『葬送のフリーレン』第63話:南の勇者
南の勇者△□×(さんかっけー死角無し)
『葬送のフリーレン』って1話や短編ゲストがけっこういるけど良いキャラ多いよね。魔法試験編もあんな良いキャラ量産して別れちゃったの「もったいない!」と思うもん。
63話で描かれた「南の勇者」もひと際存在感放っておりました。かっけーんすよ。
※『葬送のフリーレン』はサンデーうぇぶりで読めます。
南の勇者
11話で語られていた
人類最強といわれた南の勇者も魔王直下の七崩賢に討たれた。俺達だって生きて帰れるかどうかわからないんだ。(11話)
11話で描写されたヒンメルとアイゼンの会話である。勇者ヒンメルパーティの旅がはじまったばかりの頃に人類最強の南の勇者が七崩賢に敗れたそうな。南の勇者も七崩賢の名前も初登場でした。
その後、アウラが登場した事で「七崩賢」というのは魔王軍の幹部であることが判明するものの、南の勇者ってのは人類最強といっても七崩賢の一人に敗れたんだというぐらいの印象しかありませんでした。
『ダイの大冒険』における「北の勇者」みたいなポジションなんだなぁって。
ところがどっこい!
「南の勇者」はガチのマジで最強だったのです。
「南の勇者」の功績
※左から2番目は不死のベーゼ、3番目は断頭台のアウラちゃん。あとは初登場ですかね。
七崩賢の一人に敗れたなんてとんでもない!なんとたった一人で魔王軍の前線部隊を全滅させ、北部高原の最北端で魔王の腹心である全知のシュラハト、集結した七崩賢全員を相手にして討たれたのです。
しかも、全知のシュラハトと七崩賢の3人を倒してる。ヤベー!!
- 未来が見える
- 一人で魔王軍の前線部隊を全滅
- 七崩賢の3人を倒す
- 魔王の側近の全知のシュラハトと相打ち
なにがかっこいいって未来が見えてた事でしょう。全知のシュラハトと七崩賢に討たれて命を落とすことを知ってて、それでもなお道を切り開いた。ヒンメルが魔王を倒す礎となったのです。震えるほどかっけー!
ちなみにヒンメル一行は七崩賢を2人倒してるそうです(2人は討ち漏らし)。一人はベーゼなの語られたけど、もう一人討ってるのか。また最近(80年前に逃走×2こいた)アウラも討ったのでまだ一人生き残りいますね…。
そのうち、作中で登場しそうですね。生きてる最後の一人はアウラちゃんの隣にいる黒髪おさげの可愛い子をご所望致す。
「南の勇者」でも勇者の剣未所持
それはそうと、すごく勇者っぽい大英雄の「南の勇者」でも剣の里の勇者の剣を持ってない。刀身の細い二刀流で戦っておりました。
南の勇者って事は南側諸国出身だと思うので、道中で剣の里を訪れてるはず。彼でも抜けなかったのでしょうか。私気になります!
有名勇者はもうひとりいる説
53話
8話
この漫画の舞台のでっかい大陸は3つに分かれてる(1000年前は統一されてた)。勇者ヒンメルは中央諸国の王都から本格的な旅をスタートさせ、魔王討伐後にも王都に凱旋してる。
あえていえば中央の勇者ってところか。つってもまだ名前を上げる前の旅だったばかり。「南の勇者」が有名で討死なので中央の勇者なんて言われなかっただろうけど。
ここで気になるのは「南の勇者」って名称でしょう。普通に「勇者」ですむのにあえて「南の」と形容詞をつけるなら他にも強者勇者がいた可能性が高い(人類最強ではないけど人類最速とか人類最高とか最叡智とか)。
- 北側諸国…北の勇者がいた説
- 中央諸国…ヒンメルがここから旅立つ
- 南側諸国…人類最強の南の勇者
有象無象の勇者が多かったようですけど、「南の勇者」と個人で有名人がいるならやっぱ「北の勇者」もいたっぽいのう。
北部高原では何かある?
南の勇者の死体は見つかってないらしい。流石に約90年前の出来事なので生きてることはないでしょうけど、かなり引っかかるよね。
というのも今、フリーレンたちが向かってるのが北部高原だから。南の勇者が全知のシュラハト&七崩賢に討たれたのも北部高原。これが果たしてどう繋がるのか。
北部高原は魔族の残党が暴れまわってるので、一級魔法使いがパーティにいないと立ち入り禁止となっています。
ついでにデンケンの故郷の村も北部高原。北部高原辺境貴族の妻に先立たれのが約50年前。大陸魔法境界ができたのも約50年前。この辺で立ち入り禁止になった様子。
- 約90年前は魔王軍の補給経路で心臓部
- 南の勇者が全知のシュラハト&七崩賢に討たれた場所
- 魔族の残党が暴れてて一級魔法使いがいないと立ち入り禁止
- デンケンの故郷の村もあった
- 約50年前からきな臭くなった?
うーん、最後の生き残ってる七崩賢が君臨してそうな匂いがプンプンしますねぇ。11話の何気ない会話の「南の勇者」をうまく拾って膨らませてるだけあって、北部高原は凄い伏線貼られてるっぽい。知らんけど。
そして、北部高原は火山地帯を超えた先にあるのです。この道中にも重大な伏線が貼られているをご存じだろうか?
「北部高原」へ行く途中の火山地帯
61話
温泉である!!
これアレじゃないですか。どう見てもアレしかない。入浴回だ!!そのための布石が今の作中ってわけですよ。
なぜなら最近は丸くなったとかぽっちゃりした疑惑のあってフェルンが、着てる服でそう見えただけで本当はナイスバディーであることを示してましたからね。
62話
うむ。
フェルンさん別に丸まってなかった!「私脱いだらすごいんですよ」と言わんばかりです。そうか、着やせするタイプの反対で着デブするタイプだったか。
こうしてフェルンがぽっちゃりでないことを示し、さらには「温泉までの辛抱ですね」とわざわざ温泉を追及している。間違いない!お風呂チャプチャプ回をやるつもりだ!
フェルンのナイスバディもフリーレン様の未熟バディスラッとしたバディもお楽しみにというわけか。期待が温泉の湯のごとく湧き出てきます。次週休載というのも温泉回に向けた緻密な原作と気合の入った作画のため説。知らんけど。
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コメント
未来視能力のあるもの同士が戦って、南の勇者の死体が見つかってないとか、今後なんかの伏線なんじゃないかと考えてしまうな
なんでアウラが南の勇者との戦いから逃げたことになってるんです?
七崩賢側は相当な被害を出してるけど、南の勇者を倒して勝ってるんですから、ただ生き残っただけでは。
勘違いしてました。
訂正しました。
ベーゼの左にもう一人おるよ!
七崩賢のオールバックとシュタルクの村を滅ぼした魔族がわりと似てるのでこいつが最後の七崩賢の可能性が微レ存
ホントに死んでいるなら、明らかに死んだ後の未来まで見ているのは何かの伏線っぽく見える。
死体が見つかってないのは食べられたからでは?
温泉回でフリーレン様の腋が見たいですね