『スキップとローファー』静かにしかしながら徐々に確実に如実に「良さ味」が浸透する

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2019年9月に読んだ漫画を振り返っておきます。

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2019年9月の漫画

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スキップとローファー(2) (アフタヌーンコミックス)  スキップとローファー(1) (アフタヌーンコミックス)

『スキップとローファー』(高松美咲)好きやわぁ。

素晴らしい青春がここにある。

岩倉美津未、今日から東京の高校生! 入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです!

<試し読みできます>

スキップとローファー/高松美咲 Scene1「ぴかぴかの高校生」 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ

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『スキップとローファー』

天然で田舎(石川県のはしっこ)育ちゆえのコミュニケーションがズレてる岩倉美津未が東京の高校へ進学して、都会の高校生活に四苦八苦しながらも、キラキラしてる青春を送るボーイミーツガールな作品なり。

おっさんが読む少女漫画(?)

少女漫画かな?

基本的なフォーマットは少女漫画チックです。冴えない主人公の女の子がイケメンと運命的な出会いをして仲良くなっていき互いに惹かれていく(?)って感じです。とはいえ、アフタ連載なので「キュン度」に全振りってわけでもない。

あくまでも、田舎暮らしで天然な美津未ちゃん視点で、東京の高校生活を青春するっていう路線なのかな。ラブコメというわけではないけどラブコメに匂いがする。ただの学園生活というわけではないけど青春っぷりが光る。

ぶっちゃけ、「何がどう面白いの?」と聞かれても答えられない。全部が良さ味なんです。ここが盛り上がるとか、このシーンが「うおおおお!」ってなるという系の作品ではない。しかし、全てのやり取りとテンポやシナリオがね。良いんだ…。

空気感がええんだ

ダッシュと裸足

ストーリー上の起伏という意味では最も盛り上がったのは1話なんですよ。遅刻しそうになって、裸足でダッシュするシーン。まあ、それも「うおおおお!」とかなるわけでもないんですけどね…。

あくまでも淡々と静かに描かれる、ちょっと変わってる少女の「はじめての東京生活」「はじめての人数多い学校」「はじめての遊び」…という経験がメインに描かれるんですが、どれもこれも言葉で説明するのが難しいんだけど素敵なんだ。

これぞ青春ってハートにじっくりと浸透して気づけば夢中になっている「良さ味」があります。そもそも「青春」というのは形の無いモノなので、『スキップとローファー』は自然に青春って無形なものを体験できるって点では最高の作品だ。

それこそ、キャラの横顔だったり、表情だったり、描かれる背景だったり…。すべてが「これが青春や!」「見えない青春が理解できる!」って全身で感じられます。空気感と雰囲気が至高すぎる。何か大切なことを思い出させてくれるんだ。

ヒューマンドラマでもある

2話

ヘンテコな女の子がイケメンと仲良くなるボーイミーツガール(と思う)。そんな少女漫画的な視点だけでなく、女子の友達関係もなかなかどうして。クール美少女の種重さんのカッコ良さいい子っぷりが最高すごる。

他にも、美津未にイジワルをしてくる女子(江藤さん)や、根暗系の女子とのやり取りがじっくり詳細に描かれてて、これまた素晴らしい。主人公の美津未だけでなく、わき役の子たちの心象描写が丁寧に語られ、キャラを掘り下げて、青春群像としても深みがあります。

1巻ではちょいギスギスしてる印象もあったんだけど、2巻では気づけば自然とシックリくる人間関係になってるといいますか…。江藤さん好きになったで!ピリピリ感が中和されてて唸る。青春してるる感じがとにかく素晴らしい。

美津未と志摩のメイン2人の青春模様も最高と同時に、女の子同士のキャキャウフフもこれまた最高なんだなと。じっくり細かく青春の「キレイさ」「甘さ」「痛さ」「苦さ」が髄まで味わえる。がめがっさ良いんだ。全身全霊で堪能できます。

青春はここにある!

やっぱり楽しまなくちゃ高校生活

『スキップとローファー』は本当にお勧めですね。はい。どこがどうってシナリオ上の起伏でなく、全体的に静かなシナリオ回しで展開していき、それでもしっかりグッとくるのが随所にある。

読めば読むほどハートを盗まれてしまいましたよ。いや、あるいはもうとっくの昔に盗まれていたのかも知れない。なんというか、じわじわとハートに浸透してくるんですよね。この漫画。

最初はそんな盛り上がるってわけもないじゃん!って思ってたのに、気がつけば『スキップとローファー』の青春模様に夢中になっていた。時間をかけて、じっくりと読者の心の奥底へ良さを味合わせハマらせる。そんな浸透力があります。

静かに…それでも確実に着実に如実に「素敵やん!」と気づくのが『スキップとローファー』のキモでしょう。ええで。

読者はこの作品に夢中になってることに気づかず、いつのまにか、「あれ?俺ってこんなにこの漫画が好きだったっけ?」と深みにはまってしまうのです。それほどまでに、五臓六腑に染み渡る。最高の青春がここにある!まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    アフタヌーンでこの作品を読みながら思っていた事をここで形にしてもらえた。
    「面白いのだけど、どこがどう面白いのか?と聞かれたら説明が難しいな」と常々考えてたけど、ヤマカムさんの言葉が綺麗に心にハマりました。感謝。

  2. 匿名 より:

    村重さんが美人過ぎてツラい

  3. 匿名 より:

    先月の話がすごく良かったです。
    こういう作品がきちんと続くのがアフタヌーンらしい。

  4. よしこ より:

    ヤマカムさんで取り上げていただいてるなんて!!嬉しくて小躍りしました。
    高校時代、変わり者だけど男女問わず慕われている親友がおり、私にとっては少女漫画どころかとても既視感のある絵面でした笑
    展開遅すぎてイライラする漫画もあるなか、くどすぎずしかし確実に進んでいる仲がたまりません。まさに青春ですね。