『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』2巻 あの日見た魔法の名前を俺達はまだ知らない

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2019年9月に読んだ漫画を振り返っておきます。

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2019年9月の漫画

ゆこさえ…

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (2) (角川コミックス・エース)

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』(原作:伊瀬勝良、漫画:横田卓馬 )2巻も最高だった。これがアオハルってやつだ。それだけに衝撃的展開が半端じゃありませんでした。え?これどうなんの?

流行のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通して、交流を深めていく、はじめと慧美。そんな中、二人は東京に出かけることに! ※特別特典公式プロモカードは書籍版のみの特典となり、電子書籍には付属しません。

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もしも世界が滅びる日が来たら、その時は―… 『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』(原作:伊瀬勝良...

『すべそれ』2巻

渋谷遠征

どう?かわいいかって聞いてんの?

はい!可愛い!

渋谷で沢渡さんのショッピングに付き合って着替え姿をかわいいか聞かれたいだけの人生だった(遠い目)。喫茶店メンバーと「マジック:ザ・ギャザリング」のトーナメント大会に参加するため渋谷へ遠征した一幕である。

かわいいって素直に入れない思春期男子の神納。分かる。分かるぞこのドキドキ感。これはまさに思春期のドキドキです。思春期のドキドキが今、自分の中で蘇る!一方で、ぷくーって膨れる沢渡さんのやり取りが自然と頬を緩ませてくれるぜ。

私は「M:TG」をまったく知らないのですけど、『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』がぶっ刺さりまくるのはノスタルジックな98年って時代設定とラブコメの秀逸さよ。

新キャラ諏訪原八雲

諏訪原八雲

トーナメント会場で知り合った諏訪原八雲。

神納たちとタメの中学2年生。クラウドを名乗ればFFの話題。「エフエフ」と略すか「ファイファイ」と略すかとかあるあるすぎるんだよね。「解体新書」とか、ちょっとした会話がたまらんぜ。何もかもみな懐かしい…。

いやー、いいね。

新キャラの八雲。実にいい。

何がいいって性別がよく分からないことだね。いやまあ、流石にどう見ても可愛い女の子にしか見えませんけど、神納は男子だと思い、沢渡さんは女子だと思うのでした。で、八雲と仲良くする姿を見れば異性とイチャイチャしてるように勘違いしちゃうって寸法よ。

おかで「ヤキモチ×2」がたいへんおいしゅうございました!

あらあらまあまあ

ちっ…なんだよ沢渡のやつ…

同年代の男と見るやいきなり愛想振りまきやがって

どういうつもりなの神納くん?

ちょっと目をはなしたすきに私以外の女の子に声なんかかけちゃって…

まったく最高かこいつら!

私は一番美味しいモチの食べ方はきな粉モチか醤油モチだと思ってましたが、本当に一番美味しいのはラブコメにおけるヤキモチなんだなーって発見できましたね。ラブコメヤキモチうめーっす。

八雲はオーブントースターとして名品ですわ。沢渡さんのヤキモチを焼かせる相手としてよい仕事しすぎです。綺麗にぷくっと慧美餅を膨らませて美味しく焼き上げてくれます。

八雲も第二ヒロインとして完璧だ

8話 / 5話

あらら~(笑顔)。

八雲は沢渡さんをより可愛くさせるヤキモチ焼かせ要員だけではない!彼女単体でも十分第一線に出れる戦力です。この子もまた逸材だ!

あまり男慣れしていない初々しい反応がツボですね。男子だと勘違いしてる神納は慣れ慣れしくフレンドリーにスキンシップを取ってくるんですが、その都度うぶな少女の反応をしています。肩を組めば「ひょっ」(ビクッ)とか、手を捕まれ握手すれば「あッわッ!?」とはわはわ状態。

淑女の恥じらいが可愛い!

そして乙女の恥じらいはもっと可愛かった!

