『かぐや様は告らせたい』第124話:「二つの告白」(前編)
最終決戦!
長かった文化祭も終わりに近づきつつありましたが、今回と次回でかぐや様と白銀の間に決着をつけることでしょう。「二つの告白」(前編)ってことは次回は「二つの告白」(後編)かな。雌雄を決する時だ。期待しかない。
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第124話:「二つの告白」(前編)
なんだかんだで『かぐや様は告らせたい』で「前編」「後編」の2話でまとめたエピソードは神ってましたからね。
コミック44話 | 花火の音は聞こえない(前編) |
コミック45話 | 花火の音は聞こえない(後編) |
コミック100話 | 生徒会は撮らせたい(前編) |
コミック101話 | 生徒会は撮らせたい(後編) |
まあ、正確には「生徒会は撮らせたい」には「前編」「後編」のクレジットがありませんでしたが(kindle版です)。「花火の音は聞こえない」も「生徒会は撮らせたい」も極上の話でした。
特に「花火の音は聞こえない」はアニメ1期(2期あるか知りません)の最終回になると踏んでいます。
アニメ最終回が見えるぞ…
同じ「花火の音は聞こえない」でも前編は屋敷に閉じ込められて花火に行けなくなったかぐや様の心境から、後編ではドキドキする心臓の音で花火の音が聞こえなかったと。同じタイトルでまったく違う意味にさせて、感動に打ち震えたものです。そこへ至る盛り上がりも最高だった。
これアニメでやる時には、タクシー乗ったあたりで主題歌かかって、トンネル抜けるところ「間に合えっ」「間に合えー」でサビパート。そしてトンネルを抜けた先に花火が「ドン!」ですよ。なにこれ?約束された勝利の神アニメじゃん!
そんなわけで「前編」とクレジットされたのに期待しかありません。
例の予告状
「これに答えなど無い」そもそも謎なんかじゃない
「ハートは頂く」「〇〇の〇間を頂く」「文化祭は頂く」には特に答えなんて無いそうな。謎ですらないそうな。あえて「〇〇の〇間を頂く」だけ意味があるとすれば藤原書記の時間を浪費させる「藤原の時間を頂く」。って、なんじゃそりゃ…。ちょっとずっこけたぞい。
フランス語の「Arsène」の由来は「Αρσενιος」で「男らしい」「雄々しい」「逞しい」といった意味なので会長はそれもかけたのかも知れませんね。
>コメントより
>今回は「次のものを頂く」って予告と時計イラストと「〇〇の〇間」というヒント。
絵に何の意味もない
藤原の時間を浪費させ、二人のデートを邪魔させないためのものつまり答えは「藤原の時間を頂くby会長」じゃないかなあ
>コメントより
うーむ。真相明かされても「えぇ…(困惑)」だった。
てっきり男らしくいく宣言通り、白銀がかぐや様にビシっと告白するための布石かと思いきや、予告状自体に意味がなかったというオチ。なんだかなぁ。まあ、本質はそこじゃないしどうでもいいちゃどうでもいいけど。
いや、そう見せて本当はかぐや様すら気づかない何か重要な意味があるかもしれませんが。藤原さんの攪乱が目的って、確かに藤原さんクソ邪魔な空気読めない子だけどさ。テンション高かったとはいえ意味不明すぎるだろ。
『会長の考えを読んで会長を探せゲーム』
これは『会長の考えを読んで会長を探せゲーム』なんです
姿が見当たらない白銀。
これは「会長の考えを読んで会長を探せゲーム」なのであると述べるかぐや様。
うむ?この台詞、どっかで聞いたことあるぞ?確かあれは「花火の音は聞こえない」の白銀がかぐや様を見つけた時に言い出したぐうイケメン台詞じゃないか。ここで同じような台詞が出るのは否が応でも盛り上がってきます。
コミック45話
…ふん。『四宮の考えを読んで四宮を探せゲーム』の事か?いつものに比べれば100倍簡単だったよ。
・『会長の考えを読んで会長を探せゲーム』
・『四宮の考えを読んで四宮を探せゲーム』
熱い展開である。
同時にあの時はチャリで四宮邸に向かった白銀と、タクシーで浜松町に向かったかぐや様はすれ違って、そこから白銀はかぐや様は探して見つけていました。どういう思考回路でかぐや様を発見できたかもなんとなく想像できる。
相手の考えを読んで見つけた
ドンピシャで場所を当てるかぐや様
花火大会で白銀の軌跡も同じようだったのか?
