最終話 うまるとGOOD END
『干物妹!うまるちゃんG』のご愛読ありがとうございました!
サンカクヘッド先生は完全新作を準備中です!
次回作にご期待ください!
…え。
ちょ、ちょっと待ってくれ!
『干物妹!うまるちゃんG』が普通に終わったんだけど。なにこれ?そもそも、元祖『干物妹!うまるちゃん』が終わり、すぐに『G』と付いて再開してわずか18話で駆け抜けていった…。『G』って何だったんだよ!
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どうせ次は『H』とか付けて再開するんだろ?と思ったら「サンカクヘッド先生は完全新作を準備中」であるとのことです。ガチのマジでうまるちゃん完結である。
土間家に何かありそうな、伏線のような描写なんだったんだろうか。なんで最近まで兄妹が離れて暮らしてたんだよ!てっきりそういう伏線を拾うために『G』をやったのかと思ったら、普通に日常を描いて、普通に終わってしまった…。まあうまるちゃんらしいっちゃらしいけどね。
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最終話「うまるとGOOD END」
うまる~ん
『G』の最終回は元祖『うまるちゃん』1話を踏襲する形のお話でした。
「僕の妹うまる(16)は美人で評判だ」から1年経過して、「僕の妹うまる(17)は美人で評判だ」のナレーションからはじまり、冷めたチャーハンを食いながら、お兄ちゃん月曜だったのでジャンプ買って来てである。
話の流れからコマ割りもほ1話と同じ形で進行していきます。ちょっと変化はあるものの、兄・タイヘイから見たうまるちゃんはほとんど変わっていません。ダメ人間を極めております。外面は良くても、家の中ではグータラ!
干物妹は1年後でも健在でした。
ぶっちゃけ、「まるで成長してない…」と安西先生もビックリするレベルで進歩の無さが見えるうまるちゃんであった。
16歳 / 17歳
16歳の妹が…とドン引きしてたのに!17歳の妹にもまるで進歩がない。
というかですね…。
成長していないって言うよりもっと酷くなってます。
ダダの捏ね方もやる気がなくなっており、もはや外ヅラすら気にしなくなっており、「グータラ」っぷりは手の施しようもなくなっておりました。わがままもパワーアップしてる。
「うまるが俺の家にやってきて1年…どんどんグータラでわがままになっている!」と自分の責任だと責めてたタイヘイでしたが、さらに1年経過してもっどもっとグータラでわがままになってるうまるちゃんでありました。
全部タイヘイお兄ちゃんのおかげです!
コーラとポテイト買ってたタイヘイ
1話ではうまるちゃんのワガママに根負けしてジャンプ買いに行ったのに、コーラとポテチを買って来なかった事をダメ出しされていましたが、タイヘイは1年経過してすこぶる成長が見えます。事前に買っておりました。甘やかし上等である。
お兄ちゃんとは妹に甘えられてなんぼである。むしろ、甘えられれば甘えられるほどお兄ちゃんスピリットに火が付くというものです。故にタイヘイの育て方はお兄ちゃんとして正解なの!