なんか神納の必死で男らしい一面を見た時、「この女陥落ちた!」って分かりやす瞬間が最高でしたね。自転車2人乗りしてたら「ぎゅ」と服を掴む仕草に撃ち抜かれてしまった。惚れたなと。この子は第二ヒロインとして楽しみすぎる。

沢渡さんとのアレコレ

えっち

沢渡さんとプールへ行って「えっち」と言われたいだけの人生だった…。八雲っちの伸張著しかったけど、やっぱり正ヒロインの沢渡さんは強い。強すぎるんですよ!ドキドキのスーパープレイが満載でした。

ラブコメとして素晴らしいのは「お約束」を外さないイベントと「テンポの良さ」に尽きる。渋谷遠征の帰りで沢渡さんの電話番号を聞くのに手に汗るし、聞かれた沢渡さんの驚いた表情と嬉しそうな笑顔が心の琴線鷲掴みなり。

特筆すべきはプール回でしょう。期待に違わぬ小っ恥ずかしさ全開のニヤリングイベントなり。泳げない沢渡さんに泳ぎを教えてあげるわけですが、いちいち可愛らしかった。小悪魔チックに「えっち」とかニヤけざるを得ない!

俺たちの夏の終わり

どうして私が会いたい時に会いに来てくれるの?

はぁ~(感嘆)。

沢渡さんとの渋谷デート(遠征)もプール回も良かったけど、1番は8話「俺たちの夏の終わり」ですよ。『かぐや様』の花火大会を彷彿させる最高の夏の1ページでしたわ。

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模試の成績が落ちてしばらく家で勉強することになった沢渡さん。花火見たかったって言葉を思い出して、沢渡さんの家まで行って市販の花火を打ち上げた神納の男らしさも光りました。

「どうして私が会いたい時に会いに来てくれるの?」「まるで、魔法(マジック)みたい」ってモノローグは素直に感動です。グッとくる乙女心なり。なんだかんだで、どう見ても2人心と心で通じ合う両想いそのものです。

ここに八雲も加わって3人の甘く眩しい青春はこれからが本番だって思ったんですよ。ノストラダムスの大予言まで残り11ヵ月。何なら高校生編だってやっていい。そんな期待に胸を膨らめせてた読者に衝撃を走らせる。え?なにこれ?

沢渡さんの魔法は解けてない

?????

私は今でも思い出す

あなたとすごした日々のことを

滅びることなく続く世界で

いつまでもあの日の魔法が解けずにいる

( ^ω^)なんだこれ…。

成長して社会人(大学生?)になった沢渡さんが中2時代の夏を思い出すワンシーンです。あの…これめちゃくちゃ不安なんですが…。だってさ、このまま神納と沢渡さんが仲良くしてけば付き合うのは火を見るより明らかじゃん。

2人とも成績優秀だし同じ高校進学したり、大学まで一緒ってことも十分あり得る。「嫌な奴発~気になる相手~好きあう同士~恋人~結婚着」は約束されたルートではなかったのか!何で「中3」「高校時代」でなく「中2の思い出」を大事そうにしてるんすかね…。

え?来年…1999年の夏に世界は滅びませんよ。大人の沢渡さんだって「滅びることなく続く世界」って言ってるじゃん。このモノローグから察するに大人沢渡さんの近くに神納がいない事が伺える。

さらに「魔法」という比喩。

魔法

神納と会えたことを魔法みたいだと言ってて、その魔法が成長しても解けていないそうな。つまり会いたいけど会えて無いということかえ。「あなたとすごした日々」と完全に過去形なんだもん。神納どこ行ったんや!?

中2の花火を「あの日」の魔法ってのも引っかかる。そも、『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』の最大イベントってノストラダムスの大予言…1999年7月じゃなかったのかよ!来年、中3の夏に「私と一緒にいてくれる?」の約束を果たす時に向けてのはずなのに、大人沢渡さんの言い方では1999年7月を一緒に過ごしてない可能性が出てきた

また、中2のメモリーが何年か十何年後(ノーパソの薄さから察するに10年代っぽい)でも大切になってるのは上手いねぇ。だって、沢渡さんは中2の夏で去年何してたか覚えてないんだもん。

思い出せないことに定評のある沢渡さん

去年の今ごろはなにしてたっけな

思い出せないや…

中1の夏休みに何してたか思い出せなかった沢渡さんが大人になっても中2の夏をずっとずっと覚えてて思い出すのはいかに大切な思ひ出となってるか分かる。それだけに不穏だ…。

思い出す役目が何で沢渡さん!?

