『りぶねす』(堂本裕貴)12巻読了。
これが最終巻です。妹漫画として読んではいけない(戒め)。
一歩進んだ今だから、もっと一緒に“仲良く”しよう? テツ達のその後を描く、『りぶねす』After Episode!! テツと七瀬の焼肉大奮闘に、カスミと七瀬とのドキドキ初デート。真琴のチバ宅初訪問から、テツとアスカのラブラブお泊まり旅行まで!! 次第に成長していくテツ達の、ちょっと“進んだ”物語。単行本まるまる一冊、お届けです♪
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『りぶねす』12巻
なんというか、自分は妹に関しては「あれれ?」となってしまいます。
正直に告白して、後半読むのめちゃめちゃキツかったです。白目になってた。ゲロ吐いてた。というのも自分が古いタイプのオタクなので、この手の作品は「主人公=自分の分身」と投影して読んでしまうんですよ。
妹が好きだから!カスミが好きだったから!
私と七瀬くんと初デート
二大ヒロインの一角である妹・カスミが他の野郎に取られてNTRされた気分になって素直に楽しめなくなったでござる。あくまで個人の意見だけど七瀬に感情移入絶無だったのもストレスになってしまった。う~む…なんとも…。
もちろんそういう読み方しなきゃいいってだけの話なのですが。自分は切り替えられなかったです。あと妹漫画として読んでたし。妹漫画として読むと地獄へ突き落されます。キモイと言われようがビアンカが好きな理由がこれよ。
幼なじみも妹も両方欲しい!3人で幸せになりたかった!片方選ぶにしてもカスミを誰にもやりたくない(キッパリ)!
ご都合主義の塊だって、中身なくたって、いいんです。ラブコメに求めてるいるのは日頃の疲れを回復させてくれるオアシス効果なのですから。『りぶねす』はラブコメというより少女漫画とかホームコメディとして読むべきかな。
お兄ちゃんはね、七瀬に取られてショックすぎるよ。例えるなら、幼き日に小野妹子ってどんな可愛い妹の子なのかとドキドキ想像を膨らませてた歴史の時間に、小野妹子は男だと知ったぐらいショックを受けました。
タイトルの意味
11巻60話「俺と妹とleave the nest」
カスミの顛末は納得できないが理解はできます。
というのも漫画のタイトル『りぶねす』が「leave the nest」(巣立ち)という意味であったからなり。へー!そういうタイトルだったのか。巣立ちかー!テツがカスミ離れをするという意味での展開だったので、2巻から描かれたテーマと真摯に向き合った道筋は分かるっちゃ分かるんだけどねぇ…。
どうも素直に楽しめなかったというのが終盤の率直な感想なり。マガジンの短期連載の頃からペロペロしてただけに、いまだにカスミが寝取られたようで「ぐぎぎぎぎぎ…」となる。妹漫画として斬新で残酷すぎました。マジで読むのキツかったわ。
テツの「やっぱり…寂しいな…」は全国のお兄ちゃんの胸の内を代弁してましたよ。もうカスミは我々お兄ちゃんの手を理想を離れてしまったのです。悲しいが、子の成長を喜ぶ親のような慈愛の目で見送ってあげましょう。
幼なじみ・アスカは最高!
アスカ
アシュカ~~~~!!
妹に関してしんどい部分がありましたが、それを補って有り余るぐらい幼馴染・アスカは可愛かったです。本編は10巻で終わりなのですがアフターエピソードでそれぞれのその後が描かれております。
アスカと結ばれるためには妹離れが必要だったと自分に言い聞かせ、存分に幼なじみとのイチャイチャっぷりを堪能する。もう糖分が凄まじい。これぞ甘味所だよ!この幼なじみスイーツうめぇぇぇ!
特に素晴らしかったのはアフターエピソード6でしょう。
幼なじみとイチャイチャイチャ
アフターエピソード6
ある意味、真の最終回はafter6「俺と家族と終らない物語」だな。いや、実際に実質的な最終回とエピローグではあるのですがね。なんといってもカスミとのイチャコラがピークに達します。
2人でお泊り旅行です!
もうカスミの一挙一動が北斗神拳のごとくこちらの秘孔を突いてきます。
いっぱい我慢させちゃったよね…?
…今日は好きにして…いいよ…?
これを感謝というのだろう
アリガトウ
さあて、ここでクエッションです!「夢」と書いて何て読むでしょう。正解は「いもうと」です。「夢=妹」なのは、もはやこの業界では常識ですが、人の夢と書いて儚い通り、本当に儚いことになってしまいました(遠い目)。
ところ「理想」と書いて何と読むでしょう?
正解は「おさななじみ」です。そして「理想」はここにあった!アスカにあった!
アフター6では、見事に私(読者)の理想を具現化してくれました。少年漫画だし、どうせスン止めなんだろと思う中で、見事に突き進んでいくのでした。これは予想外だ。せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!(感謝の正拳突き)
やってやるさ!何を?セッッッッ
…したい…(耳まで真っ赤)
うおおおおおおおおおおおお!!
なんというか率直な感想をズバリ言います。とても美味しゅうございました。ちなみに9話の中学時代に未遂に終わった胸を堪能してからの「ちょ、ちょっと待って…」と同じ演出もなかなかどうして。
もちろんそこからの言葉は「やっぱりダメっ」ではありません。そういうメモリーもあって、アスカとのアレコレはもう超最高でした。くぅー!感無量と言う他ない。「幼なじみ(全ては遠き理想郷)」という名の終着点を目指して約5年の読書。
「幼なじみ」の「幼」と「幻」の漢字って似てるなぁ。幼なじみは現実に無い幻なのではないか。幻を追っているのではないかと終わりの見えない読書を続けてきました。そしてとうとう!幻は現実のものとなったのです!「幼なじみ」という名の理想と現実は繋がったのです!
