堂々、最終回!!
11人の戦い、11年間感想!!!
ついに『BE BLUES!』が最終回を迎えました。連載11年か(しみじみと)。本当にお疲れ様でした。良い最終回だったと思います。
めちゃくちゃ好きな作品だったので心にポッカリ穴が空いた気分です。アニメ化して欲しかったなぁ。ワールドカップの度に「アニメ化来るか?」とソワソワしてました。
※うぇぶりなら基本無料で読めます。
『BE BLUES!』堂々の完結
優人が真の主人公だった件
最終回を読んだ感想は裏の主人公は青梅優人だったんだなあと。『ダイの大冒険』でいえば「ダイ=龍ちゃん」「ポップ=優人」みたいな関係。
いや裏というか「真の主人公は優人」だったのかもしれない。龍ちゃんは強烈な太陽のような存在。照らされ引き上げられた者達のドラマだった。
だから龍ちゃんのみを主人公と思うと、怪我する前と同じような感覚に戻ってから「苦戦するのかよ!」「怪我前の龍ちゃんと重なってる立彦ラスボスが良かった」と思う方もいるかもしれませんが、優人が主人公となると福岡南戦はストンと胸に落ちる。
485話で同点ゴールを叩き込んだ優人が全てですよ。
紛れもなく神!クッソ泣ける!
これ…このパスは…
オレ、(サッカー)やめなくてよかったよ…(485話)
小学生時代に立彦に出したパスと同系統のパスでした。龍ちゃんの復活を際立たせる象徴的なプレイです。立彦の反応がまたグッとくるし、優人のモノローグが最高すぎた。
「このパス」を優人が受けるには高校生じゃないといけないし、これを知ったら上りつめるしかない。福岡南戦は「このパス」の為だったといっても過言でない。
「このパス」を知ったら
あのサイコーな感覚を、いつか…いつかまた味わいたくてプレーしてるのかもオレは…(334話)
今や怪物と言われるスーパープレイヤーになった立彦の根源は小6の時に受けた「このパス」である。もちろん本人の努力と才能も大きいけど、もういちどあのパスを受けたいからって上りつめたのである。
ぶっちゃけ小学生時代の立彦はお世辞にもこれほどの選手に成長するなんて思いませんでしたからね。「このパス」を知るともう一度ってサッカー選手として凄まじい成長を遂げた。
だから優人が「このパス」を体験したのが最終回の無謀な挑戦とも言えるのを目指すのは映えるし説得力がある。
あの龍ちゃんのパスをもう一度受けたい。いやもっともっと…受けたいんです!(最終節)
サッカーは高校までと決めてた優人がプロを目指す。そして日本代表を目指す。バイエルンっぽいチーム「FCミュンヘン」の選手となり雲の上の存在となった龍ちゃんからあのパスを貰えるのは日本代表しかない。すごい向上心と高みを目指すなぁ。
小学生時代の立彦がここまで成長したなら、あのパスを受けたいって優人もこれから凄まじい成長して代表にたどり着けるって確信してしまうぐらいです。
タイトル『BE BLUES!〜青になれ〜』は優人の為だった説
最終節
龍ちゃんからあのパスを貰うには、日本代表になればいい!龍ちゃんが必ず戻ってくる場所だから「オレもいつか必ず…」と力強く宣言する優人に胸が熱くなったんだ。
そして、この漫画のタイトル『BE BLUES!〜青になれ〜』って優人の為にあったんじゃないかと思うわけです。ピンズドだよな!
もちろん大怪我した龍ちゃんの為のタイトルですけど、もう高1の段階で「あ、将来絶対日本代表になるな」ってスーパープレイヤーと化してましたからね。いや中3でその片鱗は十分あった。
仮に怪我前の感覚を取り戻さなくても龍ちゃんは間違いなく日本代表になったはず。既に約束された「BE BLUES!〜青になれ〜」だったわけです。だがら真の意味でこのタイトルは優人にこそ相応しかったんじゃないかと。
また苗字の「青梅」は普通に地名であるけど、同じ漢字で「おうめ」でなく「あおうめ」だと「まだ熟さない青い梅の実」という意味である。日本代表のユニフォームの色であり、まだ熟して無いって意味もつけられた(と思う)。
奈々美ちゃん?真のヒロインは桜庭さん
この漫画はよく真のヒロインは桜庭さんと言われる。本当のヒロインは優希でも江藤さんでもなく、桜庭さんというのはあながち間違ってない。
大分前に龍ちゃんにはデレ期を迎えてましたけど、真の主人公を優人と据え置くとどうだろう。まったくデレなかったよね。それなのに…!
優人の奴ァどこいったっ!キャプテンのくせによォ!(最終節)
あの桜庭さんが「優人」って下の名前で呼んでる!!
「てめー」や「お前」や苗字呼びじゃないのって優人だけじゃない。
龍ちゃんですら最後まで「一条」だったのに。
その上で「キャプテン」と言ってるのも味わい深い。
桜庭さんに「替え玉」からはじまり「雑魚」「金魚のフン」呼ばわりだったのが見事に「優人」と呼ばれるまでになった物語と総括できる。桜庭さんが龍ちゃんにデレたのは通過点。優人にデレるのが真ENDよ。
真の主人公は優人。真のヒロインは桜庭さん。
『BE BLUES!』が無料で読める
サンデー公式アプリ「サンデーうぇぶり」なら田中モトユキ先生の『BE BLUES!』『あお高』『リベロ革命』が無料で読めます。他にもわんさか。
【無料で読める作品】
・BE BLUES!
・最強!都立あおい坂高校野球部
・メジャーセカンド
・メジャー
・BUYUDEN
・健太やります
・名探偵コナン
・湯神くんには友達がいない
・だがしかし
・ゴーストスイーパー美神
・初恋ゾンビ
・H2
・タッチ
・神のみぞ知るセカイ
・ハヤテのごとく!
たくさんの新旧サンデー名作が読むことができます。
無料ですので通学や通勤のお供に是非アプリを入れてみてください。
コメント
ヒロイン勢は江藤さんが登場のためかアンナの出番が激減してしまった
桜庭さんがヒロインに依存無し!!
日本代表編も短期で良いから見たいなー!
W杯に合わせてやってくれないものか、、、
最終回に龍が全然でない演出とか、最高のタイトル回収とか、構想してた最終回とTwitterで言ってたから、優人が真の主人公はマジである
単行本のおまけででも、後日談を少し描写してほしいなあ〜
アンナの霊圧が…
今までの「江藤さん正ヒロイン!」って感想の記事はしっくりこなかったんですが、真の主人公は優人という今回の感想は、その通りだと思いました。
ノケモノたちの夜みたいに終わってから数年後にアニメ化される可能性も