『ワンピース』100巻 物語は終盤！気になることも盛りだくさん！

 

主役級が勢揃いした屋上で、カイドウ&マムに挑むルフィ達。最強同盟に対し、勝つ術はあるのだろうか!? 真っ向勝負の極限バトルに待つ未来とは!? 鬼ヶ島に超激震!! “ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

 

『ワンピース』100巻（尾田栄一郎）が発売されました。ついにワンピも100巻か。おそらく尾田っちの構想では全120巻完結なんだろうけど、端折って駆け足で完結するよりは150巻や200巻になっても描き切って終わらせてほしいですな。

 

100巻の表紙は99巻と連動となっており、真ん中にルフィ（101巻はカイドウか）で後ろにエースとヤマト、手前にゾロ＆サンジとなっております。

 

 

細かい感想・考察はジャンプ掲載時に書いてますのでそちらも参考にしてください。

『ワンピース』100巻

1005話〝悪魔の子〟

 

ブラックマリアのクモ能力（クモクモの実 古代種 モデル ロサミガレ・グラウボゲリィ）で、下半身だけクモで上半身が人間という「SMILE」みたいな状態でブラックマリアは2人いる説を唱えてきました。

 

 

これについてSBSで捕捉されてました。

ブラックマリアの能力は「SMILE」っぽいくないですかという質問に以下のように解答。

 

確かに今までの動物系の人獣型なら顔2つにはならないし、手もクモだったりするハズですよねー。でも実は完全に決まった型ってないんですよ。チョッパーが変形を操れるように、割と少しの層さで変形点を変えられるものなんです。

 

どうやらブラックマリア姉さんはクモ女になるのが美的に許せず、薬などで変形点を変えたそうな。確かにチョニキは3変化だけでなくランブルボールで7変形可能ですからね。ブラックマリアもその系統だと。

1006話「侠客〝花のヒョウ五郎〟」

 

レーザービームを撃ちまくるクイーンさんガチのマジで天才すぎる。レーザーに関してはDr.ベガパンクの専売特許でシーザーすら再現できない発明。それを平然とやってのける科学力に痺れる！憧れるぅ！

 

 

100巻と同時発売の「VIVRE CARD（AA）」では、カイドウ＆キング＆クイーンさんの略歴が乗ってて、クイーンさんとカイドウはパンクハザードで出会った可能性が濃厚になってきた。ナンバーズもクイーンさんのツテで購入かな。

1007話〝たぬきさん〟

ベガパンクがカイドウの「血統因子」を抽出し作った〝人工悪魔の実〟があった…。政府はそれを渡すよう要請したが、どうしても納得のいかない失敗作だったらしく、それはずっと「パンクハザード」に保管されていた

 

カイドウの「血統因子」から抽出した人工悪魔の実が失敗作で良かったと含みをもってしみじみ語るCP0。どういう意味合いなのでしょうか。まあ、モモの助が食っちゃってるんですがね。しかも、ベガパンクの「失敗作」も謎。だって、「SMILE」よりも高性能で今のところ本物と大差ないもん。

1008話〝頭山盗賊団棟梁アシュラ童子〟

 

生きてたオロチ（この後すぐにまた赤鞘に首チョンパされるまでの様式美）。オロチが生きてたのはヤマタノオロチ能力という事でよいのかな。赤鞘にもやられたけど死んだ振りしてここぞで邪魔者として再登場しそう。

 

それにしても、福ロクジュは「スキヤキ→オロチ→カイドウ」と寝返りまくってたのに、オロチ生存に気付いてオロチに従ってるのは興味深い。趨勢はカイドウじゃん。もうカイドウの下にいた方が損得勘定なら絶対得なのに…。

 

1009話〝奈落〟

 

129話

 

ビッグマムとカイドウの合体技「覇海」はドリーとブロギーの合体技「覇国」と瓜二つの技。「覇国」はエルバフに伝わる巨人族最強の槍だ。この技と瓜二つの「覇海」もまた半端ない破壊力でした。

