『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』がリリースされました。早速遊んでみたのでプレイレビュー記事です。まずは早速結論を言わせてもらいます。
文句なしの超神ゲーです!!
やっば。なにこの序盤から分かる名作の気配。プレイして数秒で「あ、これ面白いやつ」と分かる。没頭できる物語の「引き」で続きが気になること気になること。まだクリアしてないけど断言できる。名作RPGだ!
『NieR Re[in]carnation』レビュー
名作RPGの予感しかない
「NieR」シリーズと呼ばれる系譜らしいですがにわかゲーマーなんで未プレイ。シリーズやってなくてもまったく問題なく楽しめます。リリースはスクエニですが制作は【ブレスロ】のApplibotです。この会社、本当に細部まで拘りのある良いRPG作りますねぇ。
「映像」「音楽」「演出」「シナリオ」がハイクオリティで全ての調和が取れて絶妙なハーモニーを奏でている。もうプレイして数分で「最高に面白い!」という感想しが出てきませんでした。
序盤から引き込まれるのはシナリオと謎と伏線の数々。「うおおお!続きどうなんだー!?」とプレイがやめられない止まらないカルビーかっぱえびせん状態になります。
演出が絶妙で、見知らぬ少女とママと呼ばれるメジェドみたいな白い布の物体が物語を修正するというメタ的視点で紡がれていきます。
メタ的な視点の少女とママ
少女は「檻(ケージ)」という巨大な建物で目覚め、ママによって「黒い敵」に歪められた記憶の物語を修正することが役割だと教えられます。少女は声が出せず色々と失ってるらしい。物語の修正は失ったものを取り戻すことだそうな。
この少女は何者なんだ?ママという怪しい生物は何だ?序盤から謎だらけです。
少女がやることは「黒いカカシ」に入ってステージ制のバトル&シナリオをクリアしていく。これが「歪められた物語の修正」です。少女は物語を修正しながら「檻(ケージ)」を登っていく。
- 「檻(ケージ)」を登る途中のカカシをクリアしてく
- カカシの中では色んな人物の物語がある
「檻(ケージ)」の作りもリアリティあり自由に歩けます。グラフィックがとにかく綺麗で音楽も良し。幻想的で不思議な世界観をより高めてくれる。
システム自体はスタミナ消費のステージ制なのですが、その演出が独特でメタ的で斬新。
物語を修正する
「檻(ケージ)」の黒いカカシに触れると記憶として誰かしらの視点の物語が描かれています。2D画面で基本「白黒人物」で描かれ、左右に移動したり調べたり話したりできる。スキップも可能です。
その「記憶」で紡がれる物語がめっちゃ面白い。シナリオそのものも続きが気になるが、舌を巻くのは描き方です。まるでシャフトアニメのような演出で白黒人物に不思議な空間に見える。影やコントラストが際立つ奇抜な色遣いやレイアウト。
シャフトアニメ…というか新房昭之監督作品のような味わいがある。RPGでちょっと摩訶不思議な空間や描写を体験できる。
で、物語中に黒い怪物と戦っていきます。戦闘はリアルタイムコマンド制です。通常攻撃オートでスキルをポチポチ押すオーソドックスなもの。楽ちんオート機能も備わってます。
バトルのグラも綺麗でテンポよくリズムよくサクサク戦えます。シャフトアニメのようなRPGや!
「記憶」の物語がすごい
シャフトアニメ演出の影絵のような演出で進行する「記憶」の物語。シナリオ自体の面白さとプレイヤーに続きを読ませたいって思わせる「引き」の連続で没入しちゃう。ストーリーは文句無しにクオリティ高い。
だがしかし!救いが無さ過ぎる。まだはじめたばっかなので何ともではあるけど、序盤の物語は悲話としか言いようがない。『まどかマギカ』のさやかちゃんぐらい救いがありません。ひどいよ!こんなのってないよ!
また、物語の構成も見事。
最初は機械男と元王子の少年の2人旅。次に紡がれる記憶は女戦士の冒険。で、この2つの物語が交差するのですが、その顛末が涙なしでは見られません。2つの物語は同じ時代というわけでは無かったのか。
そんな「機械男と元王子」「女戦士」が交差した物語を序章で見せて、記憶の旅はもっと過去に戻る。各キャラの生い立ちにスポットが当たる。それもまたなんというか悲しい。涙なしで見られない。
悲しい物語なんだけど面白すぎる。「先を読みたい」欲求がムクムク高まるシナリオ回しとなっております。
時系列もバラバラの記憶がどう収束するのか…。
ママを100回タップする
ツイッターで話題になってた裏技。序盤からガチャたくさん引けるぐらいジェム集まりますけど、さらに10連分の3000ジェムが獲得できます。
それは少女サイドの「檻(ケージ)」でくっついて来るママを100回タップすること。書かれてないチャレンジの裏クエストといったろことです。連打でタップすればすぐに達成できます。3000ジェムGETだぜ!
ガチャはかなり渋いです。というかかなり回してるけど未だに星4ひとりもGETできてない…(´・ω・`)
良いお尻堪能ゲームでもある
うむ。
『NieR Re[in]carnation』のミソは続きが気になる物語だけではありません。グラフィックがめがっさ綺麗で美人キャラも多い。すなわち…良いお尻堪能ゲームでもある。
特に女性キャラの精巧な絵面によるお尻はなかなかどうしてよ。お胸がはみ出てるハミチチも捨てがたいが私が最高と断じたいのはお尻です。
バトルは基本後ろ向きなのでお尻が必然的に目に入る。ピチピチムチムチなズボンから、中にはハミケツしてる衣装まであって視線が引っ張られます。
これは素晴らしいお尻堪能ゲームだ!!
『NieR Re[in]carnation』レビューまとめ
そんなこんなで『NieR Re[in]carnation』は文句なしに超神ゲーです(きっぱり)。
吸引力のある物語(記憶)、メタ的に過去の記憶を追記体験する少女とママの謎、美麗グラフィックによるお尻堪能っぷり…。すべてが100点満点中で1000000点です。
とにかくメインストーリーがめちゃんこ面白いので是非プレイしてみてください。このゲームをプレイしないってのは人生損してるぐらいの作品です。超おすすめ!