『ジャヒー様はくじけない！』褐色娘は可愛いのである

 

立て！立つんだ！ジャヒー様ー！！

 

『ジャヒー様はくじけない！』（昆布わかめ）を2巻まで読んで、あまりにも報われない、残念で不憫すぎる、矢吹丈のように燃え尽きてもおかしくないジャヒー様を見て、何故か叫ばずにはいられませんでした。

 

魔界No.２のジャヒー様は、魔界中の誰もが恐れ敬う存在…だった。（元）魔界No.２のジャヒー様は…人間界では家事に、バイトに、大忙し！　夕食がもやしオンリーでも、カフェで水しか頼めなくても、くじけちゃダメだっ！　ハンカチ必須！　残念カワイイ魔界復興コメディ、第１巻☆

 

 

※ジャヒー様全話筆頭にスクエニ系漫画は「マンガUP！」で無料で読める。

 

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『ジャヒー様はくじけない！』を一言ですればひたすらジャヒー様のかわいさを愛でる漫画である。めちゃくそ可愛いのです。可愛いは正義ですから。

 

ジャヒー様の可愛さこそ、この漫画のキモというかほぼ全てです（誉め言葉）。

ちょっとヤバイぐらいの可愛さをたたき出してるよ！

『ジャヒー様はくじけない！』

ジャヒー様

 

魔王の側近で魔界ナンバー2だったジャヒー様は「権力」「魔力」「美貌」全てを兼ね備えたいたのですが、数ヵ月前にひとりの魔法少女によって魔界は崩壊してしまいました。

 

気づいたら人間界で縮んだ姿になっていたのでした。今では築40年のボロアパートで極貧生活をする毎日。ジャヒー様は、魔界復興のために魔石集めをする…ことはあまりなく、生活費のためにバイトを頑張るのでした。

 

内容はほとんど男女逆にした『はたらく魔王さま』です。

まあ、ストーリーがどうとか、伏線がどうとか、そんなことを考える必要はなく…、われら読者は頭を空っぽにしてジャヒー様をペロペロしてればよいのです。

ジャヒー様可愛い

ジャヒー様（大）

 

ジャヒー様は人間界では少しの時間だけ元の姿（大人バージョン）に戻れます。

この大人バージョンの時に居酒屋でバイトしてるわけです。

 

普段のジャヒー様はは「小さい、薄い、軽い」の完全無欠のお子様キャラなのに、元の姿は「ボン、キュッ、ボン」だから恐れ入った。

 

つまり、ジャヒー様は二つのモードがあるのです。「ロリキャラ」と「アダルトキャラ」って決して相反するものが同居している。1粒で2度おいしいアーモンドグリコのようなものです。こりゃ美味い！

 

2つの見た目を使い分けることで、小さい子好きの需要にも大きい子好きの需要にもバッチリ対応です。この２つを組み合わせてしまうなんて薩長同盟を超える偉業ですよ！

褐色可愛い

ジャヒー様は褐色可愛い

 

一口に「褐色娘」と言いましても大変奥が深いです。

大きく分けると「先天的」「後天的」で褐色になったかで分類されます。その中でも細部は6つの系統があります。「姉」と同じく深いんですよ。『ハンター×ハンター』の念能力ぐらい複雑で奥深さがあります。

 

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…と、このように6系統になる。

ジャヒー様は魔族なので「種族」による褐色娘であります（←ほとんど上図関係ねぇ）。まあ、自分が一番好きなのは「天然日焼け（日焼け後が有る）」だけど、先天的な褐色娘も大好きです。

 

特筆すべきはジャヒー様は「褐色娘」としての王道がほぼ完璧なとでしょう。

ジャヒー様はツボを押さえた褐色娘

長年の褐色娘愛好家たちは、胸は「大きいほうがいい」のか「小さいほうがいいのか」で、血で血を洗う争いをしてきました。決着はまだついてなく、有名褐色キャラの胸はほとんど「大きい」か「ぺったんこ」の二択である。

 

ジャヒー様はどっちも

 

ジャヒー様は大人バージョンと子供バージョンがあり、胸のほうもリバーシブル仕様です。褐色娘愛好家が両極端に好む胸の大きさ（デカイがぺったんこか）を完璧に対応しているのである。

 

さらに、もう一つ外せないのは髪の毛の色です。こちらも長年の褐色娘愛好家たちは「金髪が最高だ」「銀髪こそ至高」「いや黒髪こそジャスティス」と意見が分かれるところです。

 

そんな中で一番オーソドックスな色は「紫」でしょう。起因はララァなのかナディアなのかミネア＆マーニャなのか知りませんが、褐色娘には紫の髪の色が似合う（と言われている）。

 

ジャヒー様は髪の色も紫で、胸同様に褐色愛好家たちのツボを見事に突いているといえますね。つまりジャヒー様は可愛い。

ポンコツっぷり

ポンコツ可愛い

 

やはりジャヒー様を評価する上でもっとも重要なポイントは、ポンコツっぷりでしょう。ジャヒー様のポンコツっぷりは、ギャグ漫画としての面白さと本人の可愛さに直結してますからね。

 

泣いてるジャヒー様がとにかくめちゃくちゃ可愛いんです。

これほど泣き顔が似合う子もいませんよ。涙目なジャヒー様はペロペロしたくなりますね。

 

調子こく。泣く結果になる。までが様式美です。色んな意味で報われず涙するジャヒー様を愛でるのが醍醐味でしたけど、2巻はちょっと良い話もあって嬉しくて泣いちゃってる（？）姿も私の心の琴線鷲掴みでした。

 

ようするにジャヒー様は最高に可愛いのです。

他の登場人物も良いキャラ揃いで、ジャヒー様との絡みも面白いです。おすすめ。まる。

 

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