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『五等分の花嫁』第94話:分枝の時① オレたちの夏はこれからだ!

『五等分の花嫁』第94話:分枝の時①

 

修学旅行までノンストップで読者をあたふたさせていたスリル満点な話から一転して、夏休みに入ってからは静かな五姉妹の可愛さを堪能するのみな日常回が続いていました。束の間の平穏を味わっていましたが、またまた一花さんが爆弾を落とすのでした。

 

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94話:分枝の時①

一花さんが家を出て行く!

このシリーズのサブタイ「分枝の時」です。「①」ってことは、これから「②」「③」と続くのでしょう。ナンバリングされているタイトルか。うっ…胃が…!

 

平和な時代はここで終了とみるべきだろう。楽しい「五姉妹ハーレムの時代」は終わったとみるべきだろう。はじまるんだよぉ!誰も見たことのねぇ新しい時代が!ヤムチャの言葉を借りるなら、ここらで恋愛遊びはいい加減にお終いだぜってところを見せてやる!です。

一花さんの行動をどう捉えるべきか…

でも、一花の夢だもんね。応援するよ

 

一花さんは家を出て行くだけでなく、学校も辞めて女優一本で生きていくと決意した模様。素直に読めば、修学旅行で闇落ちし浄化された時に「全部ウソだよ」とフータローに告げたことで、己の恋心にけじめをつけて、初恋に終止符を打ったように見える。

 

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これはそのまんま「花嫁レース」からの脱落であるが、本当にそうなのかという疑問も出る。まず第一に汚い戦法取って告白紛いをしただけであり、きちんと正面切ってフータローに告白していない点である。

 

一生懸命やって勝つことの次に大切なのは一生懸命やって負けることである。ラブコメの負けヒロインにもそれは当てはまる。一花さんは儚くも美しく立派な読者に感動をもたらす散り際を見せていない。ここで退場だと、なんとも中途半端というかしこりが残る

 

堂々と告白して振られてなんぼだろう!

 

全部嘘だよ

 

戦って前のめりに死ねと言いたいわけですよ。それこそが振られてしまうサブヒロインの宿命です!(もう一花さんが正ヒロインの可能性は微塵も無いと思ってる意見)そういう観点で見ると一花さんの死に場所はここではないかなと。ドラゴンボールで例えればキュイみたいな死にっぷりです。

 

 

 

現状の一花さんの死にっぷり

 

キュイみたいな汚い花火なんだよ。ここで終わりなら肉片が爆散したかのような死にっぷり。もっと綺麗に散れよと言いたいわけです。

一花さんの墓場はここでない

異論はないね

 

一花さんの最期はここでないって根拠は枚挙にいとまがない。家を去ると学校辞めることの根回しをしてたが、主人公のフータローが中野父マルオから「異論はないね」と言われても返事をしていなかった。

 

その後のフータローの言動を見るに、一花さんが家庭教師辞めることに異論があった返事をしたと思われる。四葉と三玖ちゃんも、一花さんがこのまま女優一本で他をすべて捨てることに思うところがある様子でした。

新日焼け褐色娘・四葉

一花をお願いします

 

このまま一花さんが去るのはいけないとフータローに託す四葉。流石は、他の姉妹のために生きると決意してるだけあって言葉に重みがあります。一花さんが家を出てくのも、学校辞めるのも四葉的には否なのでしょう。

 

姉妹のためだけに生きる四葉が言うなら、一花さんの行動は間違ってるのでしょう。それよりも気になるのは、プール行った後に四葉だけ日焼けして褐色娘になってることである。天然日焼けやで!

 

4

 

 

種族
「先天的」な褐色。任毛でなくダークエルフなど褐色の種族。
例:狂乱の魔術師(ダンジョン飯)

 

人種
「先天的」な褐色。南米や東南アジア出身の人が多い。
例:関内・マリア・太郎(さよなら絶望先生)

 

闇落ち
「後天的」な褐色。洗脳や乗っ取りなどで悪になった時に褐色に代わる。
例:マァム(ダイの大冒険)

 

人工日焼け
「後天的」な褐色。日焼けサロンなど人工的に褐色肌になる。
例:岡崎みく(ギャルごはん)

 

天然日焼け(日焼け後が無い)
「後天的」な褐色。日焼けによって褐色肌になる。日焼け後が無い。
例:なんくる姉さん(なんくる姉さん)

 

天然日焼け(日焼け後が有る)
「後天的」な褐色。日焼けによって褐色肌になる。日焼け後が有る。
例:武元うるか(ぼくたちは勉強ができない)

