きっと、旅の終わりに意味があります
意味はある。『Fate』シリーズの根源ですよ。
「意味は無い…それでも意味はあった、救いがあった」である。禅問答のようだが、意味は無いけど意味はあることこそ『Fate』シリーズの醍醐味じゃなかろうか。そして完璧なハッピーエンドとはいかないけどどこかに救いがある。
思い出して下さい。元祖『Fate』を!セイバールートでセイバーは何かを得ましたか?聖杯を得ることが出来ませんでしたよね。それでも最後は安らかに逝きました。凛ルートのアーチャーは何かを得ましたか?衛宮史郎(過去)を殺せませんでした。「それでも、俺は間違えてなどなかった」のです。
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確かに何の意味も無いかもしれない。それでも、それでもである。
意味はあったのだ!それこそが『Fate』なのである。
だからきっとこの戦いにも意味はある…はず?(何故か疑問形)
女神ロンゴミニアド戦
あの手この手で挑むも悉く返り討ちにされちゃいました。テヘペロ。しかし、女神ロンゴミニアドの一戦目のBGMは燃えるね。脳汁で他ぜよ。ただ相手が強くて音楽鑑賞の余裕ないけどねん。
強すぎんだよ!今まで取ってきた戦術、いかに相手の宝具を無効化するか作戦を踏みに切ってくる。助っ人頼みのマーリンやジャンヌちゃんおねしゃす戦法がまるで通用しない。「無敵貫通」って絶望的なもので容赦なく宝具で沈めてきやがる…。
ちなみに相手は天敵のランサークラスです。可愛い女の子しか育てておらず、我がカルデアのセイバークラスはACミランの本田圭祐選手並にベンチしかポジションありません。
故に、自軍はセイバー無し。意地の問題だけで令呪も石コンもしません。それって、ほぼ詰んでるじゃん!全滅すること十数回である。
女神ロンゴミニアド
何度も全滅繰り返し最適解を導いたぜよ。まず相手の宝具を防御バフで耐え続ける「無限の防御」は一発は耐えられるが二発目、三発目と続かれるとこちらのNPを溜めることが出来ない。
耐えて長期戦は無理ゲー。やられる前にやるしかないのだ!助っ人にセイバーを呼ぶことにしました。何人か試した結果、宮本武蔵姉さんが一番火力有り。単体宝具で自分のスキルで威力増し増しできる。バスターチェイン載せれば20万ぐらい削れる。
導き出した答えはフレンド様のセイバー・宮本武蔵をお借りして2発増し増しの宝具をぶっ放せばいいのだ。しかも、一発なら女神ロンゴミニアド戦の宝具を自力で生き残れる。
宮本武蔵姐さんが宝具一発耐えられるので、相手が最初の宝具の時に後列(という名の人柱)と交代し、二発目は自力で生き残りあとはタイマンで倒す。一戦目は楽々突破できました。
これからが本当の地獄だ…
女神ロンゴミニアド二戦目
一戦目と同じ戦法で挑むも届かない。削りきれない。負ける。自軍にセイバーがいれば楽勝なんでしょうが、可愛い子しか育ててません。ヘラクレスも裸足で逃げ出す12の死(全滅)を乗り越え、泣きそうになりながらひとつの答えを導くのであった。
アーチャー(エミヤ)の言葉を借りるなら「答えは得た」ですよ!
自軍にセイバー無し。加えて令呪も石も使わずに師子王を倒せるのか?倒せました。不可能への挑戦を成し遂げたでー!そのメンバーがこちらになります!
これで突破したった
簡単に説明すると、マシュとブーティカの宝具で防御バフをダブル重ね、+マシュのスキルで一発目のダメージを2000以下に抑えられます。これを知るために無意味ともいえる10以上の全滅でもあったのだ。
一発目の宝具を最小限ダメージでやり過ごし、かつ先発(マシュ、ブーティカ、武蔵)の3人は二発目の宝具まで粘るのである。その間に武蔵姐さんは一発増し増しの宝具をぶっ放す。さらに二発目までに通常攻撃で削る。
一発目前
二発目前
二発目前までに半分以上のHPを削ってやったぜ。武蔵姐さんの火力最高や!そして二発目が来る時に、後列(という名の人柱えっちゃん)と防御バフ盛り盛りで無敵スキル残し交代。武蔵姐さんの食らったダメージは2000以下。これで、次の宝具も凌げます。
あとは一戦目と同じです。
二発目の宝具でスタメンのマシュとブーティカと人柱の後列組(えっちゃん)が落ちる。んで、武蔵含めた後列組の第二ラウンド。万全のためにメディアリリィの回復で全快した武蔵は余裕で三発目(武蔵にとっては二発目)の宝具を耐えました。三発目の宝具で後列組も落ち、最後はタイマン勝負で勝ったでー!
我が軍にはセイバー無し。
加えて令呪も石も使わずに六章クリアしたぞー!!
