『イジらないで、長瀞さん』(ナナシ)3巻読了。
やべーな!長瀞さんが可愛すぎるわ!
あなたのことが好きだから、今日も全身全霊イジります! 今巻は、2人で食べるアイスクリームに、夕立からの雨宿り、長瀞フレンズとの海水浴と、夏のイベント満載の一巻です!! さらに読者の皆様が考えたエピソードも描き下ろしで2話収録!
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『イジらないで、長瀞さん』3巻
初期に比べればマイルドになったおかげか、長瀞さんにイジられることに悦びを感じてしまうようになりました。魂から叫びたい!こんな後輩が欲しかった!いや違うな。テイクツー!
こんな日焼け跡が残る褐色美少女で秘めてる想いがあってヤキモチ焼きで逆攻めに弱く実は恥ずかしがり屋な後輩が欲しかったである。つまり長瀞さんは黒き大天使!
長瀞さん刺さりすぎ問題
15話「センパイ、腕ほっそ!!」
先輩のうでが細いので筋トレという名のご褒美を受けることに。だって、四つん這いになった上に長瀞さんが座ってくれるんだよ?これをご褒美と言わずに何だってんだい!
その座るまでの様子といい、座った姿といいとても刺さる。私の心の琴線に触れてきます。なんなんだろね。うまく言葉で説明できないのですが、業が深いといいますか…。下半身に小宇宙(コスモ)が集まってしまうのです。
『イジらないで、長瀞さん』はとても健全なラブコメなんですよ。パンチラだって3巻でようやくおまけで1カットぐらいだし。それでも、とても不健全に感じてしまいます。性的な意味で刺さるんだよなぁ。
長瀞さんは表に出さず隠れてるのに扇情的なんだよ!
えっちだと思います(笑顔)。妄想を捗らせるな。
王道でない扉を開けてくる
19話「センパイ、キモ~」
長瀞さんはが隠れて扇情的なのはシチュエーションやポーズだけではありません。部位もヤベーんだよ。やっぱり、健全ラブコメなのにとても不健全です。
これ少年漫画だよね?レーベルは「少年マガジン」だよね?当然、メイン読者は僕ら萌え豚と同時に少年だよね?作者の性癖なのか少年をどんどん凄い場所へ導いていきます。
例えば、私が子供の頃は桂正和先生の全盛期でした。氏の描くお尻の素晴らしさを啓示され、ガキだった僕たちは胸ばかり見てたのを「お尻もいいんだぞ!」と教えられたわけです。桂正和先生の尻で育った世代ですね。
ナナシ先生はそんな「胸」ばかり見てるガキに「尻」の良さを説く伝道師のようでもある。ただ、ちょっとその扉を開けるのは子供にはマニアックすぎるかな。二の腕はおっぱいと同じ柔らかさってエピソードなのに、気づけば「ワキ」の良さを啓示されてるんです。
「胸、尻、太もも」が健全な要素の範疇なら、長瀞さんが説いてくれるのは「日焼け跡、口の中、ワキ」でやや外角高めの部分に男子たるもの興奮せよ!と主張してるようでもある。素晴らしいですね。
長瀞さんが普通に可愛い問題
長瀞さん普通に可愛い
あと、普通に可愛いことも重要だね。
先輩をイジる攻める系女子なのに、受けるは超弱い子なのです。流川おビックリのオフェンスの鬼っぷりなのに、ディフェンスに定評無さすぎだろう!
自分でイジってるくせに他の人に見られたら、顔が茹でダコのように真っ赤っかになります。長瀞さんは実は「恥ずかしがり屋さん」なのである。お馬さんから降りた一挙手一投足もなかなかどうしてよ。可愛い。ディフェンス弱すぎだろはやっちー!
特に素晴らしかったのは17話「ねぇ、センパイ」でしょう。2人で帰ってたら雨が降ってきて公園で一休み。このシチュエーションなら下着が透けて恥かしがるってのはラブコメじゃ古代からの不文律でしょう。
で、長瀞さんの場合は自分から煽ってしまいます。
「今…めっちゃスケスケなんスよ♥」とドーテーの先輩をイジってみせます。そして、いざ見られたら超反応かますんだもん!ありがとうございます!
防御力の低さが光るね
スケスケを見られた
はい!可愛い!
ものすごい超反応である。ダチョウ倶楽部の「押すなよ?絶対押すなよ?」から押される並みの前振りですね。スケスケなんで見るなよ?見たい?から見られた後の乙女すぎるめちゃんこ初心な反応。素晴らしい。
普段から長瀞さんは大胆なことをしているくせにさ。逆に攻められるとザル守備を見せつける。攻めが100で防御がゼロ。そこがいい。可愛すぎるだろ!
攻めるは「大胆」!
受けるは「超うぶ」!
長瀞さんは一つで二つの味が楽しめるハーフピザのようなヒロインですね。恐れ入った。ギャップ萌えの法則を上手く活用した見事なヒロインです。くっそ、完敗だぜ。そして長瀞さんに乾杯だ。つまり、長瀞さんは普通に可愛い。
長瀞さんはヤキモチ焼き
ヤキモチ
はい!超可愛い!