 

しかし、「来たら殺すぞババア」とか言ってたくせに急造で絶妙なコンビネーションをする四皇2人はロックス海賊団時代は相当なコンビだったのかもね。マムは弟のように接してたらしいし。

 

1010話〝覇王色〟

 

「覇王色の覇気」をまとうという新概念が登場。カイドウいわく「ひと握りの強者だけ」が可能とのこと。数百万人に1人だけが持ってる覇王色で、さらに一握りの強者だけが出来る能力。

 

ここまでざっくりしたワンピの最強能力は「自然系最強説→覇気なら対処できる」でした。「覇王色の覇気」をまとうは現時点で最強ですね。ルフィはまだ「悪魔の実の能力覚醒」が残ってるけど。

 

1011話〝あんこの仁義〟

楽しそうだな…窮地ほど笑い…笑う程に…！！…か。

 

ルフィが笑いながら戦い（カイドウもだが）、意味深な発言をするのであった。普通に解釈すれば「笑うほどに強くなるか」とかでしょう。しかし、わざわざ発言を隠し、ルフィが「？」を出してるのは意味深だ。

 

カイドウはどういうわけか約800年前のジョイボーイを知ってたので、「笑うほどにジョイボーイのようにか」とか「笑うほどにジョイボーイに近づくか」なんて言ってたかもしれませんね。

 

1012話〝うず〟

 

「うず」というサブタイが秀逸。侍は泣かないので（正確には泣いてないことにする）、「うずく：傷口や心などに鈍い痛みが続く。ずきずき痛む」と。ヤマトが戦いたくて「うずく：物事を行いたいと思って我慢しきれない様子。うずうずする」と。僕ら読者もヤマトの横乳に身体のごく一部がうずく。はい。

 

1013話〝Anarchy In The BM（アナーキーインザビッグマム） 〟

 

新世代VS四皇が良い感じで盛り上がる。カイドウはルフィが倒すなら、ビッグマムはどうするかでキッド＆ローは熱いです。

 

 

「はじまるんだよ！新しい時代」の象徴でしょう。白ひげ亡き後も、新時代の到来を予感させるも黒ひげが取って変わっただけでしたもん。

 

ロジャーの残した3つの言葉「受け継がれる意志」「人の夢」「時代のうねり」で、未だに作中では「時代のうねり」だけはサブタイで使われて無い。四皇が2人、新世代に落とされたらどう見ても新時代で時代がうねる説。

 

1014話〝人生の大根役者 〟

お前も〝ジョイボーイ 〟には…なれなかったか…！！

 

カイドウがなぜ約800年前の人物ジョイボーイを知っているのか。ジョイボーイは空白の100年の人物だし、歴史上から抹消されてる。彼については、9つの情報石をラフテルに導いて「この世の全て」を知るのみ。

 

歴史上でそれが出来たのはロジャー海賊団のみです。にもカイドウが知ってる謎。そういえばビッグマムもビッグマムもラフテルの行き方（赤石4つ必要）を知ってたり、かなりの情報通。ロックス海賊団は相当な情報持ってたのかも。

 

1015話〝縁（くさり） 〟

 

ルフィの声を実況中継するモモの助。まあ、モモの助に関してはズニーシャの声が聞こえるだけでなく会話（命令）も可能だったので、父・おでんも持ってたと思われる「万物の声」を聞くとか、母トキの血筋（？）でズニーシャに命令できるスーパー能力者ではある。

 

ここで気になるのはハート海賊団にも声が聞こえてことでしょう。

 

海の中で声なんて…

 

流石にハート海賊団のモブどもが「万物の声」なんて聞こえるわけありませんので、ルフィの能力と推測される。万物の声を聞かせるどころか、万物に声を聞かせられるのかも。かなり重要な案件（のような気がする）。