凄まじい激戦を制して胸がいっぱいです。また、ストーリーがグッとくるんだよね。六章はさ…。そもそもの発端である「女神ロンゴミニアド」は何故生まれてしまったのだろうか。
女神ロンゴミニアド
女神ロンゴミニアドは本来の歴史と違う、青セイバー…アルトリアの有り得たかもしれない可能性である。ベディヴィエールが三度目でも泉に聖剣を返還できずに死ぬことが出来なかった「if」。聖槍を使い続けたアルトリア。
しかし、気になるのは何故ベディヴィエールは聖剣を返還できなかったのだろうか。元祖『Fate』のセイバールートでは、ベディヴィエールが見送りながら、はじめて王の素顔を安らぎを見れてどこかの誰か(衛宮士郎)に感謝したのが胸熱でしたが…。
そう!聖剣を返還したベディヴィエールは王の素顔を笑顔を見た事がなかったのである。
元祖『Fate』のベディヴィエール
彼はただ王の素顔が見たかったのだ。
王城や戦場で見せる笑顔ではなく、素顔の、人間としての笑い顔が見たかった。(中略)
だというのに、一度もなかった。
彼の王が笑った事など、ただの一度もなかったのだ。
人間としての顔を見せないことを「王はまだ孤独」と比喩してました。最期の最期で夢(聖杯戦争)のおかげで王の素顔を見れて孤独じゃなくなったという感動的だったシーンである。がしかし、『FGO』のベディヴィエールはちょっと勝手が違っていました。
FGOのベディヴィエールは、普通に王の笑顔見てる上に、あの日の笑顔をいまも覚えているからこそ彷徨い続けることが出来たのであった。チェス盤をひっくり返せば、ベディヴィエールはアルトリアの笑顔を見てなきゃ元祖『Fate』のように聖剣を返還できたのではないかと。
ふと、夕暮れにアルトリアが笑顔を見せたのがそもそもの発端だったのではないかと思うなど。しかし、さらにまたチェス盤をひっくり返すと元祖『Fate』のアルトリアは最期まで素顔を見せず死ぬ間際まで「王は孤独」と例えてたが、このアルトリア…獅子王は孤独じゃなかった可能性が微粒子レベルで存在する。
このわたし(獅子王)には意味があったのだ。
「あの獅子王は“ここで終わる”んだ。」「…そんな。それでは、ベディヴィエールさんの行為は…」「無駄ではない。」のやり取りよ。これぞFate!「意味は無い…それでも意味はあった」ですよ。魔術王のことだけでなく、獅子王自身に意味があった。救いがあった。
笑顔を見せる獅子王。
いつかの少年(少女)のようだったってとこか。
何より、ラストのアグラヴェインとのやり取りが感動的ですらあります。滅びの中で2人とも笑ってんの。おっかない顔に定評があった2人だけに微笑み合ってたのは胸熱である。生前では絶対に有り得ないだろう、アルトリアとアグラヴェインの笑顔の談笑。
アグラヴェインは裏で糸引いてるような悪代官みたいな書かれ方だったけど、実は一番王に忠実だったとは恐れ入った。笑ってる姿見て「王は孤独」じゃないなって。元祖『Fate』風に言えば、「王は最期に、今まで得られなかった安らぎを得られたのだ」である。王だけでなくアグラヴェインも安らぎを得ていた。
ベディヴィエールいわく「この王は己の事で笑うのではなく。ひとの幸福な姿を見て、穏やかに微笑む」とのことだが、獅子王はアグラヴェインのボロボロになった姿に穏やかに微笑み、アグラヴェインもまた師子王の姿に穏やかに微笑んでた。互いが優しさと慈しみに溢れている。なんだこの尊さ…。
師子王にならなきゃ絶対に有り得ないアグラヴェインとの「if」。少なくともこのやり取りが見れただけで意味はあった。どこか救いがあって清々しい気分になりました。いやー、六章良かった。
<続きです>
コメント
おめでとうっす
ぶっちゃけフレンドに絆礼装のヘラクレスかモーさんかジークフリードさんが入ればこんなに苦戦せんかったろうにw
特にモーさんとジークフリードさんは特攻が(アーサー特攻か竜特攻)にもろ刺さり防御力アップで宝具すら耐える
ヘラクレスニキ無双を知ったのは最後の最後なんですよ
可愛い女の子とか言う割にはフレとはいえ男のマーリンは使うのね
男を使わない ×
限られた愛(素材や種火)を野郎に上げたくない 〇
こんなにブーディカさんを活用してる人、初めて見たわw
ブーティカさんひとりだけ足ぶっ太くて最高です
ぶっちゃけジャンヌとか使うより
火力高い鯖でゴリ押しした方が楽に突破できる
この頃はそれに気付かなくて…
しかしうまい人の縛りプレーは感心するけど下手くその縛りプレーってイラつくね
しかもフレンドは男使って中途半端感がすごいし
うるせー
竹箒のきのこ日記に、裏設定とか前日譚とか載ってますよー。ネタバレが嫌なら配信された6月か7月だけ探すと良いかと。坂本真綾のライブでレプリカを聴いてから思い描いたとか必見です。それでオリコンが上がってきのこすげーとなったり、MADが作られたりして、このMADも胸熱。
まじすか。一息ついたら見てみます。
いかにもfateって感じの雰囲気ですごく良かった
ベディ最高