『五等分の花嫁』第99話:日の出祭 初日
いよいよ始まります旭高校「日の出祭」。
まずは我が校が誇る女子生徒ユニットによるオープニングアクトです。
二乃に一体何が起きたんだってばよ!
アイドルのようなユニットを組んで学園祭開幕を盛り上げていました。恥ずかしがっているのがなかなかどうして。「なんで私がこんな目に!」ということは誰かに頼まれたより無理やり参加させられたのでしょうか。なんにしても可愛かった。
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第99話:日の出祭 初日
さて、今回は物語のターニングポイントともいえる話でした。
フータローが「学園祭初日15時に教室に来てくれ」と五姉妹にメールを送り「天下分け目」のとなります。私は三玖ちゃん大勝利を確信しましたね。
三玖ちゃんのパンケーキ
パンケーキ屋
クラスの女子にパンケーキ作りを教えていました。味はらいはも大満足の出来でした。評判で大繁盛しています。あの壊滅的料理レベルだった三玖ちゃんがなぁ…。成長することサイヤ人のごとしです。
パンケーキに関しては二乃がマルオに零奈さんの「ふわっふわのパンケーキ」を食べさせる前振りもあるので、そちらも楽しみですね。
二乃はOPユニットでファンが増殖して隠れてます。たこ焼き屋にもパンケーキ屋にも参加できず。料理の腕が振るえると楽しみにしてたのにね。2日目以降は二乃も作る側に回れるのでしょうか。果たして好評の三玖ちゃんでも及ばないのか…。
「とある教室からの脱出」
脱出ゲーム
「100円」「20」「0月0日」に進め。
「0月0日」→「0/0」で20%を意味して、100円の20%は「20円」となり「二重円(◎)」に進めなのでしょうけど、なかなか意味深なクイズですよこれは。
というのも20%というのは5等分ですからね。今回のフータローの大事な話を暗示してるようでもある。今回は99話で次回で記念すべき100話なので、100話になにかあると思わせぶりでもあります。
もっと言えば、100円の位置が真ん中にあるわけですよ。それが20%(5等分)なのです。5姉妹の真ん中の子…つまり三玖ちゃんENDに進めとなるわけですよ(Q.E.D. 証明終了)。
二乃が広場に現れた
二乃が2人!?
「中野二乃先輩だっけ?」
「そうそうセンターで一番目立ってた」
「広場にいるらいいぜ」
「行こうぜ。話してみてー」
「広場…どういうこと…?」
ゲーッ!!二乃が2人いる?
技かけられてるのに驚いてるジェロニモもビックリな現象ですね。
二乃はOPユニットでファンが増えて隠れながら過ごしていました。で、15時前は脱出ゲームの教室にいました。なのに現在進行形で広場に二乃がいる!どう考えても姉妹の誰かが二乃に変装してるのでしょう。
三玖ちゃんはずっとパンケーキ作りをしていたので不可能です。四葉も演劇部のお手伝い&相談。その後のスケジュールもから揚げ屋とお化け屋敷の手伝いで無理。五月は一人だけ学園祭に参加せず勉強していましたのでこちらも広場なんか行くわけない。
姉妹の誰かが二乃に変装して広場に現れてるのは間違いないのに全員アリバイがあります。完全犯罪かよ!いや、一人だけいる。二乃に変装して広場に出現できる子が!謎はすべて溶けた。真実はいつも一つ。
や
一花さんである。
フータローの呼び出しメールは一花さんにも送っていたらしく久々に学校へ来ました。芸能人の一花さんが学校来れば二乃の比じゃないぐらい騒ぎになりそうなものじゃない。三玖ちゃんも「よく騒ぎにならなかったね」と言ってます。
つまりそういうことです。
一花さんは二乃に変装して学校へ来てたわけだ。
広場の二乃目撃情報は一花さんだったと。
天下分け目の「教室」
三玖おっつー
そんなわけで5つ子が教室に一堂に会します。
ここで注目すべき点は、教室に入った視点が三玖ちゃんだったことだ。パンケーキ屋が繁盛して一番最後になってしまった(正確には一花さんがラストだが)中で、教師に入るシーンが三玖ちゃんの視点で描かれる。
三玖から見たシーンそのものです。教室入ってから一花さん入室まで三玖ちゃんから見た、フータロー&二乃&四葉&五月として描かれてるわけよ。これは、もう実質、三玖ちゃんが主役といっていいのではないでしょうか。(←すごい妄想だ)。
カメラワークが三玖ちゃんの目線で教室シーンになったのは、まるで三玖ちゃんの物語だよと言わんばかり。
フータローの告白
俺はお前たち五人が好きだ
前回、三玖ちゃんの告白「(変な意味で)私にとって特別な人」で今度はフータローの番という流れでこれです。ラブコメ史に残る名シーンに数えられるぐらい清々しい自分の気持ちを言葉にするであります。
このままずっと6人でいられればといいと思いつつも「答えを出さないといけない」と。実質、5姉妹の誰か一人を選ぶ宣言でもあります。
だけどさ、フータローに想いを伝えたの二乃と三玖ちゃんしかいないよね。もちろん、察しのよい令和主人公フーターローのことですから、一花さんの想いも気づいてると思われますが、「全部ウソ」でリセットしてる状況化だからね。
