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『五等分の花嫁』第95話 夏を制するものが恋を制する!夏休み大勝利は三玖ちゃん!

夏休みを一気に駆け巡る

 

今回はグッとくるシーンが多かったんですけど、個人的ベストを上げるなら夏休みを過ごす5姉妹が一気にダイジェストのように描かれたところなり。これらがもうとにかく素晴らしい。

95話のかゆいところ

芝居の練習をする一花さん。バーベキューを楽しむ二乃。パン屋でフータローとバイト三玖ちゃん(ぐぬぬぬ二乃も良い)。夏祭りでチョコバナナ頬張る四葉。予備校で勉強するメガネ五月。それぞれの充実した夏休みの日々。

 

たった1ページしか描かれていないこの夏休みの日々。めちゃくちゃ楽しそうで、コミック1冊ぐらい描ききれるくらいの良質エピソードじゃないかと思うぐらいなり。

充実した夏休みや

こんな素敵な眩しい日々を一気に描いちゃうなんてもったいない気持ちがあるのは紛れもない事実。だけど、同時にこの上ない満足感がありました。5姉妹の表情や仕草。あまりにも生き生きとしてるんだもん。

 

このみんなのエンジョイしてる夏休みの様子や笑い声が脳内に広がってくる。そして読んでいる読者も嬉しくなってしまいました。最高のダイジェストやった。

三玖ちゃんが嫁な件

ニヤニヤしてしまう

 

一花さんの芸能事務所へやって来たフータローと三玖ちゃん。まるで「娘さんを僕にください!」って挨拶してるかのような絵面であります。三玖ちゃんがずっと一緒で隣にいるのがいいね。もう嫁じゃん!

 

一花さんの退学を思いとどめるための紆余曲折でも、絶妙なタイミングで助け舟出したり。夫婦みたいな空気感をかもし出していました。三玖ちゃんと2人3脚でバイトしてお金ためて一花さんを雇う(お金は足りず締まらなかったけど)。

 

その過程で三玖ちゃんとより深い仲になって、そして2人は…って流れにしか見せませんでしたね。普通に自然とフータローと一緒に来てる三玖ちゃん。あかん!エクスカリバー(約束された勝利の嫁)だ!

 

違うでしょ

 

夫婦漫才のようなフータローへの突っ込みと的確は発言。どう見ても、頼りにならない旦那を支える嫁そのものです。本当にありがとうございました。そもそも、三玖ちゃんいなきゃ一花さんが退学を思いとどまることは不可能だったでしょう。

 

フータローと三玖ちゃんのやり取りだけで頬が自然と緩んでしまいますな。なんつーか、これまでの2人の間には、まだ一定の距離のようなものがあったんですよ。しかし夏休みで一緒にバイトを過ごして、胸の内を教えて、目的を共有して、距離も無くなってるというか…。

 

今回のフータローと三玖ちゃんは、まるで何年も連れ添った仲睦まじい夫婦みたいだったもん。そうだ2人でパン屋を継ごう!

一花さんの説得

そりゃ…青春を…エンジョイ…言ってたろ?

 

(フータローに迷惑かけて)そんなに勉強してまで学校に行く理由ってなんだろう?

 

勉強してまで学校へ行く理由は「青春をエンジョイ」するため。この漫画、過去のエピソードを上手に拾うことに定評があるけど、一花さん説得で「青春をエンジョイ」を拾ってくるとはビックリですね。

 

これは3話で一花さんが言ってた言葉です。

あの時はフータローに勉強見てもらうのをパスして「青春をエンジョイしようよ」と。

 

今回は「青春をエンジョイ」するためにフータローに勉強を見てもらう。恋とか青春エンジョイ否定派だったフータローの頭が柔らかくなってるのもいいね。

 

普通に3話からの95話だと絶妙な深読みもできる。

 

青春をエンジョイ(恋)

 

それにさ高校生活勉強だけってどうなの?もっと青春をエンジョイしようよ。恋とか。

 

青春をエンジョイ(恋)

 

今しかできないことをお前たちとしたいと思った。その中には当然、お前も含まれている。

 

言葉通り青春時代を楽しむってニュアンスの「青春をエンジョイ」だけでなく、3話では「青春をエンジョイ=恋」と言ってましたからね。それを真っ向から否定したフータローが、「青春をエンジョイ」しようって。「お前たちと恋したい」と言ってるかのように感じてしまう。

 

「高校生のための恋愛ガイド」を購読してたり、明らかにこの夏休みで変わったフータローだけにね。フータロー…色を知る年齢か!

 

<関連記事>

『五等分の花嫁』第91話:偶然のない夏休み 四葉の猛攻を絶えて夏だ!海だ!プールだ!
...

一花さん復活(?)

帰ってきた小悪魔

 

そんなこんなでフータローと三玖ちゃんのおかげで、一花さんの退学問題は無事解決。このまま花嫁候補から脱落するかと思われたのに、これは一花さんが再び恋のリングに復帰したと見るべきでしょうか。

 

てかカメラ回して自主映画撮ってることになったのは何かに繋がる伏線でしょうか。薄い本でAV撮影するための素材になったのは間違いないと思うけど、本編のストーリーで一花さんの家庭教師姿をカメラで回すのは何かあるのかにゃ。

 

ま、久々に綺麗な小悪魔だった頃の一花さんを見れて満足。フータローをからかいつつも、メスの顔をしてるのがなかなかどうして。かわいかった。まだ四葉がリングに上がる前にリタイアしてしまうのもなんか違うからね。これからの浄化された一花さんのラブアタックが楽しみです。

 

しかし、(五月の)ナレーションで「私たち一緒にいられるのもあと少し」「卒業はもうすぐそこまで迫っているのです」って終わりを匂わせてるのは気になるところ。これから始まる2学期で5姉妹はどうなるのでしょうか。

まとめ

忘れられない夏にしてあげる(by三玖ちゃん)

 

はい!可愛い!

