『それでも歩は寄せてくる』は終幕一直線である！伏線回収・起承転結が詰まってる！

『それでも歩は寄せてくる』第218局

 

それあゆはじまったな！！

 

いやまあ、とっくにはじまって現在進行形で最高にニヨニヨできるラブコメでしたが、最近のイチャイチャっぷりはヤバイ！

 

ケーキにチョコレートとハチミツとアイス乗っけたような甘さの極みに入ってる。

 

※マガポケなら基本無料で読めます。

 

卒業まであと10日

あと10日…卒業式まであと10日。それまでにオレは…センパイより強くなってみせる。やってやるぞ（214話）

 

うるし先輩の大学合格が決まって捧げものみたいな胴上げをされた時、『それでも歩は寄せてくる』のタイムリミットが語られたのである。

 

卒業式まであと10日！

 

あと10日でうるし先輩は卒業してしまう。明確にゴールまでの期間が示されたことで、より一層物語が面白くなっていく。読者的にも「最終回のカウントダウンはじまったか…（しんみり）」となるもんね。

あと9日？

215話

 

はい！可愛い！！

 

合格報告＆捧げもの胴上げの翌日（？）、2人はファミレスで思う存分将棋を指すのでした。うるし先輩いわく目一杯将棋指すのは久々だとか。

 

裏を返せば受験で我慢してた将棋を休日にファミレスで思う存分指す約束して待ち合わせしてファミレスで指したと。どう考えてもデートです！

 

ショートショートで1話8ページしかないから、本編ではいきなりシチュエーションから入るけどさ、本編で描かれて無い部分を想像するのもニヤリング指数を跳ね上げるよね。休日に将棋指すという名のデートを約束したわけですから。

 

しかも、「あーん」まで炸裂しましたからね。「あーん」ってもう恋人プレイじゃん。バーンとはひと味違いますよ。「知らなかったのか？うるし先輩の可愛さからは（頬の緩みが）逃れられない！」

あと8日？

216話

 

はい！可愛い！！

 

今度はうるし先輩の手作り弁当だー！！

 

何でも来たるひとり暮らしに自炊の練習のためにと歩に弁当をつくってきて、屋上で2人きりでってシチェーションでよ。

 

もう恋人かよ！

 

少なくとも学校の先輩・後輩がする行為では無い。断じて無い。何度も言うけど、この漫画はシチュエーションからはじまるので、そこに至る経緯がめちゃくちゃ気になるよね。

 

「一人暮らしの自炊の練習したいからお弁当作っていくよ！」ってうるし先輩がドキドキしながら照れながら恐る恐る提案する姿を想像してごらんよ？自然と頬が緩む。

 

てか、ここで括目すべき点は、うるし先輩は自分の弁当を持ってきてないこと。

 

食べてるの歩だけ。歩のためだけに弁当を作ったのです。自由登校なのに、弁当食べてもらう為、朝早く起きて料理する姿とか、猛烈に想像の翼をはためかせてくれるのである。

 

また作ったら食べてくれるか？今度は…練習じゃなくて（216話）

 

圧倒的可愛さである！

 

また、うるし先輩の料理褒められて喜んでる表情が全部良いんだ。

 

つーかさ。次は練習じゃないってどういう意味？本番って意味？練習じゃなくて手料理を食べてくれってもうほとんど告白してるようなものじゃないの。

 

 

やってることが恋人のソレです。

あと7日？

217話は、イチャイチャでなくビデオ通話で将棋を指す2人の話。

ここで既に3月であることが明かされる。

 

来月から大学生。子供の成長はあっという間だな（217話）

 

作中の高校の卒業式がいつか分かりませんが、もう3月で卒業間近であることが改めて明かされるのでした。

あと6日？

218話

 

 

いやいやいや。無理があるよ！

学校の先輩・後輩でやる事じゃ無い。恋人がすることです。

 

最終回が近いのかイチャイチャラブラブっぷり磨きがかかってきた。もちろん告白もしてないし付き合ってない。なのに手繋ぎまできましたよ。その理由は流石に無理があるよー！でも可愛いから問題ナッシング！

ハグしてみる

ホントに試してみるか？

 

将棋のためにうるし先輩を理解したいから手を握るに加えて、その程度じゃ弱いからハグしてみるかという提案。これもめちゃくちゃだー（良い意味で）。

 

・自炊練習で手作り弁当 ←まあ有るかな？（麻痺してる）

・将棋のために相手を知りたいので手を繋ぐ←んー？？？

・手じゃ弱いのでハグ←？？？？？？

 

