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『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』3巻感想 1998年は当たり前のようにいたイケメンでスペック上のライバル男は必要あるのか!?

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (3) (角川コミックス・エース)

 

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』(原作:伊瀬勝良、漫画:横田卓馬)3巻読了。相変わらずラブコメ模様が面白かったです。

 

夏は終わりに近づき、新エキスパンション「ウルザズ・サーガ」発売に色めき立つはじめたち。はじめと慧美の関係にも少し変化が…!?

 

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『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』3巻

気になる2巻ラストの引きから

9話

 

滅びることなく続く世界で

いつまでもあの日の魔法が解けずにいる

 

2巻ラストにもあった沢渡さんの意味深なモノローグ。スーツ着てたので大学生か社会人かなって予想してましたけど、3巻ではより具体的なアレコレが描写されています。

 

刮目すべきはカレンダーでしょう。具体的に何年か分かりませんが少なくても「201✕年」であることが確実となりました。「2012年」に地球滅亡について触れられてるので2012年前なのかな。メイン本編は1998年なので、滅びることなく続く世界の沢渡さんは10年後であることは間違いない。

 

1998年に中二(14歳)だったなら、もう絶対に社会人やね。アラサーになっててもおかしくない。カレンダーには「講習会」「出張」「打ち合わせ」とスケジュールが書かれてる。

 

沢渡さんは実家に暮らすOLということか。そして大人沢渡さんはモノローグから察するに神納とは会っていない事が伺えます。神納と過ごした日々が「魔法」で、それが解けずにいる。未来では離れ離れになってしまったのだろうか。

 

気になる含み満載ですが、3巻ではこの辺の事情がほぼ描かれておりません。

くぅ~!もったいつけおって!

良きラブコメ

10話

 

さあ盛り上がってきました!

 

私は「マジック:ザ・ギャザリング」はまったく詳しくないんですけど、この漫画が楽しめるのは「ラブコメ」と「1998年って時代」に尽きるんですよね。特にラブがコメってしまうシーンは自然と頬が緩んでニヤニヤしてしまう。

 

何がいいって、古典的な手法を堂々と使うことだよな(褒め言葉)。カードが飛んでしまったので拾おうとしたら押し倒す格好になるのもいい。ベッタベタすぎるシチュエーションをこれでもかと使ってきます。それが逆にノスタルジックを刺激する。

 

あとね。沢渡さんの「M:TG」の実力は神納に応援されてはじめて真価を発揮する(?)ってのも素晴らしい。『タッチ』の南ちゃんや『YAWARA』の柔ちゃんを思い出すね。好きな男子が応援して強くなる系ヒロインとか素敵やん。

本格的な三角関係か!?

11話

 

よそ見しないで…今は…私だけを見て…

 

はい!可愛い!

 

3巻は第2ヒロインの八雲ちゃんの伸張著しかったですね。遠足で遊園地へ行ったら、神納は八雲ちゃんとデートする格好になってしまい観覧車でのワンシーンは美少女ゲームならメモリーという名のCGに収録されるシーンでした。

 

しかも、神納はこれまで八雲ちゃんを男子と思ってたわけですしおすし。あー、なんて古典的な手法なんだ(最大の賛辞)。遊園地デートでもずっと八雲ちゃんだと気づかず別人と勘違いしてる様が懐かしきラブコメの香りを感じます。

 

八雲ちゃんが女の子と気づいたのが一番の収穫でしょう。『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』はこれから本格的な三角関係に突入する予感ですわ。期待しかないね。

 

同性の男子だと思ったたら女の子だったと分かった。で、遊園地デートではドッキドキのプレーを連発したわけです。今後の神納と八雲ちゃんとの絡みが楽しみすぎる。

 

神納くんと八雲ちゃん…!?どうして一緒にいるの?

 

沢渡さん可愛い!

