『BE BLUES!』第361節:龍なら… あの日見た龍ちゃんと立彦のポテンシャルの名前を僕達はまだ知らない…

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『BE BLUES!』第361節 龍なら…

 

江藤さんは可愛い(挨拶)。

 

『BE BLUES!』の正ヒロインとして大活躍しまくっていたのですが、レッズユースとの試合では殆ど出番がありません。今回、久々に手をギュッと組んで龍ちゃん見つめる…正ヒロインらしい活躍をしてました。やっぱ天使やね。

 

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それでも出番が少なすぎて、深刻な江藤さん不足となっています。

まあ、この試合終わったら一緒に英語の勉強をするフラグが立っているのでいっか。

 

それに江藤さん不足になってしまうのも仕方が無い一面もあります。それほどまでの人間関係がある。正ヒロインが入りこめないぐらい「レッズユースVS武蒼」の人間関係は愛憎入り混じってます

立彦のスーパープレイ

さっきやっと理想と重なった。

 

「1-1」の膠着状況から試合を動かしたのはレッズ。立彦が鳥肌が立つようなウルトラスーパープレイを武蒼のゴールに突き刺します。ミルコも思わず「モンスター(化け物)」と呟いてしまうぐらいのレベル。

 

そのプレイ自体も躍動感あって大迫力で「うおおおおお!」と拳を握りしめてしまうぐらいだったのですけど、その後の反応が凄まじい。凄まじすぎる。震えたわ。

 

オレには理想がある。レッズに入ってからずっとそれを追いかけてきた…。あいつみたいにならなきゃ、ならなきゃってそればっかり…。

 

立彦がずっと追いかけていたのはケガをする前の龍がそのまま育っていたら…という現実には存在しない幻想である。小学生時代の無双してた龍がケガせず順調に才能を伸ばしていたらの「IF」をずっとずっと追いかけていた執念と努力も半端ないって。

 

立彦が龍ちゃんを追いかけるしかなかったのは「負い目」がある。

立彦は理想の龍ちゃんを追いかける

2巻おまけ

 

コミック2巻の「延長戦(おまけ)」で、全国大会でハットトリックするも敗退した立彦が描かれてました。大けがした龍ちゃんに「絶対に負けない」と誓っていたのに敗退し、されにレッズユースにも誘われたという。

 

立彦は「行っていいか?」「どうせ…おまえのかわりなんだけどさ」と律儀に報告&確認を取っていました。龍ちゃんはレッズに誘われたのはお前の実力だと述べるも、大泣きしながらかなりの「負い目」があったことが伺えました。

 

真意は定かではありませんが、立彦の中でレッズユースに勧誘されたのは龍ちゃんの代わりだったという思いがあったのである。この辺から自分がケガをしなかった龍ちゃんにならなくてはいけないという使命感もあったのかもね。

 

日本代表「U15」のエースで世代ナンバーワンと評価されても、いまだに追い続けて、なれていない「ケガをしなかった龍ちゃん」。恐るべき使命感というか、追い続けた努力と執念がヤベー。

 

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立彦半端ないって!

龍ちゃんが怪我しないままで来れてたらああだった、とか思ってしまった…

 

小学生時代の無双・龍ちゃんを知ってる者は今の立彦にあの頃の龍ちゃんがケガせず成長してた姿を重ねていました。それは本人も…。

 

現実の龍じゃなくて、理想の龍だから、大きくなるんだ。龍があのままで来てたら、きっとこうだ、もっとこうなって…もっともっと…って…。さっきやっと理想と重なったよ。

 

自他共に認める「ケガをしなかった龍ちゃんが成長した姿」の具現化である。立彦がやったことは漫画でも奇跡といって良い大偉業です。「頭の中で視てる理想の好敵手」というのは現実以上に強いかんね。

 

例えば『シュート!』の神谷。心臓病で死んでしまった久保だったら…と最強司令塔と呼ばれたのに未だに越えられないと苦悩してた。『優駿の門』のブルーエンブレム。白い皇帝と呼ばれようとも、皐月賞で惨敗し日本ダービーでゴール直前で予後不良になったアルフィーを永遠と追いかけていた。皇帝の脳内レースじゃ菊花賞も負けてた。『マキバオー』でも、病気になったカスケードを有馬記念で追いかけたマキバー。

