深田恭子37歳とかもうパワーワードやで…。
さて、今週のヤングジャンプ(2020年21号)から『推しの子』(原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴ)の新連載がスタートしました。赤坂アカ先生は『かぐや様』と同時連載で週刊2本なのか…。
ヤンジャンの看板作家2人による新連載とか期待大すぎる。
※ヤンジャン!なら【推しの子】が無料で読めます
『推しの子』
アイドル漫画…!?
>赤坂アカ×横槍メンゴ
>衝撃の新連載!!
>漫画界スター同士のタッグ結成
序盤の段階で抱いた印象としては明るく楽しくペロペロできるアイドル漫画なのかというものです。近年のアイドル作品ブームもありますし、ヤンジャンでもアイドルもので眩しい煌めきの1ページを紡ぐのかと。
なので「ほう、ヤンジャンもこういう路線の作品が登場するようになったのか」と感心。少女たちのアイドル道なのか、応援するファン目線なのか。期待に胸を膨らませて読んでいったら、どうやらそういう作品では無い模様。
いや知ってた。赤坂アカ先生も横槍メンゴ先生も属性は「闇」ですからね。黒と黒を合わせても白くならない。キレイなアイドル漫画になるわけがない。闇を内包した作品になるに決まってましたわ(褒めてます)。
秒速で偶像をぶち壊す
アイドルが妊娠した件
この世はフィクションで出来てる…そんなナレーションではじまり、「上手な嘘を吐(つ)いてほしい」という真理をぶち壊していく。アイドルが妊娠である。アイドルのキレイなところでなく闇を見せる!
この前始まった『少年のアビス』といい、雑誌全体でアイドル下げがとまりませんね。
ヤンジャンはアイドルに恨みでもあるのでしょうか…。
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その名の通り「推しの子」
「推し」の「子」に転生して―。
『推しの子』の1話はまだ導入部分って感じでしたが、1話だけで「そうきたか!」と膝を打ちましたね。
最初はタイトルを見て、主人公の産婦人科医師・ゴローにとって推してるアイドルのアイを指してるって思うじゃん。そしてら、実は「推し」のアイドルの「子」に生まれ変わってしまうって意味になるとは恐れ入った。
「推しの子」の意味
・主人公が推してるアイドルの子を指してる
・主人公が推してるアイドルの子に転生する
まったく同じ「推しの子」って言葉なのに、全然違う意味にしてしまう構成の上手さが光ります。
この辺は『かぐや様は告らせたい』における「花火の音は聞こえない」「生徒会は撮らせたい」でもお馴染みの赤坂アカ先生の得意分野といったところか。
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気になるところ
もし生まれ変わったら
まず、気になるのは主人公の記憶でしょう。星野アイの子供として生まれ変わって、ゴローとしての記憶があるのかどうか。ラストのモノローグで「自分の話とは思わなかったんだから」となってるので、記憶はありそうですが…。
もっと気になるのはゴローがアイ推しになったきっかけであるさりなちゃんでしょう。4年前に亡くなっているのですが、アイが産んだ子は双子ってのも意味深だからねぇ。さりなちゃんも輪廻転生してる可能性があるのだろうか。
さりなちゃん自身は「生まれ変わったらこの顔が良い…」とアイの顔に憧れてました。娘として生まれたらワンチャンあるか?まだ何とも言えませんけど、双子なのは含みがありそうです。
そして、おそらく2話からのキモでしょうけど、アイの双子の子はアイドルになることが扉絵で示唆されています。
ルビーとアクア
右に映る謎の男女(ルビーとアクア)
この扉絵で最も注目すべきは右端の2人でしょう。
アイではないのは髪の色から明らかです。そもそも「ルビー」と「アクア」って呼ばれてるし。女の子と男の子は同じ髪の色をしており、女の子の左瞳はアイと同じ「☆」付き。どう考えても、アイが産んだ双子が成長した姿だよなぁ。
ルビーとアクアの2人組は芸能人であることがわかる。どっちがルビーなんかアクアなのか知らんが女子の方の左瞳にはアイと同じ「☆」マークが入ってる。これは娘は左瞳に「☆」で息子は右瞳に「☆」と星野アイの瞳を受け継いでると思われる。
もし芸能人の子供に生まれたらと考えた事ある?
容姿やコネクションを生まれた時から持ち合わせていたらと
この世界のチケットが初めからその手にあったなら
1話で繰り返されたこのナレーション、台詞、モノローグ。
星野アイの息子として転生したゴローと双子の片割れは芸能人になるのだろうことが伺えますね。まだ1話は序章。おそらく、ルビーとアクアの双子によるアイドル道なのかなと。
娘の方はさりなちゃんの生まれ変わりだったら良いなぁ。まだ何ともですが。
すごい壮大な序章なだけに続きが楽しみです。
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コメント
ゴローを死に追いやった人物との対峙はあるのだろうか
あの時あの場所にいた目的と
ジャンプラで読んで衝撃的なつかみの1話に震えました
アイの旦那がどういう人なのか、それも物語の重要な部分を占めてくるのでは。旦那誰なんだってばよ…
生まれ変わりの性別が逆だったらとても面白いですね!
読んだけどあんまりヒットはしなさそう
「推しの子。」ってタイトルも天気の子っぽいし、エゴサしにくいしなー。赤坂の脚本は上手いと思うけど、それもメンゴと合ってるのか?
内容も倫理的にギリギリだし、お互いのネームバリューだけであんまり陽の目を見ずに終わりそう
アイドルが妊娠して無理だった
娘の方に転生って可能性があるのでは?
設定でもう惹かれる要素が無いんだけど…
深キョン37歳とか若い頃よりエッチに感じますよねこりゃあ
君は淫らな僕の女王の作画担当がかぐや様の作者だと何故か勘違いして事思い出した
残念ながら、転生・異世界・チートといった単語が出てくる作品は、読む気がしません
流石にそれはなろうに毒されすぎ
転生だったらカフス、異世界はダンバイン、チートは北斗の拳とかそれぞれ名作はある。それらの要素をクソに使うなろうが悪いだけで
>ヤンジャンの看板作家2人による新連載とか期待大すぎる。
メンゴ先生がヤンジャンの看板作家だった事ってありましたっけ?
確かにきみだらは凄い作品だけど、雑誌の看板かと言われると違う気がする。
さて、2巻迄の考察
1話に出た芸人ポンタ、アイがエゴサして出てくるたぬ次郎、かながエゴサして出てくるFunky Ponkichiは同一人物かな
特に1巻のたぬ次郎はアイが知り合いともどちらとも取れるリアクションしてる
ポンタが本名のモジリなら本名は本田、誉田辺り
で、彼がアクアの父親だとすると、スマホのアドレス帳で該当しそうな名前は「か行」以降にある〇田一郎=本田(誉田)一郎
そして1話の時点で嫁のMIUが妊娠中で二世の出る可能性有り
なんで本田〇〇みたいなキャラが出てきたら要チェック
考察その2
かぐや様のバックボーンが竹取物語なら推しの子のバックボーンはかちかち山かも
・この物語が復讐譚である事、同時に嘘の物語である事
・アイのステージ用の髪飾りに常に可愛くないウサギが付いている事
・ポンタ、たぬ次郎、Funky Ponkichi等タヌキを連想させる存在がいる事
まあこれは犯人がタヌキである前提ですが御一考ください