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『ゆらぎ荘の幽奈さん』堂々の完結!幸せの結末でした…

『ゆらぎ荘の幽奈さん』209話:ゆらぎ荘の幽奈さん

 

『ゆらぎ荘の幽奈さん』が完結しました。

まさに大団円でしたね。ニセコイより長くやってほしかったけど大満足。

 

終盤の伏線の広いっぷりと、サブヒロインたちのラストファイトは物語としても完璧。とても綺麗でした。最終回のカラー扉が温泉でほぼ全キャラの全裸というサービス精神もほとほと頭が下がる思いです。

 

 

4年間ジャンプ民のハートを癒やして温め続けてくれた。ミウラタダヒロ先生本当にお疲れ様でした。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』堂々完結す

ハーレム漫画の王道締め

この手の可愛いヒロインわんさか作品は、最後に1人が勝者となりあとは敗者なので、サブヒロインを応援していた読者には辛いものがありますけどね。雲雀ちゃん派的には「幽奈さんEND」で納得です。

 

そもそも、ハーレムラブコメは最後に正ヒロインを応援してしまう構図ですからね。

これは構造上の理由で、古今東西関わらずどうしてもそうなるものです。

 

この漫画も王道ハーレムラブコメの締めだったと言える。その展開を都合よく動かされるマリオネットと化したとは自分は思わんなぁ。まあ、雲雀ちゃんの涙は辛いものがありましたが…。

 

聞かなくていいの?告白の返事…!!

 

雲雀ちゃん…(´;ω;`)

 

ただ、サブヒロインがフラれて正ヒロインのアシストするってわけでなく、『ゆらぎ荘の幽奈さん』の場合はそれぞれのルートENDを見せた上でのグランドエンディングを見せたようなものですからね。古きギャルゲーマー戦士たちはノスタルジーを覚えたのではないでしょうか。

 

というか一度結ばれてハッピーエンドになってる状態でも尚、未来のコガラシさんとお別れして戻ってきた雲雀ちゃんたちにアッパレやって下さいよ。強い。

 

雲雀ちゃんたちが見た未来ルートは前提として全て「幽奈さんが成仏した後」のコガラシさんと結ばれたので、そりゃ幽奈さんが留まるなら納得するしかない。涙を飲んで「おめであとう」と言うべきかなぁ。

幽奈さんEND

だから逝くな

 

読者&幽奈さん「ふぇ…?」

 

そ、その手があったか!幽奈さんがずっと地縛霊。

この顛末は海のリハクの目をもってしても読めなかった…。

 

どうしても幽奈さんは成仏しなきゃいけないって前提で、あり得るべきハッピーエンドは「明日の君と遭うために」の瑠璃子ルートとか「アウタゾーン」のマジック・ドールみたいな…、「幽奈さん成仏」→「生まれ変わるか誰かの身体に魂入る」→「コゴラシさんと再会してハッピーエンド」を予想してたが…。

 

コガラシさんは成仏させず地縛霊でいられる力を身につけたのか。全てが幽奈さんの未来を見てしまったことから始まり、コガラシさんを救う方法を探すルートを見つけるためだったなば、逆もまたしかりなり。

 

コガラシさんの霊媒体質は幽奈さんを成仏させないためか…。ミウラ先生はこれまで描いた設定などをうまーく拾っていきますね。。

抱きしめるコガラシさんがグッとくる

成仏しようとする幽奈さんを抱きしめるコガラシさんはグッとくるものがありましたね。

 

これってあれだよね。

ショタ化した時に幽奈さんがやってくれたのと逆バージョンだよね。

 

165話

 

今回のことも…悪いコトばかりじゃありません!だって、こんなに思い悩んでいたあなたを今こうして抱きしめられたんですから…。大好きですよ…コガラシさん。一人で消えるなんてさせません。あなたがどんなにご自分を呪おうと…わたしは大好きですから!

 

霊媒体質に悩んでいたショタっ子コガラシさんを優しく抱きしめ、消えようとしてたのを「一人で消えるなんてさせません」があったからこそやねぇ。

 

一人で消える幽奈さんを抱きしめて逝くなと決めるコガラシ△□×(さんかっけー死角無し)。

 

幽奈さんがコガラシさんを救おうとしてくれたように、コガラシさんも幽奈さんを救おうとしてた。幽奈さんがコガラシさん一人消えるを抱きしめて留まらせたように、コガラシさんも一人で消える幽奈さんを抱きしめて留まらせる。尊い…。

「こんなに幸せでいいんでしょうか」

 

…幽霊なのに成仏しなくていいのでしょうか

幽霊なのにこんなに幸せでいいのでしょうか

 

いいともー!!

 

タモさんに翌日来れるか聞かれるぐらい全力で答えましたね。

 

個人的に最終回で一番エモかったのは幽奈さんの幸せってモノローグでした。ちょっと読みながら目頭に熱いものがこみ上げてきましたよ。幽奈さんが宝具「幸せ」を噛みしめる。これ至高なり。

 

最終話は1話と同じこの漫画のタイトルである「ゆらぎ荘の幽奈さん」ってサブタイです。

このサブタイに相応しい内容だったんじゃないでしょうか。

 

だって、すべては1話「ゆらぎ荘の幽奈さん」で2人が約束したのがはじまりだからね。

 

この約束が全てのはじまりやで

 

俺がおまえの未練を晴らしてやるよ幽奈!