~~~っ
感無量である!
それにしても、なんて見事なセッッッへの持っていき方なのでしょうか。心だけでなく身体でも繋がる2人の尊さよ。なんのかんのでずっと両想いでありつつ、遠回りしてきた紆余曲折があるだけに感動もひとしおですね。
そのおかげで究極のサービスシーンでありながら、まったくいやらしい感じがしません。むしろ微笑ましい光景にすら見えるほどでしたね。かなりグッとくるよ。これっぽっちも卑猥でなく神聖なものだと感じましたね。いやらしくない。はい。
びくんっ
全然いやらしさが…いやらしさが…って、ちょっ、ちょっと!アスカさん!感じ方がいやらしすぎませんか?表情がいやらしすぎっ!しかもなんか少年誌なので直接的な行為が描かれず、アスカの表情や足などで表現し、行為をオブラードに包んで描写されてるので、なおいやらしい!
結論!
すいません。やっぱりいやらしかったです。
今なら素直に言える!とてもいやらしかったですと!そして気づいてしまった。B地区や断面図でなく一番使えるのは感じている表情が大事なんだと(←使える?)。とにかく、アスカとの一線を越えた一戦は一騎当千だった。
その後のエピローグも100点満点で10000000点だ!
最高の幼なじみ漫画だった
幼なじみって良いなぁ
突き詰めると『りぶねす』はベランダ超しの隣に住む幼なじみを迎える話だったんだなぁと。昔からベランダ飛び越えて来たり、向かい合って話したり、「これぞ幼なじみ!」な関係ではありましたけど、ラストのベランダ越しで抱き合うの幼なじみとして究極のワンシーンだよ。
幼なじみとは「一緒に居て当たり前」から「腐れ縁」となり、思春期に「友達以上恋人未満」のムズ痒い関係となり、最後は結婚する!これぞ「幼なじみ」の理想です。そういう意味では完璧な幼なじみの終点。幼なじみトゥルーエンド!
髪の毛伸ばしたアスカ
中学のアスカ / 成人したアスカ
感無量である!
アスカがバッサリ髪の毛を切った理由は「テツにちゃんと見て欲しいと思った」「テツの好みに合わせて伸ばした髪も切って自分らしくするって決めた」(9話)ですよ。
テツは長い髪が好きだったのに、あえて反対のショーットカットにして自分を見ろ!好きだって言え!という乙女の執念がありました。そしてショーットカットのアスカとウコチャヌプコロまでして結ばれた後に、昔のように髪の毛伸ばしてました。
大感動だよ!乙女の意地で有言実行した。意地があんだよ!女の子にはな!見事にやり遂げ、テツ好みの髪に戻したアスカには白旗を上げて降参です。強いよこの子。妹に関しては思うところがあるが、「幼なじみ」ヒロインは歴史に名を残すね。
「幼なじみ」は美しい!!
「幼なじみ」はスバラシイ!!
アリガトウ西条飛鳥ッ!
オサナナジミ イズ ビューティフル!!
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コメント
この漫画こうなってたのか…
リープザネストなるほどなー
序盤の方で読むのやめた漫画だったけど、意外に後半は妹の扱いマトモな方向で進んでたってことか…?
妹漫画でこれはないわー
炎上しなかったのは知名度無かったからやろね
ほんそれ
読み切りのころから
幼馴染漫画として知られてたから問題ない
当時ラノベ板の禁止スレでしったくらいよ
ほぼ同じ感想だなー
カスミについてはモヤモヤが残ってる感じ
まぁでもアスカとの関係は微笑ましかったし、全体的にはいい作品だったかなと
最初は面白かったのに何でこうなった
作者と担当は女性?
男というかオタクに受けてたのにその機微が分かってなかった悲劇だよな
俺は読みながら好きだったカスミがモブに取られて吐きかけた
個人的には普通に七瀬のことは受け入れられたんだが、せめて一巻時点から登場してそういう結末をにおわせていればもう少し反発も少なかったのかもね。どうしてもポッと出感が強くて鳶に油揚げをさらわれたような。
さすがにこの展開で炎上したならオタク側がキモすぎるのでは
ていうか序盤からこうなるのは予想できただろうに
この作者は、そんな展開を予想しないようなキモいオタクを狙っていたはず
少なくとも初期では
いや確かに幼なじみと付き合うんやろなとは思ったけど妹が取られるとは思わんかったわ
6巻ぐらいからもうこの作者ダメだなって思いながら最後まで見た、すっごいここの筆者と同じ気持ちになった。妹えぇ、、、
内容を見ないと何とも言えないが、もし妹モノと銘打っていたのならブレた結末だね
この漫画テーマ的には兄の妹離れだったと思ってるのでNTR気分になったならそれはそれで正解だと思うよ
女作家特有の兎に角登場人物だれかとくっつける病が発症したんだろ。
クソーマジで
妹の相手に全く感情移入出来ないのが問題。ポッと出の誰だテメー感。
これで相手が良い奴そうだったら良かったけど、クソガキっぽさが半端ないから不快なNTR感に直結する。観なきゃ良かった…
本当にそれ6らへんまでは見て良かったー最後
みなきゃよかった、、、
やはりここの筆者と同じでテツに感情移入してしまったからカスミと七瀬の展開は結構心にきた。せめて七瀬を最初から登場させてくれれば少しはモヤモヤしなかったかもしれない。