 

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褐色娘はハンターの念能力のように6種類ある。四葉は特質系…ならぬ、天然日焼けの褐色娘である。もちろん日焼け後がある。近年でこの領域に至ったヒロインは『ぼく勉』のうるかちゃん、『イジらないで、長瀞さん』の長瀞さん、『なんでここに先生が』のひかり先生ぐらいしかいなかったが、四葉もここに列挙されるわけか。

 

しかも、後発的に褐色娘になったわけです。天然日焼けで。

最初は褐色娘でなかったのに、後から日焼け。ここから四葉がどれくらい日焼けした(あとまでクッキリ残して)褐色娘になるか分らんが、日焼けスキーにとっては要チェックになったな。フータローも日焼けしてて、日焼け止め塗らなかったコンビにも見える。

 

って、話がそれた。

えっと、何の話だっけ?そうそう一花さん退場の話だ。

一花さん退場に賛成したのは五月だけ

五月さんの本心ですか?

 

一花が学校よりも大切なものを見つけたことを喜びましょう

 

一花さんの家も学校も離脱宣言に賛同したのは五月だけでした。他の姉妹はみんな反対でした。二乃は「それは本当にあなたの言葉かしら」と見抜いていたのも気になるところ。

 

色々と鋭い二乃だけに、物事の本質をついているように見える。裏を返せば、五月の本心は一花が出てくの反対なのに、母親の真似事をしているために本心とは違うことを述べてると。そもそも、母親・零奈が生きてたとして一花の出てくに賛同するかも疑問ですが…。

 

五月は母親になれてない、なってるつもりだけが浮き彫りにもなってる(気がする)。それが今回の一花さん問題と関係あるのか不明なのでどうでもいい案件でもある。

一花さんの「嘘」「本当」

中二病かな?

 

今回の一花さんは本音とウソが入り混じってた(と思う)。「フータロー君と一緒にいると自分が許せなくなる」「一緒に卒業したいよ」は紛れもなく本音でしょう。「なんちゃって」と女優に専念したいから全部ウソだよってやり取りがウソ部分。

 

ウソと本音の使い分けで、なんか闇落ちした責任取る形で自分は退場するってのが一花さんの行動であり、当然それは本心ではないけどまあ大人的というか責任取るために…って感じに見えます。いや知らねーけど。

 

ここで、我ら読者が抑えておきたいポイント(?)は中二病的な片目をつぶる一花さんかもな。少なくとも今回の本音部分(と思われる)「自分が許せない」「一緒に卒業したい」は左目隠して右目出す状況です。

 

この正反対が一花さん闇である。

 

右目隠して左目出すのは邪悪ウソかな…?

 

全てに当てはまるわけではないが、今回の一花さんの左目隠して右目出してる状態が「本音」部分で、逆の右目隠して左目出してる状態が邪悪…もとい「本心でない」「ウソ」部分だとしたら…?

 

右の眼は本音。左の眼はウソ。って中二病のように区別してるようにも見えなくもない。分からない。ウソと本当を使い分ける魔性の女の判別が目だとしたら、最後に見せた部分はウソ付き状態なのだろうか。それも邪悪でなく綺麗なウソ。

 

なんちゃって、へへ(左目開眼)

 

綺麗なウソ付きか!?

 

あい分かった。本音は家も出て行きたくないし、学校も辞めたくないってことか。右目は本音で左目がウソならな。なんで左右の目を使い分けてるか、そもそもこの説合ってるかも不明だが、意味深な左右の目の使い分けはとても中二病っぽくていいです。邪眼の力を舐めるなよ!

最高なウソ付き

ウソ付きがいくじ無しへ

 

一花さんは右目を開眼する時に本心。左目を開眼する時にウソ付きならば…最後の四葉とのやり取りもウソ付きとして向き合ってる(のかもしれない)。

 

四葉は自分のせいで姉妹を転校させてしまったという負い目で、恋のリングに上がることを最初から放棄して他姉妹の応援するって決めてますから。他の姉妹が幸せになれますようにと。それをズバリ見抜いてる一花さんが意味深だ。

 

しかも、この場所は四葉が落ち込んだ時にブランコこぐところ。そこに一花さんもいて一緒にブランコこいでるってシチュがなお意味深だ。

 

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一花「四葉は覚えてる?」

四葉「えっ何を?ブランコ?」

一花「ううん。フータロー君の事」

 

 

