『オタクに優しいギャルはいない!?』という最高のニヤリング製造機ラブコメ！伊地知さん最高やんか！

 

あまり大きな声で好きと言えない“女児向けアニメ”が好きなオタク 瀬尾卓也。ある日、クラスのギャル 天音さんと伊地知さんに絡まれたのだが、何やら天音さんもオタクの匂いが…？「オタクに優しいギャル」たちとオタクくんのスクールカーストラブコメディ第1巻!!

 

『オタクに優しいギャルはいない!?』（のりしろちゃん、魚住さかな）読了。胸がときめく！これぞ誰もが送りたかったアオハル！夢がある。理想の青春の全てがな！

 

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『オタクに優しいギャルはいない!?』レビュー

ギャル×2とオタクのラブコメ

1時間目

 

前の席の伊地知さん。ノリが軽いいかにもなギャル…苦手だ。

よく一緒にいる天音さん。モデルみたいなクールなギャル…苦手だ。

 

そんな口上ではじまる『オタクに優しいギャルはいない!?』。どんな漫画かといえばギャル2人が主人公（オタク）に優しいラブコメ漫画です。これが実にニヤニヤとこそばゆさが満載で素晴らしいのです。

 

まあ、ギャル×オタクってのは最近の流行りですね。

「ギャル×オタク」って対局ジャンル

今のラブコメを見渡すと「ギャルとオタク（冴えない男子）」は鉄板ネタになってますよね。

 

ちょっと思い出すだけでも『その着せ替え人形は恋をする』『やんちゃギャルの安城さん』『ギャルごはん』『イジらないで、長瀞さん』…など枚挙にいとまがない。

 

 

ヒットして人気ジャンルであることが分かる。

 

これって近年の走りというより80～90年代ラブコメの原点回帰ではないかとラブコメ好きとして見てます。「ギャルとオタク（冴えない男子）」って磁石で言えばプラスとマイナス。対局の存在で交わらないものです。

 

80～90年代のヒロインってちょっと不良みたないな娘が多かったじゃないですか。人気もあった。それこそラブコメレジェンド『きまぐれオレンジロード』なんて、鮎川まどかも檜山ひかるも不良娘でした。初期なんて中坊のくせにタバコ吸ってましたし。

 

逆に不良（ヤクザ）漫画のヒロインっておとなしい清純派みたいな子なの多かったのよね。「冴えない男子と不良女子」「ヤンキーとおとなしい子」って対局のカップル。

 

これぞ青春時代の「あんな人と付き合いたかった」「仲良くしたかった」ですよ。それが現代でよりブラッシュアップして一大ジャンルとなってるのが「ギャルとオタク（冴えない男子）」かなと（思う）。

 

で、このジャンルでめっちゃ良い感じに仕上げてるのが『オタクに優しいギャルはいない!?』なのです。

「あー！こんな青春送りたかった」がある

天音さん可愛い

1時間目

 

この漫画は2人のギャルによるダブルヒロイン制でクールビューティ―の天音さんの魅力は隠れオタクであることです。

 

普段はクールな美女でありますが、実は主人公と同じ女児向けアニメ「キラモン」の大ファンであるというね。むしろ主人公より知識あるガチ勢です。

 

これぞ「あー！こんな青春送りたかった」を濃縮したヒロインじゃないでしょうか。

 

オタクであることを隠してるギャルですが、好きなものへの愛はまるで隠し切れない。妹が好きって取り繕っててモロバレなのが良い。一挙一動が実に可愛らしい。愛でるに最適なヒロインです。

伊地知さん

1時間目

 

もう一方の伊地知さん。こちらはいわゆる黒ギャルでお胸がはだけてる（しかも大きい）のが特徴です。彼女はオタクではないんですけどトニカク優しいんです。

 

「オタクあるある」で好きなことを早口でまくしたてるということがあります。ついつい主人公もそれを炸裂させてしまうのですけど、伊地知さんの言葉にハートを鷲掴みにされましたね。

 

微笑みながら「ゆっくりでいーよ」「ちゃんと聞－てるし」ですよ。優しい！

 

特にお気に入りなのは3時間目。教科書を忘れてかばってくれたのには、グッとくるものがありました。それでいて可愛さが天元突破してた。

 

3時間目

 

はい！可愛い！

 

『ワンピース』で例えれば、開始早々の目の前に「ひとつなぎの大秘宝」とラフテルがあるような状態ですよ。そこ（伊地知さん）に青春の全てが置いてある！

 

そういえば黒ひげも言っていた（ような気がする）。空島はあったろう？オタクに優しいギャルもそうさ。必ず存在する！

 

タイトル『オタクに優しいギャルはいない!?』のアンサーが出ちゃってますよ。ここにいた。オタクに優しいギャル伊地知さんです。

 

優しいだけじゃなくて、3人の中で一番テストの点が良かったり（別に優秀ではない）、家庭的だったり、メガネが似合ったり、存在そのものがえっちだったり…可愛いところを上げればキリがありません。

 

天音さんが愛でるヒロインの最高峰なら、伊地知さんはペロペロするヒロインの最高峰です。

2人とも可愛い

1巻の段階だとラブがコメる初期症状といいますか。「ちょっと気になるアイツ」ぐらいの友好度と愛情値ですけど、すでに自然と頬が緩みまくります。ニヤニヤしちゃう。

 

2人が惹かれる様子がけっこう丁寧に描かれてるのも良いんです。「友達→ちょっといいかか→？？？？」ですよ。

 

1話の中で2人のターンが交互に来るので、もう読者の心は天音さんと伊地知さんの間をいったりきたりである。

 

6時間目

 

天音さん。伊地知さん。天音さん。伊地知さん。天音さん。伊地知さん。

やめて！読者の心でキャッチボールしないで！（嬉しい悲鳴）

 

伊地知さんに関しては5時間目と7時間目でスーパープレイを連発させます。

 

どうも1巻の表紙やポジション的に天音さんの方がパッケージヒロインのようです。でもね。どう見ても付き合うなら、お嫁さんにするなら伊地知さんでしょう。

 

当ブログは伊地知さんを応援しています！そして、私が応援するヒロインは逆境であろうと必ず勝ちます。歴史が証明してる。安心安定信頼の私が推すヒロインです（←）。

 

ラブコメは農業みたいなもんだからね。「種をまく、芽が出る、すくすく育つ、収穫する」です。まだまだラブコメとしては種をまいてちょっと芽が出てきた段階なんですよ。これがすくすく育って収穫の季節を迎えたらどんだけ美味いんだと。

 

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