『ワンピース』(尾田栄一郎)93巻が発売されました。
ワノ国編もどんどん盛り上がってきてます。表紙はゾロと日和とおトコちゃんが中心。日和カラーで見ると92巻の小紫と同じライトグリーンの髪色なので「日和=小紫」は確実でしょう。
花魁・小紫と共にオロチ城へ招かれたロビンは、情報収集中にオロチの手下に見つかり絶体絶命!! 一方、カイドウに敗れたルフィは囚人採掘場からの脱出を模索するが!? “ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
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『ワンピース』93巻
93巻収録は932~942話まで。
それぞれの感想はジャンプ掲載時に書いてますのでそちらもどうぞ。
第932話「将軍と花魁」
べべん♪
これまでワノ国編で「幕」の開始と終了で演奏していたのが小紫。現在「第二幕」ですが、これからも小紫こと日和が継続するのでしょうか。この曲は小紫がうつも演奏するようで、ため息が出る美しい音色。
しかし、この曲を演る時、小紫はいつもお面をつけてるそうです。ワノ国編「幕」の間に演奏してるのもこの曲と思われる。お面をつける意味がなにかありそう。演奏してるお面の下は泣いているのか怒っているのか。あと、オロチ将軍全然「二刀流」じゃない。
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第933話「武士の情け」
狂死郎と小紫
「覚悟は?」「ありんす」と確認を取ってから小紫を切り伏せる。いかにもな行動で怪しすぎるし「小紫=日和」でほぼ間違い無さそうなので、ここで世間的に小紫を死んだことにさせたわけでもある。
どういう原理で斬ったのに生きてたかは不明ですが、最近の連載読むと「鉄も斬れて紙も斬れない」って内部へ覇気を送ることが関係していそう?それにしても狂死郎の良い意味で掴めなさ。光月派にしか見えんぞい。
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第934話「花のヒョウ五郎」
「スナッチ」
モモの助がゾロから教わった「スナッチ」という掛け声。九里の古い方言で、光月家の跡取り息子が使うには相応しい意味ではないそうです。下品ってことでしょうか。ゾロが知ってるのは十何年か前に「東の海」へたどり着いたワノ国民がシモツキ村を作った(と考えられる)ことが関係してそう。
またビッグマムとカイドウが「ロックス」で同じ海賊だったこと、オロチ城の地下室には「こけし」が並ぶ変な部屋があるそうな。そこに赤石でないポーネグリフが保管されてるそうな(赤石は「鬼ヶ島」にあるよ読むロビン)。飛轍とが「美少女こけしコレクター」だったので何か関係があるのだろうか。
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935話「QUEEN(クイーン)」
湯屋
人の夢は終わらねェ!!
これに関して尾田っちはSBSで以下のコメント。
これは文化です!混浴の温泉は今でも日本にありますけどね。江戸時代はそれが普通だったようです。それをモデルにしてるワノ国ですから、僕も不本意で湯屋のシーンを描きました…。ほんとしぶしぶ。仕方なく。
じゃあしょうがないね(笑顔)。
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第936話「大相撲インフェルノ」
牛鬼丸
弁慶のような姿の牛鬼丸。武器コレクターの様子。「討入り」には武器も足りていないので、こいつがその解決策になるかもしれません。しかし、弁慶がいれば牛若丸ポジションもいそうな気もするけど、牛鬼丸は単独で1人なのか。仲間というかボスはいないのかと。
いまだ「赤鞘九人男」の傳ジローは影も形も見えないので、牛鬼丸と関係あったりしないのかなと思ったり思わなかったり。武器集めてる目的はただのコレクターなだけなのでしょうか。
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第937話「おいはぎ橋の牛鬼丸」
黒刀
秋水は「黒刀」でリューマの歴戦にて「成った刀」という言い方。まるで黒刀とは元は普通の色だったのに黒く変色するかのごとし。確かに、鎌ぞうを斬った時の刀は黒く変色してオーラみたいなのまとってました。これを続ければ黒刀に成るのだろうか。
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第938話「女の秘密」
牛鬼丸はゾロが一瞬だが「黒刀に成った(?)」のを見届けニヤリと去っていきました。意味深すぎるだろ。あと日和さんなかなか立派なものをお持ちですね(べん!)。
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第939話「老いたる豹は路を忘れず」
13歳くらいまで河松と暮らしてた
日和はタイムスリップせずに20年の時を過ごし26歳になっています。13歳くらいまで河松と暮らしてたそうですけど、「逸れちゃって」と軽い感じで述べてる。あの河松13年間も兎丼で捕まってるのですが…。
