『ワンピース』第1005話〝悪魔の子〟
「てめぇニコ・ロビンをナメんなよ…」と啖呵を切ってたサンジはカッコよかったですね。誰もが助けなんて呼ばないで耐えるんだろうと思ってたら、一転しての大声に思わず笑ってしまった。
この手のバトル展開のあえて逆を突っ走るサンジさん半端ねぇ!自分で呼べと言っておいたブラックマリア姐さんもビックリしてしまう衝撃度ですよ。
1005話「悪魔の子」
ギフターズの名前
〝カイマンレディ〟島中に声を届ける準備は?
ブラックマリアの近くにいる目マークの娘さんはギフターズだった模様。足元からカイマンが「ごそ」っと飛び出ています。足がカイマンなのか(トイレどうするんじゃろ)。おそらく女性のモブギフターズは動物名を頭に付ける「○○レディ」って名前なのかな。
ギフターズ | |
ガゼルマン(男) | ガゼルのSMILE |
バッドマン(男) | コウモリのSMILE |
マウスマン(男) | ねずみのSMILE |
アルパカマン(男) | アルパカのSMILE |
カイマンレディ(女) | カイマンのSMILE |
ジンラミーやスピードやミゼルカやバオファンちゃんは女性でも「真打ち」なのでトランプ名称。ただのギフターズは「○○マン」と「○○レディ」。
偵察部隊「メアリーズ」
こいつは父の軍の偵察部隊「メアリーズ」。〝絡繰動物(サイボーグ)〟だ…!目的もなく島中をうろついてるけど…人間の「メアリーズ」と視界を共有してる…!
20世紀少年の友達マークみたいな「目」の紙つけたキャラ&動物は「メアリーズ」というらしい。「目有ズ」といったところか。バオファンちゃんたちが動物を通して「視て」「共有」できる。
気になるのは機械仕掛けの動物を通すという事。これって人為的なものだよね。生きた動物なら種族の特性なんだろうけど、精巧な機械作れて絡繰動物の目を通して共有なんて出来るの限られた者だけでしょう。「神の領域」「生命の設計図」と呼ばれる「血統因子」を使ったアレコレである。
995話
Dr.ベガパンクが発見した「血統因子」の発見。元同僚たちはそれを応用して生物改造できるのです。シーザー、ジャッジ…そしてクイーンさんも。
「メアリーズ」というのは血統因子の応用でクイーンさんが改造したのでしょうか。もともと目マークは「飛び六胞」のフーズ・フーが率いてた海賊団の元部下に多かったので、クイーンさんとフーズ・フーが揉めたのも「メアリーズ」が原因かもしれませんね。
サンジの「てめぇニコ・ロビンをナメんなよ…」真意
1004話
【前回のサンジ】
てめぇ〝ニコ・ロビン〟をナメんなよ…
【今回のサンジ】
助けて!!ロビンちゃーん!!!
衝撃の落差である。あれだけ啖呵切ってたなので、助けを呼ぶ事はないと思ってたし、ブラックマリアの手下と同じ意見でした。じゃあ「てめぇ〝ニコ・ロビン〟をナメんなよ…」の真意は何だっていうと…?
