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『GIGANT』、日常と非日常のバランスが抜群!どうなるかドキドキハラハラ!

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GIGANT(2) (ビッグコミックス) GIGANT(1) (ビッグコミックス)

めっちゃおもしれえええ!

やっぱ奥浩哉先生すげーな。『GIGANT』2巻読了。1巻ではどういうジャンルか見えなかったのですけど、なんとなく見えてきたのかな?(何故か疑問形)女版ウルトラマンか!?いや、それすら本筋が分からん。

『GANTZ』奥浩哉が描く圧倒的最新作!

人生に巨大な奇跡は起こるだろうか。僕たちはそれに気づくだろうか。

映画監督志望の高校生・零がある日、町で目にしたのは、大ファンである「女優」パピコを中傷する張り紙だった。深夜、家を飛び出し張り紙をはがしてまわる零に声をかけたひとりの女性。それは―――。
まだ誰も目にしたことのない、全く新しいボーイ・ミーツ・ガールが幕を開ける!!

<試し読みできます>

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『GIGANT』

『GANTZ』『いぬやしき』もそうなんですが、「これからどうなるんだ?」って先の読めなさは今作でも健在。というか最も次がどうなってしまうのか予想ができないのが『GIGANT』なり。

また、世界観とSF設定もツボ。なんつーか、奥浩哉ワールドは「童貞の巨乳好きで捻くれて中二病をこじらせ排他的で滅亡を願望しつつ宇宙規模のSF満載で世界を救うぜ!うえーい!」が心地よいのです(なんだこの例え)。

もっと簡潔に述べると「こんな世界滅んじゃえ」とか思ってる思春期男子の妄想と、「大きなおっぱい大好き」な欲望と、「カッチョイイSF的なテクノロジー」の浪漫…が盛沢山の英雄譚。

序盤の印象

1

1話

序盤の見て浮かんだ感想は、どこにでもいるような高校生男子の青春を等身大で描いた作品なのかなと。実際は全然違うストーリーだけど、等身大の青春が盛沢山。クラスのマドンナを女優に誘い映画を撮るなど、青春恋愛小説的な雰囲気を醸し出してました。その様子が妙に説得力有るというか。

玄野計にしたって犬屋敷壱郎にしたって、宇宙人と戦ってたりサイボーグヒーローやってる以外の日常風景が妙に味がありましたからね。ちゃんと生活していて日常を送っている感がすごくしました。

『GIGANT』の主人公・横山田零くんもめっちゃ「生活感」があります。

キャラクターが生きてる感じ

2

日常の一部感半端ない

友達とのダベったり、部屋の描写から、ドキドキしながら憧れの子を映画出演に誘ったり、憧れのAV女優・パピコについてアレコレ調べたり、テストの結果を親に怒られ凹んだり、女優に誘ったクラスメイトの美少女に彼氏がいて出演がおじゃんになったり、ドキドキして全力疾走、ツイッターやLINEのやり取り、ネットのコメント…。全てが生々しい

AV女優のパピコ(ちほ)と出会い、飲み屋でのやり取りなんて、実際に街にAV女優が住んでて知り合って感謝されたら…「こうなりそう」という妙に納得してしまいます。

何気ない日常の描写がすっげーリアルで現実っぽさが凄い。

5

リアルな空間の美女は絵になるな

写真のような背景も重なって、現実のその辺にいそう感が半端ない。写真のようなリアルな風景とマンガ的な美少女がしっくりはまってて、ストーリーとして「日常」「非日常」交じりっぷりも重なる。絵になるな。

本筋ではないかもしれないけど、ちゃんとした生活を丁寧に丁寧に描くのもミソです。これぞ奥浩哉先生の真骨頂でもあります。キャラクターが本当に生きているんですね。

キャラクターの仕草とか、ちょっとした行動とか、自然な人間がそこにいます。ドラマチックじゃないでない様子が積み重なることで、キャラクターが本当に生きていると思います。だからこそ、「日常」に対しての「非日常」がめちゃんこ映える

SF的な非日常

3

でけー!

『GIGANT』の非日常のSF要素は、変なおっさんを助けたら腕に外せない装置(?)をつけられて、巨大化できるようになるというもの。平凡というか普通の日常の中に出てくる非日常が潜んでいるという展開はやっぱ面白いすな。

それもこれも奥浩哉節の自然な人間がなんとなく生活している妙にリアルな描写あってこそ光るというもの。ギャップが効く。「何じゃそれ?」の驚きも倍増だし、なんか腑に落ちるんですよストンと。生々しい現実に則した「日常」と、SF的な「非日常」は落差もあって一気に引き込まれます。

で、巨大になれるちほや、あるサイトの荒唐無稽な記事が具現化するなどの非現実的と、それに平行するようにリアルにありそうな現実的な日々のバランスが同時に描かれ、時にクロスする様子は非日常以上の物がある。天ぷらアイスを食ってるような不思議な美味さ。

妄想が具現化されてる

4

僕が…彼氏になれる…可能性…ありますか?

あとね、思春期男子なら一度は思う「あんなこといいな〜♪できたらいいな~♪」と密かに夢描いているだろう願望を漫画で具現化することが一番好きです(きっぱり)。

かっちょいいスーツと銃で破壊の限りをつくし世界を救う。年上の大きな胸のお姉さんでドーテー捨てたい。地味でも実は可愛い子を彼女にして守りたい。アイドルにモテたい。そして自分と彼女が生き残って、あとはこんなクソみたいな人類や世界は滅んだってかまわないという妄想を爆発させたのが『GANTZ』ってのが自分の解釈です。

そういったものも『GIGANT』はあります。中学生や高校生の男子なら誰もが一度は夢見る好きなセクシー女優と付き合いたい!やりたい!傷だらけの彼女を癒したい!甘えたい!巨女に包まれたい!ってドーテーの妄想を膨らませて具現化してくれます。心地よい。

奥浩哉先生はこういう思春期男子の夢を描かせると右に出るものがいません。

全部乗せのエンタメ

6

ウルトラマンになりたかった

どういう転がり方をするのか分からなかったのですが、2巻からストーリーの方向性が見えてきたのかな…?ウルトラマンになりたかったちほの夢と、その後の展開には「なるほど」と。まあ、今後がどーなるかは分からんけど。

また、ギュギュっと「エンタメ」を濃縮してるのも良い。あらゆるサブカルチャーから面白そうだろうとかワクワクするだろうといったものをサンプリングして、惜しげもなく投入してぶっ込んでいます。それがギッシリ詰まっています。おもちゃ箱のようなもの。

情報量が大量なのですが、リズム感とスピード感は抜群なのも特徴的。隅々まで堪能できるのに、展開が面白くあっという間に読み終わってしまいました。しっぽまであんこたっぷりの美味しいタイヤキみたいや。すぐに食い終わり、もっと食いたくなる。

まだまだこれからどうなるか全然分からないものの、先が楽しみです。AV女優ともボーイミーツガールも、日常と非日常のバランス感覚も、スリリングなストーリーと面白味を濃縮した最高のエンターテイメントなり。まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    さすがのヤマカム節。

    よみたくさせよる。

  2. 匿名 より:

    これ実写化絶対無理だよね

  3. 匿名 より:

    「GIGANT」「GI GANT Z」
    とかで世界的に繋がってたりして

  4. 匿名より より:

    エロシーンが何かよかった、