そして伝説へ…!
『かぐや様は告らせたい』(赤坂アカ)14巻読了。
いい最終回だった…感涙するぐらいありったけで一つの区切りです。
「恋愛は告白した方が負けなのである!」 エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!! 第14巻では、長きに亘る『文化祭と二つの告白』編がいよいよクライマックス!! 「四宮から告られなかったら、俺から告る」と決意した白銀。そして「私は白銀御行が好き」と認めたかぐや様。2人のロマンティックの行方は果たして!? あなたは、“伝説”を目撃する事になる!!!!!!!!
<関連記事>
『かぐや様は告らせたい』14巻
長かった文化祭もこれにて完結。
ラブコメ史に残るウルトラロマンティックでしたわ。ここまでこの漫画を読んできて良かった。そう心から思えるね。
細かい感想はヤンジャン掲載時にそちらを参考に。
132話:かぐや様は告りたい②
かぐや様の乙女心
感動した!
元々かぐや様は「氷のかぐや姫」と呼ばれていたように、他を寄せ付けなかったのが生徒会メンバーを通じて「温かさ」とか「優しさ」といったものを触れ心を閉ざした少女が心を開いた…ってのは何となく想像できました。さらに踏み込んでかぐや様の乙女心の独白が泣ける。
神!神!神!としか言いようがなかったですね。すでにこの時点で。
会長のどこが好きか、本当に心底惚れてるのがもう。
カットとしては最終ページのひとつ前、かぐや様がこらえようとしてこらえきれず涙がこぼれるその直前の、ふにゃふにゃな口元が最高でした。
あれだけで手に取るように感情が伝わってきて涙が浮かんできましたよ。>コメントより
具体的に白銀のどこが好きなのかと明かすかぐや様であった。目元とか負けず嫌いな所とかのノロケと同時に核心に触れています。「人は頑張れば何にでもなれるって思わせてくれる姿が好き」「前に進もうとする会長が好きなのよ」と。
白銀は高校から秀知院に入った「混院」で、生徒会長になるための高いハードルがあったと思われるので、その辺の姿を見た故でしょうか。「頑張れば何にでもなれる」「前に進もうとする」は昔のかぐや様には無かったものなのかなぁと。
<関連記事>
133話:かぐや様は告りたい③
石上&つばめ先輩
主役2人が鉄板カップルなのに比べて、裏主人公の石上は本人無自覚でつばめ先輩へ告白してしまうなどラブコメの「可笑しさ」と「面白さ」が満載です。返事は3月って3学期の期末後じゃん!どうなってしまうんじゃろ。
これ仮にテストで50位以内で告白しようものなら、つばめ先輩的に「ふぁ!?また告られた」になりますからね。しかも幸か不幸かつばめ先輩はどんどん魅力的なキャラになっております。ミコちんENDの為の難関でう〇こ握って転落する為だけのキャラだと思ったのに…。今では「石上×つばめ先輩」も大いに有りだと思う。
<関連記事>
134話:「二つの告白」(前編)
全然計画通りに行かない!
今まで散々「恋愛頭脳戦(笑)」のもとで策略や駆け引きを駆使してきたのに、この最終決戦でまさかのノーガード戦法を取らなくていけなくなってしまう。白銀も同じく我に返りかけて恥ずかしくなってノーガード。
そのシチュエーションに至るまでがウルトラロマンティックだよ。かぐや様は白銀をずっと見てきたからこそ居場所が分かるし、白銀もかぐや様なら屋上へたどり着くと1ミリも疑っていませんでした。両者の愛がなせるもの。
<関連記事>
135話:「二つの告白」(中編)
これが俺の気持ちだ
ウルトラロマンティック!
心理テスト回で『花束を持ち帰る量=その人の想い人に対する愛の大きさ』って質問で会長は「トラックに詰めるだけ詰めても気持ちとしては足りないくらいだ」と答えてたので
単純に会長のかぐや様に対する大きな(というか大き過ぎる)愛情表現では?>コメントより
白銀の大量ハート風船に素直に感動です。素感(すかん)ですよ。かぐや様の少女漫画全開のモノローグもええ。白銀は本当は自分のことを好きではないのか、勘違いなのかって不安を吐露して泣いてしまうのはきゅん死しそうになる。
恋心故に「不安になる」「怖い」ってモノローグと言葉に出せないからこそ号泣してしまうかぐや様。困らせてしまったと勘違いする白銀。ちっとも噛み合っていません。この微妙で絶妙なやり取りはコミカルでシニカルで、改めて「不器用だなぁ」と思ったものです。
言葉に出せずに泣いてしまうかぐや様と、そんなかぐや様を困らせてるとアタフタする白銀。最後まで交差しないもどかしさとおかしさ。噛み合わない2人だからこそ、白銀の「どうしても折り合いがつかないから、言葉にできないから」は素感です。
<関連記事>
136話:二つの告白(後編)
ウルトラロマンティック!!