コメントで頂いたこの意見が一番近いかなぁ。もっと単純に言えばロビンはブラックマリアなんかに負けない!という絶対的な信頼。熱い。
助けを呼ばれて嬉しかったロビン
頼ってくれてありがとう♥嬉しかったわ
「みっともねぇ通信」「みっともねぇ声」「呆れた」と大声で助けを読んだサンジの評価が周りからだだ下がりの中で、当のロビンは助けを読んでくれて嬉しかったそうな。ありがとうと感謝まで述べてる。
これはロビンだからこそだよなぁと。
というのも、ロビンはもともと仲間に迷惑かけいないレディでしらからね。ウォーターセブン編では麦わらの一味が大事だからこそ、「CP-9」に降ったわけです。
398話
バスターコールが「やっと出会えた気を許せる仲間達に向けられた」「私があなた達と一緒にいたいと望めば望む程、私の運命があなた達に牙をむく!」と一緒にはいられないと言っていました。
むしろ重荷になっていつか裏切られるに決まってる(それが一番怖いとも)から助けに来ても欲しくなかったと言うロビンに対して全世界を敵に回しても関係ねぇって麦わらの一味の気概よ。
ロビンがはじめて頼ったのが「生きたい」って言えです。サウロの「いつか必ずお前を守ってくれる仲間が現れる!」が現実となったわけですね。「頼ってくれてありがとう♥嬉しかったわ」はロビンが言うと説得力がダンチ。
守ってもらうだけでない
ロビンは守られる存在ってだけでなく、仲間を守る存在でもあるってのが実に良いね。
構わないわ…私には守ってくれる強い仲間がいるから(818話)
世界中の大物たちがポーネグリフ解読のためにロビンの身を奪いに来るってネコマムシに言われた時も、強い仲間が守ってくれるから大丈夫と笑っていました。
今回、サンジが助けを呼んだことで「守ってもらう」だけでなく、強い仲間を「守ってあげる」という対等な仲間関係であることが示されました。ニコ・ロビンをナメるな!ですよ。グッとくるね。
サブタイトル「悪魔の子」
悪魔の子
今回のサブタイ「悪魔の子」とはロビンを指している。「悪魔と呼ばれた少女(391話)」「オハラの悪魔達(394話)」とサブタイにも何度かなってましたからね。
「悪魔の子」であるロビンがそのままサブタイになってるのは、一連の「ロビンの過去編~司法の島エニエス・ロビー」を彷彿させるしセルフパロディ的な要素にもなっている(と思う)。
魂の叫びである。ロビンの「生きたいっ」とサンジの「助けて!ロビンちゃーん!」がデジャブる。仲間を頼っていいんですよ。助けを乞うていいんですよ。ロビンだからこその「頼ってくれてありがとう♥嬉しかったわ」が最高だ。
同じ「死んだほうがマシ」の意味合いも全然違いますからね。いつか重荷になって裏切られるくらいなら死んだ方がマシからの、カイドウのモノになるくらいなら仲間のために死んだ方がマシですよ。「悪魔の子」の意味合いも違う。熱いぜ。
それにしても「ブラックマリアVSロビン&ブルック」という構図になり、下半身のクモは上半身と別の人格持った生き物なので、ブラックマリア姐さんはマジで2人いそうだ。
お胸が素晴らしかった
そんなわけでロビンがめがっさカッコよく美しかった1005話「悪魔の子」でした。まとめると、ヤマトとブラックマリアのお胸が最高だったという結論になる。
特にヤマトに関しては「ワキ」と「ヨコ乳」ばかりが注目されてましたけど、いえいえ正当にまっとうにおっぱいも凄いんだぞ!というところを見せてくれました。まる。
コメント
わざと大声だしてメアリーズの存在に気づいてもらおうとした部分もあったかと
なるほど…!確かにそれでウソップが
前話の「?」はそういう意味だったのかな
たぶんメアリーズに関することだと思うな
サンジが自己犠牲に走らず、しかもレディに助けを求めるっていうのも、良い回でした
時代も感じますね、今が男女平等とかポリコレとかそういう波が来ている時代なので
壁に耳あり障子に目あり。
から取って「目ありーズ」かな。
あの自己犠牲の塊っだったサンジが仲間に全力で頼るホールケーキアイランド編がなかったらあり得なかった展開ですね サンジもロビンも本音の言えるキャラじゃなかったもんな
アーロン編などサンジは普通に仲間に頼ってるような
壁に耳あり障子にメアリー
ってギャグが何かのお笑い番組から流行ったらしいです
そのメアリー役が大勢いる=メアリーズ かな
×何かのお笑い番組
○明石家さんま主演ドラマ『心はロンリー気持ちは「…」Ⅳ』
俺たちひょうきん族のドラマパートの延長みたいなギャグ満載の昭和ドラマです。
サンジが仲間に助けを求めるなんて、初めてでは?
それに応えるロビンちゃんが尊い!