コミック5巻ですれ違った後、双眼鏡で影武者(早坂さん)を発見しマッハで引き返し、「頭をフル回転させ時間を逆算、四宮の通ったルートを割り出す。四宮の場所を特定」と説明されてました。
この頭をフル回転させて発見させた思考回路が今回のかぐや様のおかげで想像できる(気がする)。分かりますよ。白銀だったかぐや様をずっと見てきましたから。
花火大会間に合わずガッカリして泣いてしまうことすら見透かせば、「何時だって皆に弱みを見せない貴方は絶対に人目につかない場所に居る」「つまり人込みが無い路地裏でひとりで泣いてる」とかそんな感じで「この辺で最も人が居ない路地裏に四宮は居る!」と割り出したかもしれん。いや分かんないけど。
かぐや様と白銀は思考が似た者同士でありつつ「対」にもなってるだけにね。
なんか神エピソードの花火大会もこうだったんじゃないかと思っちゃうね。
決戦の時迫る…!
決戦の時は訪れる!
かぐや様と白銀は共にひょんなことから、もち札ゼロになってしまいます。ナレーション通り「この大一番をノーガードで挑む事となった!」です。今まで散々、相手から告白させようと小細工を弄してきた2人が、ここでノーガード戦法をする。
まあ、さすがにこの状況下で野球ボールが飛んできたり、イルミネーションが光ったり、携帯電話が鳴る…なんて肩透かしで全てを無に返す「凍てつく波動」展開なんてことはこの漫画じゃやらないでしょう。やったら逆にすごい。
くっ付いたらそこで試合終了ってラブコメにおいて、くっ付いても尚続けて欲しい。両想いなんだから、白銀とかぐや様がくっついて、その後は「ラブラブカップル編」「ラブラブ夫婦編」という風に続けていけばいいんですよ。赤毛のアンみたいにさ。赤面のかぐや様シリーズ化!
さて。僕らは次回伝説を目撃できるのか。こと恋愛において先に好きになった方が負けらしいけどさ。じゃあ勝利条件って何なのさ?ノーガードで殴り合う2人。もう小細工はいりません。だからありったけを!
コメント
ノーガードの殴り合いでお互い色々ぶちまけて欲しい
それを見てニヤニヤしたい……けど合併号だから次が遠い……
同人版の柏鬼さんが地味にヒドい(誉め言葉)と思った
最近の同人版微妙じゃね
本編の補完でもエロでもなく何がやりたいか謎
柏鬼さんは本編で登場済みだから多少はね。
単行本派だけど今から既に楽しみ
告白までは(割合)すんなり行って、そこから四ノ宮家からかぐや様を連れ出すための真の恋愛頭脳戦が始まるってずっと思っています。
Arsène合ってて凄い嬉しい
藤原書記のことだから、こじつけ解読で時計塔という答えを出して乗り込んでくるかもしれん
不治ワラちゃんが乗り込むにしても、ちゃんと告白が成功した直後辺りにしてくれると信じてる
まさか、近年増えている「原作とアニメで同時終了」??
作者のインタビュー内発言曰く「2人が付き合ってからも話を続ける気は全然あるし、
予定的にはかぐやや白銀が3年に進級する辺りが折り返し地点ぐらいの感覚」
らしいからまだまだ続くぞ
そもそも1年の不知火ころもや白銀やかぐやの1年時の話の続きや龍珠桃や
かぐやの家の問題とかが残ってるから内容的にまだまだ終われない
花火回の会長て男前すぎたからな…
アレを超えるとかハードル高い、高すぎる…
会長になんとか頑張って欲しい
白銀の人生史上で一世一代の大勝負ですし、そのためには最善を尽くす
という意味であらゆる危険を事前に排除しておくのは道理だと思いましたけどね。
藤原とか空気読まずに場をぶち壊す・・かもしれないし、対藤原戦において
最も頼れる石上は今つばめ先輩との関係でそれどころじゃないし
これも充分告白成功のための布石の一つになりえると思います。
何より藤原のポンコツ可愛さを読者的にも堪能する事が出来たのは僥倖でしょう。
ここで変に意味を持たせ過ぎても告白までの展開が間延びするだけ。
藤原のキャラの魅力引き出しと展開をスムーズにさせる一石二鳥の上手い演出だったと思います。