『ミナシゴノシゴト - 少女×英雄×戦場 父と孤児のRPG』のプレイレビュー記事です。
可愛らしい美少女わんさかのRPGです。キャラも音楽もストーリーも良い感じです。特にちょっとダークな感じの物語は夢中になってしまいます。
『ミナシゴノシゴト』プレイレビュー
重厚なシナリオが魅力
「ある日、空から戦争が降ってきました」
大魔王“災禍”に敗北した世界――ニルヴァーナ。彼の地は災禍が招いた八柱の“魔王”に支配され、異世界の“戦場”が降り注ぐ鉄血の地へと姿を変えた。魔王に抗う最後の希望は、英雄の魂を持つの少女たち。異界より招かれた怪物“魔民”を退け、戦場より生じた狂乱の“戦神”を討ち、魔王すらも打倒すると予言された存在。
彼女たち“ミナシゴ”は人類の切り札となった。
過去に災禍と戦い、記憶と力を失った“あなた”は、大陸の最果てにミナシゴを保護する孤児院――サンサン園を設立し、災禍を打ち倒す“勇者”を育てることを決意した。そして、災禍との戦いから十数年の月日を経て、遂にミナシゴたちの反攻作戦が始まろうとしていた。
悲しみと不幸を背負うことによって、少女は強くなる……!数多の『孤児と英雄』を擬人化したヒロインを部隊に編成し、神話や史実の『戦場』を擬人化した戦神を召喚して敵を討て!!
『私たちのシゴトは、未来を取り戻すこと』
『ミナシゴノシゴト』は、『奴隷区』の岡田伸一先生がシナリオを担当しています。全体的にちょっとダークな読み応え抜群の物語が素晴らしいのです。
序盤から含みや伏線を散りばめつつ盛り上がるところをきちんと盛り上げ、グッとくるところや背筋がゾゾッとする演出を巧みに使う。
かわいい美少女キャラでダークな物語ってギャップがツボですね。立ち絵やCGで紡がれるストーリーはノベルゲームもかくやの重厚なテキストとなっております。
戦争を擬人化キャラ(戦神)
『ミナシゴノシゴト』いわゆる擬人化させた美少女系ゲームでもあります。城とか武器とか戦艦などを擬人化キャラにした作品はたくさんあるますよね。
今作が擬人化してるものは「モノ」でなく戦争・合戦を擬人化しています。
「ミッドウェー(ミッドウェー海戦)」「セキヘキ(赤壁の戦い)」「タバルザカ(田原坂の戦い)」「ホウテンカイセン(奉天会戦)」…といったキャラが美少女となってる。
こういった戦争の名を持つのが「戦神」。一方で、「ミナシゴ」と呼ばれる美少女キャラは歴史上の英雄を美少女化してます。
「ミナシゴ」「戦神」と種類違いのキャラクターを編成してバトルするのが『ミナシゴノシゴト』の特徴です。
「ミナシゴ」「戦神」を編成する
バトル画面はこんな感じ。左下に5人アイコンが並んでるのが「ミナシゴ」。
右下に2つアイコンが並んでるのが「戦神」です。
ミナシゴはオードソックスなRPGと同じくキャラアイコンタップして通常攻撃かスキル攻撃かを選べます。面白いのは戦神でしょう。
戦神はFFの召喚のような役割ですけど、一定ターン戦場にいてくれる。
戦神がいる状態だと強力なアビリティ攻撃ができたりパッシブ効果があるなど、ミナシゴの戦略の幅も上がります。
動きや演出もよく大迫力のバトルとなっております。
戦略性の高いターン制コマンドバトルは単純に楽しですよ。
システムはオーソドックス
ゲームシステムは王道なスマホRPGそのもので慣れ親しんだものですね。キャラクターはガチャで入手し、メインストーリーはスタミナ消費のステージ制です。
ミナシゴ(娘)
『ミナシゴノシゴト』で心の琴線に触れてくるのは設定です。可愛い美少女(ミナシゴ)を保護する孤児院「サンサン園」を運営してるのです。
だから娘たちからは「パパ」とか「お父さん」「父様」などと呼ばれるのです。彼女たちは「娘の部屋」から個別ストーリーも用意されております。頬が緩んでニヤニヤしてしまうこと請け合いです。
娘たちが可愛すぎる件
はい!可愛い!
なんのかんので美少女ゲームとしても強いです。エチエチな恰好の子も多くて目の保養にもなる。
可愛い子を愛でるに最適です。
『ミナシゴノシゴト』レビューまとめ
そんなこんなで『ミナシゴノシゴト - 少女×英雄×戦場 父と孤児のRPG』プレイレビューでした。
クオリティの高いストーリーと戦略性あるバトルは素直に面白いです。重厚な物語は必見です。キャラクターも立っててみんな可愛いので美少女ゲームとしても強いRPGです。