【神ゲー】『無名騎士団』レビュー！RPG・放置・箱庭・カジュアル・レトロゲームの面白要素

『無名騎士団：収集型ドットアクションRPG』がリリースされました。

早速遊んでみたのでプレイレビュー記事です。

評価

私が実際に遊んで評価は以下の通り。

どんなゲーム？

『無名騎士団』は単純にジャンル分けできない広範囲に楽しめるゲームとなっている。スタミナ消費のステージ制のRPGであり、放置ゲーであり、シミュレーションゲームでもある。さらに言えば広告動画視聴目的のカジュアルゲームでもある。

あえて『無名騎士団』のジャンルは「○○○や！」と言い切れないぐらい、上記の要素がバランスよく組み合わさったゲームとなってます。ドット絵で描かれてます（解析度低い）。

スマホRPG

『無名騎士団：収集型ドットアクションRPG』はザ・王道スマホRPGみたいなシステムです。スタミナ消費してステージ進めていく系です。

バトルは通常攻撃はオートで攻撃して、スキル（必殺技）を時間経過でゲージ溜まったらポチポチしてぶっ放すやつです。

通常攻撃はオートでスキル技をポチポチする…ザ・よくあるスマホRPGの戦闘である。しかし、これだけで言い表せないウイングの広さがある。なぜなら、手動で動かすのは序盤のみで、「オート機能」「1.5倍速」でプレイするのがデフォだから。

それって放置系RPGじゃない？

…と聞かれればその通りです！

放置ゲーム

バトルは序盤からフルオートになる

放置して強化素材GETできる

放置報酬でキャラ強化できる

放置ゲームやんけ！

放置して報酬獲得して、それを使ってキャラを強化していく。キャラはガチャで入手できます。まさにザ・放置ゲーム要素です。

放置すれば放置するほどキャラを強くできるわけです。その要素もバッチリ詰まってるのに、さらに他ジャンルゲーム要素もある。

シミュレーションゲーム（箱庭ゲーム）

箱庭ゲーム

スタミナを筆頭に施設で時間経過と共に回収できる。自国（自領）は簡易的な箱庭ゲームのように、自由に施設を建設できる。スタミナ量産できる施設とか、一定時間修行させればレベルが上がる訓練所など…。

自国（自領）に施設建設して、レベル上げたり資材を回収したりできるのです。え？これ箱庭ゲームじゃん？実際、主城（ステータス底上げ）の強化がメインになってます。

騎士の城を強化

もうこれはストラテジーゲームみたいな箱庭育てるゲームとも言える。箱庭ゲームとしてもしっかり作り込まれてるのです。

カジュアルゲームか？

『無名騎士団』はカジュアルゲームのようでもある。

今のスマホゲームは個人製作でも本格的だったり、企業政策でも簡易的だったりして、ジャンル区分は難しい。あえて定義すれば課金させるより広告動画視聴させることに重き置いてるゲームってのがカジュアルゲームかな。

今作は課金要素のウェイトも広いものの、無料でプレイできて広告動画視聴しまくることで無課金ユーザーでもガッツリ色々できるデザインになってる（広告消せる課金要素もある）。

ゲーム自体はバラエティ富んでるのに、シンプルで無課金でも広告視聴でガッツリプレイできるようになってる。カジュアルゲーム要素が満載です。

古き良きドット絵ゲーム

『無名騎士団：収集型ドットアクションRPG』はドット絵で描かれるゲームです！

一言にドット絵と言っても『グラサマ』のようなあえてドット絵で描く最先端の美しさがあるわけでもない。『ドット勇者』のように一部を古き良きレトロゲーム風に演出してるわけでもない（←最先端のLIVE2Dのスケベゲーム）。

スマホゲームは2Dにしろ3Dにしろ最高のグラフィックが作れるのに、『無名騎士団』はあえて？粗い。解析度の低いドット絵で描かれてます。それはファミコン後期～スーファミ初期の作品みたいに…。

エロゲで例えれば16色時代の「PC-98」の頃みたいな。16色って制限で神のCG生み出して当時の覇権エルフのような「あり得ない美麗」も無い。いまのスマホゲーム基準では16色ゲームでそのまんまのスペックのドット絵なんです。

16色時代のゲームかよ！

だからこそです。低い解析度で描かれる粗いドット絵には妙な味わいがある（ような気がする）。今どきのCG技術仕えて、あえてドット絵で紡ぐゲームとは一線を画す粗い解析度のドット絵の作品です。

ガチのマジでレトロゲームしてる気分になる。

かと言ってメインストーリーはフルボイスだったりしてるギャップも際立つ。

真の意味で今風のレトロゲームを味わえる！

多角的に面白い

つまり、「ステージ制RPG・放置ゲー・シミュレーション（箱庭）・カジュアル・レトロゲーム」の味わいをギュギュっと濃縮してる。

ジャンル分け不可能なぐらいごった煮なのに、マジのガチでめちゃくちゃ面白いです。シンプルなのに奥深く、広範囲のジャンル網羅してるのに簡易に楽しめる。神ゲーやんけ！