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『BE BLUES!』大正義ヒロインの江藤藍子をすこれよ!

BE BLUES!~青になれ~(49) (少年サンデーコミックス)

 

『BE BLUES!』(田中モトユキ)49巻読了。

 

表紙がいいね。1巻と同じポーズの龍ちゃんです。成長した一条龍であり、1巻の頃の天才プレイヤーに戻った一条龍を表してる(と思う)。

 

BE BLUES!~青になれ~(1) (少年サンデーコミックス)

BE BLUES!~青になれ~(49) (少年サンデーコミックス)

 

これが最終巻です。本当に傑作サッカー漫画だった。ただちょっと残念だったのは描きおろしが無かった。数ページでいいから代表の青いユニホームを着た彼らが見たかったかなぁ。

 

最終回の総括はサンデー掲載時に語ってますのそちらを参考にして下さい。最後ですのでスーパーヒロイン・江藤藍子を総括したいと思います。『BE BLUES!』が生んだスーパーヒロインです。

 

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江藤さん初登場

82話

 

江藤さんの初登場は実は中学時代だったりする。龍ちゃんや青梅兄妹が武蒼高校に合格して万歳してる横で受験番号「216番」の江藤さんが合格者発表を見にきてました(第一希望校は風邪で落ちて滑り止めだった)。

 

江藤さんは中学時代からポニーテールだったんですね。セーラー服も似合ってます。

 

そして同じ「1-C」のクラスになります。

席は龍ちゃんの後ろです(一条の「い」と江藤の「え」)。

 

83話

 

この頃はちょっと古見さん風味ありますね(当時はまだ連載してないけど)。ちなみに優人が一目ぼれしてずっと見てて初台詞「…なんスか?」「…ども。」を出すのであった。

 

当初の構成では優人にあてがうつもりだったかもしれません。後に正ヒロイン食ってしまう大活躍するとは誰も思いませんでしたね。

つっけんどんな江藤さん

クラスメイトで龍ちゃんの後ろの席のポニテール娘として確かな存在感があった江藤さんは基本的に喋りかけてもスルーのつっけんどんな子でした。

 

ナベケンが遊びに来て江藤さんの席占拠して優人がどかして謝罪しても無視。そんな江藤さんが龍ちゃんとはじめて喋ったのは107話。

 

「そっか、本気なんだな。うん。」

「関係ないでしょあんたに…」(107話)

 

授業中の英語が凄くクラスメイトにどうやったら喋れるか尋ねられた際に「本気でしゃべりたいと思ってるから私…」って言葉に目が合って喋りかたらつれない塩対応されてしまうのだった。

 

(第一志望の高校じゃなかったから)ずーっと不愛想で面白く無さそうな表情だった江藤さんがはじめて笑顔を見せたのはミルコとの出会いです。

江藤さんの笑顔

114話

 

日本語が喋れないで困ってるミルコを見かけて英語で話しかけて道案内して上げることに。道中でセルビア語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語も喋れると聞いて「スッゴーイ!!」と目を輝かせるのであった。

 

あの不愛想の江藤さんがこんな表情もできるんだとビックリしたものです。そして彼が行きたかった場所は武蒼のサッカー部。Aチームに行ったら土手でF組と市立大浦(Cチーム)との練習試合である。江藤さんは案内することで運命が決まる。

 

ミルコの会いたかった少年は喧嘩して停学した印象最悪の前の席の男。一条龍だったのである。「あ…」「前の席のあいつ…」です。

いきなり下の名前呼び

名前を知らずに通訳するんだから「一条」でなく下の名前呼び「龍くん」になるのは仕方ない。そして龍ちゃんもまた江藤さんの名前を憶えておらずミルコの「アイコ」呼びに倣ったのも仕方ない。

 

2人の初名前呼びは「龍…くん」「アイコ」である。

 

苗字も覚えてないのは、お互いさまだけど…こっちは「くん」付けで呼んでやってんのに…。たまたま席が前後なだけで…(121話)

 

「アイコ」呼びにビックリして苗字覚えてないのはお互い様だけどこっちは「くん」付けしたと怒ってしまう江藤さんなのであった。

 

耳をすませば風に言えば「やな奴やな奴やな奴!」です。

我々の業界ではこれをフラグが立ったといいます。

 

ちょっと仲良くなった

128話

 

練習試合の一件から、これまで話しかけてもガン無視か塩対応だった江藤さんの対応が変わります。朝の挨拶「おはよう」をするようになったり、席が前後の龍ちゃんとF組のその後などを話すようになります。

 

またこの頃にアンナに出会ってすぐにアンナが龍ちゃんに惚れてることを見抜き「鈍感なヤツ…」というヒロインらしいパワーワードを発するのであった。江藤さんは龍ちゃんが鈍感なヤツと把握。

 

まあ、正確には優希とお風呂でバッタリ×2(両面)で見てしまった・見られてしまってもまったく気にも留めない男なんですが…。

 

龍ちゃんを誤解する江藤さん

139話

 

アンナに対する態度が酷かったので冷たい人と勘違いする江藤さんであった。

 

体育の水泳授業(優希が江藤さんの尻に頭突きしたり素晴らしい神回)で龍ちゃんは「冷たい」「他の態度もあった」と指摘する(優人の双子と紹介したのに龍ちゃんの事しか聞かないのもミソ)。

 

優希は龍ちゃんは大事な人のためなら命投げ出すような優しい人と言われてもまったく信じません。

 

そこからの江藤さんの反応はなかなかどうしてよ。素晴らしいものがあった。学校で階段を変な降り方するところを目撃するのにはじまり、夏休みに命を投げ出したってのが本当だと知るのです。

