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『ざつ旅』そうだ、(どこへも計画もどうするかもないけど)旅行へ行こう!

ざつ旅-That's Journey- 1 (電撃コミックスNEXT)

 

『ざつ旅』(石坂ケンタ)読了。

あ、一目で分かった。これ自分の好きなやつだ!実際に読んでみたら期待通りの適当な雑旅でもう最高でした。

 

ここではない、どこか。そこに私が待っている――。

新人漫画家の鈴ヶ森ちかは、ネームを持ち込む度に全ボツを食らっていた。
心が折れかけた彼女だが、唐突に旅に出ることを思い立ち――。
ざつな旅だからこそ癒やされる、究極旅コミック!

 

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『ざつ旅』

そうだ旅へ行こう

旅に出たい…

 

タイトル通り雑な旅をする作品です。主人公の鈴ヶ森ちかは新人漫画家。漫画家といっても連載を持っているわけでなく「入賞」したきりネームを出しても出しても連載が獲得できずにくすぶっていました。

 

「もうやだ漫画…」「どっか消えさりたい…」とブルーな気持ちになっている時、ふと思ったのです。「旅に出たい…」と。思い立ったが吉日!本当に旅に出るのでした。ものすごい共感がある。

 

だってさ、誰だって通学とか通勤の電車でこのまま降りることなく乗って行きたいとか、逆側の電車乗りたいって思うものじゃないですか。私は毎日思ってます。そんな感情を実行してくれる。「そうだ京都へ行こう」のノリが刺さる。

 

スケジュールを練って入念に準備するでもなく、良い意味で適当に旅に出る。これが素晴らしい。ツイッターでどこに行くかアンケート取ってそこへ行く。アカウント鈴ヶ森ちか「@suzugamori2」は漫画と連動して本当にアンケ取って旅してます。

 

 

漫画だけでなくリアルに同行も追える連動型ってところか。新しい時代の作品ですね。もちろん、漫画だけでも普通に楽しめます。それどころかツイッター追ってるだけでも楽しめます。はい。

雑な旅こそ魅力

とりあえず駅で見つけたチラシで適当に

 

ものすごく適当に行き先を決めて、めちゃくちゃ適当に飯を食って。超適当にブラブラする。なんて雑っぷり。雑な旅です。この雑さこそ醍醐味といっていい。

 

何か事前にスケジュール組んで観光スポットを回るってのもどれはそれで魅力なんでしょうけど、このライトでゆる~い感じ旅のタビもオツってものでしょう。極論を言えば『ざつ旅』って『孤独のグルメ』の旅版なんだよね。

 

それこそふらーっと立ち寄った飲食店で思いがけず美味しいものに出会えたってあの感覚の旅行バージョン(金かかるだろうけど)。ハズレの時もあるかもしれんがそれはそれで楽しめる。

 

1話では会津の羽黒山湯上神社へ行き、1225段の階段を登るのですが、登ったてっぺんから見た外界は…森林に囲まれててよい景色とかまったく見えなかったんですよ。1200段の先に「いい景色」なんてなかった。

 

だ・け・ど!

 

何も見えねぇ

 

くっ…ふふひひっ…な…なんも見えぬ~ん、くくっまぁ、登ってるときからそんな気はしてたけど。うける…

 

爆笑していました。普通ならさ、見開きで上からキレイな景色描写ってなるはずじゃん。なのに『ざつ旅』はでっけー木が邪魔でなんも見えないシーンを見開きで描いて爆笑してるんですよね。

 

「あー!あー!」って謎の共感性を生む。

鈴ヶ森ちかもとても満足そうな表情してたのが印象的です。

 

なんか適当に行ってみて期待していたものや思ってたのは違ったけど「これはこれで」ってのがすごく伝わってくるんですよね。楽しかったって事だよね。全てをひっくるめて行き当たりバッタリ旅行の楽しさがギュッギュッと詰まっています。

 

旅…いいな…。

分かり味

はいここっ、ここ好きっ

 