バカボンのパパの言葉を借りれば「これでいーのだ!」ですよ。なんたって、タイトルが「うまるとGOOD END」すしおすし。これがうまるちゃんの「GOOD END」であり、それは1話「うまるちゃんとお兄ちゃん」の時点でハッピーエンドの生活だったわけよ。
うまるとお兄ちゃん
11年前のうまるちゃん(元うまる)
幼少期は一緒に暮らしてた2人。普通の良いとこのお嬢さんのような妹だったうまるちゃん(6)。しかし、作中で結局明かされることはありませんでしたが途中から離れ離れで暮らすようになった兄と妹。
15歳からタイヘイのアパートでうまるちゃんがお世話になるって形でまた一緒に暮らすようになりました。元祖216話「うまると大会議」では、もともとうまるちゃんは一つの人格(元うまる)で、闇の深そうな事を明かしておりました。
・そもそも私達、うまるっていうのは、このアパートに来てから作られたキャラクターで元々は、あれ(元うまる)一人だったんだよ
・お兄ちゃんと離れて暮らしてたうまるは、お兄ちゃんとどう話していいかわからないから…お兄ちゃんと話しやすいキャラクターを作ったんだよ
グータラでお兄ちゃんに甘えまくってる「家うまる」のほうが演技で、外ヅラ良くて完璧美少女のほうが素だったという事実!全てはお兄ちゃんのため!久しぶりのタイヘイとどう接していいか分からず作り出したキャラクターだったのである。
外ヅラをあまり気にしなくなってきた
元祖『うまるちゃん』と『G』最終回の違いといえば、タイヘイが妹・うまるちゃんの外ヅラの良さに追及しなくなった点でしょう。
今のうまるちゃんは演技だったはずの、お兄ちゃんと話しやすいための、作ったはずの干物妹バージョンが素でも出てしまっているわけである。むしろ本体はこっちになっている。
最終話でも「僕の妹うまる(17)は美人で評判だ…」と始まって速攻で「いや、そうでもないような」と否定してしまっている。
1話と最終話
突き詰めれば『干物妹!うまるちゃん』とは、美人で評判な非の打ち所がない完璧美少女の外ヅラがあった妹が、外でもそんなん気にしねーとなった物語だったといえる。最初はこっちが素だったのに、お兄ちゃんに甘やかされて、ついに本体までうまる~んとなったのだ。
外ヅラの完璧美少女オーラが消えていることについては、『G』15話でも語られていました。いわく「そもそもなんで外で美人になってるんだっけ?」。元々外ヅラ良かったほうが素だんでしょーが!本人すら忘れる「素」と「演技」の入れ替わりである。この時の会議に「元うまる」がいなかったのも刮目ポイントなり。あ、もう良い子ぶるうまるは居ないんだなって。
これは元うまるちゃんは色々と我慢してたと捉えることもできますな。タイヘイと暮らせて卍解できたと。ま、土間家についての詳細が結局描かれなかったのであくまで「そーなんじゃないか」って想像ですけど。
そう考えると、ラストの「…ったく…本当に干物妹だな、お前は!」って台詞は胸が熱くなる。むしろガチのマジで「干物妹」になれた。タイヘイは良いお兄ちゃんだったんだな。ワガママ放題は大好きの裏返しだもんね!
楽屋裏
!?
「またタイトル変えて始めるんじゃ!?」
「うーん…どうなるかわかんないけどね~」
「うまるは気まぐれだから何が起きても不思議じゃないかもね!」
あっ…(察し)。
忘れた頃にリバイバルとかよくありますもんねっ!サンカクヘッド先生は完全新作を準備中ですと煽り文に書かれてるのに、これで完結といわずに「いつか続編も…」と勘ぐれる楽屋裏であった。
なんたって全員集合の最後で「またねっ!」です。
謎は全て解けた。導き出せる答えは一つだ。
おなかすいたタイミングでね
サンカクヘッド先生の保険です!(断言)
まだ読者はおなかいっぱいだからいきなり続編は悪手ですから。次回の完全新作がもしも、ずっこけたとしてもね、読者がおなかすいたタイミングでうまるちゃんのさらなる続編を始められるって寸法よ。って、久米田先生も言ってました(※言ってません)。
ま、なんにしてもうまるちゃんは最高の妹でしたわ。「家族とは何か」「兄妹愛とは」ってののをギャグでありつつ、シリアスに問いかけ突き詰めてました。素晴らしい妹漫画でした。まる。
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コメント
途中からネタ切れしてたよなー
海老名ちゃんと結婚
会社を辞め店を開く
うまるの居場所がなくなる
恋愛要素が一切無いこの手の漫画はネタ切れすると一気に凋落するよね
その点わたモテはうまく路線変更したなーと感心する
Gで続いた理由が謎
うまるちゃん號⇒真うまるちゃん⇒うまるちゃんアーク
明らかに大人の事情が見えるんですよねG始まったの…アニメに合わせたとしか
ネタ切れして終わらせたんだけどアニメに合わせてしばらく続けるように言われたんだろうなって
描き切る腕がなかったように感じてしまったな
というのはあくまでもストーリー漫画としての話で、日常が何となーく過ぎていく描写が最高でした
ストーリー漫画としても日常漫画としても後半は、兎に角つまらない話たった。
読んでるのが正直しんど。