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『愚かな天使は悪魔と踊る』5巻、ヤキモチと恋の病が大変ニヤリングでした!

愚かな天使は悪魔と踊る 5 (電撃コミックスNEXT)

 

『愚かな天使は悪魔と踊る』(アズマサワヨシ)5巻読了。

やばいな(俺の頬の緩みが)…リリーちゃんの可愛さレベルは天井知らずか!

 

リリーの命の危機を救った阿久津は、とある「お願い」を提案する。
その恥ずかしい「お願い」に応えようとするリリーだが――?
お互いがお互いを堕としあう、ハラグロラブコメ第5巻!

阿久津とリリーの関係を疑う夕香は
カマをかけるために阿久津をデートに誘う。
2人のデートをストーキングするリリーの胸に去来するものは……?

 

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『愚かな天使は悪魔と踊る』5巻

天使と悪魔のラブコメもはやいもので5巻。

3巻ラストで両者陥落し、そこから本格的に(?)ラブがコメるようになった(ような気がした)『愚かな天使は悪魔と踊る』は、5巻にしてたどり着いてしまったのである。

 

リリーちゃんの家にお泊りである!

はじめてのお泊り

1

20話

 

リリーちゃんの家へ泊っていくことになるとはね。しかも彼女は熟睡。お膳立てはバッチリです。FF7で例えれば「約束の地」のようなものです。

 

脳内会議の結果、据え膳食わぬは男の恥と勝手に決めつけ、「恋のA・B・C」を実行することに決まりました。「恋のA・B・C」とは、absorbing(夢中にさせる)、break(心をっ壊す)、control(支配する)そうな!さすが悪魔!まじ鬼畜っす!

 

こんなのもう、約束された勝利の一夜に決まっているじゃん!すでにイメージトレーニング(妄想)もバッチリだ。もう、続きを読むまでもない。先に言っておくとしよう。ありがとうございます!ゴチになります!(先行感謝)

 

からの…オチ。分かってました。健全漫画ですもんね。

さあ、祭りはおしまいだ。解散解散。

第2ラウンド

2

今回だけ…特別じゃぞ…?

 

みんな集まれ!

なんてこったまだ祭りは終わってなかった。

 

目を覚ましたリリーちゃんは阿久津にお礼をすることになります。ドラクエ10風にいえば「眠れる阿久津と導きのリリーちゃん」の開幕である。

 

そんなわけで21話「褒美」。まあ、褒美といってもただの抱っこなんですけどね。とはいえ、これがなかなかどうして。読者的には実に白熱した葛藤で、リリーちゃんの可愛さを展開させて自然と頬が緩んでしまいました。

 

この漫画はアズマサワヨシの綺麗な絵が視覚的インパクト抜群なんですが、褒美である「抱っこ(される)」シーンはあまりに綺麗だった。ふつくしい…と感嘆してしまいましたね。その後のハワハワするリリーちゃんも大変可愛かった。

 

3

リリちゃんぐうかわ

 

一夜の出来事で数々のファインプレーよ。視覚的にも破壊力抜群でしたね。赤面涙目のリリーちゃんの一挙手一投足はすごかった

 

全てナイスプレーだったが、あえて一番を上げるとすればベッドに入って布団をかぶったものの下半身を出して足をばたつかせたシーンだろう。恥ずかしい「バタバタ感」と、キャミソール&下着が浮いてる。

 

「頭かくして尻隠さず」という言葉を地でいっていましたね。服越しに浮いてるおパンツのラインが芸術のようでもあった。アズマサワヨシ先生、これはもう絵という名の兵器ですわ。

本当の地獄(読者的に天国)はこれからだ…

4

21話

 

見られたー!(笑顔)

 

リリーちゃんの可愛すぎるファインプレーは見れたものの、世間で言うところの「朝チュン」はしてません。がしかし、阿久津が泊ってリリーちゃんのマンションから翌朝一緒に出てくるところをクラスメイトの広田と谷川さんに目撃されてしまうのであった。

 

天使&悪魔の一芝居で誤魔化すことになるのですが、これまたニヤリングできる大変美味しい展開となるのでした。あまりに荒唐無稽な言い訳だったものの、ギャグ漫画なのでなんとか誤魔化せるか…と思いきや!

 

谷川さんがスーパープレイを連発するのです。

いい仕事してますねぇ~。阿久津にちょっかいを出し始めるのである。そうなるとどうなるかと言えば、リリーちゃんが益々可愛くなるってものです。ずばり「ヤキモチ」です。

ヤキモチモード

5

イライラモード

 

そんなわけで、谷川さんが阿久津に色々とします。それを間近で見るリリーちゃんが大変素晴らしい。イライラモードへと突入してしまいます。ヤキモチってやつです。

 

ラブコメにおいてヤキモチというのは、「ヤキモチを制する者が読者心を制する」とバスケットのリバウンドぐらい重要な要素です。リリーちゃんのヤキモチっぷりは見事にツボを抑えている。嫉妬むき出しである。

 

実際、3巻で陥落ちてたものの己の恋心を意地でも認めてなかったリリーちゃんでしたが、もう読者に丸わかりなのが素晴らしい。「本音隠してデレ隠さず」である。ムカムカしてる乙女心が芸術のようでもあった。これはもう恋する乙女心という名の兵器ですわ。

 

ヤキモチってのは、「何よ!私以外の女の子にデレデレしちゃって!」という恋する乙女の独占欲と怒りが沸点に達した時に生じる感情爆発現象ですからね。リリーちゃんは怒りの沸点が超低いので、ヤキモチを大爆発させます。正月でもこんなに餅は焼かないだろ!って。

 

そんなこんなでヤキモチを爆発させるリリーちゃんが大変可愛かったです。

不治の病は「恋の病」

6

なんじゃこれは…

 

なんじゃって、これはもう明らかです。

病気を患ってしまっています。「恋の病」です。

 

ヤキモチによって、かなり心が「もやっ」としていましたからね。この「もやっ」こそが恋の症状に他ならないのです。これは心の天気模様も色々とヤバイです。

 

恋の進行が進むにつれて、この「もやっ」の頻度が増して凄く心がもやもやしてきます。もやもや雲が誕生するわけですね。このもやもや雲が心の天候を不安定にし、悲しかったり切なかったりする雨を降らせたり、赤面の熱風を吹かせたり、怒り(ヤキモチ)の雷を落としたりするわけですよ。

 

リリーちゃんの心模様は台風が直撃したといっていい。一体どうなってしまうのか。しかも、妹(素体)まで具現化しちゃって核爆弾落としちゃうし。やべー!盛り上がってきてる!まる。

 

愚かな天使は悪魔と踊る 5 (電撃コミックスNEXT)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス (2018-09-27)

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