「英雄*戦姫WW」のプレイレビュー記事です。
めっちゃ面白い!!!
そのむかし三大文明のひとつに数えられていた「エロゲ文明」というものがあった。今は滅んでしまったが、かつては夢と希望と妹と幼なじみに満ちあふれていたものじゃ。
今作「英雄*戦姫WW」はもともと天狐というメーカーが2012年リリースしたエロゲが元になってるらしい。2012年はもうエロゲほぼ引退してたので未プレイです。
この手のゲーム性が高い作品って、アリスソフトやエウシュリーが出すイメージでしたけど、ワイが引退してからこんな作品が出てたのかとビックリしました。実際めちゃんこ面白いです。
アリスの戦国ランスもスマホゲームで出して欲しいのう…。
『英雄*戦姫WW』好きにおすすめゲーム
『英雄*戦姫WW』好きにおすすめのエチエチゲームや戦略ゲームを紹介します。かなりおすすめですので、是非ともプレイしてみてください。
FFTを彷彿させる正統なFFのタクティカルRPGです。文句なしに超神ゲーです。ゲーム自体が最高峰の面白さなのに加えて実はそこはかとなくエチエチなのも魅力です。パンチラキャラがいて絶妙なチラリズムしていたり、お尻が最高のキャラがいる。
アプリゲームとしてトップの面白さに加えて、視覚的にも楽しめる神ゲーである。パンモロでなくパンチラってところが拘り抜いたプロです。
「英雄*戦姫WW」レビュー
美少女×戦略シミュレーション
「英雄*戦姫WW」は歴史上の有名人が美少女となっている架空の歴史の戦争ゲームです。天下取りどころか世界制覇を目指すゲームかな。キャラクターデザインは大槍葦人氏。個人的にドリキャスの「北へ」は隠れた名作だと思ってる。
とにかく恐ろしいほどキャラがみんな可愛い。美少女ゲームとしても超一級品です。名前こそ歴史上の英雄ですけど、この世界の歴史は架空のもの。ジパングの情勢だけでも、坂本龍馬も伊達政宗も織田信長も源義経も弁慶もヒミコもヤマトタケルも安倍晴明も同じ時代にいる。
戦闘は戦略シミュレーションとなっています。
「3×6」マスの盤上で両軍が戦うタクティカルバトル。そこまで本格的なものではないけど、キャラごとに攻撃できる範囲も違うし、職業の役割もあるし、相手に攻撃が届くか届かないかの距離詰めもある。
かなり楽しめるバトルとなってる。
戦略性の高い戦闘
盤上には最大6人配置可能。自軍だけで6人出すことも他プレイヤーの助っ人を1人借りる(その場合自軍は5人出せる)ことも可能。
バトルシステムはシンプルなタクティカルRPG仕様となっているが、キャラによって攻撃できる範囲や届く距離が様々だし、技によっても変わるのがミソ。
通常攻撃と必殺技(ブレイブ)があり、後者は範囲攻撃の場合が多い。キャラや職によりけりですけどね。
必殺技はブレイブというBP「●」を消費する。これは攻撃したり攻撃受けることで溜まっていきます。溜まったら即撃つもオーケーだし、温存してボス戦のみに使うもオーケー。1つの戦い(ミッション)で数戦あるのがデフォなのでケースバイケースです。
相性の問題もあって編成がより奥深くなってる。
- 「近距離」は「中距離」に強く「遠距離」に弱い
- 「中距離」は「遠距離」に強く「近距離」に弱い
- 「遠距離」は「近距離」に強く「中距離」に弱い
同じ近接でも「剣」は「闘」に強く「戦」に弱いなど細かい相性まである。幅広く戦略性があるわけです。
また、攻撃が届かない場合は「移動」「全軍移動」で距離を詰めて攻撃範囲が届くようにします。これでキャラの1行動を消費するのでこちらも全体的な戦略を踏まえて使うべし。
もちろん、楽ちんのオート機能も常備。
オート機能に加えて3倍速まであるのでサクサク進められる。シナリオでなく、強化素材などの周回要素はアイテム消費でスキップもできるので自分に合ったプレイで楽しめます。
なお範囲攻撃は自軍を含むと容赦なく味方にも飛んでくるので注意が必要。タクティクスオウガの魔法状態や。
AP(スタミナ)という名のコスト
バトルそのもだけでなく、編成段階で戦略性があるのも面白いところ。スマホRPGのようにAP(スタミナ)を消費してバトルして進めていくのですが、このAPの1戦の減り方がダイレクトに大局的な戦術になる。
ある意味タワーディフェンスと同じ要領なんですよね。
