FGO最終章「冠位時間神殿ソロモン」
いよいよラスト、終局特異点「冠位時間神殿ソロモン」である。ふぅー、今までの長い長い旅もこれおしまいかぁ。色々とあったものです(遠くを眺めながら)。
長いと言っても先人マスターたちが1年かけてじっくりプレイしたのを、わずか1ヶ月で駆け抜けてるんだけどね。はっきり言って、戦力が足りてません。しかしAP半額期間の内にクリアしたいので、そのまま特攻しました!世界を救うために最後の決戦に臨みます!
<関連記事>
むかし、「Fateは文学」「AIRは芸術」「CLANNADは人生」なんて言われたものですが、私から言わせてもらえば『Fate』は哲学だね(どん)。
FGOは「人生とは何だ?」と問いかけてる(ような気がする)。今までの旅を通して、マシュを通して、生きる意味や生を謳歌できるのかをじっくり書いてる(ように感じる)。開幕早々にマシュは今までの冒険を振り返ります。
そこに生きた人々の積み重ねが“今”なのだと、わたしはこの旅で学びました。
ほー。マシュは今までの冒険で学んだそうです。
時代を時空を超え色んな人に出会ってきました。様々な時代で色んな境遇で生きる人々。マシュとの旅で、真っ直ぐ生きる人だけでなく、歪んでいたり矛盾した心を持つ人にも会いました。それでも、誰もがみんな圧倒的な輝きを持って生きていた。そして今がある。
人の美しさを描いてた
FGOはやっぱ「人間賛歌」やなぁ。
これは元祖『Fate』から通じてる部分でもあるかなぁ。結果などに意味はなく生きるという行動そのものを「ふつくしい…」と感じる。見惚れるように浮き彫りにさせる。
顕著だったのは七章のメソポタミアだけど、振り返れば全ての旅が人の美しさをこれでもかと書いてました。『ダイの大冒険』のポップの言葉を借りるなら「残りの人生が50年だって5分だって同じ事だ!一瞬だけど閃光のように!眩しく燃えて生き抜いてやる!」である。
人はなんで死んじゃうのに生きるのか
「どうして人は死んじゃうの?」→「人間は誰でもいつか死ぬ。だから…」→「だから…みんな一生懸命生きるのよ」である。
マシュが夢の中でソロモンに永遠なんて必要ないと言い放ったのはグッとくるね。自分の寿命はもう僅かなのに。人は死があるから、かぎりある時間を知ってるからこそ笑える。笑顔とは悲しみを乗り越えるためのくだりは七章で我様たちが笑顔で逝っただけにズシンと響くものがあります。
また、永遠の否定は、十数年前の美少女ゲーム業界における葉鍵の二強時代に颯爽と現れた型月だからこそって穿った見方をしてしまうのは自分だけだろうか。永遠はあるよだ?永遠なんていらねーだよもん星!
最終決戦の盛り上がり
「さあ―戦いを始めましょう、マスター。」
「あれは…、宙を駆けていく、何条もの流星はー」
倒しても倒しても延々と終わらない魔神柱戦。無限の敵。そこに現れたのは、かつて一緒に戦った英霊たち、知り合った英霊たち、相対し殺し合った英霊たち。みんな来てくれた!
ジャンヌダルクを筆頭に、敵味方関わらず、今までの冒険で出会った英霊たちがみんな最後の決戦に駆けつけてくれた。無限の魔神柱を押しとどめてくれる。音楽もどっかで聞き覚えのあるデジャブ感が満載ですよ。
って、これ完全に『Fate/hollow ataraxia』最後の夜の二番煎じやんか!音楽もアレンジされてるものの『Fate/hollow ataraxia』の曲やないか!あの全サーヴァントが勢揃いし、敵対してたのが群像打破のためにひとつになった最高エピソードの再来である。
おい!奈須きのこ!過去作とまったく同じ展開やるんじゃない!なんて斜めに構えていたのに、魂から揺さぶられるこの熱血仕様よ。最後の戦いで全員集合。王道で正道で燃え上がるしかない。今までの旅には意味があったという分かりやすい収束っぷり。
『Fate/hollow ataraxia』をプレイしてるかしてないかで最終決戦の受け取り方がかなり変わりそう。未プレイなら新鮮な気持ちで「うおおおお!ここで全員集合!」って思えるだろうし、プレイ済みだとかかる曲も完全に狙ってるので懐かしさを覚えながら「うおおおお!ここで全員集合!」となるでしょう。
自分はプレイしてたので、あえて同じ曲と同じ展開に懐かしさを覚えつつ感動しましたね。今までの旅に意味があったと分かりやすく示してくれた全員集合の最終決戦!かかる曲は『Fate/hollow ataraxia』の最後の夜。おっさん殺しもいいところである。
これまでの冒険がここに収束する!フランスの面々、ローマの面々、大航海の面々、ロンドンの面々、アメリカの面々、聖都の面々、メソポタミアの面々…みんながみんな、その時の冒険に合わせて来てくれた!