 

八雲ちゃんが登場した頃からヤキモチ焼きっぽい一面を見せていましたが、3巻ではより顕著に美味しく焼けておりました。やはりモチは正月とヒロインの嫉妬に限る。美味なり。

 

神納に恋する八雲ちゃん可愛い。

それで嫉妬する沢渡さん可愛いと。

 

やっぱりね。古典だろうと王道の三角関係は至高の逸品ですわ。このあと、沢渡さんは八雲ちゃんをカラオケに誘ってアレコレするまでの流れも完璧。これぞみんな大好き三角関係のニヤリング要素よ。

98年って時代を直撃

 

加納くんの未来を私に分けて

永遠なんてどこにもないんだから

 

はい!優勝!

 

随所に1998年のネタをぶっ込んでくるスタイルなのが『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』です。「クラウドVS片翼の天使」を抑えてMVPにあげたいのは沢渡さんの永遠なんてない発言でしょう。

 

私もリアタイ世代じゃない後追い組ですし、当時はまだ18歳じゃなかったけどさ。それでもぶっ刺さる。てか作者陣も当時は絶対18歳じゃねーだろ。

 

98年に永遠なんてなかった!発言よ。時代は「スーパーあかりん」から「それゆけだよもん星」なんです。ここぞでぶっ刺さりまくるヲタネタを入れてくるとは恐ろしい漫画だ。

 

98年は「ホワイトアルバム」もありますからね。沢渡さんが八雲ちゃん家に突撃して「ここがあの女のハウスね」とかやってもおかしくないわけでうよ。いや、おかしいな。

 

もっとおかしいのは現代ラブコメにおいて、悪手といっても過言でないライバル男の存在ですよ。おいおい、古き良き時代だけじゃなく古き苦いものまで呼び起こすなよ!

片翼の天使(来島)

12話

 

来島は正直キツイ…。

 

ラブコメ作品だって先人を踏襲して進化してるわけですよ。自分の中で『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』の評価は古き良き時代の旨味をより令和時代へブラッシュアップしたってものなんですよね。

 

よくいえば洗礼されたラブコメ。悪くいえば真新しさゼロのラブコメ。『ハイスコアガール』をカードゲームで再構築して今の美味しいラブコメ要素ふんだんに使用して最高峰の懐かしきニヤリングできる青春ラブコメだったわけです。

 

がしかし!

来島は無理だ。

ムリムリのカタツムリだ。

 

もうね。

今のラブコメ土壌でライバル男なんていらないんですよ(きっぱり)!

 

時代は進化してるので、ライバル男の存在自体が抹消されております。むしろ不快な気持ちになるだけなんだな。今のラブコメには三鷹瞬も二階堂面一も新田明男も風祭進之介も新舞貴志も春日春も不必要なのです。

 

この辺は2000年代に天下を取った赤松健先生も矢吹健太朗先生もおっしゃってます。

 

「ラブひな」には主人公に対する「ライバルの男」が一人も出てこないんです。それはマガジンの編集者にもハッキリと宣言しました。わたしは読者にストレスのかかることはやらない。いつまでも三角関係でヌルヌルしていたいんだと。

https://trendnews.yahoo.co.jp/archives/447069/

・ラブコメを描くに当たって守っていらっしゃることがあるそうですね

矢吹「特にお色気シーンとかなんですけど、何ていうのかな、得をするのは主人公だけと決めてるんですよ。主人公の友達とか、周りにいるキャラも一緒にお色気シーンでいい目にあうのは、僕はちょっと違うかなと思っていて」

 

・主人公一人が、その状況を楽しむのがいいということですよね

矢吹「ええ。読者は、主人公なんです。主人公に感情移入して読むので、自分だけが得をしたい、主人公だけに得をしてほしいと思うはずなんです。独占したいと」

 

2000年代に天下を取った2人だけに言葉は重い。

もう美味しいぬるま湯でモテモテだけでいいと。

 

確かに98年ならイケメン&スペック上のライバル男が闊歩してた時代でもあます。

でもさ、そんなノスタルジーいらねぇんだわ。

 

昔は、おそらくこんなスゴイ男に勝ったって達成感を狙う理由で出してたんでしょうけど、正直言ってキツイっす。寝取られる感覚になっちゃうもんね。今のラブコメでライバル男とか存在するか?答えはノーです!