 

もしも「あいつが健在だったなら…」という存在しないライバルはかくも最強なのです。埋まるはずのない才能。絶対に勝てない相手である。下手したら、実際にそうなっていた相手よりも強大。脳内の対戦相手。例えば『3月のライオン』。個人的に屈指の名試合「島田VS宗谷」でも「脳内の対戦相手は最強すぎる…」というのがありました。

 

『3月のライオン』42話

 

「島田VS宗谷」は島田の才能の違いをまざまざと見せつけられる(というあくまで島田視点)で展開されていき、試合自体もあっさりと敗れ去ってしまいました。しかし、実は一手違ってたら勝ってたのは島田だったのがミソよね。「君は僕を信用し過ぎた」が重い。重すぎる。

 

島田の脳内では宗谷を巨大にしすぎてただけだったのである。実際は紙一重の差しかなかったという距離だったのに…。でも、「コイツは天才だ」「自分よりも格上に違いない」という思い込みがあったからこその敗北です。

 

それほど、自分よりも天才だと思ってる相手との戦いは、実際の距離以上に距離が出てしまう。それは埋められない。『シュート!』の久保が生きてたら、『優駿の門』のアルフィーが故障しなかったら…の「IF」。実際はあっさり神谷もアルフィーも越えてたかもしれない。しかし、いもしない脳内の勝ったこと無い相手はさらに巨大になってしまう。

 

まあ、これは現実にも言えますね。いもしない相手、こいつには勝てんと思ってしまったら絶対に追いつけない。それでも愚直に追い続けて、自他共に認める「理想の姿」についに追いついてしまった。

 

俺が追いかけていたのはお前だ

 

もしも龍ちゃんが小学生時代に大けがしなかったら…の「姿」。

それは誰も分かりません。ありもしない世界線。

 

這い上がってエリート軍団レッズユースを圧倒するプレイし「レッズに負けてない」と言わしめた今の龍。その龍を遥かに飛び越え、神童時代の龍が成長したみたいだとみんなに言わしめる。十中八九、実際にケガしないで成長した龍よりも遥かな巨大に脳内で描いていたであろう幻想レベルに達した立彦。

 

そりゃ、世界的な名将も「あれは怪物だ」と感嘆しますわ。己の理想を追いかけ続け、ついには追いついてしまったモンスター!感動的ですらある。脳内の強敵に追いつくなんて漫画界きっての大偉業ですよ。立彦…お前がナンバーワンだ!

これは立彦の脳内・龍の上か下

「龍…」(ゾクゾク

 

小学生時代の立彦は龍ちゃんの相棒でもその差は『キャプテン翼』のアルゼンチン黄金コンビのディアスとパスカルぐらい差がありました。最強コンビでも実力差は明らか。遥かに龍ちゃんの方が上。

 

そして選手生命を絶たれる大けがをした龍ちゃんの代わり「もしも龍がこのまま成長してたら…」を必死に代わりにならなきゃ…と脳内の「理想の龍」を追い続け、ついには追いついてしまった立彦。

 

試合中に差を実感した今の龍ちゃんは、このままでは立彦の背中が見えなくなってしまうと危機感を抱いていました。龍ちゃん的に実力差は「(夢想の龍)=立彦>(背中が見えるかどうか)>今の龍」という差を描いてました。

 

確かに立彦のスーパープレイは半端ないけど、そこまで実力差があるかも気になるモノローグでした。龍ちゃんが追ってる立彦の背中もまら現実の立彦よりも大きく見積もってのではないかと…。

 

この龍ちゃんのプレイがケガをしなかったら…の「IF」より上か下かは分かりません。しかし、幼少期にコンビを組んで一番近くで見てた立彦の「ゾクゾク」はヤベーぐらい感動的です。己の脳内・龍に追いついたモンスター領域に達して尚、龍ちゃんにぞくぞく鳥肌を立てたのである。

 