…ヤバイな。

一花さんはリングに上がることを放棄してた四葉の背中を押す気だ…。

 

なにが「これでいいよね」「あとは…」だっちゅーの!それを左目で…綺麗なウソ付きとしてやりやがる。この長女…退場する(それもウソ)置き土産で三玖ちゃんにとって最強ライバルをリングへ上げるつもりや。それもウソ右目開眼で…。

 

最強の四葉をリングへ…。怖い。しかも、一花さん自身もまだ本音部分で諦めてない…むしろリングへ再復帰する兆しまで読み取れる。恐ろしい姉妹タッグが完成したと見るべきだろう。果たして、この最強コンビに三玖ちゃんが立ち向かえるか…?

三玖ちゃんはどうする!?

バイト募集中のお店知ってるよ(発情したメス顔で)

 

フータローは金ねンだわ。

三玖ちゃんはバイト募集してる店を知ってると盛ったメス顔で言ってます。

 

ほぼ間違いなく、自分がバイトしてるパン屋を紹介するつもりでしょう。これから、一花さん後押し(でも本心でない)の幼なじみ四葉がって状況化で三玖ちゃんの立ち回りがどうなるか。夏を制する者は受験を制す?違う!夏を制する者は正妻を制するだ!

 

最強の相手・四葉を迎え撃てるのは三玖ちゃんしかいない!

オレたちの夏はこれからが本番だ!

 

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ヤマカム

コメント

  1. 匿名 より:

    姉妹の一大事に三玖ちゃんったらもう

  2. 匿名 より:

    いやさすがに同じバイトになるって展開はないだろ……
    二乃とのバイトを、大したイベントもないまま事故で無理矢理潰して
    そのかわり三玖と同じバイトやりまーすって天の力が露骨すぎ

    • 匿名 より:

      メス顔しながら店って単語出してる時点でパン屋の可能性が一番高いと思うけど

      • 匿名 より:

        仮にパン屋だとしたら風太郎が金を必要とする事情によって三玖の印象がだいぶ変わってくるな

        • 匿名 より:

          変わるのは提案にのった風太郎の印象で三玖の印象が悪くなるのは変わらんと思うぞ。下がり幅が狭くなるか広がるかの違いはあるだろうけど。

        • 匿名 より:

          夏休みは宿題だけ出して家庭教師休みにしてたのに金がないとか本気なんだろうか?とは思うが候補は
          ・冗談抜きで金がない(スマホに変わってる・ガイドブック・海・プール・花・ケーキ屋休みの関係)
          ・進路関係
          ・らいはもしくは父親の誕生日
          ・五つ子の家庭教師一周年のサプライズ(誕生日気にしなかった風太郎がやるか疑問だが)
          ・去年の勤労感謝の時に四葉にお礼をするつもりだったのに実は自分がお礼されてる側だったことに気付いてリベンジするつもり。
          他もあるかもだけどこんな感じかな。

      • 匿名 より:

        パン屋紹介と決まったわけじゃないけど休みなだけでやめてないし、バイトと雇い主、客と店主としてわりきった付き合いだったならまだしも、その枠越えて風太郎と五つ子世話になってるのにライバル店紹介は下心の有無に関わらず印象悪くなるわな。
        金に困ってるのは本当っぽいからしかたないにしてもちょい引く。
        一花に繋がる何かがある場合なら全然問題ないけどね。

  3. 匿名 より:

    いや、家を出るってのは否定してるし。
    ちゃんと読んでるのかね。

  4. 匿名 より:

    長女脱落でいい

  5. 匿名 より:

    花嫁はピアスをしている。
    現状ピアスをしているのは一花だけである
    ゆえに花嫁は一花である

    Q.E.D(証明終了)

  6. 匿名 より:

    花嫁レースは凄くメタいけど、ここで一花と一緒にまとめて物語としての強みを吐き出させられてる四葉も終わりで、もう最終章になりそうな五月が全部持ってって終わりそうじゃね?

    過去の京都の子ネタやら母親ネタ吐き出してそのあと改めて告白パートやるのか?って感じだし。やったのもあるけど直近だと政宗君のリベンジとか。

    ただ、五等分の花嫁があれと同じ流れで完結するかね?