泣き叫びはしなかったけどCP9はナミに代わってもらいウソップの代わりをして「お前にできねェ事はおれがやる」「おれにできねェ事をお前がやれ」とは言ってますね。持ちつ持たれつ。
守ってもらう仲間から、頼ってもらう仲間になったんだなー。しみじみ。
確かにホールケーキアイランドから、サンジの行動は自分に真っ直ぐな行為が多い気がする。
モモの助になりたい人生だった……
きんえもんのフクフクの実の隠された効果がラッキーマン的な
ご都合主義結果をもたらす福かなと思ったけれどラキラキの実が映画にあるのね。
しかしホビホビが不老または子供の姿になる、触れた相手はオモチャになるし命令も出来る、しかも周りは都合よく記憶を忘れる欲張りセットなのでフクフクもこれくらいあってもいいような
サンジの叫びを命乞いとも思わずにちゃんと意図の有るものだと受け取る麦わらの一味がいいですね
ジンベエ→フランキー…の順にサンジへのリアクションを繋げているのがまた興味深い。
ロビン&ブルックはスリラーバークでも蜘蛛のゾンビと戦ってましたね
ブルックはホントにあっさりスマートに最高なサポートしますね
サンジが助けを求める前フリとして敵側がサンジは助けを求めずに犠牲になると白々しい程に熱く語っています。そしてヤマカムさんの記事もサンジとロビンの過去・現在を含む心情を丁寧に丁寧に熱く語っています。最後の胸の話題の前フリとして(笑)さすがです!
サンジはビッグマム戦で学んで、成長したんだよ。仲間を守るために犠牲になるはずだった行動は、すべてが裏目に出て、ペドロを失った。一方で、得たものも多い旅だった。自分に足りなかったものは何だったのか。「助けて」を言える人間になった、それを仲間に伝える必要があった。
サンジは最初から仲間に頼るし持ちつ持たれつをしてると思うけどWCI編からって言ってる人はちゃんと読んでないの?
この状況前のサンジなら死を選んでいたよ
ブラックマリアが脱いだ理由が分からない
エッチだったのでいいけど
脱ぐのに理由が必要か?
カレイマンレディって誰だよ
仲間に助けを求めるのはいいんだけどもっとまともな演出なかったのかね
女に釣られて捕まってボコされて助けてーってバカかよとしか思わんかった
まぁあなたはそう思ったんだなあなたはな 賛否あるものが一番面白い
騎士道的に男が女に手を上げるのが許せないっぽいし、ということは今後サンジが女性がいる一味を相手にする度にナミかロビンに助けを呼ぶ展開が待ってるのかね・・・
ジャンプの対象年齢がどのへんなのか知らないけど
中高生だったらどうしてもそのくらいの受け止め方になっちゃうのしょうがないと思う
微妙な機微を読み取れるオトナが読めば面白いけど子供には伝わらない、って良いのかどうかわからないけど子供にもわかる展開や表現だったら自分は間違いなく読んでないし難しいとこだな~
個人的に久々に痺れた 20年越えてキャラの精神的成長を描くのは難しいと思うがこう来たかとこの展開は尾田さんしか書けないし書かないだろう。
>それにしても「ブラックマリアVSロビン&ブルック」という構図になり、下半身のクモは上半身と別の人格持った生き物なので、ブラックマリア姐さんはマジで2人いそうだ。
なんかクモクモの実の能力っぽいオニグモ中将だったかな? その人もワンシーン下半身がクモになってるシーンがあるとかないとか。(自分は把握できませんでしたが)
もしかしてクモクモの実の特徴なのかもしれませんね。獣型か人獣型だと下半身がまんまクモになるっていう。
>「ロビンの過去編~司法の島エニエス・ロビー」を彷彿させるしセルフパロディ的な要素にもなっている(と思う)。
ってところで、同じくエニエス・ロビーでナミに「~逃げ出すことも騎士道に反するなら・・・せめてそっちはすてなさいよ」の辺りも思い出しました。
ブラックマリア姐さんメリケンつけて殴ってるの微妙いと思ってたけど妖刀みたいなのが真の得物か