘタレで出来なかった菅原くんのガバーッていきっぷり。最高と断ずるにいささかの躊躇もないわ!

また、「いい人」の意味合いの変化も刮目でしょう。

菅原くんはいい人だったからね。

7

すがやんは「いい人」

高野さんが何度もモノローグや言葉で菅原くんは「いい人」と述べてました。最後の高野さんが言った「いい人」は同じ意味でありつつもまったく別の印象ですよ。だって、実際に「いい人」と言われたら凹んでしまったすがやんが!12巻で「いい人」と言われてとても嬉しそうだったんだもん。

すがやんは終始一貫して「いい人」だったけど、やっぱ意味合いは全然違う。ラストは今までの高野さんが言ってた「いい人」じゃないよね。受験もあるからと述べる高野さんを無視して強引に特攻かましたんだから。

ここで、高野さんの意見、このままで距離でいようって合意しても「(人として)いい人」であった。それでもウルセー!とカミカゼ特攻したからこその「(男として)いい人」になれたよなー。素晴らしいラブコメだったよ。

その後のおまけの1コマもニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録!最高すぎるんだよ!高野&菅原だけでなく、他のキャラも幸福が溢れてた。まとめると、みんな超大好きだったということです。

今までサンキュ!!

サヨナラは言わなねえ!!

また会おうぜ★

スポンサーリンク
スポンサードリンク

シェアする

フォローする

コメント

  1. 匿名 より:

    寿司…

  2. dol より:

    コミックスで読むと怒涛の勢いと見開きの迫力にやられてしまいました。本誌でも読みながらコミックスも買い続けた数少ない作品。寿司。。。