※将棋のためです

 

恋人かよ！

 

いやはや流石は最終局面を迎えてるだけある。

イチャイチャさせる為に日向くんのドリブル並に強引に推し進んでいきます（褒めてます）。

 

不自然感や違和感を可愛さだけで押し流そうとする。その勢いが凄まじい。そのパワーが凄まじい。大天使うるし先輩ならばこそです。

いつもと違う

ま、ここまで読んでオチまで読めるじゃないですか。

 

『それあゆ』のうるし先輩はディフェンスがザルの高木さんです。からかってみたり攻めてみても歩のカウンターで沈められるのがお約束。「カウンターの田中歩」ですよ。

 

「カウンターの田中歩」と言えば、うるし先輩にとっては、ご褒美の代名詞ですからね。何度、歩のカウンターでうるし先輩はマットに沈められたことか…（照れてしまったことか）。

 

今回もうるし先輩がギャリック砲クラスの「ハグはどうだ？」を放てば、歩は４倍かめはめ波クラスのノーモーション「ギュッ」を放って、「う、うあああ、お、押され…うわああああっ！」と来たもんだ。まさかギャリックハグ砲を押し返すなんて…。歩、恐ろしい子…

 

お互い照れてる

 

…え。

 

これまでもうるし先輩がオフェンスすれば、唐変木の無表情でドストレートに「可愛い」とかほぼ告白みたいな言動してうるし先輩が「んあっ！？」とカウンター食らってマットに沈むのが、この漫画のキモじゃないですか。

 

当然、今回だって「ハグしてみるか？」→「ハグ」→「んあっ！？」ってなって、歩は無表情と思うじゃん。

 

あ、歩が照れてるー！！

 

これは大事件ですよ。歩はうるし先輩に将棋で勝つまで告白しないけど大好きってのは分かってましたが、これまでのアレコレは本当に照れまくっていたという裏読みが出来るし、必死で隠してた表情がついに決壊したと言える。

集大成（起承転結）がある

私のこと好きって認めたら、抱きしめてやるぞ（1話）

 

どーだ、ほら認めろ。今日こそ、そのポーカーフェイスひっぺがしてやる（1話）

 

んあっ！？

 

 

好きだと認めてないのにハグ要求で抱きしめられた。ついに歩のポーカーフェイスひっぺがしてしまった。好きだと認めてない（将棋で勝ってない…告白してない）のに、これらの伏線（？）回収したのです。

 

「好きだと認めてない＝将棋に勝ったら告白する」ってルールで、うるし先輩だけをハワハワさせてきたのに、歩も照れてて好意をストレートにぶつけてるとしか言いようがない行動・反応になってる。

 

もうポーカーフェイスは崩してる。好きだと認めなきゃ出来ない縛りの「ギュッ」をやってのけた。もう残ってるのはアレです（阪神優勝的なアレ）。

 

残されたフラグも回収するのでは…？

 

チュ…チューも…してやっても…いいぞ…？（1話）

 

うるし先輩ロジックでは、歩は自分の事好きだろ…と思うも、頑なに認めない。歩は将棋で勝ったら告白と心に決めてる漢（オトコ）です。

 

この平行線を辿ってきたのに、「ギュッ」と抱き合って、歩のポーカーフェイスも崩した。1話の９伏線回収が顕著である。これは…告白せず…付き合ってわけでもなく…キスまでいくのか！？って期待値が上がる。

 

日向君の強引なドリブルでイチャラブ展開で、将棋で勝つまで告白しないって決めてる歩、恋する乙女のうるし先輩…。1話の伏線回収しており、これはもうお告白せず（将棋で勝って無い）で、キスまでいっちゃうのではないかと。知らんけど。

 

恋人プレイを続ける2人。初期の伏線回収してる2人（起承転結）。もしかして…歩はうるし先輩に将棋で勝てなくても、恋人プレイしまくってて、そのまま結婚したり、子供作ったり、幸せな家庭を築く未来地図がある（かもしれない）。

 

もう恋人でしかありえない関係でも、前提・理由があって「告白してないし恋人でないけどイチャイチャ」を続けてる2人。

 

卒業までに将棋で勝てなくても。

強引なドリブル（褒め言葉）でも。

 

結婚したり子供作ったりしても「将棋で勝ったら告白ルール」で、フワッとした関係で老後を迎えててもおｋぁしくない可能性が微レ存。

 

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