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ぶっちゃけ。二乃と三玖ちゃん(と一花さん)だけ呼び出して言えば良かったのではと思ったり思わなかったり。四葉と五月に至ってはまったく告白とかしてないわけだし。まあ、五つ子が揃ってる中で言うことがフータローなりの誠意なのかもしれませんけど。
ここでフータローが答えを出すなら、四葉はリングに上がらずに終わってしまうのでしょうか。
三玖ちゃんの強い心
いいよ
やっぱり三玖ちゃんなんだよなぁ(しみじみと)。
フータローが答えを出さなければいけないと言えば間髪入れず「いいよ」と返事を促します。学園祭終わるまで保留ってことになったけど、前回の告白といい臆病な三玖ちゃんじゃないんだなぁ…と感無量です。
今の三玖ちゃんは強い子だ。
かつての「自分に自信がない子」「勇気無しの子」からの成長著しい。
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69話
「フータローに好きになってもらえる私になるんだ」と苦手だった料理を克服して(パン系だけかもしれませんが)、ついに想いを伝えて返事を受け入れる心境の三玖ちゃん。強くなったなぁと感動的です。はい。
勝ち目がない(今は答えを出してもらえない)から特攻しない、けれど気持ちは伝わっただろう、で止まっていた三玖が再度告げるのは勝ち目がある(少なくとも自分を選んでもらえる可能性がある)からじゃないのかな、と。
風太郎に好きになってもらえる自分になれた、成長できたと思ったから、答えが欲しい。
単純にそういう告白だと思います。>コメントより
もう、結果はどうあれ三玖ちゃんに大満足しちゃうね。
果たしてフータローの答えとは…?
学園祭終わるまでに…
答えは保留
とはいえこんな祭りの最中に言うほど俺も野暮じゃない。俺も俺で整理しきれていないからな。最終日まで時間をくれ。
学園祭最終日までに考えを整理して答えを出すのか。
この段階で答え出すということは、二乃か三玖ちゃんかギリで一花さんの誰かと…ってなるよね。てかさ、もう文脈的に「三玖ちゃん想い伝える」→「次はフータローの番ね」→「次は俺の番だ」→「答えを出す」って流れなので三玖ちゃん大勝利にしか見えんぞい。くくく。敗北を知りたい。
別に告白もされていない四葉は選択肢にないってことだよね。
ラブコメとして「それでええんかい?」という気はしますな。
81話
何かを選ぶ時は何かを選ばない時。
いつかは決めなくちゃいけない日がくる。いつかはな。
みんなが幸せになる方法など無いとバッサリ言い切ったフータロー。ついに、「いつか決めなくちゃいけない日」がやってきたわけですが、それを言い聞かせた四葉の選択肢が今のところないってのはねぇ。
ゆえに、学園祭3日目で気持ちの整理してフータローは答えを出す(おそらく三玖ちゃん※個人の意見です)となって、宝具「あの子の正体は四葉だったと知る」が炸裂する気がするんだよなぁ。
恋愛ものとかラブコメで一度この人って決めゴール直前で、初恋相手とか恩人とかお世話になった人の正体を知ってしまい…というのはけっこうド定番ネタですからね。仮に気持ちの整理して誰かに決めた段階で、「あの子は四葉」と知ったら全てが消し飛ぶだろうし。
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やはり三玖ちゃんのラスボスは四葉だなと思いました。いや、全然違うかもしんないけど。学園祭初日はまだ波乱がありそうでそちらも楽しみです。まとめると、ポニーテールの三玖ちゃんが可愛かったです。まる。
コメント
ぶれないことに感動すらおぼえます
5人が好きだってセリフで一瞬ニセコイが人は他にもいるはず
45推しも多いけれど今回のでむしろ123が強まった感もありますね。
整理したいことは多分四葉=京子かなと思うけれど、好意を表に出してない45に告白だと123は「???」状態になりそうですし。
とはいえ、この恋愛関係で色々揉めたりがあったので宣言自体はまぁまだいいとして、初日に言うのは流石に気まずすぎるんじゃ……。
五人が好きって言ったから四葉、五月だったとしても姉組は?にはならないと思うけど…
っていうか一花、四葉、五月は告白してないのにフラれるかもしれないっていう意味不明な状況なんだけど。
愛する女性だけでなく自分を変えてくれた親愛なる姉妹に改めて感謝の言葉を伝えたいのかもしれませんね。
花嫁発覚で連載速終了ではアニメ版めぞん一刻並に寂しいので発覚後も
新しい関係となった姉妹と共に困難を乗り越え成長していく話を読みたいですね。
今年中に終わらないと編集がインタビューで言ってたので文化祭編で答えが決まってもしばらく続きますよ。まぁ問題が起こってうやむやになる気がしますが…文化祭準備の時点で四葉がいつものセリフを言ってフラグ立ってますし。
イチャラブが少しでも多く読めれば大満足です。
告白を先延ばしにしてしまう程の問題って起こるとすれば何でしょうね。
テレビで女優として活躍する一花を見て実父が襲来とか?