20年前 | 日和と河松が九里城を脱出 |
13年前 | 一緒に暮らしてたが離れる
河松が捕まる。日和は遊郭へ(?) |
現在 | 小紫は世間的に死に日和としてゾロと出会う |
7年間も日和と河松は一緒に暮らしていた。河松が捕まった理由も謎。それを知らない日和は13歳で保護者は狂死郎へバトンタッチしたと考えられるので、河松と狂死郎はグルというか仲間なのかな。この辺は気になることが多い。お菊ちゃんの本名が「菊の丞」が一番気になるが…。
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第940話「反逆の火種」
流桜
ワノ国では「武装色の覇気」は「流桜」と呼ばれかなりのレベルです。他の覇気の概念はない。空島と似てますね。一種類の覇気が異様に発展している外界とは隔離されてる国。能力を突き詰めている文化的な面白みある。
・「見聞色の覇気」を「マントラ」と呼び発展させた空島
・「武装色の覇気」を「流桜」よ呼び発展させたワノ国
そして、この日(決戦まであと9日)がスケジュール通りなら世界会議(レヴェリー)最終日にあたります。革命軍と海軍がぶつかった大事件が起きたので延長されてる可能性もある。
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第941話「えびす町の人気者」
日和の添い寝
ゾロが朝チュンした(誤解のある言い方だが間違ってない)。ゾロって、亡くなった幼なじみのくいながいて、たしぎちゃんがいて、2年間一緒に暮らしたペローナたんがいて、日和とも順調にフラグが立ってます。ラブコメ漫画の主人公もビックリな気質。
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第942話「〝白舞大名〟霜月康イエ」
一心道場のマークやん
トノ康こと「霜月康イエ」。名字の「霜月」はゾロの故郷「シモツキ村」と同じ名前。白舞の侍の中にはコウシロウの一心道場と同じマークをした者もいます。何十年か前に「東の海」へたどり着いたワノ国の人たちは白舞が深く関係してそうですね。
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SBS
カイドウがどうやって浮いてるかの質問で以下の回答。
龍が雲をつかんで飛ぶと聞いた事があります。ので、カイドウは雲を生み出し、雲を渡り歩くように飛びます。
カイドウ(龍ver)に飛行能力があったわけではなかったのか。
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他に905話で登場した革命軍副隊長について、白ひげの薙刀は「むら雲切」という名前で最上大業物であること、ワノ国版電伝虫の「タニシ」はここ20年で普及したことなどが判明するなど見所満載でした。サラッと書かれてるけど気になることもある。
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コメント
SBSではイヌイヌの実モデルたぬきを食べた茶釜「ぶんぶく君」に注目しました
スナッチはシュワッチが訛ったものだそうです
>江戸時代はそれが普通だったようです
「いや風紀上どうなんやろ?」ってことで、江戸半ばに男女湯分けろというお触れが出てるので
いいとこ半々なんですよね、混浴時代と男女湯時代
「ちゃんと男女分けろよ絶対だぞちゃんと分けろよ絶対だぞ」って、同じお触れが連打で出てた形跡があるので、実態はそういうことだったのかもしれませんが
江戸の町は男女比が大幅に狂ってたので、男女湯を分けると回転が落ちるという経済事情もあったみたいですが
雲を掴んで飛ぶというと、パンクハザードでルフィと初めて会った時のモモも、雲を掴んで飛び上がってましたね
カイドウとモモの能力、まったく同じと見てよさそうですかね。人造悪魔の実とはいえモデル違いですらない可能性
…どうしてこうパンクハザードとカイドウには妙な繋がりばっかり浮かんでくるのか…
ドフラミンゴ経由でシーザーとカイドウは繋がってたしパンクハザード編からローは四皇カイドウを見据えてたから不自然ではないだろ
気になったのは、「黄金の国、ワノ国」のセリフ。まんま、ジャヤと空島じゃんと思いました。ワノ国にも通常ポーネグリフあるし。
……関係あるのかな、ないのかな。
最初はモモの介にルフィが乗って戦うのかと思ったけど、今のルフィー飛べちゃうからなぁー。あと、やっぱりおトコちゃんの年齢が気になります。実は日和と同じ年ってことないですかね?シュガーみたいに歳を取らない系能力者とか?おでん様と同世代であろうトノ康さんが、今のえびす町の現状で子作りしますかね?丑三つ小僧に便利な能力者だったりしないかな
アニメもワノ国編になった。
映像にかなり力が入ってて、尾田栄一郎の意向なのかアニメーションがガラリと変わっている。
あと、フランキー役の声優が、心配になった。
腹から声が出せてなく、なにか病気なんじゃないかと、晩年の永井一郎を思い出すほどの。