 

まとめると一花さんの真似をする三玖ちゃんがぐう可愛かったという結論なり。一花さんは三玖ちゃんの変装が得意だったので逆もまたしかりか。フータローと夫婦のような仲になってるだけでなく、いつもと違った笑顔を見せて恥ずかしがるの最の高。

 

夏休みを振りかえれば、三玖ちゃんが一番だったね。夏を制するものが受験を制するといいますが、これはラブコメにも言えます。夏を制するものが恋を制する!である。つまり三玖ちゃん大勝利!まる。

 

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ヤマカム

コメント

  1. 匿名 より:

    三玖天下第一
    完全に夫婦だった

  2. 匿名 より:

    四葉の「私の…」
    封印されしエグゾディアが手札に揃ったのでしょうか

  3. 匿名 より:

    五月派な私ですが、今回はニノが泣きながらイッチを送り出すシーンが一番良かった。
    ぐっときた。

  4. 匿名 より:

    はっきり言って微妙だった

    まあ色々言いたいことはあるけど
    二乃と一緒のケーキ屋バイトを事故で潰してまで
    三玖と一緒のバイトにさせるってのが
    千棘にジュリエットさせるために、小野寺さんに怪我させたの彷彿とさせる感じで実にひどい

    • 匿名 より:

      わかる、ニノかわいそうになってきた

    • 匿名 より:

      これは俺も露骨で気になったな
      元々事故にあまり必然性が感じられず唐突感があった
      その後に一緒にパン屋でバイト展開が入るともうそれやりたいが為に事故らせたようにしか見えなくなってな…
      二乃って見せ場しかないから優遇されてるのかと思ったが案外体のいいスケープゴートなのかもな

      • 匿名 より:

        二乃が優遇は最初からありえない話よ

        努力を否定したくない公平にいこうぜ→「三玖の失敗料理と同じくらい」と二乃の五年間の料理の努力を全否定。なお風太郎は三玖のパンの努力は感じられる模様

        スクラン→三玖は完璧な変装しても見破られる、二乃は変装すらしてない風呂で「誰だ?」扱い

        シスウォ→二乃は三玖のフォローだけで三日間終了、三玖はデートして告白できてウッキウキ。後で風太郎が二乃の頑張りを知って評価とかもなし

        今回→二乃とのバイトを生贄に風太郎と三玖のバイト生活を召喚するぜ

        前からこんな感じだからな

      • 匿名 より:

        言い方悪いけど一花と二乃は四葉と五月より出番多い代わりに三玖の踏み台になること多いよ。不遇ではないけど優遇もされてない。一花はちょいちょいおいしい場面もらえてるからまだマシだけどね。七つのさよならやSWみたいに姉妹が問題起こすと三玖においしい場面がいく。三玖が問題を起こしたスクランも何故か三玖がおいしい場面をもらえる謎仕様だから、もう三玖が花嫁だと思いながら推しがかわいかったり活躍したら喜ぶぐらいがちょうどいいよ。

        • 匿名 より:

          七さよ二乃だって美味しい思いしてるでしょ
          と言うか構造上仕方ないけどこの作品は問題を起こす側が風太郎に構って貰える様になってる
          林間五月とか分枝一花もそう何もスクラン三玖にかぎった事じゃない

          • 匿名 より:

            七さよ二乃や分枝一花はその話のメインやから当然やろ。メインじゃなくても三玖絡んだら三玖も得する構成になってるっていいたいんじゃね?
            今回はswの後始末だから当事者の三玖が説得に参加するのに違和感無くすためバイト一緒にする必用があったんだろうけど。ケーキ屋のままだと説得の時だけ付いてきておいしいとこ取っただけなっちゃうし。

          • 匿名 より:

            7さよ二乃も林間五月も悪いことしてごめんなさいと
            ちゃんと風太郎に謝罪してる

            分枝一花は夢追うために普通の選択しただけで、そもそも何も悪いことしてない

            わがままで迷惑かけたのに風太郎に謝りもせず、作中で怒られもせず、ただ美味しい思いしただけのスクラン三玖と一緒にすんなよ

  5. 匿名 より:

    風太郎に四葉の秘密が明かされて11巻終了!
    という爆弾を期待していた分ちょっとがっかり。
    四葉はヒロインとしての成長が全く描かれてなかったので、
    一花に背中を押して貰う事で風太郎へ自身の秘密を自ら打ち明けて
    成長への第一歩を踏み出して欲しいですね。
    今から成長する分やはり救済はあっても花嫁は無いでしょうが。

    • 匿名 より:

      過去じゃなくて今の四葉を好きになったという説得力が無くなるから四葉が京都の子だとバレたら9割花嫁じゃ無くなると思うよ。

  6. 匿名 より:

    某漫画の和菓子屋の件を思い出す絵面だなあ、、

  7. 匿名 より:

    コメ欄の批判がニセコイからの派生で草
    本当に色んなところに爪痕を残していった作品だったな

    この作品はちゃんといい意味でラブコメ界に爪痕を残すラストを迎えて欲しい
    かぐや様も同じく

  8. 匿名 より:

    ここ最近の話は純粋につまらんな。今回は前回二乃に指摘されたことに対する答えを提示して夏期講習行ってた五月以外印象悪くなるだけだったわ。

  9. 匿名 より:

    ビデオに撮ってるのは一花の死亡フラグに見えるんだけど、死なないよね?

    • 匿名 より:

      このタイプのラブコメだと、それだけは絶対にないと言い切れるので安心してください

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