『BE BLUES』第413節：幕は上がる 過去を改変して歴史を捻じ曲げてみせる！すなわち正ヒロインも…！？

『BE BLUES』第413節：幕は上がる

いよいよ始まる冬の選手権！

名前ありのライバルとのやり取りが大会を盛り上げる布石になってましたね。

高虎は龍ちゃんと会うの久々で桜庭さんとは「はじめまして」の模様です。

あれ？夏のインターハイでは武蒼と当たらなかったということか。

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第413節：幕は上がる

盛り上がる布石は十分や！

そんなわけでライバルも登場して冬の選手権は盛り上がる予感ですね。

武蒼と名試合を繰り広げそうなのは以下の三つです。

とはいえ、ノアさんと曽我のいる赤城中央とは当たらない組み合わせでした。

決勝でしか当たらないので福岡南のカマセになるだろうと。

しかし、今回の『BE BLUES』は歴史を改変してみせたのだった。

準々決勝、準決勝、決勝は…？

？？？？

武蒼は準々決勝までや。準々で最条が勝って、準決で上がってくるやろう赤城中央も下して、決勝で福岡南を倒して…日本一や！

おい。ちょっと待てと。

前に出たトーナメント表が違ってるぞ？

武蒼はノアさんの赤城中央とは決勝で当たる組み合わせやったやないか！

高虎のいる最条とは準決勝で当たるはずだったのだが、準々決勝で当たるの？

ノアさんとも準決勝で当たるの？で、決勝は澤村大道のいる福岡南だって？

ゲ――――！！！

歴史が改変されてる！？

トーナメント表が変わってる…

404話

てめーら（赤城中央）とは決勝でしか当たらねぇ組み合わせだぜ。

上がってこれんのか？アア？

404話で描写されたトーナメント表では、赤城中央とは正反対のブロックでした。武蒼は順調に勝ち進むと準決勝で最条、決勝戦ではノアさんの赤城中央か澤村大道の福岡南のどっちかとしか当たらないと。

桜庭さんだってノアさんに「てめーらとは決勝でしか当たらねぇ組み合わせ」と言っていました。赤城中央か福岡南のどっちかとしか決勝で当たらないトーナメントだったのです。

それが、赤城中央まで武蒼と最条と同じブロックになってるでござる。確かに、今回のトーナメント表ならば順準決勝で最条、準決勝で赤城中央、決勝で福岡南とライバル校3つとも対戦するな…。

これはどういうことだってばよ！？

まあ、しれっと単行本では404話のトーナメント表と「てめーら（赤城中央）とは準決勝でしか当たらねぇ組み合わせだぜ」と台詞直してそうだけど。

この改変は冬の選手権は「準々決勝～決勝」までガチのマジでやるってことでしょうか。当初の予定では決勝戦ぐらいしかまともに描く予定なかった説。

赤城中央とは当たらないはずだった冬の選手権（ワンチャン福岡南倒せば決勝で当たれる）ですが、あえて準決勝に当たるようにトーナメント表を改変したのは、もう過去の描写なんて関係ねぇ！って田中モトユキ先生のメッセージなのかもしれんぞ！

過去は関係ない！運命をなんです！

江藤さんは運命

そういえば、前回の江藤さんが意味深なことを言ってたぞ。

412話

これは歴史など関係ない運命であるということです。

後発の運命は過去すら凌駕するのである。

今年の冬の選手権は、準決で最条、決勝は赤城中央か福岡南のどっちか1校という過去の描写を捻じ曲げてまで運命のようにライバル全部と当たるトーナメントに変わっていました。これはヒロインとしての江藤さんにも当てはまるのでは！？

つまり、過去の龍ちゃんを知らない江藤さんですが、お嫁さんになるのは歴史なんて関係ねぇ！捻じ曲げてみせる！という意味です。確かに高校編から登場した江藤さんはヒロインとして出遅れた感があるが、過去の描写など関係ないというメッセージなのかもしれんな。

そんなわけで、冬の選手権は順当なら「最条」「赤城中央」「福岡南」全部当たるって改変をしたのです。ヒロインも江藤さんって改変をしたのです。それが運命なのでーす！まる。

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