打倒カイドウを諦めないルフィの復活を信じ、幹部達と激闘を繰り広げる仲間達!! 一方、鬼ヶ島屋上では、ヤマトとカイドウ因縁の親子対決が始まろうとしていた!! “ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『ワンピース』101巻(尾田栄一郎)読了。
101巻は1016~1025話までを収録。各話の感想・考察はジャンプ掲載時に書いてますのでそちらも参考にしてみてください。
『ワンピース』101巻
各話の感想・考察
細かい感想は以下の通り。
101巻は「飛び六胞」との決着がつきます。フーズ・フーが「CP-9」で、ゴムゴムの実護送任務中にシャンクスに奪われたことが気になるところですね。シャンクスが「東の海」に滞在してた目的もゴムゴムの実だった可能性が高い。
また、キングの種族「ルナーリア族」も気になるところ。約800年前までは天竜人でなく現マリージョアで神のようなポジションだった様子。当時の20(19)の王族に滅ぼされたのでしょうか。詳細が知りたい。
気になったSBS
そして101巻のキモはSBSである。ヤマトの棍棒の名前、赤髪海賊団の幹部メンバーと名前が判明したり、うりティ姉さんの今までの語尾があったり、「ロビンVSブラックマリア」のアレコレなど見どころ満載。
その中でも特に気になったのは1024話のヤマトの過去編で描かれた3人の侍でしょう。ゾロと霜月牛マルが似ていることから2人は親子なのか?という質問に尾田っちは以下のように解答。
本人が名を濁してるのを言うのもヤボですが、当ててる人も多かったのでご紹介します。あの3人は実は滅びた郷の大名達です。(霜月牛マル、風月おむすび、雨月天ぷら)
風月おむすびは希美大名、雨月天ぷらは兎丼大名だそうです。
これでワノ国元大名コンプリートだぜ!
ワノ国大名コンプリート
(風月おむすび、雨月天ぷら)1024話
- 花の都…光月スキヤキ将軍
- 鈴後…霜月牛マル大名
- 白舞…霜月康イエ大名
- 希美…風月おむすび大名
- 兎丼…雨月天ぷら大名
- 九里…光月おでん大名
もともとのワノ国の体制はこうであったと。ただこれは28年以上前です。気になるのは「九里」「白舞」でしょう。
九里はおでん様が大名になる前は無法地帯だったし、白舞の大名は鈴後と同じ霜月です。鈴後はリューマ時代を踏まえるとずっと霜月大名だったと思われる。白舞がもとは別大名だったのを後から霜月を据えたのかなと。
消えた「天月」
965話
965話で光月スキヤキ様が生まれる前、後継ぎがいないと大名家5つがザワついたと語っている。そこにはしっかり「天月家」がおりました。ということはスキヤキ誕生前までは確かに天月大名はいたのである。その後、黒炭家は悪事がバレてお家断絶させられている。
スキヤキ様生誕前 |
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黒炭家が取り壊しされる前は、白舞と九里のどっちの大名だったのかは定かではありません。白舞だったら後に新たな霜月家が大名になり、九里だったら無法地帯化したと。
やはり気になるのは消えた天月大名でしょう。黒炭家が毒殺してまわってたそうなのでそこで途絶えたのでしょうか。
「天月」の苗字はトキ様の旧姓でもありますからね。トキ様の両親がワノ国出身でトキ様は他国生まれ。まあ、約800年前の話なんで数十年前までいた大名と直接関係あるわけじゃないでしょうけど。
ゾロの血統
また101巻SBSの「某」さん繋がりで気になることも述べておりました。
牛マルはゾロの父ではないです。3人の名前は本編では出さないので、ここで明かしちゃいますが、牛マルの血筋についてはまだ描くか、隠すか迷ってるので保留にしますねー。似てるよねー。
意味深すぎる件!!
ゾロと牛マル(ついでにリューマ)がそっくりなのは血縁者だからで間違いなさそう。
以前、ゾロの血筋については55年前「東の海」へ移住した一団に祖父か祖母がいた。祖父か祖母が鈴後大名だった霜月ウシ丸と非常に近しい親類者(兄弟か従兄弟)ではないかと推測しました。
ただここまで含みを持たせると近親者でなく直系なのでは…つまり霜月牛マルはゾロの祖父なのではと思ったり思わなかったり。
さもありなんである。
55年前に出国した一団に牛マルの身ごもった嫁さん、もしくは小さかった(生まれたばかり?)のゾロの親(牛マルの子)がいた可能性が微粒子レベルで存在する。
つっても、大名家の嫁さんなり子供なりが違法出国するってどんな事態やねん!って感じですけど。描くか隠すか迷ってるという事は最初からある設定のようだし。近い血縁者なのは間違いない。
ゾロの霜月牛マル的なかゆいところ
ゾロの「手ぬぐい」「腹巻」はシモツキ村とも一心道場とも関係ない独自のワノ国っぽいもの。これらは親の影響なのでしょうか。
鈴後は1年中極寒なので腹巻が親からもらったものというのも納得っちゃ納得である。
また、一心道場と関係なくゾロだけは(最初)二刀流でしたよね。
5話
二刀流
他の道場生もくいなもコウシロウ先生も一刀流だったのに。霜月コウ三郎からナマクラ刀貰う前から二本流の竹刀でした。誰も教えてないし一心道場では使い手がいなかった二刀流なのは、やはり牛マルとの繋がりを感じてしまう。
牛マルが岩を斬ったのも「鬼斬り」と酷似してる。キツネのオニ丸がゾロの「鬼斬り」を見た際の驚愕してたのは強さよりも「牛マルと同じ技!?」って驚きだったのかもしれんな。知らんけど。
コメント
牛丸ってそんなにおじいちゃん?
55年くらい前に20歳だと仮定すると
20年くらい前だと55歳(ヤマトとの回想あたり)
もし現在生きていたら75歳になっていたとしたらゾロの祖父の年代としては当てはまるかな?
ポイントはゾロじゃなくて牛マルの血筋についてなんだよね