    • 匿名 より:

      政宗と五等分じゃラブコメとしてのタイプが全く違うから参考にならんぞ

      後、漫画やラノベ、小説や映画、作品の媒体を問わず、物語ってのはどんなジャンルであろうと、大事なのは読者視聴者がいかにしてカタルシス得られるか。
      (少なくとも書き手作り手はここを意識する)
      そう考えると、花嫁に選ばれる可能性から最も遠い位置にいるのが五月。一花より遠いんだよ。
      五等分の花嫁という作品にあまり思い入れのない人(積極的に毎週もしくは単行本を追ってない人)、あるいは最近読み始めた人は五月が花嫁になる可能性が高いと思うだろう。
      けど、それは最初に出会ったヒロインってバイアスから抜け出せてないからでしかない。

      もちろん、作品がこれからまだまだ続くというならこんな論理はまったくもってナンセンスだけど。

      • 匿名 より:

        むしろ逆に感じるな
        君がねぎ先生の掌で踊らされてるように感じる

        • 匿名 より:

          逆に感じる理由を論理的に説明して
          感覚で語ってるだけなら一々コメントせんでええわ

          • 匿名 より:

            あなたが仰られている五月が最も遠いというのはあなたの主観でありあなたの主張では論理的な証明にはなっていませんよね
            五月には姉妹のなかで一番風太郎と似ていて、だからこそ風太郎なら本当に辛いときに素直に助けて、と言えない五月を助けられるかも知れないという伏線があります。五月はこれまでの重要なところでは必ずスポットライトを浴びていますしここ数話で今後五月のメイン回がくるであろう伏線がいくつか見られます
            カタルシスを得られるだけの条件は過去の伏線と五月メイン回で十分満たせるでしょうからそれを根拠に五月が一番可能性が低いと決めつけるのはいかがなものかと思いますし、むしろねぎ先生の仕掛けた陥穽にはまっているようにも思います

          • 匿名 より:

            後、個人的には四葉が五月に成長した京都の子を演じさせた時に昔の五月のままでいいからと言ったところが五月メイン回に関わってくると思っています
            つまりは、零奈の性格こそが本来の五月の性格ということになるのでこれまでの読者の認識を変えるような伏線を仕込んでいる時点でこの手の誰が花嫁かという構造上の作品において五月の可能性が低いとは、個人的には思えません
            これに関しては私の主観になりますが、少なくとも現時点で五月が花嫁ではない可能性が高い根拠として物語のカタルシス論を持ち出すのは間違っているように思います

    • 匿名 より:

      俺もごじょごじょこそが最強だと思うな
      四葉と一花はリングにあえて上がりそして敗北するように見える
      最終的に三玖対五月になるとは思うがなにげに最近の話で忍ばせてる伏線からして五月が勝つとは思う
      俺が言いたいのはニ乃は俺が頂いてもいいよね

      • 匿名 より:

        二乃は花嫁の伏線一番多いから三玖より花嫁有力候補。
        前回も増えたし。

        • 匿名 より:

          てか、セリフとか的に本人の『終わった後の自白』では違うこと言ってるけど、突発的行動の直前(スクランブルエッグの成り済ましと零奈化依頼)って両方フータローと五月の密会現場目撃直後なんで…

          三玖と四葉に関しては普通に五月への嫉妬に駆られた行動でやっちゃった落ちで、その相手が最終章だと予想されてる相手なんで、終わりな気がしてるってのが正直な所。

  7. 匿名 より:

    まあメタ的に後だし告白有利なラブコメで四葉が来週動くのは勝率確率落ちたと思う
    じゃあ何もしてない五月が勝つのかとも思わないが
    そもそも一話で四葉は立ち直るかも怪しいけど展開早い漫画だからなあ

    • 匿名 より:

      まぁメタだと四葉が京都の子だと風太郎にバレたら花嫁から遠ざかるな。結局過去の子選ぶのかよって言われるだろうし。来週の巻末爆弾は四葉かそれとも別か。

  8. 匿名 より:

    直前に一花引き止める流れがあってのこれだから普通にバイトも一花関わってそう

  9. 匿名 より:

    念能力の系統で例えると
    1変化2強化(変化寄り)3具現化4強化(過去バレ後に特質になる可能性あり)5放出
    か?

  10. 匿名 より:

    サブタイトル的に
    ・植物が名前に入ってる一花(七つのさよなら以外ずっと)・四葉がメイン(五月=樹の可能性あり?)
    ・風太郎は分からないが五つ子の進路が決まる
    ・「このブランコギコギコ言ってるけど大丈夫?」=ブランコ壊れる=四葉の枷が壊れて救われる?

    すごくどうでもいいことだけど直前のコマまでいなかったのに運動苦手な三玖はどうやってあの塀を登ったんだ…

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