これは、まさに小学生時代の龍ちゃんの天才っぷりを最も近くで見てた男の反応と完全に一致している。

かつて味わった「ゾクゾク」

ゾクゾク鳥肌立てられた小学生時代

 

立彦がゾクゾク鳥肌を立てたのは小学生時代だけでした。ゴールを決めた喜びに勝る、鳥肌が立ってしまう龍ちゃんのパスセンス。点を取ったのは自分のシュートでなく、アシストした龍であるとも。ゾクゾクしていた…。

 

その後も龍ちゃんの復活を見るため中学時代の試合見に来て、いま対戦してて、やっぱ龍はスゲーよ!天才だよ!と口では称賛しつつも、小学生の頃のように鳥肌が立つことはありませんでした。

 

立彦の中の龍ちゃんはプレイでゾクゾク鳥肌を立てたんですね。それが追いかけてた理想郷。そして追いついたはずなのに、小学生時代以来となる鳥肌を立てるプレイを間近で見せつけられてしまうのである。

 

しかも龍ちゃん、わざわざガッツポーズするのに立彦を見た演出もニクイね。「見たか?」と問いかけるようでもある。そしてゾクゾク鳥肌を立ててしまった立彦の心境は…?あの日鳥肌立てた「ゾクゾク」の名前を僕達はまだ知らない。

 

ゾクゾクしてしまった立彦とガッツポーズで視線を向けた龍ちゃん

 

立彦の中で「ケガをしなかった龍ちゃんの成長した姿」が、さらにアップデートしたようにすら思えるね。追いついたはずの背中なのに、小学生の頃に味わったゾクゾクをまた経験してしまった。

 

あのゾクゾクを小学生時代で味わった立彦。追いついたはずの理想の龍との距離はどうなったんだろうか?背中すら見えなくなりそうと言った立彦との距離はどうなったんだろうか?ガッツポーズで腕を上げる前に立彦の方を見てしまった龍ちゃん。

 

どっちも追いかける背中の距離は知らんが、感動的ですらある2人だけのツーカーともいえるアイコンタクトとライバル関係をこれでもと見せてくれます。熱すぎんだよな。燃える。お互いが追っている背中。

 

あの背中を追いかけて…

 

龍と立彦の関係はお互いが(おそらく)実力よりも上と考えてしまってる背中を両者が追い続けてしまってるところよね。立彦はケガをしなかった龍はこうなっていたって背中を追い続ける。今の龍ちゃんに小学生時代以来の鳥肌プレイを見せつけられる。龍ちゃんはそんな立彦の心情など知らず背中が見えなくなりそうって。

 

どちらも実力以上の大きい背中を追ってしまってるって思いました。しかし、これぞライバル関係を超えた、己の脳内にある巨大な壁を絶対追いついてやる気概にも見えるからスゴイ。この試合、どう転ぶか知らんがお互いがさらなる高みへ行きそうやね。

無料で読めます

ちなみにサンデー公式アプリ「サンデーうぇぶり」なら『BE BLUES』が無料で読めます。

 

【無料で読める作品】

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コメント

  1. 匿名 より:

    立彦のゴール後の正ヒロイン、桜庭さんについても触れて下さい!!
    あそこの龍ちゃんと桜庭さんのやりとりも良いですよね!

  2. 匿名 より:

    FK蹴る前、オフサイド外し、決めた後とタツの表情の変化が良い実に良い

  3. 匿名 より:

    最後にペロペロが無いなんて・・・
    それくらい熱い展開でいいですねBE BLUES!

  4. 匿名 より:

    熱い展開、秀逸なレビュー

  5. 匿名 より:

    ずっと龍ちゃんが活躍すると嬉しそうにニヤニヤするだけだった
    それが今回のゴールで初めて驚愕の表情を見せてゾクゾクさせられた
    嬉しいし燃える展開だ
    桜庭が龍ちゃんにFKを譲るのも、発破をかけ続けるのもそうだし
    この試合本当に最高ですわ
    あとはヤンデレホモの三石の末路が気になります

  6. 匿名 より:

    今週の龍ちゃんさんのプレーはほんと、
    江藤さんと同じくらい、雑誌握る手に力入ったわ!
    ぐう熱い試合!!

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