『楽園 Le Paradis 第35号』感想思わず変な声出るぐらい名シーンが多かった件

『楽園 Le Paradis 第35号』読了。

前編集長（今も？）に頂きました。もともと楽園って飯田さんがゼロから立ち上げた雑誌でひとりでやってこられました。定年を迎えられ雑誌どうなっちゃうのとか心配でしたからね。続くようで安心です。飯田さんも委託という形で変わらず編集。

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「楽園 Le Paradis」32号感想「最高の、最後の舞台。ありがとう」って終わっちゃうの！？

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『楽園 Le Paradis 第35号』感想

『楽園 Le Paradis 第35号』感想

メジロバナの咲く（中村明日美子）

発売中の「楽園」第３５号からご紹介その２は中村明日美子「メジロバナの咲く」。ステフのルビー救出劇いよいよ当日。見どころ満載の３８ページです。 pic.twitter.com/Mdw5wQxSVj

— 楽園編集部 (@rakuen_info) February 27, 2021

最高すぎて脳みそ溶けそうになった。ルビーの胸に飛び込むステラの一連のシーンの3ページがあまりにも凄すぎて鳥肌が止まらない。まるで映画のワンシーンのようなドラマチックさ。スポーツ漫画の勝負を決する時のような台詞ゼロのスローモーション的な表現。

漫画を読んでて名シーンをスローモーションで再生してる感覚になりましたね。表情や仕草、周囲の反応が芸術的ですらある。名シーンを名場面として名作映画のように表現すりゃ「うおおおお！」ですよ。

また、ラストのハイパー糖度に悶絶するのみです。特に刮目的なのステラの台詞とモノローグがルビーのコマに半分乗ってること。これって「胸の高鳴りが止まりません」「好き！」はルビーだけの言葉でなく…と深読み（妄想）可能です。

『メジロバナの咲く』女学園の寄宿舎でじっくり距離を詰める百合

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微熱空間（蒼樹うめ）

発売中の「楽園」第３５号からご紹介その４は蒼樹うめ「微熱空間」。夏の夜、迫り来る大型台風。アクシデントの連続に亜麻音と直耶にも嵐の予感？
画像は気分はリゾート？な亜麻音の扉絵です。
『微熱空間』コミックスは第３巻まで好評発売＆配信中❤ pic.twitter.com/gGBIo2iC8g

— 楽園編集部 (@rakuen_info) February 27, 2021

親不在で台風が来て停電になってしまって…というもの。毎度毎度スーパープレイを連発する亜麻音姉ちゃんですけど、今回も破壊力抜群で昇天しかけましたね。亜麻音姉ちゃんは天然で凄まじことを言うから恐ろしい。可愛い。

台風よりも強烈なドキドキシチュエーションの前ではすべてが吹き飛んでしまう。お姉ちゃんの天然誘惑仕草に抗うことなど出来ないのである。

『微熱空間』3巻名作ラブコメにはグッとくる花火打ち上げシーンがある説！

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『微熱空間』2巻！亜麻音は最高に可愛いお姉ちゃん！

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蒼樹うめ新作『微熱空間』が真の姉道を教えてくれた件

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『制服date』（黒咲練導）

発売中の「楽園」第３５号からご紹介その13は黒咲練導「制服date」。彼氏君と彼女さんの噎せ返る程に熱苦しくも羨ましい放課後。
コミックス『制服date』第１巻好評発売＆配信中！ pic.twitter.com/EzkEijTfUk

— 楽園編集部 (@rakuen_info) March 1, 2021

エッッッッッッッッ

彼女さんといえば黒タイツでありその足描写の視覚的インパクトは抜群です。誰もが「踏まれたい！」「蹴られたい！」と思うものです。だから今回の話はご褒美です。足だけでなく全身から漂うエロスの波動。

近年の黒咲先生の絵はしっぽり感が凄い。妙に艶めかしいんですよ。黒足に定評がありましたが、世界で一番えっちぃ舌を描く作家なのかもしれない。濃厚すぎて満足です。ふぅ。

『制服date』は黒咲練導先生の原点『放課後プレイ』の彼氏＆彼女さんのけしからんものです！

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『友人の妹』（志摩時緒）

発売中の「楽園」第３５号からご紹介その10は志摩時緒「友人(ﾀﾞﾁ)の妹」。「密なる事は蜜の味」とは言え知られていけない相手はお兄ちゃん。家で過ごす時間は常に大変です。ああ常在戦場。
コミックス『ジェミニはお年頃』全２巻好評発売＆配信中♪ pic.twitter.com/sx9YmnKQ10

— 楽園編集部 (@rakuen_info) February 28, 2021

友人の妹と付き合ってて友人にはその関係を秘密にしてるってシチュエーションのラブコメ。イチャイチャ描写に定評のある作者だけに隠れて秘密でイチャイチャはなかなかの糖分補充です。あーん返しでカウンター食らう妹ちゃん可愛い。

男女交えてのグループによる青春群像劇が志摩時緒先生の真骨頂でもありますからね。なんだかんだでわちゃわちゃ具合が好きなんですよ。地学部の百合先輩ズが良い味出してて今後の活躍が楽しみです。

『ジェミニはお年頃』イチャラブが複数あるとワチャラブになるそうな

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『夜にとろける』、上等なスイーツにハチミツかけるイチャコラ！

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14歳の恋（水谷フーカ）

発売中の「楽園」第３５号からご紹介その３は水谷フーカ「１４歳の恋」。彼方と和樹の恋の行方はもちろんですが、こちらも気になる生徒と教師のある意味「一触即発」な関係。
コミックス最新第１１巻好評発売＆配信中！ pic.twitter.com/2HTNhUnakH

— 楽園編集部 (@rakuen_info) February 27, 2021

『14歳の恋』といえば決めゴマ（ページ）がスゴくて、1ページ丸々使って人物2人だけ、背景も枠もないって2人だけの世界を演出するかのように決めるのが印象的で何度もグッときたものです。でも長井＆日野原先生のエピソードは決めコマより決め表情が顕著でした。

んで、今回のエモエモポイントは日野原先生のモノローグです。もちろん表情も素晴らしかったけど、日野原先生の心の声が控えめに言って最高でしたね。「薄々気付いてはいたつもり」からの流れ。はじめて自分の気持ちに向き合う。思わず「あ゛ー！」と奇声を上げちゃいましたね。

つまり、大人の女性が男子中学生に振り回されたり赤面させられているのは良い。