俺がおまえを幸せにしてやる!

 

約束はここに果たされた。

 

男コガラシさん!言った約束を100点満点中で10000000000点の解答で守った。未練はコガラシさんと暮らすことなら、間違いなくコガラシさんが「未練を晴らして」くれたな。そして、成仏しないってウルトラQで幸せにしてくれた。キレイな物語やで…。

 

なんだかんだでコガラシさんはラブコメ史でナンバーワンの主人公だったね。

積み重ねられたメモリーの結末

 

感動した!

 

古くは『幽遊白書』から連なるジャンプ的ラストを飾るに相応しい写真END。

最近では『鬼滅の刃』も写真ENDでしたね。

幸せな結末を強調する上でもこれ以上ないものでしょう。

 

で、『ゆらぎ荘の幽奈さん』の場合は一味も二味も違う写真ENDですわねぇ。というのも、点と点が線になった写真ENDだからなり。唐突に1枚写真の結末でなく、ちゃんとこうなるべき伏線をばっちり示して、その上で積みかさねたものが積み上がった写真ENDである。棚も含めてね。

 

幽奈さんは写真が苦手だったんですよ。

自分が映らないから。

 

一方で、コガラシさんはパワーは凄いけど細かいことは出来ないのに霊撮が出来るようになったんですよ。なぜなら幽奈さんを撮るために…。

 

で、幽奈さんの誕生日にフォトフレームをプレゼントして思い出を残していこうってなったわけですね。そんな紆余曲折の果にたどり着いた写真なんじゃ。賑やかになっていった棚なんじゃ。最の高!

 

何も無し→人形のみ→2人とみんなの写真→結婚式の写真

 

ゆらぎ荘404号室。

幽奈さんが地縛霊になった時は何もなかった。

 

時計の隣の棚に荷物ゼロからはじまったんですねぇ(しみじみと)。コガラシさんがやって来て人形が置かれた。コガラシさんと過ごす内にフォトフレームと写真が増えた。そして、最後は結婚式の写真が…という、舞台装置の流れが芸術的のようでもあった

 

何も無かった棚が、話が進むに連れてどんどん賑やかになっていく。この点と点があったからこそ、最後に増えたものは綺麗な線になったんじゃ。だから最高の写真ENDなんじゃ。

 

幸せにする約束をきちんと守ったね。幸せの結末です。そりゃ大滝詠一も歌うっちゅーの。まさに大団円!バイバイゆらぎ荘ワールド!

 

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    いや、ここ毎週ワンピの感想・考察バンバンしてるスレだぞ
    何言ってるんだ?

  2. 匿名 より:

    マトラと師匠が大好きだったよ

  3. 匿名 より:

    終わっちゃったか。
    初登場時からちさきちゃん派だった自分としては、こがらし君とは結ばれなかったとしても、幸せになってほしいな。

  4. 匿名 より:

    こがらし君、最後までいい男だったな、、、

  5.   より:

    幽奈さんが成仏するのはコガラシ君が死んだ時?

  6. 匿名 より:

    ゆらぎ荘の大家さんって、結局誰だったのだろう?

  7. 匿名 より:

    転生エンドを予想してたんですが良い意味で裏切られましたね。
    コガラシ君&幽奈さん、末長くお幸せに!

  8. 匿名 より:

    ニセコイの巻数超えてほしかったは狂おしいほど同意
    とはいえ作品としての印象は比べるべくもないです
    一度敗れるも再び返り咲き、引導を渡したミウラ先生はすごい
    また次の作品を楽しみにしています

    • 匿名 より:

      ニセコイ好きだけど展開がベタすぎてヒロインの可愛さだけで持ってる感じだった
      ゆらぎ荘は最後まで貫き通した印象があって好き

  9. 匿名 より:

    雪崩からダレていましたけど、最後は素晴らしかったです
    終わりだけが良かったわけではありませんが、終わり良ければ総て良し

  10. 匿名 より:

    素晴らしい

  11. 匿名 より:

    入れ替わりで矢吹神降臨

  12. 匿名 より:

    すばらしかった。

  13. 匿名 より:

    良い最終回でした

  14. 匿名 より:

    写真エンドはミウラ先生の前作恋染紅葉も同じでしたね。恋染紅葉が初デートの記念写真だったのにたいしてゆらぎ荘では結婚式の写真というのは中々ニクい演出。

  15. 匿名 より:

    おキヌちゃんエンドかと思ってました

  16. 匿名 より:

    この作者真摯にじっくりしっかり描いちゃうから、逆にハーレム合ってないって結果的に思った
    ハーレムやるならヒロインレースで煽るのが結局強いし
    かぐや様みたいなメインカプ+サブキャラ配置のタイプで次はみたいな

    • 匿名 より:

      恋染紅葉では主人公とヒロインの掘り下げを丁寧にやっていたらサブヒロイン達が目立たなくなり、サブヒロインを交えたエピソードが単行本の書き下ろし後日談に持ち越しになったという経緯があるので、ゆらぎ荘ではなるべく複数のヒロインを登場させて話を展開させたのかも。

      • 匿名 より:

        あれは原作タカヤの人だし、メインヒロインは個性全然無いし主人公も微妙だったから論外だわ

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