今週読んだ感想が、
ひゃあああああああああ
しか出てきませんでした>コメントより
言葉に出せば対等になれない
だから形にして伝える白銀会長ホントにホントにかっこいい
かぐや様もホントにホントにかわいいたまらんでしたね
>コメントより
読者の上がりすぎたハードルを更に更に超えてくる神ラブコメ……冗談抜きに今までで最高に好きな作品かも。。
>コメントより
うわ…ずいぶんチープな展開ですね
僕結構な読み手なんでもう先の展開読めちゃうんですよね
あからさまな泣き展開だと白けちゃうっていうか
ほらきた泣き展開 チープだなぁ だめだめここで泣いてください感が丸見え丸見え…丸見えだったのに…ぐやぢい…
>コメントより
感無量である。恋する乙女として自分から告白を言葉にできないかぐや様の「対」となってる、かぐや様と対等でいたいからこそ、自分から言葉に出して告白できなかった白銀。なるほど。「ヒーローとヒロイン」でなく、この漫画はダブル主人公だ。
『かぐや様は告らせたい』であり同時に『白銀くんは告らせたい』である。だからこそ最後まで言葉の上では噛み合わなかったけど、大量の風船を示した白銀の気持ちを汲んでキスした(ベロチュー)かぐや様である。
この2人に「好き」なんて言葉で伝えることなんて意味がなかったのかもしれんな。まるで噛み合わなかったのに交差した。もう言葉にしなくても「ツーカー」というか。お互い探り探りだったのに一瞬!だけど恋人のように!心を通じ合わせたのです!テンプリの「シンクロ」みたいなもの。言わなくても分かる。素感です。
アニメ2期(3期)やるなら、文化祭で締めるとまたまた神アニメになる予感しかしねー!ウルトラロマンティックENDじゃないですか!
<関連記事>
137話:秀知院は後夜祭
ウルトラロマンティック!!
石上が無自覚でつばめ先輩にハートを渡し、さらにミコちんにもハートを渡すダブルリーチである。それにしても上手いなぁって唸る。文化再編は「二つの告白」って副題でしたからね。
2人の主人公である「かぐや様と白銀」の2つの告白って見方もできるし、石上がつばめ先輩とミコちんに2つの告白って風にも読める。さらにさらに「主人公と裏主人公」の2つの告白って解釈まで可能。あらためて『かぐや様は告らせたい』は凄い構成だと思いました。
<関連記事>
138話:かぐや様は教えたい
秒?
「これが俺の気持ちだ」「これが私の気持ちです」と、「好き」って言葉に出さなかったもののお互いの想いを行動で示し結ばれた2人…であるが!かぐや様の気持ちは大人キッスだったのでした。そんなのほぼセッッッです。
かぐや様も白銀もメダパニにかかってしまいました。まあ、客観的に見れば結ばれるしかないと思うけどなぁ…。また、柏木さんの「神ってる」はあくまで疑惑でしたが、マジのガチで神ってました。でもマキちゃんの方が好きなの…。
<関連記事>
139話:白銀御行は語り合いたい
かぐやちゃん
レアかぐやちゃんがミニマムお可愛かったです。
ちなみにヤンジャン掲載時に謎だった午前中どうやって過ごしたのかのアンサーはオマケで明かされていました。早坂さんは「オー人事」に電話していいと思うんだ。
<関連記事>
140話:伊井野ミコは語りたい
そういえば平野●耀って方、会長に似てません?
コミック114話でミコちんは白銀の顔がタイプでない。タイプの顔は「平野●耀」と述べていたのに、実写化で白銀役がまさかの平野紫耀さん。急いで辻褄合わせることを回収しました。白銀は平野紫耀に似てる。これで問題無し!
<関連記事>
141話:四宮かぐやについて③
氷ちゃん
封印されてた氷ちゃん復活!
『誓った事は必ず守る』『絶対的に信じられるものが人生には必要』という意味深なポリシーを持ち、尚且つアホ共よりも自分が先に白銀に惚れたと述べるのでした。この辺は過去編でやるのか、次巻の氷ちゃん表層に出てるでやるのか…。
引っかかるのは氷ちゃんが白銀に恋したのにこれまで封印されていたことかな。かぐや様がアホになった理由…私気になります!
<関連記事>
コメント