例えば上図は星4の高レアリティで固めたメンバーです。1戦につき42AP消費します。1ステージにつき数戦が用意されておりそれをクリアしていくので1ステージクリアするのに100~300AP消費します。周回でも1戦のAPの消費は同じ。
このAP消費がイコール戦術です。「高レアで固めりゃ強いんだろ!?」って気概で望むと1戦のAP消費が多くてあまり進めない(周回できない)ようになる。
逆に低レアだとAP消費はかなり低くなる。
AP消費15
レア度を低いキャラで編成するとAP消費がかなり抑えられる。星4以上で固めた編成(AP42)のおよそ3分の1で済む。星4以上編成が1回戦うコストで3回戦える。
3倍速、オート機能、スキップ機能(アイテム消費)があるので、まさにケースバイケースと言える。ミクロの1戦1戦の視点と、マクロの大局的なコスト(スタミナ)で戦闘を見る視点が必要になってくる。
正解はないけど、低レア編成のがたくさん戦えるし、高レア編成のが基本ステは強いです。
ストーリーが面白い
ノベルギャルゲのように立ち絵と1枚絵でストーリーが進行していく。主人公は、記憶喪失で伊達政宗姉さんの義理の弟となり天下取りを手伝うことになる。ポップでテンポ良く進行していくストーリーは普通に面白いです。
架空の歴史なのでみんな美少女の性別も違えば英雄の時代もごちゃまぜ。ジパングの勢力図は以下のようになっています。
- 仙台…伊達政宗
- 江戸…織田信長
- 京都…源義経、弁慶
- 邪馬台国…ヤマトタケル、ヒミコ
ジパングをすべて統一したら伊達政宗姉さんでなく主人公がジパングの王となります。コメディ調で描かれるシナリオはかつてのエロゲ戦士もニッコリの出来です。
あー!「大悪司」「戦国ランス」「神採りアルケミーマイスター」に睡眠時間を削りまくって夢中でマウスクリックした青春時代を思い出す。「英雄*戦姫WW」はそのレベルの面白さ。SLGの醍醐味をギュギュッと濃縮してる。
各国のキャラもみんな魅力的でやり取りが面白い。
また各国で裏で暗躍する謎の勢力もあり、ただ世界各国を制圧していくだけでは留まらないストーリーラインも魅力です。
あえていえばランスシリーズを思い出す。ふざけたノリとコメディが基本路線だけど、真面目なところはシリアスにする良いバランス感覚のお話です。
地域制圧型SLG
制圧するところ最初は1本道でしたが途中から自分で選べるようになる。制圧したところも、モンゴル来襲のようにイベントが起きるなどして楽しませてくれる。よい意味でライトな世界観の中で盛り上がる。
ジパングを天下統一したら、大華帝国との戦争。そして、モンゴル、ブリタニア、インド、オーストラリア、USAと世界の広さがワクワク感を増大させてくれます。それぞれイベント有りで宣戦布告してくる。ふざけたようなギャグだけどそこがいい!
世界の広さと、各国に魅力的なキャラがいるのでプレイが止まりません。やめられないとまらないカルビーかっぱえびせん状態です。
美少女ゲームとしてもグッド
エッッッッッッッッ
美少女ゲームとしても強い。出てくるキャラはみんな可愛らしくえちえちな子も多い。彼女たちとの掛け合いも最高。個人的にツボなのは好感度システムです。
戦闘に出したりプレゼントを贈ることで高感度が上げられる。そうすると仲良くなっていくシナリオやバトルの寄り道がある。これがねいいんだ。ニコニコしちゃうんだ。
特にお気に入りのキャラはヒミコ。
主人公を「お兄様」と呼んで慕ってくれる。出会いから好かれています。可愛い子の猫なで声で「お兄様」と呼ばれることに抗えるものなどいない。彼女の高感度上げて起きるイベントは破壊力抜群です。
圧倒的可愛さである!
プレイヤーのハートを奪ってくるドキドキイベント満載。見た目も性格も個性的な美少女キャラ(英雄)勢揃いなのでお気に入りは1人や2人じゃとどまりませんよ。キャラ強化もはかどるというもの。
キャラゲーとしても有能。
「英雄*戦姫WW」レビューまとめ
そんなこんなで「英雄*戦姫WW」超おすすめです。戦略性のあるバトル(さくさくプレイも可能)で良い意味でライトなストーリーとめがっさ可愛い美少女てんこ盛りとなってます。
地域制圧SLGとしてガチのマジでハマる。戦国ランスとかのエロゲ制圧SLGをしてた層には100%ぶっ刺さる。神ゲーですわ。