1巻4話

1巻を読んだ印象では『ハイスコアガール』を踏襲してたし、未来への「約束」や「思い出してよね」というもの言いから、実は沢渡さんが転校とかするんでないかと思ってた。が!良い意味で予想を裏切ってくれた。

沢渡さんは大人になって普通に実家にいて、思い出す役割が沢渡さんになってることで、逆なのではと思ったり思わなかったり。

構成が上手いので1巻ラストが意味深になってくるのもポイントかも。2巻ラストで大人になった沢渡さんが過去を思い出しながらのモノローグだったわけで、この漫画ひょっとして巻のラストで未来の沢渡さんのモノローグ入れてる説まで出てきた。

3巻読まんと何とも言いようがないが…。最初に「あれ?これ短期打ち切りコース?」と思ったけど、CMまで出してるので売り上げ良好で打ち切りはないはず。これは演出なんでしょう(多分)。だからこそ1巻ラストのモノローグはいつの沢渡さんの言葉なのかなぁ…。

ねぇあの約束覚えてる?冗談だって言ったからもう忘れちゃったかもしれないけど、空から恐怖の大王が降ってきて世界を滅亡させる。嫌なことも私の弱さも丸ごと吹き飛ばしてすべての人類を破壊する。もし本当にそんな日が来たら…思い出してよね…。世界が滅びるその時は…。

1巻ラストのモノローグはチャリ2人乗りしてた時点の声でない説!

違和感もあった。「もう」ってそんな昔かと。また、世界が滅びる日は一緒にいてくれるって約束だったのに「思い出してよね」っておかしくねーか?そこは「もし本当にそんな日が来たら一緒にいてね」とかでしょーが。

神納はじめ、中3の夏(1999年7月)前に思い出して欲しいと言われる対象になるのかもな。知らんけど。あの夏の神納に会いたい時に会えた魔法はまで終わってない。それは大人になった今も…きっと…。エンディングが見えた(かもしれない)。

コメント

  1. 匿名 より:

    主人公で読者目線側でもあるはずのはじめの顔が、
    単行本の表紙だと1巻も2巻もちゃんと描かれてないんですよね

    何というか慧美から見た過去の思い出っぽいというか・・・

  2. 匿名 より:

    意味深な雰囲気出すのにすげー手軽な手法だからよく使われてるけど、
    こういう回想形式の漫画って好きじゃないわ

    • 匿名 より:

      漫画なんて手軽なもんばっかだろ。主人公が都合よく強大な力を手にしたり強敵が都合よく主人公を見逃したり。

  3. 匿名 より:

    2巻で終わりじゃないよね?! 3巻分からは大人編になるんか? それとも妙なの匂わせながら普通に高校生からの続きやるんか?

  4. 匿名 より:

    タイトルだけ見て異世界ものだと判断して見ようとしてなかったわ
    オナマスの人だから静と動のピーキーさはわざと、だよね?

  5. 匿名 より:

    まさかのバッドエンドなの? 破壊されるすべての人類って俺らのことだったりして((((;゚Д゚))))

  6. 匿名 より:

    タイトルの「すべての~」はMTGの有名カード「神の怒り」のテキストのオマージュになってる
    神の怒りは戦場のクリーチャーを全て破壊する効果で、エミの好きな大量破壊呪文(リセットボタン)の代表格でもあり、作中の時期はノストラダムスの大予言によりクリーチャーでなく人類が破壊される(予定)だからこのタイトルになってると思われる
    回顧録風なのも狙ってる読者層がこの話を「懐かしい」と感じる層だからかなとも思う
    実際MTGは今作中の時期やってた小中学生プレイヤーが社会人になって復帰ってパターンが多い
    というかメインプレイヤー層が30代のオッサンゲーと化している
    ストリーミング配信が活発でプレイしてなくてもMTGに触れることが出来るし、気軽な始め方として基本無料のオンライン対戦ソフトの提供も始めたから人口伸び盛り中