 

「…本当だったの…」(143話)

 

ここまでの江藤さんの龍ちゃんに対するものは以下の通り。

 

「やな奴やな奴やな奴!」→「鈍感なヤツ」「冷たいヤツ」「命って大げさ」→「本当に命を投げ捨てて青梅くん助けたんだ」→「気になるモード」

龍ちゃんが気になって仕方ない

江藤さんは龍ちゃんの事ばっか考えるようになります。いわゆる「そわそわモード」というやつですね。145話では気になって気になって仕方ない様子が伺えます。

 

そのために階段を降りられないんだったら、あの練習を避けても、誰も文句言わないだろうに…もっと大変な方法をとるなんて…どうしてそこまでできるんだろ…(145話)

 

気になってる!気になっておる!(笑顔)

 

そして石峰コーチがミルコが元ユーゴ監督と気付き説得して武蒼の練習を見るようになる。つまり通訳の江藤さんも一緒にサッカー部の元へFA移籍である。

 

また、ミルコはサッカー初心者の江藤さんに解説してあげる事でかなりサッカーが分かるようになり、より龍ちゃんがいかに凄いか知るのである。

 

通訳としてでなく江藤さんの言葉として頑張ってと応援するなど、着々とフラグは回収されていく。特に龍ちゃんの目に引き付けられるのはヒロインとしてのフラグ立てと惚れる過程は100点満点です。

 

あの目…自信があるから?

迷いのない目…なぜだろう…気になる…(169話)

 

一条龍を知り気になって仕方ない。「どうしてそこまでできるんだろ」「なぜだろう…気になる」と開花する寸前です。

 

自身も通訳になりたい!でも実家の和菓子屋が…って悩んでただけに、夢に向かって悩みなく勇猛邁進する龍ちゃんに憧れのようなものを抱いたと思われる。

 

ラブコメ(サッカー漫画です)とは農業のようなものです。畑を耕して種を蒔いて育て成長させるわけ。ここまでじっくり成長させた江藤さんは実りの季節を迎えつつある。出会い・誤解・知る・気になるまでの道筋が完璧だ。

 

サービスシーンもばっちり

159話

 

エッチだ…。

 

入浴シーンに定評のあった優希に対して、江藤さんはヒロインとして正統派というか内面重視でサービスシーンはほとんどなかったのですが159話のみんなでシャワー浴びてキャッキャッウフフは素晴らしいものがあった。

 

ひとりだけバスタオル巻いて恥ずかしがってたのに窪ちんに剥かれてしまうのであった。セイ!セイ!セイ!ハァーッ!(←感謝の正拳突き)である。

 

優希のサービスシーンに比べて江藤さんは脱ぐ頻度は少ないですけどやればできる子なんですよ!…もとい脱げばできる子なんですよ!

 

貴重な江藤さんのサービスシーンである。素晴らしき尻とお胸です。あろがとうございます。

(龍ちゃんに夢中

181話

 

いつの間にか通訳としてでなく龍ちゃんに夢中になってた江藤さんの図。そう!もう気になって仕方ないから夢中になってるのです。だからこそ江藤さんは通訳に躊躇する。

 

というのもミルコはレノンと勝負しない龍ちゃんを駄目だししまくって「先は無い」「目指す未来にたどりつけない」(部活レベルでなく各国代表レベルの話)と言い放つのです。通訳に徹さず随所で「嫌なヤツ」だった龍ちゃんをフォローするのも印象的。

 

そして江藤さんはミルコの言葉を通訳しただけなのに胸がズキっと痛むのです。これはもう恋の初期症状です。

 

あの人が、あんな目をするなんて…。私の言葉じゃない…でも…。今頃どんな気持ちでいるんだろ…(182話)

 

今まで「アイツ」だった心の中の呼び方も「あの人」に変化してて、彼女の中で龍ちゃんの存在が見直され大きくなってるのが伺えますね。

 

ちなみに夏休みの海水浴。江藤さんは海に参加してませんでしたが単行本19巻では黒ビキニの江藤さんが拝めます。

 

 

続くぞい。

コメント

  1. 匿名 より:

    本編が急に終わった事もあって単行本描き下ろしを期待してたけど、そうか…ないのか…
    チラッと江藤さん匂わせとかあってもよかったのになぁ!

  2. 匿名 より:

    振り返れば振り返るほど、江藤さんの正ヒロイン力の高さを感じつつ、最高のキャラを生み出してくれたことに感謝しかない
    しかし途中から完全にアンナの霊圧が消えてしまったことは残念でしかない

  3. 匿名 より:

    記事が3ページもあって笑いましたw
    それでこそヤマカムさん

    ビーブルで不満点があるとすると終盤の展開とアンナが消えた事
    終盤に関しては沢村のイマイチさもあって
    大甲子園の決勝を読んでる気分になりました
    ノアや虎と決勝という王道テンプレでもよかった気が

  4. 匿名 より:

    ヤマカムさんがこれだけ情熱を注いだ記事は久しぶりに見た
    赤松・久米田両先生の邂逅以来?
    江藤さんの魅力が十二分に伝わる内容でした
    未読だけど、感想を見る限り、締め括り方は微妙なのか……

  5. 匿名 より:

    積極的にいろんな作品のアニメ化すすめてるサンデーがこの作品のアニメ化に踏み切って、連載がもうちょっと続いていれば、もっと熱い展開やヒロインレースも決着が着いたかも?と思うと残念。

  6. 匿名 より:

    一条龍の代わりに同世代トップになった立彦をラスボスにしてそれを超えるシーンを最後に見せてくれたら完全復活の納得感でたのにね。

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