今までの冒険の結実。バラバラだった話が一本の繋がった話になった瞬間でもある。良質な特異点エピソードの山、山、山がひとつに!これ至高の燃えなり!
(↑ローマの面々にいなかった)
タマモキャット…。存在自体がネタ枠であろうが、ローマの時に登場したじゃん!知り合ったじゃん!それぞれの時代に関わった人たちが勢揃いする中でローマの方が担当した「第3節Ⅱ/情報室フラウロス」でタマモキャットはお呼ばれしませんでした。
誰だよ…こいつら…
あの…誰ですか?
今まで知り合った面々が勢揃いする中、最後の最後に一気に加勢に来てくれた方々。誰でしょうか?会った記憶が無いのに知り合いとして進行する会話…。おそらく期間限定イベントの人達だと思われますが、FGOはじめて1ヶ月強の私は誰も知り合った覚えがありませんでした。
しかも悔しいことに、ここでかかった曲が『Fate/hollow ataraxia』の「Wars」なんだよな。アレンジされてたけど。橋の防衛で「OK。付き合ってくれる、アーチャー?」「ああ、サーヴァントはマスターに従うもの。これでようやく最後。加減なしで、戦えるというものだ」で流れたおっさんの脳髄を燃えたぎらせ沸騰させた曲。
最高潮の盛り上がり展開と曲になるはずが、新米マスターの俺氏、誰が来てくれたのか理解できずイマイチ乗れなかった残念な事件である。
そんな誰が誰だか知らん面子の中にローマ勢でお呼ばれされなかったタマモキャットがいました。
(↑その他扱いされたローマで知り合ったタマモキャット)
最高潮に盛り上がる局面なのは間違いなんですけどね。でも、タマモキャットしか知らねーよ!FGOの満貫全席なんでしょうけど、ちょっと初心者マスターに優しくない展開でした。誰だよお前ら!
終局特異点のバトル
魔神柱との戦いですが、マシュとマーリン(フレンド様)を軸にすれば楽勝だろうと次々と攻略してたら、ライダークラスの魔神柱にあっさり全滅させられました。うーん、戦力が心許無い。ヒーヒー言いながらやっとこさ進めていきます。
これでクリアできるんかい…なんて懸念が…。
それは現実のものとなったのであった。
魔神王ゲーティア
魔神王ゲーティアはギャグなの?開幕1ターン目で無敵貫通の宝具ぶっ放してきてスタメン3人はどー頑張っても絶対に死ぬんだけど。なにこの1ターンでスタメン絶対殺すマン。異次元の難易度すぎる…。誰を出そうが1ターンで3人落ちて、実質後衛の3人だけで戦う羽目になってしまう…。
しかも、普通の攻撃も痛い。戦力揃ってないので5ターン持てばいいほうで瞬殺で全滅する。強すぎんだろ!これ令呪がどーとか、石コンとかどーとかってレベルじゃないんですがががが。
(続くぞい)
コメント
マシュに関してはFGOのOPの色彩の歌詞をチェックするとよろしいかと
最初からネタバレしてたじゃん!
無敵貫通は1ターン目だけだからスキル封印か宝具封印すれば次のターンで凌げたんだぞい
まあ一年半プレーしたマスターなら余裕だろ?って難易度調整だから新米マスターは絆マックスの奴を借りるくらいしか手立てないかなー
後巌窟王は4章の後に常駐でもいいよね
魔神柱か、懐かしいな
早い者勝ちとばかりに無数のプレイヤーがいなごの如く群がって食らい尽くされてた
1体あたりHP70万が200万本もいたのに心臓落とすバルバトスさんに至ってはわずか12時間で沈む酷さよ・・・
沖田総司については、「帝都聖杯奇譚」という漫画を読めばわかると思うぞ(宣伝)
自分はSNしかやってないからホロウと演出ダブらせてるって今初めて知った
けどサーヴァント大集合の場面はジャンヌの演説がもろにゲーム公開前トレーラー動画まんまだったからそっちで感動してたよ
新規ユーザーにはそういう人も多いんじゃないかな
公式サイトで見られるので良ければぜひ!
必ずしも仲間にならない
もしくは登場しないキャラの扱いって難しいよね
FF7の仲間とか最後のムービーで出番ないし
そもそも終局特異点は
これまでの七つの特異点や様々なイベントを乗り越えて
最後の最後2016年の年末に全員でレイド大決戦に挑む
ってところへと色んなものが収束していたから
残念ながら2017年に入って以降始めた人は二度とこれを味わえない
というかこういうのは長い間遊んでる人へのご褒美みたいなところもあるしね
このゲームやったことないけどもう最終章なのか
結構すぐ終わるの?
なら俺もやろうかな