長瀞さん最大のキモはヤキモチ焼きっぷりでしょう。長瀞フレンズも便乗して先輩をイジるようになって、それが面白くない複雑な(むしろ単純な)乙女心なり。あれれ?なんで面白く無さそうな顔してるのかなぁ?(ニヤニヤしながら)
長瀞さんはヤキモチ焼きだったのです。
ヤキモチ焼きっぷりは、テンプレでありながらも見事にツボを抑えている。
ジェラシーこそヒロインを輝かせる最大のスパイスです。そもそも、古来から「ヤキモチを制すものは読者のハートを制す」 などと言われていまして、ラブコメ界にとってはバスケットボールのリバウンドくらい重要な要素なのです。
ヤキモチはヒロインが外敵(他のヒロイン)に奪われないようにするため生存競争という自然の摂理からなる、恐ろしくも可愛い最高の求愛パフォーマンスなのは常識。長瀞さんのヤキモチっぷりは天下一品なり。
23話「塗ってあげますよ センパイ」
見事な焼き加減だ!
夏だ!海だ!水着だ!日焼け跡だ!(あえて苦言なんだがもっと日焼け跡をピックアップしてくれ!うるかちゃんやひかり先生のように長瀞さんもチラリと見える日焼けをもっと推すべきですよ)
そんな嬉し楽し水着回でも長瀞さんのヤキモチっぷりは極上のものでした。いつもイジってきて、態度が非常にトゲトゲしく、口を開けば先輩のことを罵ってばかりいるんだけど、それでも先輩が好きで好きでしょうがないってのが、読者に丸わかりなのが素晴らしい。
「本音を隠してデレ隠さず」である。
ヤキモチ焼きでドSで防御ザルのヒロインの神髄を見た気がするぜ。長瀞さんは、イジる系のグイグイ来る後輩の気さくさと、ここぞで男女を意識した気まずさが同居する微妙な空気感がこそばゆくて大変良いね。この関係こそ至高なり。
あと、ラブコメで天下を取るためには奥行きも欲しいなと。
ズバリ、長瀞さんが先輩に惚れた理由なり。実は〇〇って理由があったんですとやればまた一歩天下取りに近づけるかもしれない。
消えた長瀞フレンズ
1話
今やすっかり準レギュラーとなった長瀞フレンズの2人。実は1話から登場しています。ツインテ天然娘と胸の大きいロングの子はきっちり顔も出て先輩をイジって長瀞さんの「やきもち焼かせ要員」として良い仕事してますね。
1話以降も登場してましたが(合コン回とか)、ちゃんと顔が描かれたのは2巻11話「センパーイ、こっちこっと~」からです。
この漫画、基本的に先輩と長瀞さん以外の顔は隠れており、フレンズが顔無しから顔有りになったのは、長瀞さんと触れ合うことによって世界が広がったような演出にもなってます。で、気になるのは1話じゃ長瀞さんと別にフレンズは3人いたことでしょう。
長瀞さんと同じく褐色というか純粋な黒ギャルの子がもう一人いたのです。フレンズとして顔が出るようになってから消えてしまった。最初は仲良し4人組だったのに何かあったのか。単純にリストラされただけなのか…。私気になります!
ラブがコメってます!
そっスね…(激おこぷんぷん丸)
めがっさ怒ってるー!
3巻のベストシーンを上げるとすれば海へ行って長瀞さんが不機嫌MAXになったことでしょう。日焼け止めを塗る塗らないの話で「そういうのは恋人同士でやることだろ!」「俺と長瀞は…そういうんじゃ…ないんだし」と述べれば超々不機嫌になってしまった長瀞さん。
あれれ〜?おかしいぞ〜。先輩と長瀞さんは付き合ってるわけじゃなんだけどなぁ~?それなのに、自分たちの関係は彼氏彼女じゃないと言われて怒っちゃうのはどういうことなのかな?実際「恋人でもねーし」とお怒りになってたけどその通りじゃん(頬を緩めながら)。
まったく!長瀞さんは最高だぜ!
コメント
正直高木さんや安城さんより好きなんだけど(その2つも好きです)書いてるのが774だと思うと素直にブヒブヒしていいのか悩むブヒ
パンチラやる気なさ過ぎて
普通のお色気漫画とは違う業がある
ワキと口の中最高
774の変態性が滲み出てる(褒め)
S級リョナラーをやってたころを思うと
作者も遠くへ行ったもんだ
長瀞さん良い
あの774が一般漫画で売れるなんて・・・(遠い目)
Pixiv版のを知ってるとよくぞここまでマイルドにできたなって…
その辺のさじ加減の上手さも手腕だよな~
伝道言うたらこの作者もともとグロリョナの伝道師って言われてたなあ
長瀞フレンズは、金髪黒ギャルの他に更にもう1人いるんですよね。
2話で長瀞さんが美術室に入る直前まで一緒にいた2人のフレンズの内、
片方は前述の金髪黒ギャルですが、もう片方は色白の黒髪ストレートロングで、
セミロングの子よりも髪が長く真っ直ぐで、色も濃いです。
フレンズといえば、海水浴回ではそれぞれ体型でも差別化が図られていました。
貧ny…、全体的にスレンダーな長瀞さんとの差別化のためか、
2人ともいつにも増してでかかったのもたまりませんが、
セミロングの子の鍛え上げられた腹筋(これがエロ過ぎる)、
対してツインテの子のやや肉付きの良いお腹。素晴らし過ぎます!