 

古き良きコテコテラブコメを現代にブラッシュアップしてると思ってたら、絶滅してしまったイケメン&スペック上のライバル男が横恋とかどーなんすかね。こんなところは懐古したくなかったわ。

 

もうどっぷりぬるま湯に浸かっていたいんですよ。現代社会で疲れた心に癒やしを求めるのが今のラブコメじゃん。マジで途中で胃液出てしまった。私も貧弱になったものだ。

 

1998年って時代を呼び起こす最高ラブコメから、そこは98年じゃなくていいわ!ってのが正直な感想なり。今どきあえてライバル男出すとはちょっとビックリ。秒速で退場してくれないと読むのキツくなってきた…(あくまでラブコメとしての評価でね)。

 

まあ、「マジック:ザ・ギャザリング」を題材にした作品としては楽しめるのでしょう。ゲームのライバルとしては熱いとは思う。自分はルールすら知らんけど。懐かしの98年も刺さる中で、そこまで刺すなよ感。

 

ラブコメとしては評価は超絶微妙になってきたかもね。次巻買うか悩むなぁ…。普通にストーリーの続きが気になるのは間違いない。ニヤニヤのみを期待してる層はゲロ吐いてもおかしくない。古き90年代ラブコメを体験できます。あえて時代に逆行するなら相当なカタルシスがなきゃアレだが果たして…。

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    かぐや様の四条帝は果たしてライバル枠になるのか!?

  2. 匿名 より:

    雑誌連載でこの話を読んでた時は私もライバル男は心底で要らねーと思いましたね。まあネタバレになりますが次号では無事決着して、単なる主人公のケツを叩く親友ポジションということが判明するので、大丈夫ですよ

    ヤマカムさん同様にラブコメでのストレス耐性が無くなってるのは感じますわ

    • 匿名 より:

      いくら女にばっかり囲まれてても、
      同性の友達がいないような奴は糞、
      とはがないが証明してしまったからなw

  3. 匿名 より:

    原作はライバル男全否定の先駆けなのに、アニメ版でオリジナルイケメンを無理やりねじ込まれた「ラブひな」という伝説の教科書
    ラブひなの健太郎はカマセ1000%でしたが、ライバルイケメンの役割は噛ませだけじゃないと思いますけどね

    エリートだったはずなのに高校受験に失敗し、傷心旅行半分で行き着いた島で12人の妹に出会う「シスタープリンセス」のライバル?な燦緒とか
    彼は恋敵ではなく、エリートコースに主人公を呼び戻そうとする、良い親友なんですよね
    受験戦争疲れを癒やすためにハーレム系ラブコメが出てきたんだと、ダイレクトに主張するアニメ版シスプリ。その疲れの原因がキャラ化したイケメンライバル達

    彼らとハーレム主人公は、道を違えただけで敵ではない。全否定してしまうと逃避が過ぎてしまう
    だからイケメンが存在しなかったり、カマセにされるのでなく、主人公とほどほどに仲良くなる作品のほうが健康的ではあると思いますし
    疲労度はあの時代より増したとはいえ、受験やエリートコースという生き方があの時代より絶対視されなくなった今。イケメンライバル達はただ眠らせておけばいいという時代では、なくなりつつあるのかもしれません。

  4. 匿名 より:

    ヤマカムさんのラブコメ脳が暴走し過ぎてさすがに首をかしげるレビューだった。この作品のもう一つの柱であるM:TG部分が1〜3巻でしっかりと描かれているのだからそこにライバル(?)が出て、それがイケメン+強力なデッキコンボ持ちという展開はそれなりに納得いく流れだと思いました。
    ラブコメ全振りの作品であればライバル否定の話作りはそれなりに納得できますが、流石に作品テーマをガン無視してラブコメ脳でしか作品を語らないレビューは、ヤマカムさんらしくない、でもある意味ヤマカムさんらしい内容だったと思います。

  5. 匿名 より:

    正直、今回の記事はう~ん?ってなったな
    流石にライバルをそこまで毛嫌いするのは処女厨並の害悪だと思うわ

    今のラブコメ全盛時代にその幅を大きく狭めてしまうのは意見・思想が
    台頭するのはラブコメ全般の更なる画一化を進める事になりそうで嫌だわ

    • 匿名 より:

      まあ、この3巻の終わりだとヤマカムさんを少し擁護したくはなる。私も強いライバルキャラは作品のアクセントとして大事だと思うけど、強すぎてめっちゃヒロイン寝取られそうな引きで終わるんだもん

    • 匿名 より:

      ここはあくまで個人の感想ブログな
      別にこれが正しい読み方だなんて啓蒙してるわけじゃなくて
      ある一つの読み方と感想を提示してるだけ
      誰に迷惑かけてるわけじゃないんだから害悪などと言われる筋合いも無い
      感想にケチを付けて自分の価値観を強制しようとする方がよほど害悪

  6. 匿名 より:

    読み捨て漫画ならともかく、何回も読みたい漫画なら、(約束された)負けイケメンライバルがいないと、スパイスの入ってないスープみたいでつまらんぞ

  7. 匿名 より:

    ここのコメント欄みてると真逆の意見な方がいて興味深いですね
    昨今だとユーザーが兄妹にすら嫉妬してキャラの存在が抹消するスマホゲーがあるくらいなので兄弟のいない若いユーザーほどその傾向が強いのかと思ってましたが
    ここの管理人はそもそもギャルゲーマーでレビュー時になにかと挙げる過去のエロゲーも過去エロゲー界であったタマキンショックを色濃く反映しているので処女信仰の考え方が相いれなのはどうにもならないでしょう

    • 匿名 より:

      バンドリ!の今井リサ・弟のことなら嫉妬が主な原因ではないでしょ
      それまで描写から弟の存在が急に生えてきたようにしか思えないからおかしいとも言われてよね

      • 匿名 より:

        オスキャラに対する嫉妬は少なからずあったでしょ
        あれがもし妹だったら急に出てきたとしてもあそこまで叩かれなかっただろうね
        設定の不備どうこうではなく単に肉親だろうとオスは許さんという嫉妬ありきだったよ

  8. 匿名 より:

    今月で来島くんは現在は彼女持ちで、今回バトルしたのは、主人公の神納がヒロインをはっきりと好きだと自覚させるためだったことが判明するからねー。そういう意味ではライバルですらない舞台装置キャラなので、令和のラブコメではあるわなあ。昔のラブコメだと何度もヒロインを巡って争うライバルキャラだっただろうから

  9. 匿名 より:

    特筆すべきはカンレダーでしょう

  10. 匿名 より:

    レビューで触れられた両先生の主張は賛同できる部分もありますが、それは少年誌での話でしょう。対象の読者が子どもであることを前提とした場合です。
    もう大人になっても良いのではないでしょうか?

    • 匿名 より:

      その意見は賛同しかねるなあ
      大人が少年誌を読んだらダメなの?大人が無駄に寛容になってストレス貯めながら
      漫画を読まなきゃいけないの?大人だから趣味も苦痛に耐えなきゃいけないの?
      誰が何読もうがどういう趣旨趣向で楽しもうが迷惑かけてない以上は指図される謂れは無いよ
      価値観の押し付けこそ子供染みた行為なんだしそれこそやめた方がいいよ

  11. 匿名 より:

    みんな”ラブコメ”と”エロコメ”を混同しているのかも知れない。エロコメはラブコメの皮を被っていても本質的に違う物だから、混同するとおかしな評価をしてしまう。

  12. 匿名 より:

    イケメンライバルいらんぐらいならまあわかるけど
    昨今の作品世界の中に男は一人でもいたらいかん家族はもちろんモブでも駄目みたい風潮はいささか気持ち悪い

  13. 匿名 より:

    来島くんはどう見ても応援してくれる側でしょ
    ここに来ていきなり沢渡さん好きとか唐突すぎるし方便だろう
    今のところクラウドが勝手に深読みしてから回ってるだけだし

  14. 匿名 より:

    苦痛を感じること自体がわからねえ…
    盛り上がりは必要でしょうよ。
    来島来たからはじめの熱いセリフも聞けたんだし

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