五月が言っていた特別講師が実父の可能性があるといわれてますがどうでしょう…上杉父が五月を気にかけてたので実父か姉妹にとって好ましくない何かがあり、それと接触してうやむや。もしくは文化祭初日の時点で起きていた問題が最終日に発覚してうやむやかなと思ってます。あと答えを出すとは言ってますけど選ぶとは言ってないので肩透かしパターンあるかなとも考えてます。
文化祭前に三玖の恋も大一番って言う負けそうなフラグが逆に勝利フラグに繋がりそう
なんで45を呼んだんだろうと思ったけどこのどっちかに好きな人がおるんかな?
答えを出すってのは123から貰った告白(13は直接ではないがまあ分かる筈)のどれかを受け取るという意味なのか
それとも五人が好きだけどその中で更に一人を特別として自分が告白するという意味なのか
どういう意味でも告白してない四葉と五月が選ばれない場合結果だけ教えろよって感じなんだよなぁ。薄々好意を持ってることに気付いてる一花はギリギリ理解できるけど。
45に向けての好きがよくわからんから進路関連かと思ったけど読めないな
四葉は告白ないようにみせて、「好きだから」→「嘘」があるんですよね…
もし風太郎が京子の正体に気付いてるなら、この告白が嘘じゃなかったと気づいてる可能性もアリだなと
風太郎は長い付き合いで四葉の嘘の下手さは知ってるわけで、「嘘下手なのに、あのときだけなんで騙されたんだ?」→「さては嘘じゃなかったのでは…」ってなってる可能性だってあるしね。
ここで誰かと付き合う、ないしとりあえず告白された人に返事をする、そしてイチャイチャが始まる、見せつけられた姉妹が諦めずアピール、風太郎揺れる、そいつと良い感じになる(繰り返し)、ひとまず全員とイチャイチャする、最後に風太郎が本当の気持ちに気付く、あるいはヒロインに指摘される展開だと、まだ信じてますよ。これで後五年は続けられるし。
風太郎視点だと間違いなく零奈じゃない四葉が京都の子だと知ったら衝撃は受けるだろうけど、既に気持ちは整理できてるから感謝を伝えるだけで恋愛面に変化は起こらないと思うけどなぁ。
風太郎って実際の所、四葉の事相当気にかけてると思うんですよね。
ていうか、もしかしたら京子=四葉って実は気付いてるんじゃないかと勝手に思ってます。
「勤労感謝ツアー②」の四葉がブランコから飛ぶシーン、四葉のシンボルであるリボンや短髪を見せない顔のアップが、風太郎にとって京子を連想させた気がするんですよね。
更に77話で武田と一緒にブランコに乗ってる時に、風太郎もブランコから飛びますが、その際「まだ足りないか」と風太郎が言っていますが、これって明らかに四葉よりも飛べてないことに対してのセリフかと思います。
この学園祭中にブランコの飛距離で四葉を超える、もしくはそれに準ずる何かがあり、四葉に京子ではないかと、直接問いただす場面がありそうな気がします。
上杉父の同窓会発言について思ったこと。
上杉、中野、下田(上中下)3人の他に同級生がもう一人いて、
その人物が同窓会の誘いを出したのではないでしょうか?
そいつは5姉妹の実の父親であり、下田のところの臨時講師に来る予定の人物。
だからこそ、上杉父は五月を心配したのかなと思ってます。
整理をしたいはたぶん四葉と京子と五月のことでしょう。
この誰を選ぶか選ばないか決めた時点でもう恋愛的な気持ちは整理できてるはずです。
じゃなきゃただの見切り発車になってしまう。
答えを出す、には上三人の恋愛と一緒に下のこんがらがった昔の思い出も含め
言いづらいことなあなあにさせてたことをはっきりさせる意図があるようにみえます。
三玖が先延ばしにしそうになった進路を伝えたのとおなじ。
まあ4,5のどちらが本当に好きと言う可能性もありますけどね!
つまり私の五月が逆転ホームラン決めるかもしれませんよ!!!
テンポ早すぎるよー
お互い告白する前の微妙な距離間状態で5姉妹の可愛さや小さな嫉妬などでニヤニヤしたかった…
ヤマカムさんが着々とフラグを建設しておられる。。。
五月の「(運命の女の子が四葉だと)気付くのに随分時間がかかりましたね」発言に対して風太郎は「?」とリアクションしてるんで、風太郎は五月=零奈を6年前の女の子と誤解したまま選んでしまうんじゃないかな。この誤解を解くための一悶着があるのだと思う。
その過程で四葉の過去と気持ちがオープンになる&五月が風太郎への恋愛感情を自覚する、というイベントが消化されてようやく五姉妹全員がラブコメバトルのリングに出揃うんじゃないかな。
一花は告白に目を丸くしていないので、これきっと事前に知ってましたよ。
つまり風太郎はこの件を先に一花に相談していた。
三玖に「次はフータローの番」と言われて一花のところへ行った、という事になるのでは・・・。