『ワンピース』少なくとも現在のワンピの地球から見える月は1つだけである！

 

今の『ワンピース』世界の地球に月は1つしかない（キッパリ）。

 

392話で描写されたオハラの地球儀には地球の周りをまわってる衛星が6つ確認できます。もしかしたらワンピワールドでは月が6つあるんじゃないの？って思うかもしれません。

 

安心して下さい！少なくとも今のワンピの地球に月は間違いなく1つです。

 

少なくとも現在は月は1つだけ

リアル地球の満ち欠けに通じてる

 

『ワンピース』といえば月の描写が初期からめちゃくちゃ詳細に描かれてるのは古参オタなら誰もが知るところである。

 

以前書いたドレスローザを離れてからのゾロとサンジの再会でも触れたけど、リアル地球の通りに満ち欠けしてる節があります。

 

 

月の満ち欠けは1ヶ月…30日（正確には29.5日）かけて満月と新月を繰り返す。作中で描かれ説明される「○日後」のナレーションを踏まえると、どう考えてもリアル地球と同じ日数で満ち欠けしてるのである。

 

同時に月の満ち欠けは北半球と南半球で左右反転します。例えば日本で右半分の半月ならオーストラリでは左半分の半月となります。

 

赤道の北南で見え方変わるが、ワンピ世界では北半球・南半球って複雑な移動があったとしてもその辺は（おそらく）月の描写がほぼ描かれなくなる親切設計です。

 

間違いなくナレーション通りの「○日後」などで描かれる月は同半球で満ち欠けしてます。新世界編の「ドレスローザ～ワノ国」に赤道またいだ移動は無い。

「空島」編まで月描写の宝庫

月は絶対1つしかない台詞

今夜は三日月ですね…。こんな夜は胸が高鳴るというか…血が騒ぐというか…（28話）

 

ふーっ。さみーさみー。もうじき満月だなァ…（131話）

 

「シロップ村～ドラム王国（現サクラ王国）」で月に関して描写された台詞である。これが作中の朝・昼・夜の描写や「○日後」って説明とまったく矛盾してないぐらいの月の満ち欠けである。

 

そもそもオハラの地球儀のように衛星が複数個あるなら月の形を形容するような台詞出るだろうか？100％出ない！

 

月が6個あったら、「今夜は～」「もうじき～」って言うかと。「今夜はこの月は三日月ですね。あっちの月は半月ですね」とか「もうじきこの月は満月だな。あっちの月は新月になりそうだ」とかになるっつーの。

 

ワンピ世界の月は1つだけ！

初期の冒険と月の満ち欠け

「麦わらの一味」の初期冒険は月の満ち欠け描写とイコールであった。3巻まではそんなに月描写は無い（と言ってもゾロの過去編もバギーの過去編もサンジの回想も満月だったのはこの漫画における月と満月の重要さそのものである）。

 

4～10巻

三日月

 

27話から描かれた月の描写は全て三日月。クロのシロップ村襲撃事件は一夜のことなので全て三日月なのは当然っちゃ当然。

 

ついでに言うと扉絵連載バギー一味冒険記で描かれた月も三日月（47話）なので同半球の同時期の出来事だろう。当時の扉絵連載（バギー一味冒険記）は本編と時期がイコールだったかも。

 

んで、ワンピで月の描写が詳細になってくるのは11巻以降です。

11～17巻

ボンヤリと少ないながら月の満ち欠けを小出しにしてたのに、11巻以降はめちゃくちゃ詳細になる。

 

尾田っち的にもこの辺で打ち切られる心配は絶対ないと確信して、ここまで意味深な小出しの月の満ち欠けを本格的にぶっ込んできてるのが伺えます。ジャンプという媒体は打ち切りレースが無限に続くのは有名ですしおすし。

 

95話

 

114話

 

132話

 

「シロップ村～ドラム王国」までの経路で赤道跨いでると思えない月の満ち欠けが見て取れる。ざっくり半月ぐらいの経過でしょうか。

 

ここで括目すべきは月は右へ神勅して満月に向かったてる点。リアル日本ではあり得ない。日本から新月～満月は右からどんどん欠け新月となったら右から月の光が見えるのである。ワンピで描かれたのは真逆。

 

そしてワポルとの決戦の日に月齢は満月となったのだ！

 

今夜は満月か…（152話）

 

というわけで最低でもグランドラインに入ってから～ドラム王国（現サクラ王国）は南半球の出来事で赤道線を越えてない。作中の描写やナレーションの日数経過と同じで間違いない！

18～25巻

んで、ドラム王国で満月にまで伸長した月がどうなったのかと言えば…。

この後は徐々に左側から欠けていくのである。

 

160話

 

234話

 

こうして左側から徐々に欠けていき新月になった月が再び満月となるのは空島編での滞在が終わった時である。エネルをぶっ飛ばして、奴が月に向かう時である。作中最大の宴会が催された時である。

 

月は北半球・南半球関係なく再び満月となったのだ。

 

300話

 

満ち欠けしてドラム島編以来の満月を迎えた空島編フィナーレである。これをリアルな地球と月の満ち欠けに当てはめてもやっぱり1ヶ月（29.5日）で納得の日数が経ってる描写とナレーションなんだな。

 

リアルな地球の満ち欠けと月の描写の日数は完全に一致してると言っていい。特に「東の海～空島」なんて日数と月の満ち欠けを強調するように描かれてます。

まとめ

月に関する台詞やモノローグ。「東の海～空島編」における作中の日数を過ごしてる様子やナレーションと月の満ち欠け。

 

北半球・南半球またかずに、リアル地球から見た月の満ち欠けと日数と同じと踏まえて良い。つまり何が言いたいのかといえば、現在のワンピ世界における月は1つしかない（きっぱり）！

 

 

じゃあ、オハラの地球儀なんだよって感じですが…。確実にワンピ地球から見た月は1つだけ。空白の100年の歴史を研究して確信に迫ったオハラの地球儀には衛星6つ。なにか意味深である。

 

 

星の衛星6つってのはワンピースの確信な気がする。現時点で断言できるのは今のワンピ世界の地球から見た月は1個だけです。そうじゃなきゃ月について語るアレコレも、空島編までに執拗に強調するように描かれた月の満ち欠けも意味をなさない。

 

現時点で夜に見える月は1つだけ！

ここから色んな妄想発展できそうだ…。

 

 

星と衛星6つってなんかありそうだぞい！

※追記

 

1051話

 

この発言を素直に受け取ればリアル地球と同じ1ヶ月で月は満ち欠けしてる証左かも。やはりワンピ世界で見える月は1つで1ヶ月かけて満ち欠けしてるっぽい。