分かる。

 

なんつーの。日本の旅館の外が見える狭いあの小さいテーブル置かれてる空間。

あれ本当に謎の魅力あるよね。

 

鈴ヶ森ちかは外の景色見てませんもん。ただこの旅館特有の空間を満喫してる。

これ分かるわーって膝を打つね。

 

本来の目的は外の景色を堪能するためのスペースなんだと思いますけど、外の景色を楽しむわけでなく独特の狭い空間のワクワク感と落ち着く感が「ザ・旅館の魅力」として分かるし刺さるんだわ。分かり味がすごい。

 

これだけでなく、随所に「適当に旅立った中での魅力ポイント」があります。別に観光地でなくても、ブラブラ歩いてそこで見つけたものや店など。冒険してる感もいいんすわ。目につく看板がリアリティあるね。

飯もいいぞ

んま~い

 

旅の魅力は食事ですよね。新幹線に乗って駅弁食べるのもかなり良い感じに描写され、その地その地の飯描写も素晴らしい。めちゃんこ美味そうです。ざつ旅は雑な旅でも料理描写は本気出してるのもいいね。

 

いやキラキラ輝いてる究極や至高の料理ってわけじゃないんですけど、そこで食ったのものがレポートとして描かれてて素晴らしい。何がイイって主人公の「語彙力の無さ」です(褒めてます)

 

ポエム風に例えるわけでなく殆ど「ん~」「んま~い」「おいしい」だもん。逆にリアルなんだよなぁ。だって、本当に美味しい飯食った感想をイチイチ「踊ってる」とか「ハーモニー奏でてる」とかワザらしく思わんもん。美味しい!それだけです。

 

これこそリアルなんですわ。美味しい飯食ってポエム風に例えて上手いこと言うのなんて彦摩呂で十分ですよ。わざとらしくない、食った感想の語彙力の無さと幸せそうな表情がストレートに美味いってのを伝えてくれる。

 

まさに素材の旨味をそのまま味合わせる日本料理みたいな飯レポです(賛辞)。

ざつ旅はいいぞ

なんだこれ…たまらん…

 

ちゃんとした温泉だろうと旅先で入る風呂ってのはいいものですね。1巻では1話と3話が露天風呂で入浴シーンに力が入ってますけど、なにもそれが全てでない。入浴シーンがなくても旅先で入る風呂の日常を離れた「あー」感がたまらんぜよ。

 

「旅よし」「飯よし」「風呂よし」と、雑な旅なのにブラリと旅に出る魅力が満載すぎる。期待してたのと違うってのもありますけど、それを含めてノープラン旅行の結果的に「悪くなかった」どころか、むしろ「楽しかった」ってのがストレートど真ん中剛速球なり。

 

あとほのかな百合描写もナイスです。一人旅のはずなのに人恋しく友達にラインしてみたり。一人旅だけでなく友達や後輩と2人旅もあり、思わずニマニマしてしまうキャキャウフフがあります。

 

ざつに旅するって無計画で適当に行ってみたらこうだったってリアリティと、「行く前」「道中」「行った先」のすべてひっくるめて楽しめたってのが良い。なんだかんだで楽しめたってのが『ざつ旅』のミソなり。おすすめです。

 

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    白虎刀買ったなぁ
    醤油で煮まくったような丸いこんにゃくが美味しかった。
    階段登りまくって腹減ってるってのがでかいけど。

  2. 匿名 より:

    女の子がふらっと一人旅に出るマンガ、割とあるよな

  3. 匿名 より:

    いきあたりばったりで弁当に900円も出せるとか
    その時点で雑な旅ではなく、贅沢な旅だわ
    はあ・・・

    • 匿名 より:

      旅行先でご飯にお金ケチってたら、逆に何に使うんだ
      ちなみにこの子は漫画家で、賞金100万を切り崩して旅してるって設定

  4. 匿名 より:

    新宿に着いて初めて行先を決めて切符を買う俺みたいな旅だな

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